フィリピンのロンガニーサ。ガーリックライス、目玉焼き、バナナケチャップ、トマト、きゅうりを添えた朝食皿
🔪下準備35分
🔥調理25分
🍽️分量4
🌍料理フィリピン料理
東南アジアレシピ

ロンガニーサの作り方|フィリピン朝食ソーセージ

32分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 調味料を肉へなじませる
STEP 11 / 6

調味料を肉へなじませる

所要時間8分

火は使いません。大きなボウルに豚ひき肉、5mm幅に刻んだ豚バラ、にんにく、きび砂糖、ココナッツビネガー、しょうゆ、パティス、アナトー油、黒こしょう、パプリカ、オレガノ、コーンスターチ、塩を入れます。指先ではなくゴムべらで底から返し、赤みと調味液が均一になり、肉が少し粘ってボウルの側面に薄く貼りつくまで混ぜます。こねすぎるとハンバーグのように締まるので、白い脂の粒が少し見える程度で止めます。

手順2: 冷蔵庫で休ませる
STEP 22 / 6

冷蔵庫で休ませる

所要時間2時間から一晩

火は使いません。ボウルの表面にクッキングシートかラップを密着させ、冷蔵庫で最低2時間休ませます。時間があれば一晩置くと、にんにくと酢の角が取れ、味が散りません。休ませた肉は表面がしっとりし、へらですくうと重くまとまる状態になります。水っぽい調味液が底に多く残る場合は、コーンスターチ小さじ1を追加して10回だけ混ぜます。

手順3: 俵形に成形する
STEP 33 / 6

俵形に成形する

所要時間12分

火は使いません。クッキングシートを12cm角に12枚切ります。肉だねを1本あたり約60g取り、長さ8cm、直径2.5cmほどの俵形にします。手に油を薄くつけると表面が割れにくくなります。シートで包み、両端を軽くねじってトレーに並べます。太すぎると中まで仕上がりにくいので、親指と人差し指で作る輪より少し細いくらいに整えます。

手順4: 水で蒸し焼きにする
STEP 44 / 6

水で蒸し焼きにする

所要時間12分

弱めの中火。フライパンにサラダ油大さじ1を薄く広げ、ロンガニーサをシートから外して重ならないように並べます。水120mlを加え、ふつふつ小さな泡が出る火加減にしてふたを少しずらします。途中で一度返し、肉の表面が白っぽく固まり、竹串で刺した時に赤い汁が出ない状態まで蒸し焼きにします。水が早くなくなる場合は大さじ2足し、強火で煮立てないようにします。

手順5: 脂で焼き色をつける
STEP 55 / 6

脂で焼き色をつける

所要時間8分

中火。ふたを外し、水分がほぼ飛んだら、フライパンに残った脂でロンガニーサを転がします。表面に小さな泡がつき、砂糖と肉汁が薄く煮詰まって照りが出たら焼き色が進む合図です。1面につき1分ほど、合計6から8分かけて茶色い斑点を作ります。にんにくが黒く焦げそうな時は弱火へ落とし、鍋肌の焦げを大さじ1の水でゆるめて肉に絡めます。

手順6: 中心温度を確認して盛る
STEP 66 / 6

中心温度を確認して盛る

所要時間5分

弱火から中火。最も太い1本の中心に温度計を差し、71度C以上になっているか確認します。温度計がない場合は1本を切り、中心が淡い茶色から薄いピンクベージュで、透明な肉汁だけが出る状態を見ます。赤い肉汁が残る場合はふたをして弱火で3分追加します。焼けたら2分休ませ、ガーリックライス、目玉焼き、バナナケチャップ、トマト、きゅうり、酢の小鉢と一緒に盛ります。

ロンガニーサを取り出したフライパンに、にんにく1片のみじん切りを入れて弱火で30秒温めます。温かいごはん4膳分を加え、中火で3分炒め、塩小さじ1/3で整えます。鍋肌の甘い焦げを米が拾うので、別鍋で作るより朝食皿に一体感が出ます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

4人分、約12本です。1人3本をガーリックライスと卵で食べる量にしています。作り置きする場合は倍量にし、成形後に冷凍すると朝食へ回しやすくなります。

豚ひき肉、にんにく、砂糖、酢、しょうゆ、アナトー、クッキングシートを並べたロンガニーサの材料
ロンガニーサは材料を多く見せる料理ではなく、にんにく、酢、砂糖、豚肉のバランスで味が決まる
15品目

ロンガニーサ本体

材料 分量 代替・備考
豚ひき肉 600g 粗びきが理想。普通のひき肉なら冷えた状態で使う
豚バラ薄切り 50g 5mm幅に刻む。脂の粒を足すため
にんにく 6片(約30g) みじん切り。Vigan寄りなら8片
きび砂糖 70g 黒糖なら60g。甘さ控えめなら55g
ココナッツビネガー 大さじ3 米酢大さじ2とりんご酢大さじ1で代替可
しょうゆ 大さじ2 フィリピンしょうゆがあれば同量
パティスまたはナンプラー 大さじ1 苦手なら塩小さじ1/2に替える
アナトー油 大さじ1 作り方は下記。色を強くしないなら省く
粗びき黒こしょう 小さじ1 白こしょう小さじ1/2でも可
パプリカパウダー 小さじ1 色と香り。アナトーを使うなら小さじ1/2
ドライオレガノ 小さじ1/2 Lucban寄りの香り。初回は入れすぎない
コーンスターチ 大さじ1 肉汁を抱かせる。片栗粉でも同量
小さじ1/3 魚醤を塩に替える場合は入れない
サラダ油 大さじ1 焼く時に使う
120ml 蒸し焼き用
6品目

食卓に添えるもの

材料 分量 使い方
温かいごはん 4膳分 にんにく油で炒めて sinangag にする
4個 目玉焼き。黄身を米に絡める
バナナケチャップ 大さじ4 甘い赤いソース。なければケチャップと酢で調整
きゅうり 1本 5mm輪切り
トマト 2個 くし形に切る
大さじ3 刻み玉ねぎ20g、唐辛子1/4本と小鉢にする
2品目

アナトー油

材料 分量 使い方
アナトーシード 小さじ2 色出し用。食べる前にこす
サラダ油 大さじ2 小鍋で温める

アナトー油は、小鍋に油とアナトーシードを入れ、弱火で2分温めて赤みが出たらこします。油が泡立って香りが立ち、種が黒くなる前に火を止めます。ロンガニーサは真っ赤である必要はありませんが、少し色が入ると、焼き上がりが朝食皿の中で沈みません。

アレルギーと食品安全

このレシピは豚肉、大豆、小麦を含む可能性のあるしょうゆ、魚醤を使います。ひき肉は表面だけでなく全体に菌が入りやすいため、中心温度71度C以上を目安に完全に火を通します。肉を混ぜたボウル、へら、まな板は、加熱後の食材や盛り付け皿に使い回さないでください。

買い物で迷うのは、ココナッツビネガー、アナトー、バナナケチャップ、温度計です。豚肉や卵は近所のスーパーで十分なので、通販で見る価値があるものだけを下にまとめます。


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この料理の買い出し

買い出しガイド
掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。
📊 栄養情報(1人分)
193
kcal
8.0g
タンパク質
8.0g
脂質
19.5g
炭水化物
0.5g
食物繊維
275mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料|皮なしで作る家庭版ロンガニーサ

4人分、約12 本です。1人3 本をガーリックライスと卵で食べる量にしています。作り置きする場合は倍量にし、成形後に冷凍すると朝食へ回しやすくなります。

豚ひき肉、にんにく、砂糖、酢、しょうゆ、アナトー、クッキングシートを並べたロンガニーサの材料
ロンガニーサは材料を多く見せる料理ではなく、にんにく、酢、砂糖、豚肉のバランスで味が決まる

ロンガニーサ本体

材料 分量 代替・備考
豚ひき肉 600 g 粗びきが理想。普通のひき肉なら冷えた状態で使う
豚バラ薄切り 50 g 5mm幅に刻む。脂の粒を足すため
にんにく 6 片(約30 g) みじん切り。Vigan寄りなら8 片
きび砂糖 70 g 黒糖なら60 g。甘さ控えめなら55 g
ココナッツビネガー 大さじ3 米酢大さじ2とりんご酢大さじ1で代替可
しょうゆ 大さじ2 フィリピンしょうゆがあれば同量
パティスまたはナンプラー 大さじ1 苦手なら塩小さじ1/2に替える
アナトー油 大さじ1 作り方は下記。色を強くしないなら省く
粗びき黒こしょう 小さじ1 白こしょう小さじ1/2でも可
パプリカパウダー 小さじ1 色と香り。アナトーを使うなら小さじ1/2
ドライオレガノ 小さじ1/2 Lucban寄りの香り。初回は入れすぎない
コーンスターチ 大さじ1 肉汁を抱かせる。片栗粉でも同量
小さじ1/3 魚醤を塩に替える場合は入れない
サラダ油 大さじ1 焼く時に使う
120 ml 蒸し焼き用

食卓に添えるもの

材料 分量 使い方
温かいごはん 4膳分 にんにく油で炒めて sinangag にする
4 個 目玉焼き。黄身を米に絡める
バナナケチャップ 大さじ4 甘い赤いソース。なければケチャップと酢で調整
きゅうり 1 本 5mm輪切り
トマト 2 個 くし形に切る
大さじ3 刻み玉ねぎ20 g、唐辛子1/4 本と小鉢にする

アナトー油

材料 分量 使い方
アナトーシード 小さじ2 色出し用。食べる前にこす
サラダ油 大さじ2 小鍋で温める

アナトー油は、小鍋に油とアナトーシードを入れ、弱火で2分温めて赤みが出たらこします。油が泡立って香りが立ち、種が黒くなる前に火を止めます。ロンガニーサは真っ赤である必要はありませんが、少し色が入ると、焼き上がりが朝食皿の中で沈みません。

アレルギーと食品安全

このレシピは豚肉、大豆、小麦を含む可能性のあるしょうゆ、魚醤を使います。ひき肉は表面だけでなく全体に菌が入りやすいため、中心温度71度C以上を目安に完全に火を通します。肉を混ぜたボウル、へら、まな板は、加熱後の食材や盛り付け皿に使い回さないでください。

買い物で迷うのは、ココナッツビネガー、アナトー、バナナケチャップ、温度計です。豚肉や卵は近所のスーパーで十分なので、通販で見る価値があるものだけを下にまとめます。


にんにくの甘い脂で朝が動き出す

朝のフライパンで、にんにくを混ぜた豚ひき肉がじゅっと鳴り、砂糖と酢の香りが少し焦げる。その横で前日のごはんをにんにく油で炒め、卵を一つ落とすと、台所の空気が一気にフィリピンの朝食へ寄っていきます。ロンガニーサは、白いごはんをただの主食ではなく「受け皿」に変える、小さくて強いソーセージです。

ロンガニーサ、ガーリックライス、目玉焼き、バナナケチャップ、アチャラを並べた朝食卓
ロンガニーサはガーリックライスと卵を添えると、フィリピンの定番朝食 longsilog に近づく

ロンガニーサ(Longganisa)は、フィリピン各地で食べられる甘じょっぱいソーセージです。スペイン語圏の longaniza に由来する名前ですが、フィリピンでは地域ごとにかなり顔が違います。砂糖を効かせたもの、にんにくと酢を強くしたもの、アナトーで赤くしたもの、唐辛子やオレガノを入れるもの。日本のスーパーで全部を再現するのは難しくても、豚ひき肉、にんにく、酢、砂糖、しょうゆ、魚醤をきちんと扱うと、かなり近い方向へ行けます。

この記事では、羊腸や豚腸を使わない皮なしロンガニーサにします。現地の腸詰めタイプも魅力的ですが、初回からケーシングを探すと買い物の難度が上がります。皮なしなら、ひき肉を混ぜ、休ませ、クッキングシートで俵形にして焼くだけ。大事なのは、外側だけ黒くして中を半生にしないこと、酢と砂糖でべたつかせすぎないこと、食卓で酸味と甘いケチャップを分けて足せるようにすることです。

アドボチキンイナサルが酢と肉の料理なら、ロンガニーサは「朝食のための酢と肉」です。トルタン・タロンのような卵料理、アロスカルドのような朝の粥と並べると、フィリピン家庭料理が朝からしっかり米を食べる文化だと分かります。

表記について

日本語では「ロンガニーサ」「ロングガニーサ」と揺れます。英語では longganisa、スペイン語由来の広い呼称では longaniza と書かれます。本記事ではフィリピン料理としての表記に寄せ、ロンガニーサで統一します。


Longganisaとは|甘い系とにんにく系を分けて考える

甘い系、にんにく系、色の濃い系のロンガニーサを皿に分け、酢、にんにく、砂糖、アナトーを並べた台所
ロンガニーサは地域で甘さ、酸味、にんにく、色が変わる。日本で作る時は味の軸を先に決める

ロンガニーサを一言で「フィリピンの甘いソーセージ」と覚えると、少し足りません。Pampanga 周辺の甘い hamonado 系は、日本人が想像する甘じょっぱい朝食ソーセージに近く、砂糖としょうゆの照りが前に出ます。一方、Vigan で知られる de recado 系は、酢とにんにくが強く、食べたあとに白ごはんや酢の小鉢が欲しくなる味です。Lucban や Quezon 周辺のものは、香草やスパイスの印象を持つこともあります。

Guide to the Philippines のロンガニーサ案内でも、地域名と味の方向がセットで語られています。家庭で作るなら、最初に「甘い朝食寄り」か「にんにくと酸味寄り」かを決めるのが近道です。この記事の配合は中間です。砂糖で朝食らしい照りを出し、ココナッツビネガーとにんにくでフィリピンらしい輪郭を残します。甘すぎる市販ウインナー風に寄せず、かといって酢だけが立つ保存食風にも寄せません。

現地の朝食名でよく出る longsilog は、longganisa、sinangag、itlog の組み合わせです。つまりロンガニーサ、ガーリックライス、卵。料理名の中に献立が入っているようなもので、皿の上で肉、米、卵が完成します。日本の台所で作る時も、ソーセージだけを単体で食べるより、前日のごはんをにんにくで炒め、卵を焼き、バナナケチャップか酢を添える方が味の意味が出ます。

方向性 味の軸 日本で寄せる材料 向く食べ方
Hamonado寄り 甘じょっぱい照り きび砂糖、しょうゆ、少量の魚醤 ガーリックライス、目玉焼き
Vigan寄り にんにく、酢、こしょう ココナッツビネガー、にんにく多め 酢の小鉢、トマト、きゅうり
赤い屋台風 アナトーの色と香り アナトー油、パプリカ少量 バナナケチャップ、パン
香草系 オレガノ、唐辛子 ドライオレガノ、粗びき唐辛子 ビール、酢漬け野菜

肉は粗びきが理想です。スーパーの普通の豚ひき肉でも作れますが、細かすぎると焼いた時にハンバーグのように詰まりやすくなります。粗びきがなければ、豚ひき肉550gに豚バラ薄切り50gを5mm幅に刻んで混ぜると、噛んだ時の脂の粒が少し出ます。


買い物と失敗対策|守る材料、替えられる材料

ココナッツビネガー、アナトー、バナナケチャップ、温度計、豚ひき肉を台所に並べた買い物判断の材料
ロンガニーサの買い物は、豚肉よりも酢、色、ソース、温度確認の道具で迷いやすい

ロンガニーサで守りたいのは、豚肉、にんにく、酢、砂糖、焼き色です。反対に、ケーシング、専用のフィリピンしょうゆ、現地の豚肉の脂比率は初回から追いすぎなくて構いません。皮なしにすると、朝食へ回しやすく、冷凍もしやすくなります。

迷う材料 現地寄せ 日本での現実解 判断
ココナッツビネガー、cane vinegar 米酢とりんご酢を混ぜる 酸味は必須。甘さだけにしない
アナトー油 パプリカ少量 色は補助。味の軸ではない
粗びき豚、脂多め 豚ひき肉と刻み豚バラ 脂の粒があるとソーセージらしくなる
甘さ 砂糖多めのhamonado きび砂糖55から70g 朝食なら甘さを怖がらない
ソース バナナケチャップ ケチャップ大さじ3と酢小さじ1 食卓で足す。肉だねに入れすぎない
火通り 蒸し焼き後に焼く 水120mlで先に火入れ 外焦げ中生を避ける

よくある失敗は、肉だねがゆるい、焦げる、中心が生っぽい、甘すぎる、の四つです。ゆるい時は、休ませ時間が足りないか、調味液が底に残っています。コーンスターチを小さじ1足し、冷蔵庫でさらに30分置くと扱いやすくなります。焦げる時は火が強すぎます。ロンガニーサの茶色は、強火で一気につけるものではなく、蒸し焼き後に中火で転がして作るものです。

甘さが強すぎた時は、食卓の酢で直します。ココナッツビネガー大さじ2、しょうゆ小さじ1、刻み玉ねぎ20g、唐辛子少量を小鉢にして添えると、肉だね自体を作り直さなくてもバランスが戻ります。逆に酸っぱすぎた時は、バナナケチャップを少し添えるか、ガーリックライスの塩を控えめにしてください。

温度計は、料理好き向けの飾りではなく、ひき肉料理では実用的な道具です。FoodSafety.gov は、ひき肉を160度F、約71度Cまで加熱する目安を示しています。皮なしロンガニーサは太さが揃いやすいので、一番太い1本で確認すれば、残りの火通りも判断しやすくなります。


保存・献立・FAQ|朝食に回すための仕込み

焼いたロンガニーサを保存容器へ入れ、成形済みのロンガニーサを冷凍用に並べた台所
ロンガニーサは成形後に冷凍しておくと、朝に蒸し焼きして焼き色をつけるだけで食卓へ出せる

成形したロンガニーサは、焼く前なら冷蔵で翌日まで、冷凍で3週間が目安です。クッキングシートに包んだまま金属トレーで凍らせ、固まったら保存袋へ移します。焼く時は冷蔵庫で一晩解凍し、同じように水で蒸し焼きにします。凍ったまま焼くと、外側だけ先に焦げやすくなります。

焼いた後のロンガニーサは、粗熱を取って浅い保存容器に入れ、冷蔵で2日以内に食べ切ります。温め直しはフライパンに水大さじ2を入れて弱火で3分、ふたをして中心まで熱くします。そのあとふたを外し、中火で1分転がすと表面の照りが戻ります。電子レンジだけだと皮なしの表面が少し固くなるので、最後だけでもフライパンに戻す方が食べやすいです。

献立は、まず longsilog にします。ロンガニーサ、ガーリックライス、目玉焼き、トマト、きゅうり、バナナケチャップ。休日の昼に広げるなら、酸味のあるシニガンを小さな汁物にし、揚げ物はルンピアン・シャンハイを少量だけにします。肉の甘さがあるので、シシグのような脂の強い皿を同時に置くなら、酢の小鉢を増やしてください。

腸詰めにしないと本物ではないですか?

腸詰めのロンガニーサはもちろんあります。ただ、家庭で最初に作るなら皮なしでも十分です。味の骨格は、豚肉、にんにく、酢、砂糖、焼き色です。ケーシングを探して作業が止まるより、まず皮なしで味を覚え、次に腸詰めへ進む方が失敗が少ないです。

牛ひき肉や鶏ひき肉で作れますか?

作れますが、別料理に近づきます。牛は脂の香りが強く、酢と砂糖のバランスが変わります。鶏は脂が少なく、焼くと締まりやすいので、鶏ももひき肉600gに油大さじ1、コーンスターチ大さじ1と1/2を使います。中心温度は鶏肉の基準に合わせ、74度Cを目安にしてください。

バナナケチャップがない時はどうしますか?

普通のケチャップ大さじ3に、酢小さじ1、砂糖小さじ1/2を混ぜます。完全に同じ味ではありませんが、甘さと酸味の方向は作れます。肉だねへケチャップを入れるより、食卓で添える方が味を調整しやすいです。

朝にすぐ焼くにはどう仕込めばいいですか?

前夜に肉だねを混ぜ、成形まで済ませて冷蔵します。朝はフライパンに並べ、水120mlを入れて蒸し焼き、最後に焼き色をつけます。ガーリックライス用のにんにくは前夜に刻まず、朝に切る方が香りが重くなりません。

甘さを抑えたい時は砂糖をどこまで減らせますか?

600gの肉に対して55gまでは減らせます。それ以下にすると、ロンガニーサらしい照りと朝食向きの甘じょっぱさが弱くなります。甘さを減らすより、酢の小鉢やトマト、きゅうりを添えて皿全体で調整する方が、料理の芯を保ちやすいです。

参考にした現地情報

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行ロンガニーサの作り方|フィリピン朝食ソーセージ
URL
https://sekaigohan.com/recipes/southeast-asia/philippines/longganisa
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月29日
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