石鍋にご飯、ナムル、卵、コチュジャンを盛った韓国料理ビビンバ
🔪下準備45分
🔥調理35分
🍽️分量4
🌍料理韓国料理
東アジアレシピ

ビビンバの作り方|ナムル5色丼

18分で読めます世界ごはん編集部

ビビンバの物語 — 冷蔵庫の小皿がごちそうに変わる瞬間

夕飯の支度で冷蔵庫を開けると、少しずつ残った野菜が目に入る日があります。もやし半袋、ほうれん草一束、にんじん一本、昨日の牛こま、使いかけのコチュジャン。ひとつずつ見ると頼りないのに、ご飯の上へ色で並べ、最後に卵を落とすと、急に食卓の真ん中に置ける料理になります。ビビンバは、そんな「寄せ集め」をちゃんとごちそうにする韓国の知恵です。

ビビンバ(비빔밥 / Bibimbap)は、「混ぜる」を意味する비빔(bibim)と「ご飯」を意味する밥(bap)から成る名前です。韓国政府の公式サイトKorea.netも、ビビンバを韓国を代表する混ぜご飯として紹介し、地方や家庭ごとに具材が変わる柔軟な料理だと説明しています。焼肉丼のように一つの具をのせる料理ではなく、ナムル、肉、卵、薬味、コチュジャンだれを、食べる人が最後に混ぜて完成させる料理です。

石鍋に盛ったビビンバ
石鍋のビビンバ。ご飯、ナムル、卵、コチュジャンを混ぜて食べる。画像: Debbie Tingzon, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

日本でビビンバを作るとき、難しいのは「本場食材を全部揃えること」ではありません。むしろ、具を一つの味にしすぎないことです。もやしは歯ざわり、ほうれん草は青い香り、にんじんは甘み、しいたけはうまみ、ぜんまいは山菜の土っぽさ。ひとつひとつを薄味で整え、最後にコチュジャンだれでまとめると、混ぜたときに味が濁りません。

この記事では、韓国の家庭式ビビンバを軸に、日本のスーパーで揃う材料へ寄せます。ぜんまい水煮が見つからない日はきのこを増やし、韓国かぼちゃの代わりにズッキーニを使い、石鍋がない日はフライパンでおこげを作ります。麻婆豆腐のような強い辛味料理と違い、ビビンバの辛さは最後に自分で調整できます。家族で辛さの好みが違う日にも作りやすい料理です。

本記事の方針

全州ビビンバのような豪華版ではなく、家庭で再現しやすい「ナムル5色+牛肉+卵」の基本形です。コチュジャンは本場感を出す要ですが、辛いものが苦手な人向けに、味噌とごま油を使う穏やかな代替だれも併記します。

4人分

材料(4人分)ナムルは5色で考える

ビビンバは具材が多く見えますが、買い物としてはかなり単純です。米、野菜、肉、卵、コチュジャン、ごま油。あとは家にあるしょうゆ、砂糖、にんにくで回ります。韓国料理の専門店に行かなくても、スーパーの野菜売り場と精肉売り場でほとんど揃います。

豆もやし
豆もやしはビビンバの歯ざわりを作る大事な具。なければ普通のもやしでもよい。画像: Pixabay, Wikimedia Commons

ご飯と主役

材料 分量 代替・備考
温かいご飯 茶碗4杯分(約800 g) 少し硬めに炊く。雑穀米でも可
牛こま切れ肉 250 g 牛ひき肉、豚こま、鶏そぼろ、焼き豆腐でも代用可
4 個 半熟目玉焼き。生卵は家庭では避ける
白いりごま 大さじ2 仕上げ用
焼き海苔 1 枚 韓国海苔でも可

ナムル5色

材料 分量 代替・備考
豆もやし 1袋(200 g) 普通のもやしでも可。豆もやしは香りが強い
ほうれん草 1束(180 g) 小松菜、春菊、チンゲン菜でも可
赤/橙 にんじん 1 本(150 g) 赤パプリカでも可
黒/茶 しいたけ 6 枚 しめじ、まいたけ、干ししいたけでも可
ぜんまい水煮 120 g なければしいたけを倍量、または切り干し大根を戻す

牛肉の下味

材料 分量 代替・備考
しょうゆ 大さじ1と1/2 韓国しょうゆでなくてよい
砂糖 小さじ2 はちみつ小さじ2でも可
ごま油 小さじ2 香りの中心
大さじ1 みりんでも可。その場合は砂糖を少し減らす
おろしにんにく 小さじ1 チューブ可
黒こしょう 少々 仕上げにもう一度振ってもよい

コチュジャンだれ

材料 分量 代替・備考
コチュジャン 大さじ4 辛さが強ければ大さじ2から
ごま油 大さじ1 香りと混ぜやすさ
小さじ2 米酢でOK。重さを切る
砂糖 小さじ2 はちみつでも可
しょうゆ 小さじ2 塩味調整
大さじ1〜2 混ぜやすい濃度に伸ばす
アレルギーと表示確認

このレシピは卵・牛肉・大豆(しょうゆ、コチュジャンに含まれる場合あり)・ごまを使います。市販のコチュジャンは商品によって小麦を含むことがあります。小麦や大豆を避ける方は、必ず原材料表示を確認してください。

ご飯は少し硬めが混ぜやすい

Korean Bapsangでは、ビビンバのご飯は通常より少し水を控えて炊くと混ぜたときにべたつきにくいと説明しています。日本米で作る場合も、炊飯器の目盛りより水を大さじ2ほど減らすと、ナムルの水分と合わさってちょうどよくなります。

コチュジャンはビビンバの味を一気に韓国料理へ寄せる調味料です。甘辛さ、発酵のうまみ、唐辛子の香りがあるので、ただの辛味調味料としてではなく「混ぜだれの土台」として使います。スーパーに置いていない場合は、通販で小さめのチューブや容器から始めると使い切りやすいです。

石焼き風にしたいなら、専用の石鍋があると雰囲気は出ます。ただし初回から必須ではありません。鋳物フライパンやスキレットでも、おこげは十分作れます。買う価値があるのは「ビビンバを何度も作る」と決めてからで大丈夫です。

香りを底上げするなら、ごま油は開封したてのものを使う価値があります。ナムル、牛肉、仕上げのたれすべてに少量ずつ入るので、古い油だと料理全体がぼんやりします。

仕上げの海苔は少量でも香りが出ます。韓国海苔を使う場合は塩分と油があるため、最後の塩を少し控えると全体がまとまります。

📊 栄養情報(1人分)
630
kcal
23.0g
タンパク質
23.0g
脂質
81.0g
炭水化物
7.8g
食物繊維
1300mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。

作り方、具材を別々に整えて最後に混ぜる

ビビンバは「全部を炒め合わせる料理」ではありません。ここを間違えると、ただの野菜炒め丼になります。ナムルはひとつずつ火を入れ、ひとつずつ水分を切り、ひとつずつ薄味にします。最後に混ぜるからこそ、各具材は少し控えめでちょうどいいのです。

ほうれん草ナムル
ほうれん草ナムルはゆでて水気を絞り、ごま油と塩で軽く整える。画像: 쑤기언니, CC BY 4.0, Wikimedia Commons
1. ご飯を硬めに炊く(30分)

米2合を通常より少し少ない水で炊く。炊き上がったらしゃもじでほぐし、ふたを少し開けて余分な湯気を逃がす。ご飯がやわらかすぎると、ナムルとたれを混ぜたときに重くなる。

石鍋のビビンバ
少し硬めのご飯に具を並べると、最後まで粒が残りやすい。画像: Chloe Lim, CC BY 2.0, Wikimedia Commons
  1. 豆もやしをゆでる(5分)
    鍋に湯を沸かし、塩ひとつまみを入れて豆もやしを2〜3分ゆでる。ざるに上げて粗熱を取り、手で軽く水気を絞る。ごま油小さじ1、塩小さじ1/4、おろしにんにく少々、白ごまで和える。普通のもやしならゆで時間は1分でよい。
豆もやしの下ごしらえ
豆もやしは水気を残しすぎない。混ぜたときにご飯がべたつく原因になる。画像: parkyang1021, CC BY 2.5, Wikimedia Commons
  1. ほうれん草をゆでる(4分)
    ほうれん草を根元から湯に入れ、30〜40秒ゆでて冷水に取る。水気をしっかり絞り、4cm長さに切る。ごま油小さじ1、塩小さじ1/4、しょうゆ小さじ1/2、おろしにんにく少々で和える。水気を絞るほど、味がぼやけにくい。
ほうれん草のナムル
青菜は短時間でゆで、冷水で色止めしてから味をつける。画像: Wikimedia Commons
  1. にんじんとしいたけを炒める(8分)
    にんじんは細切り、しいたけは薄切りにする。フライパンに油少量を熱し、にんじんを2分炒めて塩少々で取り出す。同じフライパンでしいたけを2〜3分炒め、しょうゆ小さじ1、砂糖ひとつまみで軽く味をつける。具材ごとに取り出し、混ぜない。
牛肉入り石焼きビビンバ
肉と野菜は別々に味を整えると、混ぜた後も食感が残る。画像: Wikimedia Commons
  1. ぜんまいを炒める(5分)
    ぜんまい水煮は水洗いし、長ければ4cmに切る。フライパンでごま油小さじ1を熱し、ぜんまいを2〜3分炒める。しょうゆ小さじ1、酒小さじ1、おろしにんにく少々で味をつける。山菜の香りが苦手なら、しいたけか切り干し大根で代用する。
ぜんまいナムル
ぜんまいナムルは全州ビビンバにもよく使われる山菜の具。画像: 행복한 초록개구리, CC BY 4.0, Wikimedia Commons
  1. 牛肉を炒める(6分)
    牛肉にしょうゆ、砂糖、ごま油、酒、にんにく、黒こしょうをもみ込み、10分置く。フライパンを強めの中火にし、汁気ごと入れて2〜3分炒める。煮汁が少し残るくらいで止めると、ご飯と混ぜたときにうまみが広がる。

  2. コチュジャンだれを作る(2分)
    コチュジャン、ごま油、酢、砂糖、しょうゆ、水を混ぜる。最初から全部かけず、食卓で少しずつ足せるように別皿にする。辛味が苦手な人には、味噌大さじ2、砂糖小さじ2、ごま油小さじ2、酢小さじ1、水大さじ1を混ぜた「辛くない混ぜだれ」を用意する。

コチュジャン
コチュジャンは辛味だけでなく、発酵のうまみと甘みで具材をまとめる。画像: Korea Agro-Fisheries & Food Trade Corporation, KOGL Type 1, Wikimedia Commons
  1. 盛り付けて卵をのせる(5分)
    器にご飯を盛り、ナムルを色ごとに放射状に並べる。中央に牛肉と目玉焼きをのせ、白ごま、刻み海苔を散らす。食べる直前にコチュジャンだれを加え、スプーンで底から大きく混ぜる。
生卵・生肉は家庭版では避ける

全州式や店のビビンバでは生卵黄やユッケが使われることがありますが、家庭では半熟目玉焼きと加熱した牛肉にします。とくに子ども、高齢者、妊娠中の方、体調が悪い方には、生卵・生肉を避ける構成が扱いやすいです。

石焼きビビンバ風にする方法

石焼きビビンバの魅力は、混ぜたあとに底から出てくる香ばしいおこげです。韓国語では石鍋を돌솥(dolsot)と呼び、Korea.netも熱い石鍋で出すビビンバを、全州を代表する食べ方のひとつとして紹介しています。家で作る場合、石鍋がなくても、おこげの仕組みを理解すれば近づけられます。

別角度の石焼きビビンバ
石鍋で温めると、底のご飯が香ばしく焼けて食感が変わる。画像: Arnold Gatilao, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

石鍋を使う場合

石鍋の内側にごま油小さじ1を薄く塗り、ご飯を入れて中火にかけます。じゅうじゅう音が出てきたら弱めの中火にし、具を並べて2〜3分温めます。卵は生ではなく目玉焼きにしてのせると、家庭では安全で失敗が少ないです。底を焦がしすぎると苦くなるので、香ばしい匂いが立ったら火から外します。

フライパンで作る場合

フライパンにごま油小さじ2を広げ、ご飯だけを薄く押しつけて中火で3〜4分焼きます。底が軽く固まったら器に移し、ナムルと肉をのせます。見た目は石鍋ほどドラマチックではありませんが、香ばしさはかなり出ます。スキレットがあるなら、そのまま食卓に出しても雰囲気があります。

おこげは「混ぜる前」に作る

具を全部混ぜてから焼くと、コチュジャンが焦げて苦くなりやすいです。おこげはご飯の底だけで作り、具とたれはあとから混ぜます。店の石焼きビビンバも、底のご飯が焼け、上の具は余熱で温まる構造です。

代替食材と買い出しの考え方

ビビンバは、韓国食材が揃わないと作れない料理ではありません。むしろ、季節の野菜を「ナムル化」して混ぜる発想を覚えると、冷蔵庫整理に強くなります。大事なのは、色、食感、水分量、香りの役割を残すことです。

韓国料理のナムル盛り合わせ
ナムルは一種類の料理名ではなく、野菜や山菜をゆでる、炒める、和えるなどして整える副菜の考え方。画像: Janek Mann, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

ぜんまいがない

ぜんまいは全州ビビンバや韓国の伝統的なナムルでよく使われますが、日本のスーパーでは水煮がないこともあります。その場合は、しいたけ、まいたけ、切り干し大根、れんこんの細切りで代用します。茶色い具は見た目の締め役でもあり、うまみの担当でもあります。

コチュジャンが辛すぎる

コチュジャンは商品によって甘さと辛さが違います。最初は少なめにし、酢と水で伸ばして使います。辛味をほぼ抜きたい日は、味噌、砂糖、ごま油、酢で代替だれを作ります。ただし、ビビンバらしさは少し弱くなるので、大人用だけコチュジャンを別添えにするのがおすすめです。

肉を使わない

牛肉を抜く場合は、木綿豆腐を水切りして焼き、しょうゆ、砂糖、ごま油で照りをつけます。厚揚げでもよいです。韓国Bapsangも、ビビンバは肉と卵を省けばベジタリアンやヴィーガンにしやすい料理だと説明しています。豆腐を焼いて水分を飛ばすと、混ぜたときに崩れにくくなります。

野菜を増やしたい

ズッキーニ、きゅうり、大根、レタス、キムチ、海苔、パプリカ、えのき、ブロッコリーの茎まで使えます。Maangchiのビビンバレシピでも、ぜんまい、桔梗の根、豆もやし、にんじん、ズッキーニなど多くの具材が紹介されています。家庭では全部を再現するより、色が偏らないよう3〜5種類を選ぶ方が続きます。

色で考えると迷いにくい

Korea.netは、ビビンバの色使いが東アジアの五色思想とも関係すると紹介しています。家庭では厳密に考えすぎず、白、緑、赤/橙、黒/茶、黄の5色が見えるように盛ると、食欲の出る一皿になります。

作り置きと保存、ナムルを分けておく

ビビンバは、完成形を混ぜた状態で保存するより、具材を別々に保存する方がおいしいです。混ぜてしまうと、ご飯が水分を吸い、コチュジャンの香りもぼやけます。作り置きするなら、ナムルと肉を小分けにし、食べる直前にご飯へ並べます。

緑豆もやしのナムル
水分の多いナムルは、混ぜずに保存して食べる直前にご飯へ並べる。画像: Michelle Tribe, CC BY 2.0, Wikimedia Commons
具材 保存目安 注意点
豆もやしナムル 冷蔵2日 水分が出やすい。食べる前に軽く絞る
ほうれん草ナムル 冷蔵2日 にんにくの香りが強くなるので密閉
にんじん・しいたけ 冷蔵3日 弁当にも使いやすい
牛肉炒め 冷蔵2日 再加熱してからのせる
コチュジャンだれ 冷蔵1週間 清潔なスプーンを使う
混ぜたビビンバ 当日中 ご飯が重くなる。弁当には避ける

ナムルは朝に少しずつ作っておくと、夜はご飯を温め、肉を焼き、卵をのせるだけになります。前日仕込みなら、もやしとほうれん草は水分が出やすいので別容器にし、ペーパーを一枚敷くと扱いやすいです。コチュジャンだれは冷蔵で少し固くなるため、使う前に水を小さじ1ずつ足して戻します。

食品安全

ナムルは加熱済みでも水分が多い副菜です。常温に長く置かず、調理後は粗熱を取って冷蔵してください。弁当にする場合は、卵を半熟にせず完全に火を通し、コチュジャンだれは別容器にします。

韓国での位置づけ — 全州、石鍋、家庭の残りもの

ビビンバには、晴れの日の顔と日常の顔があります。全州ビビンバのように、牛肉、黄포묵(黄色い緑豆寒天)、ぜんまい、豆もやし、ほうれん草などを美しく円形に並べる料理もあれば、家庭で残ったナムルをご飯にのせて混ぜる料理もあります。VISITKOREAは、全州ビビンバを、温かいご飯に味つけした野菜、牛肉、黄色い緑豆寒天をのせ、赤い唐辛子味噌で混ぜる代表的な料理として紹介しています。

全州のビビンバ
全州で供されるビビンバ。地域ごとに具材や盛り付けの考え方が変わる。画像: Douglas Paul Perkins, CC BY 3.0, Wikimedia Commons

日本の台所で作るなら、全州の豪華さをそのまま追うより、「具を別々に仕込む」「最後に混ぜる」「色と食感を残す」という骨格を持ち帰る方が役に立ちます。これはタンドリーチキンの付け合わせで小皿を組み合わせる考え方にも似ています。主役一品で押し切るのではなく、少しずつ違う味を並べ、食べる人が皿の中で完成させる料理です。

ビビンバが世界中で親しまれるのは、写真映えするからだけではありません。野菜をたくさん食べられ、辛さを調整でき、肉を抜いても成立し、残りものを活かせる。家庭料理としての現実味が強いからです。冷蔵庫の半端な野菜を、ただ片づけるのではなく、色で並べて食卓に出す。その小さな変換が、ビビンバのいちばん頼もしいところです。

よくある質問

全州ビビンバの盛り付け
具材を円形に並べると、混ぜる前の見た目も整い、食卓で会話が生まれる。画像: cube300, CC BY 2.0, Wikimedia Commons

Q1. ビビンバと石焼きビビンバの違いは何ですか?

基本の具材は近いですが、石焼きビビンバは熱した石鍋でご飯の底におこげを作るのが特徴です。普通のビビンバは器に盛って混ぜるだけなので、火を使う時間が短く、平日向きです。

Q2. コチュジャンなしでも作れますか?

作れます。味噌、砂糖、ごま油、酢、水を混ぜると辛くない混ぜだれになります。ただし、発酵唐辛子の香りがないため、韓国料理らしさは弱くなります。大人用にコチュジャンを別添えにする方法が一番調整しやすいです。

Q3. ナムルは全部作らないとだめですか?

全部でなくて構いません。最低限なら、もやし、ほうれん草、にんじんの3種類で成立します。色と食感が違う具を3つ置き、肉か卵を足せば、家庭のビビンバとして十分です。

Q4. 生卵をのせてもいいですか?

店では生卵黄が使われることもありますが、家庭では半熟または固焼きの目玉焼きがおすすめです。食品安全を優先し、とくに子どもや高齢者が食べる場合はしっかり加熱してください。

Q5. 余ったナムルは何に使えますか?

翌日は冷やし中華、ラーメン、卵焼き、炒飯、味噌汁の具に使えます。ビビンバ用の味つけは薄めなので、別料理にも回しやすいです。コチュジャンだれを混ぜてしまったものは、炒飯にすると食べ切りやすいです。

Q6. ビビンバは弁当にできますか?

できますが、半熟卵と水分の多いナムルは避けます。ご飯、牛肉、にんじん、しいたけ、よく水気を切ったもやしを分けて詰め、卵は固焼きにします。コチュジャンだれは小さな容器に別添えにし、食べる直前に混ぜてください。夏場や長時間持ち歩く日は、ナムル弁当ではなく夕食用に回す方が安全です。

Q7. 子ども用に辛くしない場合、何を足せば味がぼやけませんか?

味噌、ごま油、砂糖、少量の酢を混ぜた辛くないだれに、白ごまを多めに入れます。コチュジャンの代わりにケチャップを入れると別料理になりやすいので、まずは味噌だれで塩味とうまみを補うのがおすすめです。大人は取り分け後にコチュジャンを足すと、同じ具材で食卓を分けられます。

参考にした情報源

全州ビビンバと豆もやしスープ
全州ビビンバと豆もやしスープ。地域の食べ方を確認し、家庭版へ無理なく落とし込む。画像: Wikimedia Commons
  • ビビンバ
  • 韓国料理
  • ナムル
  • コチュジャン
  • 石焼きビビンバ
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