塩魚をココナッツミルク、トマト、タイム、スコッチボネットで煮たジャマイカのランダウン
🔪下準備25分
🔥調理35分
🍽️分量4
🌍料理ジャマイカ料理
南米

ランダウンの作り方|ジャマイカのココナッツ魚煮込み

28分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 魚の塩気を整える
STEP 11 / 6

魚の塩気を整える

所要時間20分

火は使いません。甘塩さば4切れをボウルに入れ、水をかぶる量まで注ぎます。甘塩なら10分、塩気が強い塩さばなら20から30分浸します。表面の白い塩が落ち、端を1cm角ほど少しちぎって味見した時に「やや塩辛い」くらいで止めます。完全に塩を抜くと魚のうまみも抜けるため、薄味まで戻しすぎません。水気はキッチンペーパーでしっかり拭きます。

手順2: ココナッツミルクを煮詰める
STEP 22 / 6

ココナッツミルクを煮詰める

所要時間12分

広めのフライパンまたは浅い鍋にココナッツミルク400mlを入れ、中火で温めます。ふつふつと沸いたら弱めの中火に落とし、木べらで時々底をなぞりながら10から12分煮ます。火加減は泡が大きく跳ねない程度です。白い液体がとろりと重くなり、鍋のふちに黄色いココナッツ油が少しにじみ、木べらの跡が1秒ほど残る状態を目安にします。

手順3: 香味野菜を入れてソースにする
STEP 33 / 6

香味野菜を入れてソースにする

所要時間8分

火加減は弱めの中火のままです。玉ねぎ、青ねぎ、にんにく、しょうが、トマト、タイム、オールスパイス、黒こしょうを加えます。スコッチボネットは丸ごと入れ、穴を開けません。6から8分煮て、玉ねぎが透き通り、トマトの角が少し崩れ、ソースが薄いベージュから淡い黄色へ変わったら次へ進みます。鍋底が重くなりすぎる時は水を大さじ2足します。

手順4: 魚を入れて静かに煮る
STEP 44 / 6

魚を入れて静かに煮る

所要時間10分

火加減を弱火に落とします。塩気を整えた魚を皮目を下にして並べ、ソースを上からかけます。ふたはせず、弱火で8から10分煮ます。ソースの表面に小さな泡が静かに上がる程度を保ち、強く沸騰させません。魚の中心が不透明になり、箸で軽く押すと身が大きく割れる状態が目安です。さば缶を使う場合は、ここで3から4分だけ温めます。

手順5: 濃度と辛さを決める
STEP 55 / 6

濃度と辛さを決める

所要時間5分

弱火のまま、木べらでソースをすくって濃度を見ます。とろみがあり、魚にまとわるが、鍋底で固まらない状態が目安です。薄い場合は2から3分煮詰めます。重すぎる場合は水大さじ1から2でゆるめます。辛さを強めたい時だけスコッチボネットをスプーンで軽く押します。辛さを抑えたい場合は、ここで丸ごと取り出します。最後にライム果汁小さじ2を落とします。

手順6: 盛り付けて主食を添える
STEP 66 / 6

盛り付けて主食を添える

所要時間5分

火を止め、鍋を1分休ませます。魚を崩さないように浅い皿へ移し、ソースを周りにかけます。青バナナやじゃがいもは2から3cm幅に切って塩ゆでし、竹串がすっと通る柔らかさになったら横に添えます。硬めのパンを使う時は、皿に浸さず別皿に置き、食べる時にソースをすくいます。ランダウンは冷めるとソースがさらに固くなるため、温かいうちに出します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

ランダウンに使う塩魚、ココナッツミルク、トマト、玉ねぎ、青ねぎ、タイム、スコッチボネットを並べた材料
ランダウンは魚、ココナッツミルク、トマト、タイム、スコッチボネットの順に買い出しを決める

4人分です。主菜として出すなら、ゆでた青バナナ、じゃがいも、米粉の団子、硬めのパンを添えると満足感が出ます。魚は甘塩さばを基本にしますが、塩分が強い魚、缶詰、たらを使う時の調整も表に入れました。

14品目

主材料

材料 分量 代替・備考
甘塩さば切り身 4切れ(約400g) 塩さばなら水に20から30分浸す。甘塩たらでも可
ココナッツミルク 400ml 無糖の料理用缶。よく振ってから使う
120ml 煮詰めすぎた時の調整用を含む
トマト 2個(約280g) 2cm角。ミニトマトなら12個
玉ねぎ 1/2個(約100g) 5mm幅の薄切り
青ねぎ 3本 3cm長さに切る
にんにく 2片(約10g) みじん切り
しょうが 8g みじん切り。省略可だが魚の匂いを抑える
生タイム 4枝 乾燥タイムなら小さじ1
オールスパイス粒 6粒 粉なら小さじ1/4をお茶パックに入れる
スコッチボネット 1個 丸ごと。なければハバネロ少量か卓上ソース
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
サラダ油 小さじ2 米油、菜種油で可
ライム果汁 小さじ2 仕上げ。レモン果汁でも可
3品目

添えるもの

材料 分量 代替・備考
青バナナ 4本 手に入らなければじゃがいも中3個
米粉または薄力粉の団子 8個 省略可。硬めのパンでもソースを受けられる
ライム 1/2個 食卓で少し搾る
アレルギーと塩分

この料理には魚とココナッツを使います。塩魚や缶詰は製品により塩分が大きく違います。高血圧などで塩分を控えている方は、塩抜き後に魚を少量味見し、煮汁に塩を足さずに仕上げてください。スコッチボネットは非常に辛い唐辛子です。刻む場合は手袋を使い、目や粘膜に触れないようにします。

5品目

魚を変える時の早見表

下準備 煮る時間 仕上がり
甘塩さば 10分だけ水に浸し、水気を拭く 8から10分 脂があり、家庭で作りやすい
塩さば 20から30分水に浸す 8から10分 塩気が強いのでソースが締まる
甘塩たら 10分水に浸す 6から8分 淡泊でやさしい味
さば水煮缶 汁を切り、最後に加える 3から4分 時短。崩れやすい
生鮭 塩小さじ1/2をふり10分置く 6から8分 別料理寄りだが食べやすい
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📊 栄養情報(1人分)
108
kcal
7.8g
タンパク質
7.3g
脂質
4.0g
炭水化物
0.8g
食物繊維
330mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料、塩魚とココナッツを先に決める

ランダウンに使う塩魚、ココナッツミルク、トマト、玉ねぎ、青ねぎ、タイム、スコッチボネットを並べた材料
ランダウンは魚、ココナッツミルク、トマト、タイム、スコッチボネットの順に買い出しを決める

4人分です。主菜として出すなら、ゆでた青バナナ、じゃがいも、米粉の団子、硬めのパンを添えると満足感が出ます。魚は甘塩さばを基本にしますが、塩分が強い魚、缶詰、たらを使う時の調整も表に入れました。

主材料

材料 分量 代替・備考
甘塩さば切り身 4切れ(約400 g) 塩さばなら水に20から30分浸す。甘塩たらでも可
ココナッツミルク 400 ml 無糖の料理用缶。よく振ってから使う
120 ml 煮詰めすぎた時の調整用を含む
トマト 2 個(約280 g) 2cm角。ミニトマトなら12 個
玉ねぎ 1/2 個(約100 g) 5mm幅の薄切り
青ねぎ 3 本 3cm長さに切る
にんにく 2 片(約10 g) みじん切り
しょうが 8 g みじん切り。省略可だが魚の匂いを抑える
生タイム 4枝 乾燥タイムなら小さじ1
オールスパイス粒 6粒 粉なら小さじ1/4をお茶パックに入れる
スコッチボネット 1 個 丸ごと。なければハバネロ少量か卓上ソース
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
サラダ油 小さじ2 米油、菜種油で可
ライム果汁 小さじ2 仕上げ。レモン果汁でも可

添えるもの

材料 分量 代替・備考
青バナナ 4 本 手に入らなければじゃがいも中3 個
米粉または薄力粉の団子 8 個 省略可。硬めのパンでもソースを受けられる
ライム 1/2 個 食卓で少し搾る
アレルギーと塩分

この料理には魚とココナッツを使います。塩魚や缶詰は製品により塩分が大きく違います。高血圧などで塩分を控えている方は、塩抜き後に魚を少量味見し、煮汁に塩を足さずに仕上げてください。スコッチボネットは非常に辛い唐辛子です。刻む場合は手袋を使い、目や粘膜に触れないようにします。

魚を変える時の早見表

下準備 煮る時間 仕上がり
甘塩さば 10分だけ水に浸し、水気を拭く 8から10分 脂があり、家庭で作りやすい
塩さば 20から30分水に浸す 8から10分 塩気が強いのでソースが締まる
甘塩たら 10分水に浸す 6から8分 淡泊でやさしい味
さば水煮缶 汁を切り、最後に加える 3から4分 時短。崩れやすい
生鮭 塩小さじ1/2をふり10分置く 6から8分 別料理寄りだが食べやすい

ココナッツが鍋底で濃くなる朝の料理

ランダウンを青バナナと食卓に出したジャマイカ風の朝食
ランダウンは塩魚のうまみを濃いココナッツソースで受け止め、青バナナやダンプリングと合わせる

ココナッツミルクを鍋に入れて火にかけると、最初は白く軽いスープのように見えます。そこから少しずつ水分が飛び、木べらの跡が鍋底に残り、ふちに黄色い油がにじむ。ジャマイカのランダウンは、この変化を待つ料理です。

ランダウン(run down / run dung)は、塩魚やさば、タラ、鮭などを、煮詰めたココナッツミルク、トマト、玉ねぎ、タイム、スコッチボネットで煮るカリブ海の家庭料理です。英語では mackerel rundown と紹介されることも多く、現地の発音に寄せて run dung と書かれることもあります。

名前だけ聞くと「残り物を煮る料理」に見えるかもしれません。実際には、魚の塩気とココナッツの甘さをぶつける、かなり輪郭のある一皿です。ジャークチキンのような炭火の辛さではなく、ライスアンドピーズのココナッツ香に魚のうまみを足した方向です。

この記事では、日本で手に入りやすい塩さば、甘塩たら、または缶詰さばで作れるように分けます。本場の青バナナやブレッドフルーツを毎回そろえる必要はありません。ただし、ココナッツミルクを薄いまま使うとランダウンらしさが出ないので、煮詰まり具合だけは丁寧に見ます。

呼び方の整理

Jamaican run down は、ココナッツミルクを煮詰めて魚を煮る料理です。現地の発音を反映して run dung と書かれることもあります。本記事では日本語表記を「ランダウン」に統一し、本文中では現地名も併記します。

この料理の背景、保存魚とココナッツの台所

ランダウンに使う塩魚、タイム、オールスパイス、スコッチボネットを並べた材料
塩魚、タイム、ピメント、スコッチボネット、ココナッツがランダウンの香りを作る

ランダウンは、ジャマイカだけでなくカリブ海の島々に広く見られる「魚とココナッツ」の系譜にあります。保存のために塩をした魚を戻し、ココナッツミルクで煮て、青バナナ、茹でたダンプリング、ローストブレッドフルーツのようなでんぷん質の主食と食べる。米よりも、ソースを吸う芋や粉ものがよく合います。

英語圏のジャマイカ料理サイトでは、salt mackerel、saltfish、codfish を使う版が多く、野菜はトマト、玉ねぎ、青ねぎ、にんにく、タイムが定番です。同じ塩魚でも、アキー・アンド・ソルトフィッシュはアキーの黄色い果肉と炒め合わせる朝食で、ランダウンはココナッツミルクを煮詰めて魚にまとわせる方向です。スコッチボネットは刻んで辛くするより、丸ごと入れて香りを移し、最後に取り出す家庭版もあります。

日本の台所で一番迷うのは、塩魚です。輸入の塩さばや塩たらを探してもよいですが、家庭では甘塩さば、甘塩たら、缶詰さばでも入口になります。違いは塩抜きと煮る時間です。塩が強い魚は戻す。缶詰は最後に加えて崩さない。ここを分けると、無理なく作れます。

現地の軸 日本での現実的な選択 守りたい理由
salt mackerel 甘塩さば、塩さば、甘塩たら 魚の塩気がココナッツの甘さを締める
coconut milk 無糖の料理用ココナッツミルク缶 煮詰めるとソースの芯になる
scotch bonnet 丸ごと、または卓上ホットソース 果実っぽい辛味を足す
thyme / pimento 生タイム、オールスパイス ジャマイカ料理の香りに寄せる
green banana 青バナナ、じゃがいも、米粉団子 濃いソースを受ける

買い出し導線、近所で迷う材料だけ見る

近所のスーパーで買えばよいものは、魚、玉ねぎ、トマト、青ねぎ、にんにくです。通販や輸入食材店で見る価値があるのは、無糖のココナッツミルク、ジャマイカ料理でピメントと呼ばれるオールスパイス、スコッチボネット系の辛味です。

ココナッツミルクは紙パックの飲料ではなく、料理用の無糖缶を選びます。飲料タイプは水分や砂糖が多く、煮詰めてもソースになりにくいです。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

ピメントは、ジャマイカ料理ではオールスパイスを指します。日本のピーマンとは別物です。ホールがあれば香りがやわらかく出ますが、粉しかない場合は直接入れず、お茶パックに入れるとざらつきにくくなります。

生のスコッチボネットがない時は、鍋に辛味を入れず、食卓で少量のホットソースを足す方が失敗しにくいです。家族で辛さを分けられるので、初回はこの方法が安全です。

失敗原因、水っぽい時は魚よりソースを見る

水っぽいココナッツソースと煮詰まったソースを比べたランダウンの失敗例
ランダウンの失敗は、水分量と火加減で起きる。魚を入れる前の濃度が大事

ランダウンで一番多い失敗は、ココナッツミルクが薄いまま魚を入れてしまうことです。薄いソースは魚の塩気を受け止めきれず、皿の上で水っぽくなります。反対に煮詰めすぎると、油っぽく重くなります。

状態 主な原因 戻し方
水っぽい ココナッツを煮詰める前に魚を入れた 魚を一度取り出し、弱めの中火で3から5分ソースを煮詰める
しょっぱい 塩魚の戻し不足 じゃがいもや青バナナを添え、次回は塩抜きを10分延ばす
魚が崩れる 強く沸かした、混ぜすぎた 魚を入れた後は弱火。鍋を揺すってソースを回す
辛すぎる スコッチボネットが破れた すぐ取り出し、ココナッツミルク大さじ3を足して弱火で戻す
香りが薄い タイムとピメントが足りない 仕上げで乾燥タイム少量、オールスパイスをお茶パックで2分だけ入れる

塩魚を完全に真水の味に戻す必要はありません。ランダウンは、魚の塩気がソース全体を締める料理です。味見をする時は、魚だけで判断せず、魚、ソース、青バナナやじゃがいもを一緒に口に入れます。単体では少し塩辛いくらいが、主食と合わせると落ち着きます。

さば缶で作る時の順番

さば水煮缶は崩れやすいので、工程4の最後に入れます。缶汁は大さじ2だけ使い、残りは入れません。3分温めたら火を止め、ソースを上からかける程度で仕上げると、身がばらばらになりにくいです。

食べ方と保存、青バナナがなければじゃがいもで受ける

残ったランダウンを保存容器に移し、青バナナを別容器に分けた保存の様子
残ったランダウンは浅い容器で冷まし、主食と分けて保存すると温め直しやすい

ランダウンは、白いごはんにかけるより、青バナナ、ゆでたじゃがいも、ダンプリング、硬めのパンと合わせる方が味が決まりやすいです。ソースが濃いので、主食はやわらかすぎないものが合います。

添えるもの 近い使い方 日本での代替
青バナナ 皮ごと下ゆでし、皮をむいて添える じゃがいも、里芋
フライドダンプリング ソースをすくう 米粉団子、硬めのパン
ブレッドフルーツ 焼いて添える 焼いたさつまいも、じゃがいも
ライスアンドピーズ 香りのある豆ごはん ライスアンドピーズ

ジャマイカ料理の食卓として組むなら、主役をランダウンにし、横に青バナナ、少量のライスアンドピーズ、酸味のあるきゅうりサラダを置きます。肉料理の日ならジャークチキンと比べると、ランダウンは辛さよりココナッツの濃さが前に出ます。

保存する時は、魚とソースを浅い容器に移し、粗熱を早く抜きます。室温に長く置かず、2時間以内に冷蔵してください。冷蔵は翌日までを目安にし、温め直しは小鍋に移して水大さじ1から2を足し、弱火で5から6分、中心まで湯気が出るまで温めます。電子レンジならふんわりラップをし、600Wで2分温め、混ぜずに30秒置いてから追加で1分温めます。

冷凍はできますが、ココナッツソースが少し分離します。冷凍するなら魚を細かく崩さず、1食分ずつ平たく包み、2週間以内に食べ切ります。解凍後に油が浮いた時は、弱火で温めながら水小さじ2を足し、木べらでゆっくり戻します。

現地らしさを残す代替、変えてよいものと残すもの

ランダウンは家庭料理なので、魚や主食の種類に幅があります。ただ、日本の台所で代替しすぎると「魚のココナッツカレー」へ寄ってしまいます。カレー粉を入れない、ココナッツを煮詰める、タイムとピメントを少量でも入れる。この三つを残すと、ジャマイカの方向へ戻しやすいです。

変える材料 代替案 注意点
塩さば 甘塩たら、生鮭、さば缶 生魚なら塩を先にふって10分置く
青バナナ じゃがいも、里芋、米粉団子 甘いバナナは使わない
スコッチボネット ハバネロ少量、卓上ホットソース 刻むと辛すぎるので少量から
生タイム 乾燥タイム小さじ1 ローズマリーでは香りが変わる
オールスパイス粒 パウダー小さじ1/4 入れすぎると甘い香りが強くなる

魚を焼いてから入れる方法もあります。香ばしさは出ますが、ランダウンらしい「魚のうまみがソースへ落ちる感じ」は少し弱くなります。初回は焼かずに煮る方が、濃度と塩気の関係をつかみやすいです。

ココナッツミルクをライトタイプにする場合は、煮詰め時間を3から5分長くします。脂肪分が少ないため、濃度がつくまで時間がかかります。ココナッツクリームだけで作ると重くなりすぎるので、クリーム200mlと水200mlに分けると扱いやすいです。

よくある質問

甘塩さばで作ると本場から離れますか?

現地の salt mackerel とは塩の強さが違いますが、家庭で作る入口としては十分使えます。甘塩さばの場合は戻し時間を10分にし、ソースに塩を足さず、最後に味を見て調整します。脂が多いので、ココナッツソースが重く感じる時はライム果汁を小さじ1足してください。

ココナッツミルクを煮詰めると分離しても大丈夫ですか?

ふちに黄色い油が少し浮く程度なら正常です。強火で沸かし続け、白い固まりと油が大きく分かれるほど分離した場合は、水大さじ2を足して弱火にし、木べらでゆっくり戻します。完全になめらかである必要はありませんが、ざらつくほど強く沸かさない方が食べやすいです。

スコッチボネットがない場合は何を使いますか?

辛味だけならハバネロ少量で代用できます。ただし香りは少し変わります。初回は鍋に唐辛子を入れず、食卓でスコッチボネット系のホットソースを数滴足す方法が安全です。家族の辛さを分けられ、鍋全体が辛くなりすぎません。

青バナナが手に入りません。

じゃがいもで代用できます。皮をむいて一口大に切り、塩を入れた湯で12から15分ゆでます。甘い黄色いバナナは香りと甘さが強く、ランダウンの主食代わりには向きません。硬めのパンや米粉団子も合います。

作り置きできますか?

翌日までならできます。魚とココナッツを使うため、室温に長く置かず、2時間以内に冷蔵してください。温め直しは弱火で、必要なら水を少し足します。冷凍は可能ですが、ソースが分離しやすいので2週間以内に食べ切るのがおすすめです。

子どもも食べられますか?

辛味を抜けば食べられます。スコッチボネットは鍋に入れず、大人だけ食卓でホットソースを足してください。魚の塩気も強くなりやすいため、子ども用はソースを少なめにし、じゃがいもやごはんと合わせて出すと食べやすくなります。

参考にした現地・英語圏情報

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行ランダウンの作り方|ジャマイカのココナッツ魚煮込み
URL
https://sekaigohan.com/recipes/south-america/jamaica/run-down
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月23日
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