豚肉と発酵魚ペーストをココナッツで煮たプラホック・クティスを、きゅうりや青いマンゴーと盛り合わせたカンボジア料理
🔪下準備35分
🔥調理30分
🍽️分量4
🌍料理カンボジア料理・クメール料理

プラホック・クティスの作り方|カンボジアの発酵魚ディップ

20分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

香味ペーストと野菜を準備する

所要時間12分

手順1: 香味ペーストと野菜を準備する

火は使わず、材料の水気を先に取ります。

きゅうりは洗って1cm幅の棒状、青いマンゴーまたは青りんごは皮をむいて5mm幅の細切り、キャベツは3cm角、ミニトマトは半分に切ります。切った野菜は、盛り付け用の清潔な皿へ広げ、キッチンペーパーで表面の水気を押さえてください。レモングラスは根元の白い部分を薄い輪切りにし、にんにく、紫玉ねぎ、しょうがは1cmほどに粗く切ります。赤唐辛子と黒こしょうを加え、すり鉢で粒がほぼ消えるまで8分ほどつぶします。仕上がりは、繊維が少し見える緑がかった黄色のペーストです。

STEP 22 / 6

プラホックと豚肉を合わせる

所要時間5分

手順2: プラホックと豚肉を合わせる

生の豚肉を扱うため、野菜に使った器具とは分けます。

プラホック60gを別のボウルへ取り、木べらで押して大きな塊をつぶします。水30mlを加えて混ぜる必要はありません。豚ひき肉400g、5mm角に切ったきのこ、砂糖6gを加え、ヘラで底から返すように2分混ぜます。白い豚肉にプラホックの茶色が均一に回り、ひき肉の粒がまとまってペーストがなめらかに見えれば止めます。生のプラホックを味見せず、塩気は鍋に入れてから確認してください。

STEP 33 / 6

クルーンと豚肉を炒める

所要時間10分

手順3: クルーンと豚肉を炒める

中火で香味を開き、中火のまま豚肉の色を変えます。

深さのあるフライパンへ米油大さじ1と1の香味ペーストを入れ、中火で2分炒めます。ペーストの水分が飛び、レモングラスの香りが立って、鍋底に油が細く見える状態が目安です。2の豚肉を加え、ヘラで大きな塊をつぶしながら6〜8分炒めます。豚肉に赤い部分がなくなり、細かな粒の表面が薄いきつね色になり、脂が透明に浮けば次へ進みます。温度計を使う場合も、中心75℃で1分以上を確認してください。

STEP 44 / 6

ココナッツで煮詰める

所要時間15分

手順4: ココナッツで煮詰める

中火で沸かし、沸いたら弱火へ落とします。

ココナッツミルク200ml、水100ml、残りの砂糖6g、1cm角に切ったスズメナスまたはピーマンを加えます。中火で2分、鍋の縁まで小さな泡が続く状態にしたら、弱火へ落とします。ふたをせず12〜15分煮て、底をヘラで1分に一度なでてください。ソースがヘラの通り道を2秒ほど残し、ナスが押すとつぶれる手前までやわらかくなれば完成に近づいています。水っぽければ弱火のまま3分延長し、固ければ水を30mlずつ加えます。

STEP 55 / 6

タマリンドと残りのココナッツを加える

所要時間4分

手順5: タマリンドと残りのココナッツを加える

弱火で酸味と香りを合わせ、沸騰させ続けません。

タマリンドペースト10gを小皿へ取り、鍋のソース大さじ1を加えて溶きます。鍋を弱火に戻し、溶いたタマリンド、残りのココナッツミルク50ml、レモンの皮の黄色い部分を少量加え、2分混ぜます。表面の油と白いソースが細い筋になってなじみ、スプーンですくうとゆっくり落ちる粘度なら火を止めます。塩気が足りない場合だけ塩を0.5gずつ足し、酸味が強ければ砂糖を2g加えます。

STEP 66 / 6

ごはんと野菜を盛り付ける

所要時間5分

手順6: ごはんと野菜を盛り付ける

温かいディップと、乾いた野菜を別々に置きます。

炊いたごはんを器の片側へ盛り、プラホック・クティスを中央の小鉢へ移します。きゅうりは1cm幅、青いマンゴーまたは青りんごは5mm幅、キャベツは3cm角にそろえ、ミニトマトと一緒に色が重ならないように並べます。青じそまたはタイバジルを少量添えてください。ソースの表面に薄い油の輪が残り、野菜を付けたときに水分でゆるみながらも皿の上を流れ切らなければ食べ頃です。盛り付け後2分以内に出すと、野菜のぱりっとした音が残ります。

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Ingredients

材料を分けて見る

準備

買い出しの前に

プラホック、豚ひき肉、ココナッツミルク、レモングラス、ターメリック、野菜を木の台に並べた材料
発酵魚の塩気、香味ペースト、ココナッツの甘さ、野菜の歯ざわりをそろえる材料

4人分です。現地のレシピには、豚肉1kgに対してプラホック150gを使う配合があります。ここでは豚ひき肉400gにプラホック60gを合わせ、その比率を家庭用に縮めました。プラホックは商品ごとに塩気が違うため、塩は最初から全量入れません。

10品目

プラホック・クティスの本体

材料 分量 代替・備考
豚ひき肉 400g 赤身だけより、脂が15〜20%ほどあるものがココナッツと合います
プラホック(発酵魚ペースト) 60g 発酵魚ペーストで代用可。アンチョビペーストとは香りと食感が変わります
ココナッツミルク 250ml 無糖の料理用。200mlを煮込み、50mlを仕上げに加えます
100ml 魚のだしを使う現地版に寄せるなら、無塩の魚だしでも構いません
きのこ 80g 5mm角。現地の小さなきのこや、しめじのかさでも作れます
スズメナスまたは小さなタイナス 100g 入手しにくければ、ピーマン1個を1cm角に切ります
きび砂糖または黒糖 12g パームシュガーなら丸い甘さが出ます。固形の場合は細かく削ります
タマリンドペースト 10g 酸味の強さに差があるため、仕上げに半量ずつ加えます
米油 大さじ1 香味を炒める油。太白ごま油でも構いません
0〜2g プラホックの塩分を見て、最後に加えます
8品目

黄色いクルーンの香味ペースト

材料 分量 代替・備考
レモングラス 2本(正味35g) 根元から10cmほどの白い部分を使います。冷凍でも可
にんにく 2片(約10g) 芯が硬ければ取り除きます
紫玉ねぎまたはエシャロット 50g 玉ねぎなら薄切りにしてから刻みます
しょうが 15g 本場で使われるガランガルとは香りが違いますが、日本での代替です
ターメリックパウダー 2g(小さじ1) 生のウコンならすりおろして4g。衣服への色移りに注意します
乾燥赤唐辛子 1本 辛さを抑えるなら種を抜き、辛くしない場合は省きます
黒こしょう 1g 粒をつぶすと香りが残ります
レモンの皮 少量(約1g) こぶみかんの葉の代替。黄色い部分だけを削ります

クルーンは、香味野菜を一種類のペーストにするカンボジア料理の土台です。資料で紹介される黄色いクルーンには、レモングラス、ガランガル、にんにく、エシャロット、こぶみかんの葉、ターメリックなどが組み合わされます。今回はガランガルをしょうがに、こぶみかんの葉を省略してレモンの皮少量に置き換え、香りの層を保ちます。

レモングラスは、乾燥粉末よりも生鮮または冷凍の茎を選ぶと、煮込みの中に細い柑橘香が残ります。通販で探すなら、商品ページで「食用」であること、根元の白い部分を使える形か、冷凍品なら内容量と保存方法を確認してください。一度だけなら輸入食材店の少量パックで足りますが、トムヤムやカレーにも使う人は冷凍品を小分けにすると無駄が出にくくなります。

6品目

野菜とごはん

材料 分量 代替・備考
きゅうり 2本(約200g) 1cm幅の棒状。種が多ければ中央を少し外します
青いマンゴーまたは青りんご 1/2個(約120g) 5mm幅の細切り。酸味のある硬い果物を選びます
キャベツ 200g 3cm角。洗ってから水気を拭きます
ミニトマト 12個(約180g) 半分に切ります。水分が多ければ切り口を下にして置きます
青じそまたはタイバジル 10g 香りの強い葉を少量。なくても味は成立します
ジャスミンライスまたは白米 炊いたもの約600g 4人分。ディップを受ける主食として添えます

プラホックは近所のスーパーで常に選べる材料ではないため、主商品として探す価値があります。一度だけ試す人で近くの輸入食材店に少量品があるなら、通販を見送っても構いません。商品名が似ていても、魚醤、えびペースト、チリペーストは別物です。リンク先では、商品名だけでなく、原材料に魚と食塩が入った発酵魚ペーストであること、容量、冷蔵・常温の保存条件を確認してください。

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材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

栄養情報 1人分の目安
128kcal
エネルギー
6.3g
タンパク質
8.5g
脂質
6.3g
炭水化物
1.3g
食物繊維
413mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

温めたココナッツの白いソースに、発酵魚の塩気とレモングラスの香りが重なります。ひと口ごとに味を決めるのは、ディップだけではありません。きゅうりの水分、青いマンゴーの酸味、キャベツの歯ざわりが、濃いソースを受け止めます。

プラホック・クティス(Prahok Ktis)は、カンボジアの発酵魚ペースト「プラホック」を豚肉、香味野菜、ココナッツで煮る料理です。クメール語の表記や英語の綴りには揺れがありますが、料理の中心は変わりません。発酵魚を隠すのではなく、甘さと脂で丸くし、生の野菜ですくって食べます。

日本の台所では、プラホックの塩分と香り、ココナッツミルクの濃さ、豚ひき肉の火の通りを順番に見ます。現地のレシピにある魚のだしやココナッツクリームを一つの缶で置き換え、青い果物は手に入る範囲で選べば、味の軸を残した4人分にできます。

魚をココナッツで蒸して食べるアモックとは違い、プラホック・クティスは発酵魚を豚肉と煮込み、野菜へ付けて食べる料理です。同じ国のココナッツ料理でも、魚の扱いと食卓での食べ方が変わります。

発酵魚を、野菜ですくうカンボジアの一皿

プラホック・クティスを小鉢に盛り、きゅうり、青いマンゴー、キャベツ、ハーブを周囲に置いた食卓
濃厚なプラホック・クティスを、歯ざわりの違う野菜や果物ですくう食卓

プラホックは、塩漬けして発酵させた淡水魚のペーストです。魚醤のように液体だけを使う調味料ではなく、魚の身と発酵のうま味が残っています。そのため、鍋に入れた直後は香りがはっきりしていますが、豚肉の脂、ココナッツの甘さ、タマリンドの酸味を重ねると、塩味の角がほどけます。

この料理の食べ方は、ソースをスプーンで少しずつ野菜へ付けることです。最初から野菜を鍋へ入れると、水分が出て味が薄まり、野菜の歯ごたえも失われます。器の中央に温かいディップを置き、周囲へ切った野菜と果物を広げると、ひと皿の中で濃さと軽さを行き来できます。

香りに驚いてプラホックの量を減らしすぎると、ココナッツ味の豚そぼろに寄ります。発酵魚の塩気を残し、野菜の水分で一口ずつ薄めるのが、この料理を日本で作るときの判断です。初回は下記の60gから始め、商品による塩分差は最後の塩で調整します。

仕上がりを決めるコツ|香りを消さず、塩気を後ろへ置く

木べらでプラホック・クティスの濃度を確かめ、別皿の生野菜と並べた調理途中の鍋
プラホックの香り、ココナッツの濃度、野菜の水分を別々に見て整える

プラホックの香りは、加熱すれば消えるものではありません。香味と豚肉にうま味を渡し、ココナッツと酸味を重ねて、野菜と一緒に食べたときに濃すぎないところへ置きます。鍋だけを味見して少し強く感じても、きゅうりやキャベツを付けたときに塩気が落ち着けば、仕上がりとしては合っています。

プラホックの香りが強く感じるとき

煮込みの途中で魚の香りが前に出たら、水を足して薄める前にココナッツミルク50mlを加え、弱火で3分煮ます。まだ強ければ、きのこ30gを追加して2分煮てください。最初からプラホックを半量にすると塩気だけでなく発酵の奥行きも減るため、次回は60gを40gへ下げるほうが調整しやすくなります。

ココナッツソースが分離したとき

表面に油が浮き、白い粒が見えても食べられない状態とは限りません。火を止めて水30mlを加え、泡立て器で鍋底をこすりながら弱火で1分混ぜます。強火で再び沸かすと分離が進むため、表面がなめらかに戻り、ヘラの跡が一瞬だけ残るところで止めます。

野菜から水が出たとき

切った野菜をボウルへ重ねて置くと、トマトときゅうりの水分が皿へ流れます。キャベツは3cm角にして乾いた布で押さえ、トマトは切り口を下にして5分置きます。水が出ても野菜を鍋へ戻さず、ディップを少量ずつ付けて食べてください。

クルーンをすり鉢でつぶすと、レモングラスの繊維が細く残り、香味油へゆっくり移ります。乾燥唐辛子と黒こしょうを何度も使う家庭なら、粒の大きさをそろえられるスパイスミルも役立ちます。商品ページでは、乾燥唐辛子やこしょう粒が入る投入口、粗さ調整の有無、分解して洗えるかを確認してください。すり鉢があり、今回だけ作るなら新しく買う必要はありません。

生肉、発酵魚、野菜を別に扱う

生の豚肉とプラホックを混ぜたボウル、包丁、まな板は、野菜と盛り付けに使う器具と分けます。豚肉は赤い部分がなくなるだけでなく、中心部を75℃で1分以上加熱してください。生野菜は流水で洗って水気を拭き、高齢者、乳幼児、妊娠中の人、体調が弱っている人が食べる場合は、無理に生の添え野菜を使わず、さっと加熱した野菜へ替えます。

変えられるのは辛さと野菜、変えないのは発酵魚

辛さの違うプラホック・クティスを、きゅうり、青りんご、キャベツ、炒め野菜と並べた食卓
同じディップでも、辛さと添え野菜を変えると食べる人に合わせられる

プラホック・クティスは、添える野菜を変えると季節に合わせやすくなります。一方、発酵魚を別の調味料へ替えた時点で、味の中心は別の料理へ移ります。代替は隠さず、何が残り、何が失われるかを先に決めます。

  1. 辛さを控える:乾燥赤唐辛子の種を抜き、1/2本だけ使います。辛味を後から足せるよう、粉唐辛子は鍋へ入れず小皿に添えます。
  2. 酸味を果物で足す:青いマンゴーがなければ、硬めの青りんご、スターフルーツ、酸味のある柑橘を選びます。甘い完熟マンゴーはディップの甘さと重なり、青い果物の歯ざわりとは別の仕上がりです。
  3. 小なすを替える:スズメナスは丸いまま煮ると、噛んだときにソースがしみ出します。ピーマンなら1cm角、なすなら1.5cm角に切り、煮崩れないよう後半5分に加えます。
  4. 魚の香りを少し下げる:プラホックを40gに減らし、塩は最後に味を見て加えます。香りは穏やかになりますが、ココナッツと豚肉の比重が上がるため、野菜を多めに添えてください。
  5. 発酵魚を使わない:アンチョビペースト40gと味噌20gを合わせると、塩気とうま味は補えます。ただし、カンボジアのプラホック・クティスではなく、発酵調味料を使った家庭向けのアレンジです。魚を避ける場合は、アンチョビも使わず、きのこ100gと味噌30gで作ります。
  6. 包むように食べる:ごはんを少量すくい、ディップ、きゅうり、キャベツを重ねます。レタスで包む場合は水気をよく拭き、ソースを付けすぎないと葉が破れにくくなります。

湖の魚を保存し、野菜で食べる背景

カンボジアの水辺を思わせる木の食卓に、発酵魚の小鉢、ココナッツのディップ、ごはんと野菜を並べたイメージ
魚の保存食と生野菜を一つの食卓で囲むカンボジア料理の背景

プラホックは、カンボジアの食事を支える保存食として研究されてきました。トンレサップ湖とメコン川の水の動きは季節で変わり、雨季の増水期には魚が集まり、乾季には漁獲と加工の時期が生まれます。研究資料では、5月から10月に水が増え、12月から3月に魚を捕って加工する季節の流れが説明されています。魚を塩漬けして発酵させる技術は、獲れた時期の食材を別の季節まで使うための暮らしの知恵です。

この背景を持つプラホックは、香りの強い特別な調味料というだけではありません。米と魚を中心にした食生活の中で、少量を毎日の料理へ使う味の土台です。発酵の期間、魚の種類、塩の量、保管条件によって、香り、粒の大きさ、塩気は変わります。研究では地域ごとにプラホックの感覚的な違いが報告されており、カンボジア国内でも一つの風味に固定できません。

黄色いクルーンとプラホックを合わせる料理には、家庭や地域による幅があります。シェムリアップの料理人が紹介するプラホック・クティスには、豚肉、きのこ、小さなナス、タマリンド、ココナッツ水とココナッツクリーム、場合によっては魚が使われます。今回の配合は魚の切り身を省き、缶のココナッツミルクと水にまとめた日本の家庭版です。料理の骨格を残しながら、材料を買い足しすぎないようにしました。

ラオスやタイ東北部にも、発酵魚を使う調味料や料理があります。似た香りを持つものがあっても、魚の加工方法、塩気、料理への加え方は同じではありません。プラホックをラオスのパーデークやタイのプラーラーと一対一で置き換えるより、近い食文化の中にそれぞれの味があると考えるほうが正確です。

カンボジアの食事は、ごはんを中心にいくつかの料理を並べ、家族や仲間で分ける形が基本です。スプーンを主に使い、フォークで食べ物を寄せる食べ方も紹介されています。プラホック・クティスに野菜が添えられるのは、見た目を明るくするためだけではありません。濃い発酵魚の味を、みずみずしい野菜とごはんで一口ずつ受け止めるためです。

日本で再現するとき、プラホックだけは魚醤や味噌で完全には置き換えられません。入手できない場合は代替版として味の差を記録し、次に作るときに発酵魚ペーストを探すかを決めます。ココナッツミルク、レモングラス、青い果物は手に入る範囲で選び、発酵魚の塩気と野菜の食べ方を残すと、料理名の背景まで食卓へ持ち込めます。

よくある質問

プラホックが見つからないときは何で代用できますか?

アンチョビペースト40gと味噌20gを混ぜる方法が近道です。ただし、プラホックは淡水魚の身と発酵香が残るペーストなので、塩気とうま味が似ても、香りや舌に残る粒は変わります。魚を使える人は魚醤を少量足すより、アンチョビペーストと味噌を合わせたほうが濃度を作りやすいです。代替で作った場合は、記事名どおりの味ではなく家庭向けアレンジとして扱います。

プラホックの香りと、傷んだにおいはどう見分けますか?

発酵魚特有の強い香りは、加熱しても残ります。青黒いカビ、容器のふたを開けたときの異常な膨張、普段と違う腐敗臭、ぬめりがある場合は使わず廃棄してください。発酵していることだけで保存性が保証されるわけではないため、商品表示の保存条件と開封後の扱いを優先します。

小さなタイナスは日本のなすで代用できますか?

できます。日本のなすは水分が多くやわらかいため、1.5cm角に切り、煮込みの後半5分に入れると形が残ります。ピーマンなら食感が軽くなり、グリーンピースなら丸い粒の食感が加わります。どれもソースへ水分を出しすぎないよう、煮込み時間を長くしません。

前日に作っても大丈夫ですか?

ディップは粗熱を取って清潔な密閉容器へ入れ、冷蔵して翌日までを目安に食べ切ります。生野菜とごはんは別にし、食べる直前に野菜を切ってください。温め直すときは弱火で全体を十分に熱し、水分が減っていれば水を大さじ1ずつ加えます。一度温めたものを何度も冷ますことは避け、残った生野菜は再利用しません。

魚や豚肉を食べない場合も作れますか?

作れますが、プラホック・クティスとは別のアレンジです。プラホックとアンチョビを使わず、きのこを100gに増やし、味噌30g、しょうゆ5ml、ココナッツミルクで塩気を整えます。動物性の材料を避ける場合は、味噌や調味料の原材料も確認してください。発酵魚の香りを残すことはできないため、同じ料理としてではなく、クルーンとココナッツを生かす野菜ディップとして食べます。

すり鉢やスパイスミルがなくても作れますか?

包丁でレモングラスをできるだけ薄く刻み、にんにく、玉ねぎ、しょうがと一緒に細かくたたけば作れます。フードプロセッサーを使う場合は、水を足さず、5秒ずつ止めて粗さを確認してください。ペーストが液状になると炒める時間が延びます。すり鉢をすでに持っている人や一度だけ作る人は、専用器具を買わなくても構いません。

アレルギーがある場合に確認するものは?

プラホックには魚が、豚ひき肉には豚肉が含まれます。市販の調味料や味噌には大豆などが含まれる場合があり、ココナッツは人によって注意が必要です。商品ラベルで原材料とアレルギー表示を確認し、同じまな板や包丁を使う場合は、魚・肉用と野菜用を洗剤で洗い分けます。生野菜を添える料理なので、体調や食べる人に合わせて加熱野菜へ替えてください。

主な参考リンク

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