バナナの葉を開いたベネズエラのハヤカ。黄色いとうもろこし生地の中に肉のギソ、オリーブ、ケーパー、レーズンが見える
🔪下準備2時間
🔥調理1時間40分
🍽️分量8
🌍料理ベネズエラ料理
南米レシピ

ハヤカの作り方|ベネズエラの葉包みごちそう

29分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 肉のギソを煮る
STEP 11 / 8

肉のギソを煮る

所要時間55分

火加減/温度: 中火で炒め、弱火でふつふつ

牛肉、豚肉、鶏肉に塩小さじ1、黒こしょう、クミン、パプリカをまぶして10分置きます。鍋に油を入れて中火で温め、肉を入れて表面の色が変わるまで6分ほど炒めます。玉ねぎ5mm角、ピーマン5mm角、赤パプリカ半量、にんにくを加えて、野菜がしんなりして香りが立つまで8分炒めます。トマト、白ワイン、ブイヨン、ケーパーの汁を加え、沸いたら弱火に落として35分煮ます。肉がほぐれ、鍋底に汁気が大さじ4ほど残る濃さで止めます。

手順2: オノト油で生地を練る
STEP 22 / 8

オノト油で生地を練る

所要時間18分

火加減/温度: 油は弱火で80度C前後、生地は加熱しない

小鍋にサラダ油120mlとアナトーシード大さじ2を入れ、弱火で3分温めます。油が橙色になり、シードから細かい泡が出たら火を止め、こして90mlを使います。大きいボウルにマサレパ500g、塩小さじ1を入れ、温かいブイヨン700mlを3回に分けて混ぜます。オノト油を加え、手で4分練ります。生地は耳たぶより柔らかく、指で押すと割れ目がゆっくり閉じる状態が目安です。

手順3: バナナの葉をしならせる
STEP 33 / 8

バナナの葉をしならせる

所要時間15分

火加減/温度: 湯気または弱火で短く温める

解凍したバナナの葉を流水で洗い、水気を布巾で拭きます。硬い葉脈が厚い部分は包丁で薄く削り、30cm角を8枚、補修用に10cm角を数枚切ります。蒸気の出た鍋の上で片面30秒ずつ温めるか、コンロの弱火から15cmほど離して片面5秒ずつあぶります。葉が折れずに曲がり、表面につやが出たら十分です。焦げ目が黒く入る前に止めます。

手順4: 葉にマサを広げる
STEP 44 / 8

葉にマサを広げる

所要時間20分

作業温度: 室温で、葉と生地を乾かさない

作業台にバナナの葉を置き、表面に油を薄く塗ります。生地を約110g取り、中央にのせて、厚さ5mmから6mm、縦18cm、横14cmほどの長方形に広げます。縁を薄くしすぎると包むとき破れるので、周囲1cmは少し厚めに残します。手に水を少しつけると、指に生地が貼り付きにくくなります。

手順5: ギソと飾り具をのせる
STEP 55 / 8

ギソと飾り具をのせる

所要時間15分

作業温度: 室温で、ギソは粗熱を取る

冷ましたギソを大さじ3ほど中央に細長く置きます。オリーブ2粒、レーズン5g、ケーパー数粒、赤パプリカの細切りを上に重ねます。具を端まで広げると閉じ目から出るので、左右の余白を3cm以上残します。ギソが熱いままだと生地がゆるむため、粗熱が取れて油が少し固まるくらいまで待ってから包みます。

手順6: 葉を折ってひもで縛る
STEP 66 / 8

葉を折ってひもで縛る

所要時間25分

作業温度: 室温で、包む間は生地に布巾をかける

葉の左右を持ち上げ、マサの端同士を合わせるように中央で閉じます。葉ごと片側へ倒し、上下の端を折り込んで長方形の包みにします。破れた部分には補修用の葉を重ねます。ひもは縦に1回、横に2回かけ、指1本が入る程度の余裕で結びます。強く締めすぎると、茹でて膨らんだ生地が葉を押して割れます。

手順7: 大鍋で静かに茹でる
STEP 77 / 8

大鍋で静かに茹でる

所要時間45分

火加減/温度: 沸騰後は弱めの中火、90度Cから95度Cの小さな泡

深鍋に湯を3L沸かし、塩小さじ1を入れます。ハヤカを重ならないように入れ、浮く場合は皿か落としぶたで軽く押さえます。再び沸いたら弱めの中火に落とし、小さな泡が鍋肌から上がる状態で45分茹でます。湯が激しく踊ると葉がほどけやすく、弱すぎると中心まで熱が入りにくいです。途中で一度上下を返し、包み全体が湯に浸かるようにします。

手順8: 休ませてから葉を開く
STEP 88 / 8

休ませてから葉を開く

所要時間10分

火加減/温度: 火を止めて余熱で落ち着かせる

茹で上がったハヤカをトングで取り出し、ざるに置いて10分休ませます。すぐ開くと湯気で生地が崩れやすいため、表面の水分が落ち着くまで待ちます。ひもの結び目をほどき、葉を左右に大きく開きます。マサが形を保ち、中心のギソが熱く、葉の香りが移っていれば完成です。食卓では葉を皿代わりにして、その上で分けます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

ハヤカに使うバナナの葉、とうもろこし生地、肉、オリーブ、ケーパー、レーズンを台所に並べた様子
ハヤカはマサ、肉のギソ、葉、飾り具を先に分けておくと包みやすい

ハヤカは一日で作れますが、台所の負担を下げるなら前日にギソを作り、当日に生地と包みを進めます。以下は8個分です。包む練習をしやすいよう、具材は少し余裕を持たせています。

19品目

肉のギソ

材料 分量 代替・備考
牛肩ロースまたは牛すね肉 300g 1.5cm角。煮るとほぐれる部位が向く
豚肩ロース 250g 1.5cm角。脂が少なすぎるとギソが乾く
鶏もも肉 250g 2cm角。皮は外してもよい
玉ねぎ 200g 5mm角のみじん切り
赤パプリカ 150g 半量はギソ、半量は飾り用に細切り
ピーマン 80g 5mm角。青い香りを足す
長ねぎまたは青ねぎ 60g 小口切り
にんにく 20g 4かけ分をみじん切り
トマト 250g 1cm角。カットトマト缶なら200g
白ワイン 100ml 料理酒50mlと水50mlでもよい
チキンブイヨン 300ml 無塩寄りにして塩分を後で調整する
ケーパー 30g 汁も小さじ2使う
グリーンオリーブ 24粒 種なしが扱いやすい
レーズン 50g 甘みが苦手なら35gに減らす
クミンパウダー 小さじ1 肉の香りをまとめる
パプリカパウダー 小さじ2 色と甘い香りを足す
小さじ1と1/2 アドボを使う場合は小さじ1から
黒こしょう 小さじ1/2 粗びき
サラダ油 大さじ2 ギソ用
7品目

とうもろこし生地と包み

材料 分量 代替・備考
マサレパ 500g Harina P.A.N.などの加熱済みとうもろこし粉。コーンスターチ不可
温かいチキンブイヨン 700ml 60度C前後。冷たいと粉がなじみにくい
オノト油 90ml アナトーシード大さじ2を油120mlで弱火加熱してこす
小さじ1 ブイヨンの塩分で調整
冷凍バナナの葉 8から10枚 30cm角以上。破れた部分の補修用も含める
調理用ひも 約8m 1個あたり80cmから100cm
サラダ油 大さじ2 葉に薄く塗る
4品目

飾り具

材料 分量 代替・備考
グリーンオリーブ 16粒 1個あたり2粒
レーズン 40g 1個あたり5g
ケーパー 20g 塩気が強いので散らしすぎない
赤パプリカの細切り 80g 幅5mmほど
アレルギーのある方へ

このレシピには牛肉、豚肉、鶏肉を使います。ブイヨン、オリーブ、ケーパー、輸入調味料には小麦、乳、鶏、豚、ゼラチン由来成分が含まれる製品もあります。購入時に表示を確認してください。バナナの葉は香り付けと包み用で、食べません。

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📊 栄養情報(1人分)
65
kcal
3.0g
タンパク質
3.0g
脂質
6.8g
炭水化物
0.6g
食物繊維
148mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
8人分

材料 8 個分

ハヤカに使うバナナの葉、とうもろこし生地、肉、オリーブ、ケーパー、レーズンを台所に並べた様子
ハヤカはマサ、肉のギソ、葉、飾り具を先に分けておくと包みやすい

ハヤカは一日で作れますが、台所の負担を下げるなら前日にギソを作り、当日に生地と包みを進めます。以下は8 個分です。包む練習をしやすいよう、具材は少し余裕を持たせています。

肉のギソ

材料 分量 代替・備考
牛肩ロースまたは牛すね肉 300 g 1.5cm角。煮るとほぐれる部位が向く
豚肩ロース 250 g 1.5cm角。脂が少なすぎるとギソが乾く
鶏もも肉 250 g 2cm角。皮は外してもよい
玉ねぎ 200 g 5mm角のみじん切り
赤パプリカ 150 g 半量はギソ、半量は飾り用に細切り
ピーマン 80 g 5mm角。青い香りを足す
長ねぎまたは青ねぎ 60 g 小口切り
にんにく 20 g 4 かけ分をみじん切り
トマト 250 g 1cm角。カットトマト缶なら200 g
白ワイン 100 ml 料理酒50 mlと水50 mlでもよい
チキンブイヨン 300 ml 無塩寄りにして塩分を後で調整する
ケーパー 30 g 汁も小さじ2使う
グリーンオリーブ 24粒 種なしが扱いやすい
レーズン 50 g 甘みが苦手なら35 gに減らす
クミンパウダー 小さじ1 肉の香りをまとめる
パプリカパウダー 小さじ2 色と甘い香りを足す
小さじ1と1/2 アドボを使う場合は小さじ1から
黒こしょう 小さじ1/2 粗びき
サラダ油 大さじ2 ギソ用

とうもろこし生地と包み

材料 分量 代替・備考
マサレパ 500 g Harina P.A.N.などの加熱済みとうもろこし粉。コーンスターチ不可
温かいチキンブイヨン 700 ml 60度C前後。冷たいと粉がなじみにくい
オノト油 90 ml アナトーシード大さじ2を油120 mlで弱火加熱してこす
小さじ1 ブイヨンの塩分で調整
冷凍バナナの葉 8から10 枚 30cm角以上。破れた部分の補修用も含める
調理用ひも 約8m 1 個あたり80cmから100cm
サラダ油 大さじ2 葉に薄く塗る

飾り具

材料 分量 代替・備考
グリーンオリーブ 16粒 1 個あたり2粒
レーズン 40 g 1 個あたり5 g
ケーパー 20 g 塩気が強いので散らしすぎない
赤パプリカの細切り 80 g 幅5mmほど
アレルギーのある方へ

このレシピには牛肉、豚肉、鶏肉を使います。ブイヨン、オリーブ、ケーパー、輸入調味料には小麦、乳、鶏、豚、ゼラチン由来成分が含まれる製品もあります。購入時に表示を確認してください。バナナの葉は香り付けと包み用で、食べません。

葉を開くと、肉の香りがふわっと出る

鍋から取り出した緑の包みを皿に置き、ひもをほどく。バナナの葉をめくると、湯気と一緒にとうもろこし、肉の煮込み、オリーブ、レーズンの甘い香りが上がります。ベネズエラのハヤカ(Hallaca)は、見た目こそ中南米のタマルに近い葉包み料理ですが、食べるとかなり違います。黄色いマサの中に、肉のギソ、オリーブ、ケーパー、レーズン、赤ピーマンを重ねるため、ひと口の中で塩気、甘み、酸味、脂のうまみが順番に来ます。

日本語では「アヤカ」と表記されることもありますが、本記事では検索しやすい「ハヤカ」を使います。英語やスペイン語の資料では hallaca と書かれ、ベネズエラではクリスマスから年末年始の食卓を象徴する料理として紹介されます。普段の主食に近いアレパや、甘いとうもろこしを焼くカチャパより、ハヤカは家族で仕込むごちそう寄りの料理です。

この記事では、8個分を家庭の大鍋で茹でる配合にします。現地家庭のように何十個も包む規模ではありません。それでも、ギソを煮る、オノト油で生地を色づける、バナナの葉をしならせる、包んで縛る、静かに茹でるという骨格は守ります。

ハヤカの物語|祝祭日に家族で包む料理

ベネズエラの食卓に並んだバナナの葉包みのハヤカと開いた一皿
ハヤカは一つずつ包み、茹で、食卓で葉を開いて食べる

ハヤカが面白いのは、料理の中に移動の歴史が見えることです。とうもろこしの生地と葉包みという土台は先住民の食文化につながり、肉の煮込みやオリーブ、ケーパー、レーズンはスペインや地中海の食材を思わせます。だから「ベネズエラ版タマル」とだけ説明すると、この料理の甘じょっぱさや、具材の多層感が抜け落ちます。

ベネズエラ文化省は、ハヤカを同国の祝祭料理として扱い、無形文化遺産として国際的に紹介する動きにも触れています。料理サイトのレシピでも、バナナの葉、とうもろこし粉、肉のギソ、オリーブやレーズンを組み合わせる構造は共通しています。ただし中身は家庭差が大きく、牛肉、豚肉、鶏肉を三種類使う家もあれば、鶏と牛だけで軽くする家もあります。

日本の台所で最初に困るのは、材料名です。マサレパ、オノト、バナナの葉という、普通のスーパーでは見慣れない言葉が並びます。けれど買い物の優先順位ははっきりしています。代替しにくいのは、加熱済みとうもろこし粉とバナナの葉です。肉や香味野菜は日本のスーパーで十分揃います。

買い出しで迷うもの

近所で買いやすいのは肉、玉ねぎ、パプリカ、トマト、オリーブ、レーズンです。通販で見る価値があるのは、マサレパ、輸入系のアドボ調味料、大きな葉包みを沈めやすい深鍋です。バナナの葉は、アジア食材店、フィリピン食材店、タイ・ベトナム食材店の冷凍コーナーで探すと見つかりやすいです。

ハヤカの食感は、マサレパでほぼ決まります。普通のコーンミール、ポレンタ、コーンスターチでは、同じまとまり方になりません。アレパやカチャパも作る予定があるなら、先に一袋用意しておくと南米のとうもろこし料理が続けやすくなります。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

ギソの味は、塩、にんにく、クミン、パプリカで整えられます。輸入食材店でGOYAのアドボが手に入る場合は、塩の一部として小さじ1まで使うと、肉の下味がまとまりやすくなります。使う日は材料表の塩を少し控えてください。

ハヤカは8個でも鍋の中で場所を取ります。家に深い寸胴がない場合は、二段蒸し器の下鍋を大鍋として使うと、包みを横に詰めすぎず茹でられます。上段は温め直しにも使えます。

日本の台所で守るもの、代えるもの

要素 守りたいもの 代替するときの考え方
マサレパ 加熱済みとうもろこし粉 コーンミール、ポレンタ、コーンスターチでは別物になる。ここは取り寄せる
オノト油 橙色と土っぽい香り アナトーがない日はパプリカ小さじ2とターメリック小さじ1/4で色だけ補う
バナナの葉 青い香りと包みの形 香りは弱くなるが、オーブンシートとアルミホイルで練習できる
肉の組み合わせ 牛、豚、鶏の層 初回は牛と鶏だけでもよい。豚を抜く日は油を大さじ1増やす
オリーブとレーズン 塩気と甘みの対比 苦手でも少量は残す。抜くと普通の肉まん寄りになる

代替しない方がよいのは、マサレパです。日本のスーパーで「とうもろこし粉」と書かれたものを買っても、粉の製法が違うと水を吸った後のまとまりが変わります。ハヤカは包む料理なので、生地が割れると修復に時間を取られます。

バナナの葉は、初回だけオーブンシートで練習しても構いません。ただ、葉の香りがあると一気にハヤカらしくなります。冷凍品は破れやすい場所もありますが、補修用の小さい葉を内側に重ねれば十分使えます。

失敗しやすい原因

失敗 原因 直し方
生地が割れる 水分不足、縁が薄すぎる ブイヨン大さじ1を足して練り直し、縁を厚めにする
包みから汁が漏れる ギソが水っぽい 鍋底に残る汁を大さじ4ほどまで煮詰める
葉が破れる 葉を温めていない、葉脈が厚い 湯気でしならせ、破れた場所に小さい葉を重ねる
茹でている途中にほどける ひもが緩い、湯が激しく踊る 指1本分の余裕で結び、90度Cから95度Cの小さな泡に落とす
味が塩辛い オリーブ、ケーパー、アドボ、ブイヨンの塩分が重なる ギソの塩を控え、最後に味見して足す
温め直すと乾く 電子レンジだけで加熱する 葉ごと蒸し器で8分から10分温める

ハヤカは手間が多いぶん、失敗の原因も見えやすい料理です。初回に包みが少し崩れても、食べられない失敗にはなりにくいです。次回直すべきポイントは、だいたい生地の水分、ギソの汁気、葉のしなりのどれかに集まります。

保存と温め直し

茹でたハヤカは、完全に冷ましてから葉ごと保存します。冷蔵は3日を目安にし、冷凍は1か月を目安にします。冷凍する場合は、1個ずつラップで包み、保存袋に入れて空気を抜きます。食べる前日に冷蔵庫へ移すと、温め直しが均一になります。

温め直しは、葉ごと蒸すのがいちばん安定します。冷蔵なら蒸し器で8分から10分、冷凍からなら弱めの中火で18分から22分です。湯で温め直す場合は、袋がほどけていないか確認し、沸騰後は弱めの中火に落とします。電子レンジだけで温めると葉の香りは残りますが、生地の端が乾きやすいです。

冷凍前は、葉の外側の水気をしっかり拭きます。表面に湯が残ったまま凍らせると、解凍時に葉の中へ水が戻り、生地の端がゆるみます。温め直したら、中央を少し押して湯気が上がり、マサが柔らかく戻っているかを見ます。肉のギソが冷たいままなら追加で5分蒸してください。一度温め直したものは、風味も安全面も落ちやすいので再冷凍せず、その日のうちに食べ切ります。

食べ方と献立のつなげ方

ハヤカは一つでかなり満足感があります。食卓に出すなら、軽いサラダ、豆の煮込み、白いチーズ、酸味のあるピクルスを添えると重くなりすぎません。ベネズエラのとうもろこし料理で読み継ぐなら、日常食のアレパ、甘い焼き料理のカチャパ、鶏とアボカドを詰めるレイナ・ペピアーダへ進むと違いが分かりやすいです。

肉の煮込みが好きなら、同じベネズエラのパベジョン・クリオージョも近い読み継ぎ先です。葉包み料理として比べるなら、ニューカレドニアのブーニャや、中央アフリカ共和国のマボケを見ると、バナナの葉を「香りの器」として使う感覚がつかめます。

よくある質問

Q1. バナナの葉なしでも作れますか?

作れます。オーブンシートで包み、外側をアルミホイルで包めば、茹でる練習はできます。ただし葉の青い香りは入りません。初回は段取り練習として割り切り、二回目に冷凍バナナの葉を探すと違いが分かります。

Q2. マサレパの代わりにコーンミールを使えますか?

おすすめしません。マサレパは加熱済みのとうもろこし粉で、水を吸うと包める生地になります。コーンミールやポレンタは粒が粗く、同じ水分量では割れやすくなります。コーンスターチはでんぷんだけなので代用できません。

Q3. 前日にどこまで作れますか?

ギソは前日に作る方が楽です。煮詰めて冷まし、冷蔵庫で保存します。翌日に生地を作り、葉をしならせ、包んで茹でます。生地を前日に作ると乾きやすいため、当日に練る方が扱いやすいです。

Q4. 肉を一種類だけにできますか?

できますが、味の層は浅くなります。初回は牛肉と鶏肉の二種類に減らすのが現実的です。豚肉を抜く場合は、ギソに油大さじ1を足すと乾きにくくなります。

Q5. レーズンが苦手です。抜いてもいいですか?

抜けますが、ハヤカらしい甘じょっぱい輪郭は弱くなります。最初は半量の35g程度に減らし、中央ではなく端に少し散らすと食べやすいです。オリーブとケーパーまで減らすと、塩気と酸味も薄くなります。

Q6. 冷凍したハヤカはそのまま茹で直せますか?

茹で直せますが、中心が温まるまで時間がかかります。できれば前日に冷蔵庫へ移し、蒸し器で温め直します。急ぐ日は冷凍のまま弱めの中火で20分前後温め、中心まで熱いことを確認してください。

参考にした情報

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行ハヤカの作り方|ベネズエラの葉包みごちそう
URL
https://sekaigohan.com/recipes/south-america/venezuela/hallaca
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年6月1日
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