熱い煮込みに白いヒルバの泡と青唐辛子のサハウィクをのせたイエメン料理サルタ
🔪下準備25分
🔥調理35分
🍽️分量4
🌍料理イエメン料理

サルタの作り方|イエメンのヒルバ煮込み

30分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
STEP 11 / 5

ヒルバを浸水して、苦みの水を捨てる(2時間以上)

手順1: ヒルバを浸水して、苦みの水を捨てる(2時間以上)

フェヌグリークシード20gを、すり鉢やスパイスミルで粗く砕きます。粉が舞うと気管を刺激することがあるため、顔を近づけず、少量ずつ扱います。350mlの水を注ぎ、最低2時間、できれば6時間から一晩冷蔵庫で浸します。

表面に透明な水がたまり、底に粘りのある種の層ができたら、ざるへ上げます。浸水液は仕上げに使わず捨て、種を一度だけ水で流します。時間が短い時も、1時間未満で切り上げるより、粉末フェヌグリークを2時間浸す方が泡を作りやすいことがあります。

STEP 22 / 5

サハウィクを粗いペーストにする(8分)

手順2: サハウィクを粗いペーストにする(8分)

乳鉢へ、にんにく1片、青唐辛子1/2本、塩1.5gを入れて、青唐辛子の皮が崩れるまでつぶします。香菜15gを加え、緑が全体に回る程度に押します。トマト150gを2回に分けて加え、果肉の粒が残る粗いペーストで止めます。

レモン汁10mlを混ぜ、辛さを確認します。煮込みと一緒に食べるため、単体で少し酸っぱく感じる程度がちょうどよいです。辛さを下げる場合は青唐辛子の種を取り、量を1/4本にします。水のようになったら、トマトを足して濃度を戻すのではなく、まず10分置いて上澄みを捨てます。

STEP 33 / 5

トマト煮込みを作る(25分)

手順3: トマト煮込みを作る(25分)

厚手の鍋にサラダ油15mlを入れ、中火で1分温めます。玉ねぎ120gを加えて5分炒め、端が薄く色づいたら、にんにく8g、クミン2g、コリアンダー3g、ターメリック1g、黒こしょう1gを加えます。30秒だけ炒め、粉が鍋底に張りつく前にトマト300gを入れます。

トマトを4分煮て、木べらでつぶした時に水分が少し戻る状態にします。鶏もも肉400gを3cm角に切って加え、表面が白くなるまで3分炒めます。じゃがいも250g、鶏だしまたは水700ml、塩5gを加え、沸騰したら弱めの中火へ落とします。

ふたを少しずらして18分から20分煮ます。じゃがいもに竹串が通り、鶏肉の最も厚い部分が74度C以上になったら火を止めます。煮汁はさらさらでも、スプーンの背に薄く残る程度でも構いません。水っぽい時はふたを外して3分煮詰め、濃すぎる時は水を50mlずつ足します。

STEP 44 / 5

ヒルバを泡立てる(10分)

手順4: ヒルバを泡立てる(10分)

浸水したフェヌグリークをボウルへ移します。冷水を小さじ1ずつ加え、泡立て器またはスプーンで同じ方向へ混ぜます。最初の3分は重く、次の5分で色が淡くなり、粘度がゆるい練りごまほどになめらかになります。最後の2分で泡の筋が残る状態へ変わります。水は120mlを目安にしますが、全部を入れる必要はありません。

泡立て器を持ち上げた時に、ヒルバが細い帯になって落ち、表面に筋が3秒ほど残れば止めます。まだ苦みが強い場合は、水を増やして薄めるより、レモン汁を数滴混ぜて味の角を確認します。それでも苦い時は浸水不足なので、今回の煮込みへ全量を入れず、次回は浸水を長くします。

STEP 55 / 5

火から外して重ね、熱いうちに食べる(5分)

手順5: 火から外して重ね、熱いうちに食べる(5分)

味を見て、煮込みに塩2gを追加します。火を止めてから、耐熱の器へ煮込みを移します。ヒルバを表面へスプーンで広げ、サハウィクを中央に小さじ1から2のせます。ヒルバを鍋の中で煮立てないことが苦みを戻さないコツです。

卵を使う場合は、煮込みを火に戻して溶き卵2個を細く回し入れ、固まるまで1分半加熱してから器へ移します。卵を先に入れると泡の白さが濁るため、今回は省いても問題ありません。フラットブレッドを手でちぎり、煮込み、泡、サハウィクを一度にすくいます。

0 / 0
Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

サルタの材料。フェヌグリーク、鶏もも肉、じゃがいも、トマト、香味野菜
フェヌグリークと鶏肉、じゃがいも、トマトを分けて用意したサルタの材料
13品目

煮込み

材料 分量 代替と判断
鶏もも肉 400g ラム肩肉450gなら3cm角に切り、煮込みを35分へ延ばす
じゃがいも 250g 皮をむいて2cm角。豆やにんじんに替えてもよい
トマト 300g 1cm角。カットトマト缶なら300g
玉ねぎ 120g 5mm幅の薄切り
にんにく 8g みじん切り。チューブなら小さじ2
鶏だしまたは水 700ml 市販だしは塩分の少ないもの
サラダ油 15ml オリーブ油でもよい
クミンパウダー 2g 小さじ1弱
コリアンダーパウダー 3g 小さじ1強
ターメリック 1g 小さじ1/3。色だけなら省いてもよい
黒こしょう 1g 粗びき
7g だしの塩分に合わせて5gから始める
2個 省略可。入れるなら溶いて煮込みへ加える
10品目

ヒルバとサハウィク

材料 分量 使う場所
フェヌグリークシード 20g 粗く砕いて浸水し、ヒルバにする
浸水用の水 350ml 仕上げには使わず、上澄みを捨てる
泡立て用の冷水 120ml前後 小さじ1ずつ加え、状態を見て止める
トマト 150g サハウィク用。粗く刻む
青唐辛子 1/2本 種を取れば辛さが下がる
香菜 15g パクチー。苦手ならパセリ
にんにく 1片 サハウィク用
レモン汁 10ml ライムでもよい
1.5g サハウィク用
フラットブレッド 4枚 ピタ、ナン、薄めのチャパティで代用

鶏肉なら煮込み時間を短くでき、初回でも火の通りを見やすい仕立てです。ラムに替えると脂と香りが増しますが、肉が柔らかくなるまで待つ必要があります。牛肉を使う場合も同じで、肉の種類を変えたからといって香辛料を急に増やさないでください。

フェヌグリークを使わない場合は、白い泡のないトマト煮込みとして食べることはできます。ただ、その料理をサルタとして再現したいなら、少量でもヒルバを作る方が判断しやすいです。フェヌグリークの苦みが心配なら、最初は20gの半量で試し、煮込みを多く作らない方法もあります。

アレルギーと食品安全

この料理には鶏肉、卵、フェヌグリークを使います。フェヌグリークはまれにアレルギー反応を起こし、ピーナッツや大豆など豆科の食物アレルギーがある人で反応することもあります。欧州医薬品庁とAnaphylaxis UKの注意情報を確認し、該当する人は自己判断で試さず、原材料表示と医療者の助言を優先してください。EMAのフェヌグリーク注意情報Anaphylaxis UKの資料

鶏肉は中心温度74度C以上を確認します。FoodSafety.govは鶏肉を165度F、約74度Cまで加熱するよう案内しています。FoodSafety.govの安全加熱温度

0 / 0
材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

📊 栄養情報(1人分)
130
kcal
7.3g
タンパク質
6.8g
脂質
10.5g
炭水化物
2.0g
食物繊維
245mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド
フェヌグリークシード
フェヌグリークシード
リサーチ日時:2026-07-21

鍋のふたを開ける前に、泡の正体を知っておく

湯気の向こうで、赤い煮込みの表面だけが白く盛り上がっています。スプーンを入れると、泡の下からトマトとじゃがいもの煮汁が流れ、青唐辛子の香りが一筋だけ抜ける。パンをちぎってすくう料理なのに、最初の一口までに小さな謎があります。

この泡は生クリームでも卵白でもありません。フェヌグリークを水に浸し、苦みのある水を捨て、少量の水を加えながら力をかけて混ぜたヒルバです。泡立てに失敗すると、サルタはおいしいトマト煮込みにはなっても、サルタらしい軽い苦みと粘りが出ません。

この記事では、鶏もも肉、じゃがいも、トマト、薄い肉だしで4人分を作ります。イエメンの家庭や店で具材が固定されているわけではないため、ここで守るのは具材の完全な一致ではなく、熱いマラクにヒルバとサハウィクを最後に重ねる順番です。

読み終えるころには、フェヌグリークを買うか、石の専用鉢を探すか、辛さをどこまで上げるかが決められます。サルタは、三つの判断を自分の台所に合わせて組み立てる料理です。

サルタはどんな昼食か|サヌアの食卓と熱い鉢

パンと小皿を添えたサルタを囲むイエメン風の食卓
サルタを中央に置き、パンとサハウィクを添えた昼食の食卓

イエメンの新聞 Yemen Times は、2000年の記事でサルタをサヌアの人々が昼食に食べる主な料理の一つとして紹介しています。記事に登場するのは、熱に耐える特別な鉢、肉や鶏のスープ、玉ねぎ、トマト、じゃがいも、卵、そして最後に加えるヒルバです。食べる時まで熱く保つ料理だとも書かれています。Yemen Timesの2000年記事

サルタを大きな皿に盛った煮込み料理と思うと、ヒルバの扱いが少し不思議に見えます。Yemen Timesの2004年記事では、スープに野菜や具を加え、最後に泡立てたヒルバと青唐辛子のペーストを重ねます。アメリカのイエメン料理店 Shibam も、マラクと呼ばれるだし、ヒルバ、サハウィク、パンをサルタの組み合わせとして説明し、家族や友人と同じ鉢を囲む食べ方を紹介しています。Shibam Restaurantsの解説

ただし、サルタを一つの完成形に押し込むのは早すぎます。2004年の Yemen Times は、トマト、じゃがいも、豆などを使うと説明し、肉の種類や具材に幅があることを伝えています。一方、2000年の記事は、ひき肉を生肉に替えたものをファハサと呼ぶと記しています。Yemen Timesの2004年記事

歴史の説明にも幅があります。2004年記事はトルコ由来の熱い料理が約100年前に伝わったという説を載せていますが、2000年記事は歴史的な変化を断定するのは難しいと書いています。ここではトルコ由来を確定した起源として扱わず、サヌアを中心に語られ、のちに他地域や国外のイエメン系食卓にも広がった料理として読みます。

食卓での違いを、具材の違いだけで終わらせない

呼び方・場面 料理の見え方 家庭での再現判断
サヌアのサルタ スープ、野菜、ヒルバを熱い鉢で重ねる 泡を最後に置き、食べる直前まで熱く保つ
ファハサ ひき肉ではなく生肉を使う変化として紹介される 鶏もも肉版から始め、肉を替える時は煮込み時間を伸ばす
家庭や店のアレンジ ラム、牛、じゃがいも、米、卵、豆などの組み合わせ 具を増やすほど、ヒルバとサハウィクを別に調整する

具材より先に、煮込みの濃度とヒルバを加える順番を決めます。 日本の台所でサルタを作るなら、肉を豪華にするより、煮込みを薄くしすぎないこと、ヒルバを熱源に直接当てないことを優先します。具材を替えても、最後の二つを守れば料理の輪郭は残ります。

ヒルバがサルタをサルタにする

ヒルバは、英語の綴りで Hilbeh や Hulbah と書かれます。元になるのはフェヌグリークです。香りはカレー粉のように一気に広がるものではなく、干し草に似た青さと、舌の奥に残る苦みがあります。ここが好きになれるかどうかで、サルタをまた作るかが決まります。

Claudia Rodenのレシピを転載した Epicurious は、粉にしたフェヌグリークを少なくとも2時間、できれば一晩浸し、上澄みを捨ててから水を少しずつ加え、10分ほど泡立てる方法を示しています。泡立てると、沈んでいたゼリー状の部分が淡い色の軽いペーストへ変わります。EpicuriousのYemeni Hilbeh

このレシピでは、ホールの種20gを使うため、先に粗く砕いてから浸します。浸水は最低2時間、夕食に作るなら朝に仕込むと工程を組みやすくなります。浸水液を全部残すと苦みが強くなりやすいので、ざるに上げてから新しい水を足します。

泡の見分け方

よいヒルバは、白から淡い黄土色の泡が重なり、スプーンを持ち上げると細い筋が数秒残ります。液体のように流れる時は水が多すぎます。ぼそぼそする時は、冷たい水を小さじ1ずつ足して混ぜます。泡が立った後に長く置くと分離するため、煮込みが仕上がる少し前に泡立てると扱いやすいです。

苦みが強い時は、泡立てを続けるより、浸水時間を延ばし、上澄みをもう一度捨てる方が戻しやすいです。ヒルバを煮込みの上で加熱すると、苦みが立つことがあります。2000年の Yemen Times も、火にかけた鉢へフェヌグリークを注ぐと苦くなるため、火から外して加える手順を載せています。

ヒルバは最後に少量ずつのせる

最初から全量を広げず、まず4人分の半量を表面へ置いて味を見ます。苦みと粘りが好みに合えば、残りを足します。泡を別皿にしておけば、辛さや食べる人の好みも合わせやすくなります。

買い出しで見るのは、種の形と使い切れる道具

フェヌグリークは、カレー粉やカスリメティと同じものではありません。今回使うのは、原材料欄でフェヌグリークシードと確認できる種です。ホールのまま届く商品なら、サルタだけでなく、豆料理やピクルスへ少量ずつ回せます。

通販で確認する一点は、商品名に「シード」または「ホール」と書かれているかです。粉末の量や葉の表記に置き換わっている商品は、このレシピの浸水工程には向きません。容量を使い切れる見込みがなければ、近くの輸入食品店で少量を探して、まず半量で作る方が無駄がありません。

買うなら、粉ではなく浸水できるホールの種です。 フェヌグリークを買う条件は、ヒルバを一度作ってみたいこと、種を砕く道具が手元にあることです。見送る条件は、豆科のアレルギーがあること、苦みのある香りが食卓に合わないこと、1回分だけで余りを使う予定がないこと。買えば本場に近づくという話ではなく、泡と苦みを自分で確かめるための材料です。

道具は専用鉢より、火から外す判断を優先する

現地の記事には、マデルやマクリと呼ばれる耐熱性の石の鉢が登場します。高温を保ち、料理を熱いまま食卓へ運ぶための器です。日本では、耐熱の小鍋や厚手のホーロー鍋へ移せば工程を組めます。空の器を強火にかける方法は、器の仕様が分からない限り試しません。

サハウィクは、トマト、青唐辛子、香菜、にんにくを完全な液体にせず、少し粒が残るところで止めると煮込みの口直しになります。包丁でも作れますが、にんにくと青唐辛子を短時間でつぶせる乳鉢があると、香りを出す量を調整しやすくなります。

カードで確認する一点は、乳鉢の材質と、すり鉢だけでなくすりこぎがセットに含まれるかです。サルタのためだけに買う必要はありません。普段からスパイス、薬味、ペーストを作る人で、手持ちの器が浅くて飛び散るなら候補になります。

買わない場合は、まな板の上でにんにくと青唐辛子を塩と一緒に包丁でたたき、トマトを最後に混ぜます。ブレンダーを使うなら2秒ずつ回し、液体になる前に止めます。道具を増やさない代替があるため、乳鉢はサルタを何度も作る人だけが検討すれば十分です。

味を決める三つの戻し方

苦みが強い時は、甘みで隠さない

砂糖やはちみつで苦みを消すと、トマト煮込みの味が別の方向へ寄ります。まずヒルバを少量取り分け、浸水液を残していないか、火に当てていないかを確認します。次にレモン汁を数滴加えて、苦みの輪郭が丸くなるかを見ます。戻らなければ、その分は無理に食べず、次回の浸水を長くします。

具材を増やした時は、だしを増やしすぎない

豆、にんじん、米を加える家庭版では、具材が水分を吸います。最初からだしを増やすと、ヒルバをのせた時に表面が流れやすくなります。まずは700mlで煮込み、具材が柔らかくなってから50mlずつ足します。米を入れる日は、別に炊いたものを最後に少量添える方が濃度を調整しやすいです。

辛さはサハウィクだけで調整する

煮込みへ青唐辛子を大量に入れると、ヒルバの香りが見えにくくなります。子どもと食べる日はサハウィクを別皿にし、青唐辛子を1/4本にして、レモンを少し増やします。大人だけ辛くしたい時は、取り分けた後に青唐辛子を足せば鍋全体の味が変わりません。

保存と温め直し|泡は別にしておく

煮込みは冷めるとじゃがいもがだしを吸い、ヒルバは時間とともに水分が分離します。残すなら、煮込み、ヒルバ、サハウィクを別容器へ分けます。煮込みは浅い容器へ移して粗熱を取り、2時間以内に冷蔵します。FoodSafety.govは、調理済みの残り物を4日以内に使い、再加熱時は74度Cまで温めるよう案内しています。FoodSafety.govの保存と再加熱の目安

食べる時は煮込みだけを鍋で沸かし、器へ移してからヒルバを少量のせ直します。ヒルバを鍋へ戻して煮ると泡が消え、苦みが強くなることがあります。冷凍するなら煮込みだけを1食分ずつ凍らせ、ヒルバとサハウィクは食べる日に作る方が食感を保てます。

よくある質問

フェヌグリークは粉末でも作れますか?

作れます。粉末は浸水と泡立てが早く、Epicuriousのヒルバも粉末を使っています。ただし、カレー用の配合粉やフェヌグリークの葉ではなく、種を粉にした商品を選びます。粉末を使う時は20gをそのまま量り、2時間以上浸してから上澄みを捨てます。

石のサルタ鉢がないと味は変わりますか?

専用鉢より、火から外して仕上げる判断を優先します。 器そのものより、煮込みを熱いまま移し、火から外してヒルバを加える順番が重要です。耐熱表示のある小鍋や厚手のホーロー鍋で代用できます。空の器を強火で予熱する方法は、器の説明書に対応が明記されている場合だけにします。

ヒルバに泡が立ちません。

水を一度に入れすぎた可能性があります。種の層を少量だけ別のボウルへ取り、冷水を小さじ1ずつ加えて8分から10分混ぜ直します。種を砕かずに浸した場合は、粗い粒が残って泡が安定しにくいため、次回は先に砕きます。

じゃがいもを入れないサルタもありますか?

あります。Yemen Timesの2004年記事は、トマト、じゃがいも、豆などを例に挙げています。具材は家庭や店で変わるため、じゃがいもを豆や別の野菜へ替えても、煮込みとヒルバを重ねる組み立ては保てます。

ヒルバだけ作り置きできますか?

冷蔵で数日置くと水分が分かれ、泡が弱くなります。食べる直前に作るのが一番扱いやすく、作り置きするなら煮込みだけにします。フェヌグリークを水に浸した状態で長時間室温へ置かないでください。

あわせて作りたいイエメンの料理

サルタの煮込みをもう少し穏やかな味で食べたい日は、同じイエメンのマンディの作り方へ進むと、肉と米を別の火入れで組む感覚が分かります。トマトと香草の辛い小皿を増やしたい時は、マンディ記事のザハウィグの説明も参考になります。

煮込みとパンをすくう食卓を別の国で比べるなら、ヨルダンのマンサフサウジアラビアのカブサと並べると、乳製品や米の役割の違いが見えてきます。

栄養情報の目安

鶏もも肉、じゃがいも、トマト、油、フェヌグリークを4人で分けた概算です。だしの塩分、卵やパンの有無、鶏肉の皮を残すかで数値は変わります。上の栄養値は、パンを含めず、1人分の目安として表示しています。

主な参考リンク

レシピ一覧に戻る