パッタイ。センレックにタマリンドソースで炒めた海老入り炒め麺。もやし・ニラ・ピーナッツをトッピング
🔪下準備20分
🔥調理15分
🍽️分量2
🌍料理タイ料理
東南アジアレシピ

パッタイの作り方|タイ屋台の炒め麺

37分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: センレックを戻す
STEP 11 / 17

センレックを戻す

所要時間20分

ぬるま湯30〜40℃に15〜20分浸け、幅1〜3mmの平たい麺に少し透明感が出て、U字に曲げても折れない程度になったらザルに上げます。手でつまむと中心にわずかな硬さが残る状態で止めます。ここでやわらかくしすぎると、炒める時に麺が切れます。

手順2: ソースを作る
STEP 22 / 17

ソースを作る

所要時間5分

小鍋を弱火にかけ、パームシュガーを2〜3分温めます。薄い茶色に色づいたらタマリンド、ナンプラー、水を加えます。砂糖を焦がしすぎると苦くなるため、泡が細かくなり香ばしい匂いが立った時点で止めます。味見して甘み、塩辛さ、酸味が同じ強さに感じれば合格です。

手順3: 豆腐を揚げ焼きにする
STEP 33 / 17

豆腐を揚げ焼きにする

所要時間8分

木綿豆腐は水をしっかり切って2cm角にし、中火で3〜4分、多めの油で揚げ焼きにします。表面がきつね色になり、角がカリッと固まったら取り出します。水分が残ると油はねしやすく、炒めた時に崩れるため、キッチンペーパーで押さえてから焼きます。

手順4: 香味油を作る
STEP 44 / 17

香味油を作る

所要時間1分

強火で鍋を30〜60秒加熱し、薄く煙が出たら油を入れてにんにくと赤唐辛子を炒めます。香ばしい香りが立ち、にんにくの縁が薄いきつね色になったら海老を入れる合図です。焦げると苦味が全体に回るので、色づいたらすぐ次へ進みます。

手順5: 海老を半火通りにする
STEP 55 / 17

海老を半火通りにする

所要時間2分

強火のまま海老を加え、1〜2分炒めます。表面が白っぽくなり、中心が少し透けている半生の状態で取り出しておきます。ここで火を入れすぎると仕上げで硬くなるため、弾力が出始めた程度で止めるのが失敗回避の目安です。

手順6: 豆腐と干し海老を炒める
STEP 66 / 17

豆腐と干し海老を炒める

所要時間1分

揚げ焼きした豆腐と干し海老を加え、強火で1分炒めます。豆腐の角に軽い焦げ目がつき、干し海老の香りが立ったら十分です。鍋底に張り付く場合は油が足りない合図なので、小さじ1だけ足して短時間で香りを引き出します。

手順7: 麺にソースを絡める
STEP 77 / 17

麺にソースを絡める

所要時間2分

強火のまま麺をほぐしながら炒め、ソースを全体に絡めます。麺がしんなりして表面に照りが出たら止めます。鍋底にソースが残らず、麺が重くまとまらない状態が理想です。乾いて硬い時だけ、水を小さじ2ずつ足します。

手順8: 卵を絡める
STEP 88 / 17

卵を絡める

所要時間1分

強火で30〜40秒、白身が半分固まり、黄身がまだとろっと流れる半熟になりかけたところで麺と混ぜ合わせます。麺全体に薄い卵の膜が絡み、ところどころ小さな炒り卵が残る状態が理想です。

手順9: 具材を戻して仕上げる
STEP 99 / 17

具材を戻して仕上げる

所要時間1分

戻した海老、もやし、漬け大根、ニラを加え、強火で30秒だけ一気に炒め合わせます。もやしがしんなりしすぎず、ニラの緑が鮮やかに残る状態で止めます。炒めすぎると水分が出て麺が重くなるため、具材が温まったらすぐ火を止めます。

手順10: 薬味を添える
STEP 1010 / 17

薬味を添える

所要時間2分

1分以内に皿の中央へ麺を高さ4〜5cmほどの山形に盛り、海老を上面に見せます。砕いたピーナッツは片側に大さじ1ずつ、ライムはくし形を皿の縁に置き、砂糖・唐辛子は小さな山にして添えると、食べながら味を調整できます。

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手順11: 香味油を作る
STEP 1111 / 17

香味油を作る

所要時間1分

強火で鍋を30〜60秒加熱し、薄く煙が出たら油を入れてにんにくと赤唐辛子を炒めます。香ばしい香りが立ち、にんにくの縁が薄いきつね色になったら海老を入れる合図です。焦げると苦味が全体に回るので、色づいたらすぐ次へ進みます。

手順12: 海老を半火通りにする
STEP 1212 / 17

海老を半火通りにする

所要時間2分

強火のまま海老を加え、1〜2分炒めます。表面が白っぽくなり、中心が少し透けている半生の状態で取り出しておきます。ここで火を入れすぎると仕上げで硬くなるため、弾力が出始めた程度で止めるのが失敗回避の目安です。

手順13: 豆腐と干し海老を炒める
STEP 1313 / 17

豆腐と干し海老を炒める

所要時間1分

揚げ焼きした豆腐と干し海老を加え、強火で1分炒めます。豆腐の角に軽い焦げ目がつき、干し海老の香りが立ったら十分です。鍋底に張り付く場合は油が足りない合図なので、小さじ1だけ足して短時間で香りを引き出します。

手順14: 麺にソースを絡める
STEP 1414 / 17

麺にソースを絡める

所要時間2分

強火のまま麺をほぐしながら炒め、ソースを全体に絡めます。麺がしんなりして表面に照りが出たら止めます。鍋底にソースが残らず、麺が重くまとまらない状態が理想です。乾いて硬い時だけ、水を小さじ2ずつ足します。

手順15: 卵を絡める
STEP 1515 / 17

卵を絡める

所要時間1分

強火で30〜40秒、白身が半分固まり、黄身がまだとろっと流れる半熟になりかけたところで麺と混ぜ合わせます。麺全体に薄い卵の膜が絡み、ところどころ小さな炒り卵が残る状態が理想です。

手順16: 具材を戻して仕上げる
STEP 1616 / 17

具材を戻して仕上げる

所要時間1分

戻した海老、もやし、漬け大根、ニラを加え、強火で30秒だけ一気に炒め合わせます。もやしがしんなりしすぎず、ニラの緑が鮮やかに残る状態で止めます。炒めすぎると水分が出て麺が重くなるため、具材が温まったらすぐ火を止めます。

手順17: 薬味を添える
STEP 1717 / 17

薬味を添える

所要時間2分

1分以内に皿の中央へ麺を高さ4〜5cmほどの山形に盛り、海老を上面に見せます。砕いたピーナッツは片側に大さじ1ずつ、ライムはくし形を皿の縁に置き、砂糖・唐辛子は小さな山にして添えると、食べながら味を調整できます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
4品目

麺とメイン

材料 分量 代替・備考
センレック(米麺・細/中) 150g そうめんでも代用可(食感が変わる)
海老(中サイズ) 100g 鶏もも肉・豆腐でも。ミックスでもよい
硬豆腐(木綿豆腐) 100g 水をよく切ってから使う
2個 仕上げで半熟から炒り卵の間にする
4品目

タマリンドソース(最重要)

材料 分量 代替・備考
タマリンドペースト 大さじ3 ライム汁大さじ2+黒砂糖小さじ1で代用可
ナンプラー(魚醤) 大さじ2 なければ薄口しょうゆ大さじ1.5+塩少々
パームシュガー 大さじ1.5 黒砂糖またはきび砂糖で代用可
大さじ3 ソースをのばし、麺に吸わせる
7品目

炒め用・仕上げ

材料 分量 代替・備考
ニラ(3cm幅に切る) 30g ネギの青い部分でも可
もやし 100g 最後に入れて歯ざわりを残す
干し海老 大さじ1 なければ省略可(うま味が落ちる)
漬け大根(タクアン細切り) 大さじ2 日本の沢庵で代用可
サラダ油 大さじ2 米油推奨(高温に強い)
にんにく 2片(みじん切り) 焦げると苦いので薄いきつね色で止める
赤唐辛子 1本 辛さ控えめなら省略可
4品目

盛り付け・薬味

材料 分量 代替・備考
砕いたピーナッツ 大さじ2 ロースト済みのものを使う
ライム 1/2個(くし切り) レモンでも代用可
砂糖(テーブル用) 少々 好みで調整
一味唐辛子(テーブル用) 少々 好みで調整
タマリンドペーストの入手先

カルディ、成城石井、輸入食材店で見つかることがあります。インド系のタマリンドでも作れますが、タイ料理向けのペーストは酸味が丸く、ナンプラーと合わせた時に角が立ちにくいです。見つからない場合は、ライム汁と黒砂糖の代替で一度作り、次回の買い出しでタマリンドを足す順番でも構いません。

パッタイの食材一覧。センレック・海老・豆腐・タマリンドペースト・ナンプラー・もやし等が並ぶ
材料を全て事前に計量・切り分けておくと調理がスムーズ。パッタイは高火力で一気に仕上げるため準備が重要
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材料表の分量2人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

Shopping

この料理の買い出し

買い出しガイド

この料理に使う食材・道具

パッタイで通販を見る価値があるのは、普通の海老や卵ではありません。味の芯になるタマリンド、太さが合う米麺、塩気とうま味を支えるタイ魚醤です。この3つを揃えると、日本の台所でも「酸っぱい、甘い、塩辛い」の輪郭がぼやけにくくなります。


掲載商品は、価格・在庫・レビュー傾向・入手しやすさを確認して選定しています。
タマリンドペースト 200g
タマリンドペースト 200g
リサーチ日時:2026年6月25日
ナンプラー(ティパロス)700ml
ナンプラー(ティパロス)700ml
リサーチ日時:2026年6月25日
フォー用ライスヌードル 400g
フォー用ライスヌードル 400g
リサーチ日時:2026年6月25日
📊 栄養情報(1人分)
290
kcal
14.0g
タンパク質
9.0g
脂質
36.0g
炭水化物
2.0g
食物繊維
700mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。

屋台の音がする甘酸っぱい炒め麺

フライパンににんにくを入れた瞬間、油の表面が細かく震え、すぐにタマリンドの甘酸っぱい匂いが追いかけてきます。戻したセンレックを入れると、白かった米麺が茶色いソースを吸い、鍋底をこする音が少し重くなる。ここで長く迷うと、もやしから水が出て、せっかくのパッタイが「甘酸っぱい焼きそば」ではなく「ぬれた米麺」になってしまいます。

パッタイ(ผัดไทย / phat thai)は、米麺をタマリンド、ナンプラー、パームシュガーのソースで炒め、卵、豆腐、海老、もやし、ニラ、ピーナッツ、ライムを合わせるタイの炒め麺です。タイの街では昼食や軽い夕食として食べられ、日本ではタイ料理店の定番として知られます。

日本の台所で失敗しやすいのは、味付けよりも水分です。麺を戻しすぎる、ソースを薄くする、一度に2人分を炒める。この三つが重なると、屋台の軽さが消えます。この記事では、センレックの戻し加減、ソースの濃度、1人前ずつ炒める火加減を軸に、家庭コンロでも作りやすいパッタイに整えます。

パッタイとは

タイ語で「ผัดไทย(パッタイ)」は「タイ式炒め物」の意味。センレック(細米麺)をタマリンドベースのソースで炒め、海老・豆腐・卵・もやし・ニラを加えて、砕いたピーナッツとライムを添えて食べます。

パッタイの完成盛り付け。タマリンドソースで炒めた海老とセンレック、もやし、ニラ、ピーナッツをのせる
パッタイは皿の上でライム、唐辛子、ピーナッツを足しながら味を整える

水っぽくしない火加減と鍋の使い方

屋台のパッタイが軽いのは、単に火力が強いからではありません。麺、ソース、具材が鍋の中にいる時間が短く、余分な水分を抱え込む前に皿へ移すからです。家庭コンロでは業務用の火力をそのまま真似できないので、1人前ずつ炒める、具材を先に火入れして待機させる、ソースを薄めすぎない、という順番で寄せます。

鉄の中華鍋があれば使いやすいですが、厚手のフライパンでも作れます。大事なのは、鍋肌に麺を広げる余白です。麺を入れた後にずっと混ぜ続けると、温度が下がり、麺がちぎれます。5〜7秒だけ触らず鍋肌に当て、香りが立ったら返す。これを数回繰り返す方が、家庭では香ばしさを作りやすいです。

家庭コンロで香ばしさを出す判断
  • 鍋は強火で30〜60秒空焼きし、油を入れた時に薄く波打つ状態から始める
  • 1回に炒める麺は乾燥80g前後までにする
  • もやしとニラは最後の30秒だけ入れる
  • 麺が硬い時はソースを足さず、水を小さじ2ずつ足す
  • テフロン加工のフライパンは過加熱しない。中火寄りにして1人前を短く炒める

ソースは濃いめに作っておき、麺の硬さは水で調整します。味が足りないと思ってソースを足すと、塩気と酸味が強くなり、麺はさらに重くなります。炒め終わった皿でライム、唐辛子、ピーナッツを足せるので、鍋の中で味を完成させすぎない方が食べ進めやすくなります。


アレンジ・バリエーション

ヴィーガン版

海老・卵・干し海老を全て省き、木綿豆腐・きのこ類・エリンギ(海老に似た食感)を使います。ナンプラーはヴィーガンフィッシュソースか薄口しょうゆで代用。うま味が落ちる分、昆布だしを大さじ1加えると補えます。

チキン版

タイでは豚肉や鶏肉のパッタイも一般的です。鶏もも肉(皮なし)を2cm角に切り、揚げ焼きにしてから使います。海老よりも食べ応えが出て、コストも下がります。

パッタイの地域バリエーション

タイ国内でも、屋台や地域でかなり味が変わります。バンコクでは甘みと酸味の分かりやすい観光地向けの皿も多く、チャンタブリー系の米麺を使う店では麺の乾いた弾力を強く出すことがあります。東北や地方の食堂では、甘みを控え、卓上の唐辛子やナンプラーで自分の味に寄せる食べ方もあります。日本で作る時は、最初から甘くしすぎず、皿の上で調整する余地を残す方が失敗しにくいです。

辛さ調整

テーブルに「砂糖・一味唐辛子・ナンプラー・酢(またはライム)」を並べるのがタイ屋台スタイルです。食べながら自分好みに調整できます。最初は甘めに仕上げておき、食べながら辛さを加えていく食べ方がタイ人の標準スタイルです。

パッタイのバリエーション。海老・鶏肉・豆腐のみの3種を並べた比較
具材を変えれば全く異なる雰囲気のパッタイに。豆腐のみのヴィーガン版も十分美味しい
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パッタイの背景と屋台の食べ方

パッタイは「昔から変わらない純粋な郷土料理」と見るより、タイの華人麺文化、国家づくり、観光、屋台の商売が重なって現在の形になった料理と見る方が分かりやすいです。米麺を中華鍋で炒める技法は、中国系移民の食文化と深く関わります。一方で、タマリンド、ナンプラー、パームシュガー、唐辛子、ライムで酸味、塩気、甘み、辛味を組み立てるところに、タイの食卓らしさが出ます。

1930〜40年代のタイでは、プレーク・ピブーンソンクラーム政権下で国名や生活様式を含む国民統合の政策が進み、麺食の奨励も語られました。ただし近年の解説では、現在の「パッタイ」という名称とレシピがその時点で固定されたと断定するより、戦時の米不足、既存の炒め麺、のちの観光地化や外食文化の中で形が整っていったと説明されることもあります。つまり、パッタイは一人の誰かが急に発明した皿ではなく、時代の要請で「タイらしい炒め麺」として磨かれていった料理です。

屋台で食べる時に面白いのは、皿が完成形で出てくるのに、味の最後の調整を客に渡していることです。ライム、唐辛子、砂糖、ナンプラー、ピーナッツを少しずつ足しながら、自分の口に合わせる。日本で作る時も、鍋の中で味を決め切らず、食卓で酸味と辛味を動かせるようにしておくと、現地の食べ方に近づきます。

国民料理は混ざりものだから面白い

日本のカレーライスがイギリス海軍経由で入り、ペルーのセビーチェが移民の食文化と出会い、ベトナムのバインミーがフランス植民地時代のパンを取り込んだように、定番料理ほど外から来たものを抱えています。パッタイも、米麺を炒める技法とタイの調味の混ざり具合を見ると、一皿の中に移民と屋台と国の物語が入っています。

現代では、パッタイはタイ料理を海外へ伝える入口にもなっています。世界中のタイ料理店で、トムヤムクンやグリーンカレーと並んで、メニューの最初の方にパッタイが置かれることは珍しくありません。日本の台所で作る時も、その国際化された甘いパッタイだけを正解にせず、タマリンドの酸味、干し海老や漬け大根の小さなうま味、もやしとニラの歯ざわりまで残すと、屋台の輪郭が出ます。

中東料理まとめのように地域全体で見ると、定番料理はいつも政治、移民、商売、家庭の都合を抱えています。パッタイも同じで、派手な海老より、麺の戻し方と調味のバランスにその歴史が残ります。


保存方法と日持ち

状態 保存方法 日持ち ポイント
完成品 冷蔵 1〜2日 もやしとニラの食感は劣化する。麺がくっつくため、再加熱前にナンプラー小さじ1を加えてほぐす
完成品 冷凍 非推奨 センレックの食感が大幅に劣化するため冷凍は不向き
ソースのみ 冷蔵 2週間 タマリンドソースを瓶に保存すると、次回は麺と具材の準備から始められる
具材の下準備 冷蔵 当日中 海老・豆腐・漬け大根は前日に準備可能。もやしとニラは調理直前に

パッタイは基本的に作りたてを食べるのがベストです。バンコクの屋台では1回の調理で1〜2人前しか作らないのは、鍋の温度を維持するためだけでなく、出来立ての美味しさを届けるためでもあります。

作り置きするなら、完成品ではなくタマリンドソースを残します。ソースがあれば、次回は麺を戻し、具材を切って炒めるだけで済みます。


食材の入手ガイド|パッタイの材料を日本で揃える

センレック(米麺)の選び方

パッタイに使うセンレック(乾燥米麺)は、日本では以下の場所で購入できます。

店舗 品名表記 価格目安 備考
業務スーパー ライスヌードル、パッタイ麺 200g 150〜250円 店舗により太さが違うので表示を見る
カルディ フォーの麺、ライスヌードル 200g 250〜400円 タイ産のものが多い
成城石井 タイヌードル、パッタイ 200g 300〜500円 プレミアム品質
通販 ライスヌードル(各メーカー) 400g 400〜800円 幅1〜3mmの平たい米麺を選ぶ
アジア食材店 各種 幅広い 新大久保、鶴橋、横浜中華街で確実に手に入る

麺の太さは「幅1〜3mm」がパッタイ用です。これより太いもの(幅5mm以上)はパッタイ・セン・ヤイ(太麺パッタイ)用で、通常のパッタイとは異なるテクスチャーになります。

タマリンドペーストの代替

タマリンドペーストは輸入食材店や通販で購入できます。手に入らない時は以下の代替で作れますが、レモンや酢だけでは果実の丸い酸味が出にくいので、甘みを少し足して調整します。

代替法 再現度 作り方
ライム汁+黒砂糖 70% ライム汁大さじ2+黒砂糖小さじ1を混ぜる
梅干し+砂糖 60% 梅干し1個を潰して砂糖小さじ2と混ぜる。意外と近い味になる
市販パッタイの素 85% タマリンド配合済み。ロボ(Lobo)社のパッタイペーストが定番
酢+ケチャップ+砂糖 50% 酢大さじ1+ケチャップ大さじ1+砂糖大さじ1。最後の手段
ナンプラーの選び方

ナンプラーは製品によって塩気と香りがかなり違います。日本のスーパーでよく見るティパロスは塩気が強めなので、初回は分量通りに入れ、仕上げの卓上調整で足す方が安全です。秋田のしょっつるや能登のいしるでも代用できますが、日本の魚醤は香りがまろやかなものが多く、タイ屋台の輪郭とは少し変わります。


食べ方とアレルギー注意

確認したいもの 主な由来 台所での判断
甲殻類 海老、干し海老 苦手な人には鶏肉か豆腐版にする
仕上げの卵 抜く場合は豆腐を増やす
ピーナッツ 仕上げの薬味 別添えにして、必要な人だけかける
魚醤 ナンプラー しょうゆ代替時は小麦表示を確認する
大豆 豆腐、しょうゆ代替 アレルギーがある場合は豆腐を抜く

米麺だけで作ると小麦を使わない構成にできますが、ナンプラー、しょうゆ代替、市販パッタイペーストには製品差があります。食物アレルギーがある場合は、必ず原材料表示を確認してください。

食べ方は、熱いうちにライムを絞り、ピーナッツを少し混ぜ、足りなければ唐辛子とナンプラーを足します。作りたては麺の表面が軽く、時間が経つとソースを吸って重くなります。来客用なら、麺を皿に盛ってから薬味を別皿にし、各自で酸味と辛味を動かす方が食べやすいです。


よくある質問

この記事のレシピで使う道具

中華鍋(または厚底フライパン)、ザル、小鍋(ソース用)。特別な道具は必要ありません。

センレックはどこで買えますか?

業務スーパー、カルディ、成城石井、輸入食材店、通販で購入できます。「ライスヌードル」「フォーの麺」として売られているものも使えます。パッタイ用は幅1〜3mmの平たい米麺が扱いやすく、太すぎる麺は戻し時間が長くなります。

タマリンドペーストが手に入りません。どう代用しますか?

ライム汁大さじ2と黒砂糖小さじ1を混ぜたもので代用できます。酸味が刺さる時は水小さじ2を足してください。市販のパッタイペーストを使う場合は、甘みと塩気がすでに入っているので、ナンプラーと砂糖を減らして味見します。

パッタイが水っぽくなります。どうすればいいですか?

原因は、センレックを戻しすぎた、火力が足りない、一度に多く作った、もやしを早く入れた、のどれかです。まず1人前ずつ炒め、もやしとニラは最後の30秒に回してください。麺が硬い時はソースではなく水を小さじ2ずつ足すと、味が濃くなりすぎません。

もやしとニラはいつ加えますか?

最後の工程(手順6)で加えます。もやしとニラは加熱しすぎるとすぐにしんなりするため、盛り付けの30秒前に加えて一気に混ぜる程度が適切です。

屋台の味に近づけるコツは何ですか?

ソースを先に作り、炒め始める前に材料を鍋の横へ並べることです。パッタイは途中で計量すると失敗します。豆腐を先に揚げ焼きにしておくと崩れにくく、干し海老や漬け大根の香りも立ちます。仕上げは鍋の中で味を決め切らず、皿の上でライム、唐辛子、ピーナッツを足してください。


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パッタイを入り口に、世界の炒め麺・ご飯料理を比べてみてください。

同じ東南アジアの定番料理も、買い出しが重なるものから広げると作りやすいです。タイ料理ならガパオライスがバジルとナンプラーを使う炒めご飯です。甘酸っぱいパッタイと対照的に、乾いた米麺を揚げて軽く絡めるミーグロープを作ると、同じタマリンドでも食感の設計がまったく違うことが分かります。唐辛子とバジルの香りを強火で立てるパッキーマオも、タイ屋台の炒め麺を比べる入口になります。ベトナムのバインミーはパンと香草の組み立てが見え、インドネシアのナシゴレンは同じ炒め料理でも米を使う違いが出ます。

南米の炒め料理として、ペルーのセビーチェも日本の刺身文化との融合という視点で読むと面白いです。中東の料理にはフムスファラフェルなど豆料理の伝統があります。南米料理まとめでは世界から注目されるペルー料理の全体像も紹介しています。


主な参考リンク

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