牛肉、ビーフン、ペルケデル、揚げ玉ねぎ、サンバルを添えた南スラウェシのソップ・サウダラ
🔪下準備35分
🔥調理1時間45分
🍽️分量4
🌍料理インドネシア料理

ソップ・サウダラの作り方|マカッサルの牛スープ

32分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
STEP 11 / 6

香味ペーストを作る

所要時間10分

手順1: 香味ペーストを作る

紫玉ねぎ、にんにく、しょうが、ガランガル、キャンドルナッツ、コリアンダー、クミン、ナツメグ、白こしょう、水大さじ3をすり鉢かフードプロセッサーで粗いペーストにします。玉ねぎの大きなかけらが消え、クミンが軽く割れ、湿った砂のようにまとまれば完成です。完全な液体にせず、少し粒が残るところで止めると、次の工程で水分を飛ばしやすくなります。冷凍ガランガルは半解凍で薄切りにすると、刃が滑りにくくなります。

STEP 22 / 6

牛肉を静かに煮る

所要時間70分

手順2: 牛肉を静かに煮る

牛肉を3cm角に切り、水1.8L、塩小さじ1、レモングラス、こぶみかんの葉、ローリエ、シナモンと一緒に鍋へ入れます。中火で12分ほどかけて沸騰直前まで温め、浮いた泡をすくって弱火に落とします。表面が小さく揺れる火加減で70分煮て、竹串が中心へ抵抗なく入るか確認します。まだ硬ければ湯を200ml足し、15分ずつ延長してください。強く沸かすと肉が締まり、スープも濁ります。

STEP 33 / 6

ペルケデルを浅く揚げる

所要時間18分

手順3: ペルケデルを浅く揚げる

じゃがいも350gを2cm角に切り、耐熱皿へ広げて水大さじ2をかけ、600Wの電子レンジで7分加熱します。熱いうちにつぶし、卵1個、青ねぎ20g、フライドオニオン大さじ1、塩小さじ1/4を混ぜます。手で押して崩れないまとまりになったら、直径4cmの団子を8個作ります。油を1cm深さまで入れ、170℃に熱して片面2分、返して2分揚げ焼きします。表面が薄いきつね色になり、触ると少し弾むところで引き上げます。

STEP 44 / 6

香味ペーストを炒めてスープへ戻す

所要時間12分

手順4: 香味ペーストを炒めてスープへ戻す

フライパンに油大さじ2を入れ、弱めの中火で香味ペーストを8分炒めます。水分が飛ぶまでは木べらが重く感じますが、油が端ににじみ、玉ねぎとにんにくの生っぽい匂いが消えれば、なめらかで重いペーストになります。牛肉の鍋からお玉2杯のスープを加えて鍋底をこそげ、炒めたペーストを鍋へ戻します。弱火で4分煮て、スープが茶色から少し深い色へ変わるのを確認します。焦げた黒い部分は混ぜ込みません。

STEP 55 / 6

ビーフンとご飯を用意する

所要時間12分

手順5: ビーフンとご飯を用意する

ビーフン100gを袋の表示に合わせて80℃前後の湯に4から5分浸し、ざるに上げます。指でつまんだときに芯がなく、折れずに曲がれば水気を切ります。ロントン風にする場合は、冷やしておいたご飯を2.5cm角に切り、別盛りにする場合は1人150gずつよそいます。ゆで卵は半分、ライムはくし形、青ねぎとセロリの葉は細かく刻みます。ビーフンは鍋で煮込まないのがコツです。

STEP 66 / 6

椀へ盛り、熱いスープを注ぐ

所要時間5分

手順6: 椀へ盛り、熱いスープを注ぐ

スープを中火で3分温め直し、鍋肌がふつふつしたら弱火に落とします。ご飯と食べて少し濃いくらいになるよう、塩小さじ1/4ときび砂糖小さじ1/2を加えて整えます。椀にビーフン、牛肉、ペルケデル、ゆで卵を入れ、熱いスープを約300ml注ぎます。ご飯を椀に入れる場合はここで80gほど加え、別盛りなら横に置きます。フライドオニオン大さじ1、青ねぎ、セロリの葉をのせ、ライムとサンバルを添えます。サンバルは最初から全量を溶かさず、ひと口目のあとに小さじ1/2ずつ足すと、牛だしの香りを残せます。

ペルケデルを鍋に入れて長く煮ると、じゃがいもが崩れてスープが重くなります。椀へ入れてから熱いスープを注ぐだけで十分です。表面の香ばしさが残り、食べている途中で少しずつスープを吸います。時間がなければ揚げずに焼いたじゃがいもを使えますが、揚げた表面の香りは弱くなります。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

ソップ・サウダラに使う牛肉、ビーフン、米、じゃがいも、香味野菜、スパイスを並べた材料
牛肉、ビーフン、じゃがいも、香味野菜、スパイスを分けて準備する

大きめの椀を4杯分です。現地の食堂のようにご飯を別盛りにするなら、炊いたご飯は1人150gほど。椀の中に入れるロントン風の米を試す場合は、炊いたご飯500gを厚さ2cmに押し、冷やしてから2.5cm角に切ります。これは日本の台所向けのアレンジで、現地の食べ方そのものではありません。

9品目

牛肉スープ

材料 分量 代替・備考
牛すね肉または肩ロースかたまり 650g カレー用牛肉でも可。3cm角に切る
1.8L 煮込み後に1.2L前後残す
小さじ1と1/2 下味とスープ用。最後に調整
きび砂糖 小さじ1 甘くせず、塩味の角を丸める
サラダ油 大さじ2 香味ペーストを炒める
レモングラス 2本 根元10cmを叩く。乾燥なら小さじ2
こぶみかんの葉 4枚 冷凍で可。なければライム皮を薄く1枚
ローリエ 1枚 daun salam の代替。香りは少し軽い
シナモンスティック 1/2本 入れすぎると甘い香りが勝つ
10品目

香味ペースト

材料 分量 代替・備考
紫玉ねぎまたは玉ねぎ 140g 現地のシャロット代替
にんにく 5片 約25g
しょうが 20g 薄切り
ガランガル 20g なければしょうがを10g増やす。香りは変わる
キャンドルナッツ 3粒 カシューナッツ25gで代替
コリアンダーパウダー 大さじ1 牛だしの土台。省かない
クミンシード 小さじ1 粉なら小さじ3/4
ナツメグ 小さじ1/4 多すぎると甘い香りが勝つ
白こしょう 小さじ1/2 黒こしょうなら少なめ
大さじ3 ペーストを回すため
11品目

椀に入れる具と仕上げ

材料 分量 代替・備考
乾燥ビーフン 100g 春雨より米の香りが残る
炊いたご飯 600g 別盛りが基本。ロントン風にして椀へ入れてもよい
じゃがいも 350g ペルケデル用
1個 ペルケデルのつなぎ
青ねぎ 40g 半量はペルケデル、半量は仕上げ
セロリの葉または三つ葉 15g 香りの仕上げ。なければ青ねぎを増やす
ゆで卵 2個 半分に切る
フライドオニオン 大さじ5 bawang goreng の代替
サンバルオレック 小さじ4 1人小さじ1を別皿へ
ライム 1個 レモンなら1/2個
揚げ油 200ml ペルケデルを浅く揚げる
アレルギーと材料表示

牛肉、卵、キャンドルナッツまたは代替のカシューナッツを使います。市販サンバル、フライドオニオン、ビーフン、スパイスには小麦、大豆、えびなどが含まれることがあります。食物アレルギーがある場合は、購入前に商品の原材料表示を確認してください。内臓を加える場合は、鮮度や下処理に不安があるなら無理に使わず、牛すね肉だけで作ります。

材料

香りの材料を見分ける

ガランガルはしょうがに似ていますが、しょうがだけで置き換えると香りの輪郭が丸くなります。現地語ではlengkuas、こぶみかんの葉はdaun jeruk、揚げ玉ねぎはbawang gorengです。輸入食材店や通販で探すときは、日本語とこの表記の両方が役に立ちます。ガランガルが見つからない日は、しょうがを10g増やし、仕上げにライムの皮を少量削ると、別の香りにはなりますが牛肉の重さを散らせます。

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材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

📊 栄養情報(1人分)
153
kcal
9.5g
タンパク質
6.8g
脂質
13.0g
炭水化物
1.0g
食物繊維
370mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド
サンバルオレック
サンバルオレック
リサーチ日時:2026-07-16
GABAN クミンパウダー 65g
GABAN クミンパウダー 65g
リサーチ日時:2026-07-16

牛すねから始めて、香りを寄せる

想像してみてください。夕方の台所でふたを開けると、牛すねの脂にレモングラスとこぶみかんの葉が重なり、細いビーフンの白さが湯気の向こうに見える。椀にはペルケデル、ゆで卵、揚げ玉ねぎ。辛味は鍋で決めず、サンバルを少しずつ溶かしていく。これがソップ・サウダラを家で作るときの楽しいところです。

ソップ・サウダラをサンバル、ライム、揚げ玉ねぎと並べた食卓
ソップ・サウダラは牛肉スープにビーフン、ペルケデル、揚げ玉ねぎ、ライムを重ねて食べる

ソップ・サウダラ(Sop Saudara、別表記 Sop Sodara)は、南スラウェシのPangkepとMakassarに結びつく牛肉スープです。牛肉だけを煮た汁ではありません。ビーフン、じゃがいものペルケデル、卵、揚げ玉ねぎを椀で重ね、インドネシア観光省のMakassar料理案内には、温かいご飯や焼いたミルクフィッシュを添える食べ方も記録されています。同じ案内は、牛肉のスープに米麺、ポテトケーキ、内臓、ゆで卵を合わせる料理として説明しています。

日本の台所で迷うのは、牛肉よりも「どこまで本場へ寄せるか」です。内臓を扱う店の一杯に近づけるなら肺やレバーを選ぶ余地がありますが、初回は牛すね肉で十分です。香りの芯になるガランガルを20gだけ入れ、香味ペーストを油で炒めてから煮汁へ戻す。この二つを守ると、内臓を省いても料理の方向は外れにくくなります。

同じインドネシアの汁物でも、鶏肉と黄色いスープのソトアヤム、黒い実を使うラウォン、濃いナッツの風味を持つCoto Makassarとは違います。ソップ・サウダラは、肉のスープを主食と副菜の境目まで広げたような椀です。

表記について

インドネシア語の表記は Sop Saudara と Sop Sodara の両方が見つかります。本記事では検索しやすい「ソップ・サウダラ」を使い、現地資料の引用では表記をそのまま残します。「saudara」は兄弟や親族を指す語ですが、名前の由来には複数の説明があります。

背景|Pangkepの祝い事からMakassarの食堂へ

由来を一つに決めてしまうと、ソップ・サウダラの来歴が平たくなります。2022年のdetikSulselのH Abdullah本人への取材では、Pangkep出身のH Abdullahが1950年代にMakassarのSop Sentralで働き、Pasar Senggolで自分の店を始めた経緯が語られています。本人は店名を「Saya Orang Pangkep, Saudara」、つまり「私はPangkepの人です、兄弟」と説明し、牛肉に加えて腸、肺、心臓などを具に加えたとも話しています。別の報道は創始者をHaji Dollahiと伝えているため、年や名前の細部は断定しません。この記事では、Pangkep出身者がMakassarで肉スープの商売を広げた点までを、複数の記録に共通する説明として扱います。

一方、インドネシア政府系の文化資料『Makanan dan Minuman Tradisional』は、Sop Pangkepを二人の兄弟が営む店の料理として説明し、客が「sop sodara」と呼んだことから名が広がったという別の語りを載せています。二つの記録に共通するのは、Pangkepの出身者とMakassarの店、そして客との親しさが名前に結びついていることです。料理名を見ただけでは分からない、移住と商売の話が椀の中に残っています。

この文化資料がもう一つ教えてくれるのは、ソップ・サウダラが最初から毎日の外食だけの料理ではなかったことです。かつては割礼、結婚、出産祝い、イドゥル・フィトリやイドゥル・アドハー、引っ越しや感謝の集まりで出される料理として記録されています。今は食堂で食べられますが、Makassar系の家庭では祝い事や来客のための椀としても残っている。牛肉のスープに麺と芋と卵を足す構成は、鍋一つで腹を満たす工夫であると同時に、客に「これも食べて」と具を重ねる出し方でもあります。

少なくともGood Indonesian FoodのWarung Pangkep訪問記では、牛レバー、トライプ、kikilと呼ばれる牛足のゼラチン質の部位、揚げた肺から具を選んでいます。その記録では、ビーフンとペルケデルがCoto Makassarとの違いとして挙げられました。家庭では牛すねを主役にし、麺、ペルケデル、揚げ玉ねぎ、ライム、サンバルを別々に用意します。内臓を省いても、椀を食べる人が組み立てる楽しさは残せます。

食卓の要素 現地での意味 日本での作り方
牛肉や水牛肉、内臓 だしと具を選ぶ楽しさ 牛すね肉を基本にし、内臓は省略可
ビーフン 肉の汁を受ける細い主食 乾燥ビーフンを別鍋で戻す
ペルケデル 芋の甘さと揚げた香ばしさ じゃがいもをつぶして8個にする
ご飯やクトゥパット スープを受ける主食 ご飯を別盛り、または少量を椀へ
ライムとサンバル 酸味と辛味を食卓で調整 鍋に混ぜず、最後に添える

香りを買う|ガランガルはしょうがの代役ではない

ソップ・サウダラの買い出しで迷いやすいガランガル、こぶみかんの葉、サンバル、揚げ玉ねぎ、スパイス
通販や輸入食材店では、牛肉ではなくガランガル、サンバル、揚げ玉ねぎ、スパイスを見ると料理の輪郭が出る

牛肉、じゃがいも、卵、ビーフンは近所のスーパーで揃います。探して買う意味があるのはガランガルです。しょうがを増やしても生姜の香りが強くなるだけで、ガランガルの少し硬い木質の香りは戻りません。ソップ・サウダラではペーストに20gしか使わないので、冷凍品を買って残りを小分けする方法が向いています。

この商品を買う条件は、ソトアヤムやラウォンなど、別のインドネシア料理にも使う予定があること。一度だけ作るなら、しょうが10gを増やしてライムの皮を少量足す代替で構いません。リンク先で確認する点は、冷凍ガランガルが200g入りかどうかです。冷蔵品や粉末ではなく、切って使える形かも見ておきます。

辛味は鍋で決めず、椀の中で動かす

サンバルオレックは、スープを真っ赤にするためではなく、食べる人が自分の椀で辛味を足すために使います。家族で辛さの好みが違うなら買う意味があります。辛いものをほとんど使わないなら、手持ちの一味唐辛子とライムで代用し、瓶を増やさなくても構いません。

リンク先で確認する点は、商品名がKOKITAのSambal Oelekであることと、楽天とAmazonのどちらを選ぶかです。容量や原材料は販売ページで変わる可能性があるため、購入時の表示を確認してください。

クミンはブランド品で香りをそろえる

クミンは小さじ1杯だけですが、香味ペーストの輪郭を決めます。開封して時間がたった粉は香りが弱く、ガランガルを買っても牛肉の奥行きが出にくい。ほかのインドネシア料理やカレーにも使うなら、ブランド品で香りの基準をそろえる意味があります。手持ちのクミンが香るなら買い足しは不要です。

買う条件は、粉末を少量ずつ使い、香りの再現性を優先したいこと。見送る条件は、ホールクミンを常備していること、またはこの一杯だけのためにスパイスを増やしたくないことです。リンク先で確認する点は、商品名がGABAN クミンパウダー 65gであること。価格や在庫は販売ページの購入時表示を確認してください。

失敗原因|濁る、硬い、香りが弱い

濁った牛肉スープと、澄んだ仕上がりのソップ・サウダラを比べた失敗原因
スープの濁り、肉の硬さ、仕上げの香りを見比べると、火加減と香味ペーストの扱いが分かりやすい

スープが濁る時は、牛肉を強く沸かしすぎています。中火で一気に沸騰させず、12分ほどかけて温め、泡が集まったら弱火に落とします。すでに濁った場合は火を止めて10分置き、表面の泡と余分な脂をすくってから弱火で温め直してください。透明には戻りませんが、口当たりは軽くできます。

牛肉が硬い時は、煮込み不足です。湯を200ml足し、鍋肌に小さな泡が出る程度の弱火で15分ずつ追加します。牛すね肉は大きさで時間が変わるので、70分という数字だけで止めません。竹串が中心まで入り、肉を押すと繊維がゆるむ状態を見てください。

香りが弱い時は、香味ペーストの炒め不足です。ペーストをスープへ直接入れると、玉ねぎとにんにくの生っぽさが残り、ガランガルやクミンが立ちません。フライパンで弱めの中火にかけ、油が端ににじむまで炒める工程を戻します。焦げ臭い場合は水大さじ2で鍋底をゆるめ、黒く焦げた部分はスープへ戻しません。

サンバルを入れすぎて辛い時は、水だけで薄めず、ビーフンを20g追加で戻し、ご飯を50g足します。ライムを少し絞ると辛味の角も落ちます。牛だしの濃さを保ちたいので、鍋全体へ水を足すのは最後にします。

保存と温め直し

ソップ・サウダラのスープ、ビーフン、米、ペルケデル、薬味を分けて保存した容器
スープ本体とビーフン、米、ペルケデル、薬味を分けて保存すると、翌日も食感が残る

スープ本体は鍋のまま室温に置かず、浅い容器へ小分けして早く冷まします。農林水産省の煮込み料理の注意でも、粗熱をできるだけ早く取り、冷蔵庫や冷凍庫へ入れる方法が案内されています。冷蔵はなるべく早く食べ切り、家庭での目安は翌日から2日程度です。ビーフン、ご飯、ペルケデル、薬味、サンバルは別にしてください。麺をスープに入れたまま保存すると水分を吸い、翌日の椀が重くなります。

温め直す時はスープだけを鍋に入れ、鍋底から混ぜながら弱めの中火で8分ほど温めます。中心までしっかり熱くすることが大切で、厚生労働省は残り物の再加熱の目安を75℃以上としています。冷蔵したビーフンは熱湯を10秒かけてほぐし、ご飯は電子レンジで温めます。ペルケデルはトースターで3分焼くと、表面の香ばしさが戻ります。

冷凍するならスープと牛肉だけにし、冷蔵庫で半日かけて解凍してから弱火で温めます。急に強火へかけると肉が締まり、脂も分離しやすくなります。においや見た目に違和感があれば、味見で確かめず捨ててください。

あわせる料理と日本の食卓での出し方

ソップ・サウダラは椀だけで食事になります。インドネシア観光省の案内では、温かいご飯と焼いたミルクフィッシュを横に置く食べ方が紹介されています。日本なら、魚焼きグリルで焼いた塩さばや白身魚を少量添えると、Pangkepの食卓の組み合わせを思い出しやすい献立になります。魚を足したくない日は、ガドガドのような温野菜で十分です。

サテアヤムの甘いピーナッツだれを横に置くと、味の方向が重なりやすくなります。牛肉の濃い料理を続けたいならレンダン、澄んだ汁物を比べたいならソトアヤムへ進むと、インドネシア料理の地域差が見えやすくなります。

家庭で出す時は、サンバル、ライム、揚げ玉ねぎを小皿で分けます。辛い人だけが辛くでき、酸味を足したい人は自分の椀で調整できます。現地の一杯をそのまま再現するより、食べる人が最後に味を決める形を残す方が、日本の食卓では続けやすいでしょう。

よくある質問

ソップ・サウダラとサンバル、ライム、揚げ玉ねぎ、米、ペルケデルを並べた食卓
サンバル、ライム、揚げ玉ねぎを別皿にすると、食べる人ごとに辛味と香りを調整できる

肺や内臓を入れないと別料理になりますか

初回は牛すね肉だけで作れます。Makassarの食堂ではレバー、トライプ、kikil、揚げた肺などを選べる店がありますが、内臓は下処理と入手性のハードルが上がります。牛だし、ビーフン、ペルケデル、揚げ玉ねぎ、ライム、サンバルを残せば、家庭版の輪郭は保てます。

ご飯は椀に入れますか、別に出しますか

どちらでも構いません。インドネシアの文化資料や観光案内では、ご飯やクトゥパットを添える説明が確認できます。別盛りなら汁が薄まりにくく、椀へ80gほど入れると一皿で食べやすくなります。本記事では別盛りを基本にしました。

ガランガルがないときはどうしますか

しょうがを10g増やし、ライムの皮を少量加えてください。香りは同じになりませんが、牛肉の重さを散らせます。ガランガルの香りを試したい人は、冷凍品を一度買って残りを小分けし、ソトアヤムやラウォンにも使うと無駄が出にくくなります。

ビーフンを春雨で代用できますか

代用できますが、米の香りと食感は弱くなります。春雨を使う場合は80gにし、袋の表示より少し短く戻して水気を切ります。透明な麺がスープの中で軽く感じられるので、ペルケデルと揚げ玉ねぎを省かない方が満足しやすいです。

作り置きできますか

できますが、スープ、麺、ご飯、ペルケデルを分けて保存してください。スープは浅い容器へ小分けして早く冷まし、食べるときは鍋底から混ぜて中心まで十分に再加熱します。室温に長く置いたものや、におい・見た目に違和感があるものは食べません。

主な参考リンク

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