メティを練り込んだグジャラートのテープラをヨーグルト、漬物、チャイと一緒に盛った皿
🔪下準備35分
🔥調理18分
🍽️分量8
🌍料理インド料理・グジャラート料理
南アジアレシピ

テープラの作り方|グジャラートのメティ平焼きパン

29分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: メティを刻む
STEP 11 / 6

メティを刻む

所要時間8分

生メティ80gは太い茎を外し、水で洗ってから布巾で水気を押さえます。葉は2〜3mm幅に細かく刻みます。ほうれん草を使う場合は、葉を2〜3mm幅に刻み、手でぎゅっと握って余分な水分を出してから60gにします。水気が多いまま入れると生地がべたつき、後で打ち粉が増えて硬くなります。

手順2: 粉とスパイスを混ぜる
STEP 22 / 6

粉とスパイスを混ぜる

所要時間6分

大きなボウルに全粒粉220g、ベサン20g、塩5g、クミンシード3g、白ごま8g、ターメリック1g、チリパウダー1g、アムチュール2gを入れて手で混ぜます。粉の色が均一になり、クミンとごまが一か所に固まらない状態にします。刻んだメティ、すりおろししょうが8g、青唐辛子のみじん切りを加え、葉が粉を薄くまとってさらっとするまで混ぜます。

手順3: ヨーグルトと水でこねる
STEP 33 / 6

ヨーグルトと水でこねる

所要時間9分

ヨーグルト70g、サラダ油25ml、水35mlを加え、指先で押すようにまとめます。粉っぽさが残る場合だけ水を5mlずつ足し、合計55mlを上限にします。3分ほどこねて、表面がなめらかになり、指で押すとゆっくり戻る柔らかさにします。手に少し付く程度なら正常です。台から持ち上げられないほどべたつく場合は、全粒粉を小さじ1ずつ足します。

手順4: 休ませて薄く伸ばす
STEP 44 / 6

休ませて薄く伸ばす

所要時間18分

生地に油を薄く塗り、布巾をかけて10分休ませます。8等分して1個約48〜52gに丸め、打ち粉を軽く振った台に置きます。めん棒で直径16〜18cm、厚さ1.5〜2mmの円形に伸ばします。完全な丸でなくて構いません。大事なのは厚みを均一にすることです。縁が厚いと、中心だけ先に乾いて外側が粉っぽく残ります。

手順5: 片面を乾焼きする
STEP 55 / 6

片面を乾焼きする

所要時間8分

鉄のフライパンまたは厚手のフライパンを中火で2分予熱し、表面温度180〜200℃を目安にします。水を1滴落としてすぐ蒸発するくらいになったら、伸ばした生地を1枚のせます。油はまだ入れません。30〜45秒で表面が少し乾き、小さな泡が浮き、裏に薄い焼き色が出たら返します。ここで長く焼くと水分が抜けすぎます。

手順6: 油を薄く塗って仕上げる
STEP 66 / 6

油を薄く塗って仕上げる

所要時間10分

返した面に焼き油を小さじ1/2弱、スプーンの背で薄く広げます。弱めの中火に落とし、30〜45秒焼いたら再度返し、反対側にも油を小さじ1/2弱塗ります。両面に茶色い斑点が出て、縁が乾ききる前に取り出します。焼き上がったら布に包んで重ね、蒸気でしっとりさせます。8枚すべて同じように焼き、フライパンが熱くなりすぎたら一度火を止めて30秒休ませます。

油を多く入れるとパリッとしますが、テープラらしいしなやかさは失われます。目安は1枚あたり合計小さじ1弱です。フライパンに油がたまる状態になったら、キッチンペーパーで軽く拭いてから次を焼きます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
16品目

買い出しの前に

テープラに使う全粒粉、メティ、ヨーグルト、スパイス、めん棒を台所に並べた材料写真
メティ、全粒粉、ヨーグルト、クミン、アムチュールを分けて用意すると、水分調整がしやすい

直径16〜18cmのテープラを8枚作る分量です。主食として2〜3人分、軽食や副菜として4人分ほど。焼きたてを食べるだけなら6枚に大きくしてもよいですが、保存や弁当用なら小さめの8枚が扱いやすいです。

材料 分量 代替・備考
全粒粉 220g インドのアタ粉があれば同量。国産全粒粉なら薄力粉40gを混ぜると伸ばしやすい
ベサン(ひよこ豆粉) 20g なければ全粒粉を20g増やす。香ばしさは少し軽くなる
生メティの葉 80g ほうれん草60g+乾燥カスリメティ3gで代替可
プレーンヨーグルト 70g 無糖。水切り不要
35〜55ml 葉の水分で変わる。最初は35mlから
サラダ油 25ml 生地用。米油、太白ごま油でも可
焼き油 20ml 8枚分。片面ごとにごく薄く塗る
5g 小さじ1弱
クミンシード 3g 小さじ1強。軽く手で潰す
白ごま 8g 香ばしさ用。ごまを避ける場合は抜く
ターメリック 1g 小さじ1/3。入れすぎると土っぽくなる
チリパウダー 1g 辛さ控えめなら0.5g
アムチュール 2g 小さじ1弱。なければ仕上げにレモン汁5ml
しょうが 8g すりおろし。チューブなら小さじ1強
青唐辛子 1/2本 みじん切り。辛さを避ける場合は種を除く
打ち粉 20g 全粒粉または薄力粉
アレルギーと食事制限

小麦、乳、ごまを使います。乳を避ける場合はヨーグルトを無糖豆乳ヨーグルト70gに置き換えられますが、生地の酸味と柔らかさが少し変わります。ごまを避ける場合は白ごまを抜き、クミンを4gに増やしてください。

4品目

生メティがない日の配合

置き換えたいもの 日本での落とし所 分量
生メティ80g ほうれん草を細かく刻んで水気を絞る 60g
メティの香り 乾燥カスリメティを指で揉む 3g
アタ粉 全粒粉180g+薄力粉60g 合計240g
酸味 アムチュールを使わずレモンで補う 焼き上がりに5ml

ほうれん草だけで作ると、緑色は出てもメティの香りにはなりません。乾燥カスリメティを少量混ぜると、青い苦みと甘い余韻が出ます。ただし乾燥葉は入れすぎると薬草のように強くなるので、初回は3gで止めるのが無難です。


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材料表の分量8人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

📊 栄養情報(1人分)
19
kcal
0.6g
タンパク質
0.7g
脂質
2.9g
炭水化物
0.4g
食物繊維
34mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。

チャイの横で冷めてもおいしい、旅に強い平焼きパン

朝の台所で粉をこねるとき、パンのように大きく膨らませる気配はありません。小麦粉に刻んだメティを混ぜ、ヨーグルトと油でしっとりまとめ、めん棒で薄くのばしてフライパンにのせる。片面が乾き、小さな泡が浮き、茶色い斑点がぽつぽつ出るころ、青い葉の香りとクミンの香りが立ってきます。

テープラ(Thepla / થેપલા)は、インド西部グジャラートで親しまれる平焼きパンです。よく知られるのはメティ、つまりフェヌグリークリーフを練り込むメティ・テープラ。ロティやチャパティに近い見た目ですが、ヨーグルト、油、スパイスが生地に入るので、冷めても硬くなりにくく、弁当や旅行の携帯食にも向きます。

日本で作るときの難所は、メティの入手、全粒粉の扱い、焼きすぎによる硬さです。生のメティが手に入れば一番現地に寄りますが、輸入食材店で見つからない日も多い。この記事では、生メティ版を基本にしつつ、ほうれん草とカスリメティで香りを補う配合も載せます。粉はインドのアタ粉が理想ですが、国産全粒粉と薄力粉を混ぜる作り方でも、薄くしなやかなテープラに近づけます。

表記について

グジャラート語では થેપલા と書き、英語圏では thepla、methi thepla と表記されます。本記事では日本語の読みやすさを優先して「テープラ」を主表記にし、メティ入りの基本形を扱います。


作り方:薄く伸ばして、短く焼く

作り方は6ステップです。材料の分量表は次のセクションにまとめています。硬くなる原因の多くは、水分不足、厚すぎる成形、焼きすぎです。生地を強く押しすぎず、焼き時間を短くすることを意識してください。

1. メティを刻む

所要時間8分

生メティ80gは太い茎を外し、水で洗ってから布巾で水気を押さえます。葉は2〜3mm幅に細かく刻みます。ほうれん草を使う場合は、葉を2〜3mm幅に刻み、手でぎゅっと握って余分な水分を出してから60gにします。水気が多いまま入れると生地がべたつき、後で打ち粉が増えて硬くなります。

メティの葉を洗って布巾で水気を取り、木のまな板で細かく刻んでいる工程
葉は細かく刻み、水分を先に整える。大きな茎が残ると伸ばすときに破れやすい
  1. 粉とスパイスを混ぜる

所要時間6分

大きなボウルに全粒粉220g、ベサン20g、塩5g、クミンシード3g、白ごま8g、ターメリック1g、チリパウダー1g、アムチュール2gを入れて手で混ぜます。粉の色が均一になり、クミンとごまが一か所に固まらない状態にします。刻んだメティ、すりおろししょうが8g、青唐辛子のみじん切りを加え、葉が粉を薄くまとってさらっとするまで混ぜます。

粉、メティ、ヨーグルト、油、スパイスを金属ボウルで混ぜ、まだ粉気のある生地にしている工程
先に粉とスパイスを均一にしてから水分を入れると、香りと塩気が偏りにくい
  1. ヨーグルトと水でこねる

所要時間9分

ヨーグルト70g、サラダ油25ml、水35mlを加え、指先で押すようにまとめます。粉っぽさが残る場合だけ水を5mlずつ足し、合計55mlを上限にします。3分ほどこねて、表面がなめらかになり、指で押すとゆっくり戻る柔らかさにします。手に少し付く程度なら正常です。台から持ち上げられないほどべたつく場合は、全粒粉を小さじ1ずつ足します。

メティを混ぜたテープラ生地を丸め、油を薄く塗った金属ボウルで布をかけて休ませている工程
こねた生地はなめらかだが柔らかい状態。粉を足しすぎると冷めたときに割れやすい
  1. 休ませて薄く伸ばす

所要時間18分

生地に油を薄く塗り、布巾をかけて10分休ませます。8等分して1個約48〜52gに丸め、打ち粉を軽く振った台に置きます。めん棒で直径16〜18cm、厚さ1.5〜2mmの円形に伸ばします。完全な丸でなくて構いません。大事なのは厚みを均一にすることです。縁が厚いと、中心だけ先に乾いて外側が粉っぽく残ります。

テープラ生地を小さく丸め、打ち粉をした台で木製めん棒で薄く伸ばしている工程
厚さ1.5〜2mmを目安に薄く伸ばす。縁の厚みをそろえると焼き時間が短くなる
  1. 片面を乾焼きする

所要時間8分

鉄のフライパンまたは厚手のフライパンを中火で2分予熱し、表面温度180〜200℃を目安にします。水を1滴落としてすぐ蒸発するくらいになったら、伸ばした生地を1枚のせます。油はまだ入れません。30〜45秒で表面が少し乾き、小さな泡が浮き、裏に薄い焼き色が出たら返します。ここで長く焼くと水分が抜けすぎます。

油を入れずに熱した鉄板でテープラの片面を乾焼きし、小さな泡と薄い焼き色が出ている工程
最初は乾焼き。表面が乾いて泡が出たら返し、焼きすぎない
  1. 油を薄く塗って仕上げる

所要時間10分

返した面に焼き油を小さじ1/2弱、スプーンの背で薄く広げます。弱めの中火に落とし、30〜45秒焼いたら再度返し、反対側にも油を小さじ1/2弱塗ります。両面に茶色い斑点が出て、縁が乾ききる前に取り出します。焼き上がったら布に包んで重ね、蒸気でしっとりさせます。8枚すべて同じように焼き、フライパンが熱くなりすぎたら一度火を止めて30秒休ませます。

返したテープラに薄く油を塗り、茶色い斑点が出るまで焼いている仕上げ工程
油は薄く塗るだけでよい。焦げる手前ではなく、茶色い斑点が出たところで取り出す
焼き油を増やしすぎない

油を多く入れるとパリッとしますが、テープラらしいしなやかさは失われます。目安は1枚あたり合計小さじ1弱です。フライパンに油がたまる状態になったら、キッチンペーパーで軽く拭いてから次を焼きます。


買い出しで迷う材料:最初はアムチュール、クミン、めん棒

アムチュール、クミンシード、カスリメティ、木製めん棒を粉のついた台所に並べた写真
テープラで買い足す価値があるのは、酸味の粉、ホールスパイス、薄く伸ばせる道具

テープラは、粉やヨーグルトよりも、酸味と香りで差が出ます。近所のスーパーで買える小麦粉、ヨーグルト、油は商品カードにせず、インド料理を続けると使い回しやすい材料だけを選びます。

アムチュールは乾燥マンゴーの粉です。レモン汁でも酸味は出せますが、アムチュールは水分を増やさず、生地の中に乾いた酸味を入れられます。チャナマサラパニプリにも回せるので、インド料理を続けるなら持っておく価値があります。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

クミンシードは粉ではなく粒で入れると、生地の中で噛んだときに香りが立ちます。ダル・タドカアロゴビでも使うので、最初のホールスパイスとして無駄になりにくいです。

テープラは薄く均一に伸ばすほど、短時間でしなやかに焼けます。ワインボトルでも代用できますが、油を含む生地は意外と台に付きやすいので、軽い木製めん棒があると作業が安定します。

初回に買いすぎない

生メティ、カスリメティ、アムチュール、アタ粉を一度に全部揃えると、使い切る前に棚の奥へ行きがちです。最初はアムチュールとクミンを買い、葉はほうれん草+カスリメティ少量から始めると、ライタサモサにもつなげやすくなります。


栄養の目安

8枚に分けた場合の1枚あたりの目安です。ヨーグルト、油、焼き油を含めた家庭計算なので、粉の種類や焼き油の量で変わります。

項目 1枚あたり
エネルギー 約154kcal
たんぱく質 約4.6g
脂質 約5.4g
炭水化物 約23.0g
食物繊維 約3.2g
食塩相当量 約0.7g

テープラは平焼きパンなので軽く見えますが、油とヨーグルトが入るぶん、チャパティより満足感があります。夕食で食べるなら、2枚にダル・タドカか野菜のおかずを添えると主食としてまとまります。


この料理の背景:グジャラートの家庭と旅支度

布に包んだテープラを金属の弁当箱へ入れ、ヨーグルトと漬物を添えた食卓
テープラは冷めても食べやすく、布で包んで弁当や移動中の食事に持っていきやすい

グジャラート料理は、豆、穀物、乳製品、野菜を組み合わせる菜食の料理が厚い地域です。甘み、酸味、辛みを同じ食卓で重ねることも多く、テープラにもその性格が少し見えます。生地にヨーグルトで酸味を入れ、アムチュールで乾いた酸味を足し、青唐辛子やチリで軽く辛みを置く。シンプルな平焼きパンですが、ただの小麦粉の焼きものでは終わりません。

WikipediaのThepla項目では、テープラはグジャラートの平焼きパンとして紹介され、メティ、スパイス、ヨーグルトなどを加えて作られる料理として整理されています。Dassana's Veg RecipesやEpicuriousの調理記事でも、テープラは朝食、軽食、旅行用の携帯食として扱われています。ここが日本の台所で理解しておきたいところです。焼きたてだけを狙うパンではなく、冷めた後も割れにくく、ヨーグルトや漬物と一緒に食べられる家庭の保存食に近い。

メティはフェヌグリークの葉です。種のフェヌグリークはカレー粉にも使われますが、葉はより青く、少しほろ苦い香りがあります。生の葉は日本では常時手に入りません。だからといって香りを完全に諦める必要はなく、ほうれん草や小松菜で葉の水分と色を補い、乾燥カスリメティを少量混ぜると、かなり雰囲気が近づきます。

現地らしさを守るなら、薄さと保存性を意識します。厚く焼くと中が重く、冷めたときに粉っぽくなります。水を入れすぎると伸ばしやすい代わりに破れやすく、焼き時間が長くなって硬くなる。生地は「やわらかいけれど、台から持ち上げられる」くらいが目安です。


日本の台所で本場に寄せる分岐表

テープラを一度作ると、次に迷うのは「どこまで材料を現地寄せにするか」です。全部を輸入食材にする必要はありません。ただし、葉の香り、粉の薄さ、冷めても割れない水分だけは押さえると、ただの野菜入り薄焼きパンになりません。

迷うところ 現地寄せ 日本での落とし所 味への影響
生メティ ほうれん草+カスリメティ3g 色は出る。ほろ苦い香りは乾燥葉で補う
アタ粉 全粒粉+薄力粉 薄力粉を混ぜると伸ばしやすく、冷めても割れにくい
酸味 アムチュール レモン汁を焼き上がりに少量 生地の中の酸味は弱くなるが重さは減る
油脂 生地にも焼きにも油 生地油は守り、焼き油を薄くする 保存性と柔らかさは生地油が支える
道具 タワ、チャクラ、ベラン 厚手フライパン、木製めん棒 予熱と薄さを守れば家庭道具で十分
食べ方 ヨーグルト、アチャール、チャイ ライタ、漬物、豆カレー 酸味と乳製品を添えると食べ飽きにくい

生地にヨーグルトを入れるのは、味だけでなく柔らかさのためでもあります。水だけでこねると、焼きたては軽くても冷めると割れやすい。ヨーグルトと油を入れると、少ししっとりして、翌朝でも布に包んで温め直せます。

青唐辛子を抜く場合は、チリパウダー0.5gだけ残すと香りが平らになりません。子ども向けに完全に辛みを抜くなら、しょうがを10gに増やし、クミンを4gにします。辛さではなく、香りの逃げ道を作る感覚です。


固くなる原因と直し方

柔らかく折れるテープラと、焼きすぎて割れたテープラを同じ皿で比べた写真
左はしなやかに折れる焼き上がり、右は焼きすぎて乾き割れた状態

テープラの失敗は、焦げるよりも硬くなるほうが多いです。見た目は焼けているのに、冷めると割れる。これは水分、厚さ、焼き時間のどれかがずれています。

失敗 起きやすい原因 直し方
冷めると割れる 水分不足、粉の足しすぎ 次回は水を5〜10ml増やし、打ち粉を減らす
中が粉っぽい 厚い、火が強すぎて表面だけ焼けた 直径16〜18cmまで伸ばし、中火で短く乾焼きする
葉の苦みが強い メティやカスリメティの入れすぎ 生メティは80g、乾燥葉は3gから始める
油っぽい 焼き油を多く入れた フライパンに油をためず、スプーンの背で薄く塗る
香りが弱い クミンを粉だけにした、酸味がない クミンシードとアムチュールを少量使う

焼きすぎたテープラは、そのまま食べるより、細く切ってヨーグルトに添えると食べやすくなります。翌日に硬くなった場合は、濡らして固く絞ったキッチンペーパーで包み、電子レンジ600Wで20〜30秒温めます。そのあと乾いた布で包むと、少ししなやかさが戻ります。


食べ方と保存:ヨーグルト、漬物、豆料理につなげる

焼きたてのテープラは、そのままでも香りがあります。けれど現地の食卓に寄せるなら、ヨーグルトかライタ、アチャール、チャイを添えると急に輪郭が出ます。辛い漬物の塩気、ヨーグルトの酸味、メティのほろ苦さが合わさると、薄い平焼きパンが軽食ではなく一皿の食事になります。

夕食にするなら、ダル・タドカキチュリの横に置くと、主食と副菜の間をうまく埋めます。スパイスをもう少し強くしたい日はチャナマサラと合わせる。揚げ物の横に軽い平焼きパンが欲しいときは、サモサタンドリーチキンの付け合わせにもつながります。

保存する場合は、粗熱が取れたら1枚ずつ軽くずらして重ね、布またはキッチンペーパーで包みます。室温は半日、冷蔵は2日が目安です。冷凍するなら1枚ずつラップで挟み、保存袋で2週間。温め直しは、フライパンなら弱火で片面20〜30秒ずつ、電子レンジなら600Wで20〜30秒。温めすぎると水分が飛ぶので、短く戻すのがコツです。

作り置き向けにするなら、焼き色は少し浅めで止めます。食べる直前にフライパンで再加熱すると、そこで焼き色が足されるからです。最初から濃く焼くと、翌日の再加熱で乾きすぎます。


FAQ

Q. テープラとチャパティの違いは何ですか?

チャパティは基本的に粉、水、塩で作る日常の平焼きパンです。テープラは、メティ、ヨーグルト、油、スパイスを生地に入れるため、香りが強く、冷めても食べやすいのが特徴です。食事の主食にも、旅や弁当の軽食にもなります。

Q. 生メティが手に入りません。ほうれん草だけで作れますか?

作れます。ただし、ほうれん草だけだとメティ特有の香りは弱くなります。ほうれん草60gに乾燥カスリメティ3gを足すと、葉の量と香りの両方を補いやすいです。小松菜でも作れますが、水分が多いので刻んだ後にしっかり絞ってください。

Q. アムチュールなしでも作れますか?

作れます。生地には入れず、焼き上がった後にレモン汁5mlを少量ずつ垂らすと、重さが抜けます。ただしアムチュールは水分を増やさず酸味を入れられるので、生地の扱いやすさでは有利です。

Q. 生地がべたついて伸ばせません。

水を一度に入れすぎた可能性があります。全粒粉を小さじ1ずつ足し、5分休ませてから伸ばしてください。休ませると粉が水分を吸い、扱いやすくなります。打ち粉だけで解決しようとすると表面が乾いて、焼いた後に硬くなります。

Q. フライパンは何を使えばよいですか?

鉄フライパンや厚手のフライパンが向きます。薄いフッ素加工フライパンでも作れますが、温度が上がりすぎると表面だけ焦げるので、中火で予熱し、焼いている途中で弱めの中火へ落としてください。油を多く入れて揚げ焼きにしないことが大事です。

Q. 翌朝の弁当に入れても大丈夫ですか?

粗熱を取ってから布またはキッチンペーパーで包み、冷蔵保存したものを朝に軽く温め直すと扱いやすいです。湿気がこもると表面がべたつくので、熱いまま密閉しないでください。ヨーグルトやライタを添える場合は、別容器に分けます。


主な参考リンク

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