パッタイ。センレックにタマリンドソースで炒めた海老入り炒め麺。もやし・ニラ・ピーナッツをトッピング
🔪下準備20分
🔥調理15分
🍽️分量2
🌍料理タイ料理
東南アジアレシピ

パッタイの作り方|タイ屋台の炒め麺を日本食材で本格再現

32分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: センレックを戻す
STEP 11 / 17

センレックを戻す

ぬるま湯(30〜40℃)に15〜20分浸け、幅1〜3mmの平たい麺に少し透明感が出て、U字に曲げても折れない程度になったらザルに上げる。手でつまむと中心にわずかな硬さが残る「芯あり」の状態で止める。戻しすぎ禁止。

手順2: ソースを作る
STEP 22 / 17

ソースを作る

パームシュガーを弱火で2〜3分温め、薄い茶色に色づいたらタマリンド・ナンプラー・水を加えます。砂糖を焦がしすぎると苦くなるため、泡が細かくなり香ばしい匂いが立った時点で止めます。味見して甘み、塩辛さ、酸味が同じ強さに感じれば合格です。

手順3: 豆腐を揚げ焼きにする
STEP 33 / 17

豆腐を揚げ焼きにする

木綿豆腐は水をしっかり切って2cm角にし、中火で3〜4分、多めの油で揚げ焼きにします。表面がきつね色になり、角がカリッと固まったら取り出します。水分が残ると油はねしやすく、炒めた時に崩れるため、キッチンペーパーで押さえてから焼きます。

手順4: 香味油を作る
STEP 44 / 17

香味油を作る

強火で鍋を30〜60秒加熱し、薄く煙が出たら油を入れてにんにくと赤唐辛子を炒めます。香ばしい香りが立ち、にんにくの縁が薄いきつね色になったら海老を入れる合図です。焦げると苦味が全体に回るので、色づいたらすぐ次へ進みます。

手順5: 海老を半火通りにする
STEP 55 / 17

海老を半火通りにする

強火のまま海老を加え、1〜2分炒めます。表面が白っぽくなり、中心が少し透けている半生の状態で取り出しておきます。ここで完全に火を通すと仕上げで硬くなるため、弾力が出始めた程度で止めるのが失敗回避の目安です。

手順6: 豆腐と干し海老を炒める
STEP 66 / 17

豆腐と干し海老を炒める

揚げ焼きした豆腐と干し海老を加え、強火で1分炒めます。豆腐の角に軽い焦げ目がつき、干し海老の香りが立ったら十分です。鍋底に張り付く場合は油が足りない合図なので、小さじ1だけ足して短時間で香りを引き出します。

手順7: 麺にソースを絡める
STEP 77 / 17

麺にソースを絡める

強火のまま麺をほぐしながら炒め、ソースを全体に絡めます(1〜2分)。麺がしんなりして表面に照りが出たら止めます。鍋底にソースが残らず、麺が重くまとまらない状態が理想です。

手順8: 卵を絡める
STEP 88 / 17

卵を絡める

強火で30〜40秒、白身が半分固まり、黄身がまだとろっと流れる半熟になりかけたところで麺と混ぜ合わせる。麺全体に薄い卵の膜が絡み、ところどころ小さな炒り卵が残る状態が理想。

手順9: 具材を戻して仕上げる
STEP 99 / 17

具材を戻して仕上げる

戻した海老、もやし、漬け大根、ニラを加え、強火で30秒だけ一気に炒め合わせます。もやしがしんなりしすぎず、ニラの緑が鮮やかに残る状態で止めます。炒めすぎると水分が出て麺が重くなるため、具材が温まったらすぐ火を止めます。

手順10: 薬味を添える
STEP 1010 / 17

薬味を添える

1分以内に皿の中央へ麺を高さ4〜5cmほどの山形に盛り、海老を上面に見せます。砕いたピーナッツは片側に大さじ1ずつ、ライムはくし形を皿の縁に置き、砂糖・唐辛子は小さな山にして添えると、食べながら味を調整できます。

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手順11: 香味油を作る
STEP 1111 / 17

香味油を作る

強火で鍋を30〜60秒加熱し、薄く煙が出たら油を入れてにんにくと赤唐辛子を炒めます。香ばしい香りが立ち、にんにくの縁が薄いきつね色になったら海老を入れる合図です。焦げると苦味が全体に回るので、色づいたらすぐ次へ進みます。

手順12: 海老を半火通りにする
STEP 1212 / 17

海老を半火通りにする

強火のまま海老を加え、1〜2分炒めます。表面が白っぽくなり、中心が少し透けている半生の状態で取り出しておきます。ここで完全に火を通すと仕上げで硬くなるため、弾力が出始めた程度で止めるのが失敗回避の目安です。

手順13: 豆腐と干し海老を炒める
STEP 1313 / 17

豆腐と干し海老を炒める

揚げ焼きした豆腐と干し海老を加え、強火で1分炒めます。豆腐の角に軽い焦げ目がつき、干し海老の香りが立ったら十分です。鍋底に張り付く場合は油が足りない合図なので、小さじ1だけ足して短時間で香りを引き出します。

手順14: 麺にソースを絡める
STEP 1414 / 17

麺にソースを絡める

強火のまま麺をほぐしながら炒め、ソースを全体に絡めます(1〜2分)。麺がしんなりして表面に照りが出たら止めます。鍋底にソースが残らず、麺が重くまとまらない状態が理想です。

手順15: 卵を絡める
STEP 1515 / 17

卵を絡める

強火で30〜40秒、白身が半分固まり、黄身がまだとろっと流れる半熟になりかけたところで麺と混ぜ合わせる。麺全体に薄い卵の膜が絡み、ところどころ小さな炒り卵が残る状態が理想。

手順16: 具材を戻して仕上げる
STEP 1616 / 17

具材を戻して仕上げる

戻した海老、もやし、漬け大根、ニラを加え、強火で30秒だけ一気に炒め合わせます。もやしがしんなりしすぎず、ニラの緑が鮮やかに残る状態で止めます。炒めすぎると水分が出て麺が重くなるため、具材が温まったらすぐ火を止めます。

手順17: 薬味を添える
STEP 1717 / 17

薬味を添える

1分以内に皿の中央へ麺を高さ4〜5cmほどの山形に盛り、海老を上面に見せます。砕いたピーナッツは片側に大さじ1ずつ、ライムはくし形を皿の縁に置き、砂糖・唐辛子は小さな山にして添えると、食べながら味を調整できます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
4品目

麺とメイン

材料 分量 代替・備考
センレック(米麺・細/中) 150g そうめんでも代用可(食感が変わる)
海老(中サイズ) 100g 鶏もも肉・豆腐でも。ミックスでもよい
硬豆腐(木綿豆腐) 100g 水をよく切ってから使う
2個
4品目

タマリンドソース(最重要)

材料 分量 代替・備考
タマリンドペースト 大さじ3 ライム汁大さじ2+黒砂糖小さじ1で代用可
ナンプラー(魚醤) 大さじ2 なければ薄口しょうゆ大さじ1.5+塩少々
パームシュガー 大さじ1.5 黒砂糖またはきび砂糖で代用可
大さじ3
7品目

炒め用・仕上げ

材料 分量 代替・備考
ニラ(3cm幅に切る) 30g ネギの青い部分でも可
もやし 100g
干し海老 大さじ1 なければ省略可(うま味が落ちる)
漬け大根(タクアン細切り) 大さじ2 日本の沢庵で代用可
サラダ油 大さじ2 米油推奨(高温に強い)
にんにく 2片(みじん切り)
赤唐辛子 1本 辛さ控えめなら省略可
4品目

盛り付け・薬味

材料 分量 代替・備考
砕いたピーナッツ 大さじ2 ロースト済みのものを使う
ライム 1/2個(くし切り) レモンでも代用可
砂糖(テーブル用) 少々 好みで調整
一味唐辛子(テーブル用) 少々 好みで調整
タマリンドペーストの入手先

カルディや成城石井、輸入食材店で購入できます。Amazonでも「タマリンドペースト」で検索するとタイ産が見つかります。インド産よりタイ産が風味が合います。入手できない場合は「ライム汁+黒砂糖」の代替を使ってください。

パッタイの食材一覧。センレック・海老・豆腐・タマリンドペースト・ナンプラー・もやし等が並ぶ
材料を全て事前に計量・切り分けておくと調理がスムーズ。パッタイは高火力で一気に仕上げるため準備が重要
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📊 栄養情報(1人分)
290
kcal
14.0g
タンパク質
9.0g
脂質
36.0g
炭水化物
2.0g
食物繊維
700mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
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2人分

材料(2人分)

麺とメイン

材料 分量 代替・備考
センレック(米麺・細/中) 150 g そうめんでも代用可(食感が変わる)
海老(中サイズ) 100 g 鶏もも肉・豆腐でも。ミックスでもよい
硬豆腐(木綿豆腐) 100 g 水をよく切ってから使う
2 個

タマリンドソース(最重要)

材料 分量 代替・備考
タマリンドペースト 大さじ3 ライム汁大さじ2+黒砂糖小さじ1で代用可
ナンプラー(魚醤) 大さじ2 なければ薄口しょうゆ大さじ1.5+塩少々
パームシュガー 大さじ1.5 黒砂糖またはきび砂糖で代用可
大さじ3

炒め用・仕上げ

材料 分量 代替・備考
ニラ(3cm幅に切る) 30 g ネギの青い部分でも可
もやし 100 g
干し海老 大さじ1 なければ省略可(うま味が落ちる)
漬け大根(タクアン細切り) 大さじ2 日本の沢庵で代用可
サラダ油 大さじ2 米油推奨(高温に強い)
にんにく 2 片(みじん切り)
赤唐辛子 1 本 辛さ控えめなら省略可

盛り付け・薬味

材料 分量 代替・備考
砕いたピーナッツ 大さじ2 ロースト済みのものを使う
ライム 1/2 個(くし切り) レモンでも代用可
砂糖(テーブル用) 少々 好みで調整
一味唐辛子(テーブル用) 少々 好みで調整
タマリンドペーストの入手先

カルディや成城石井、輸入食材店で購入できます。Amazonでも「タマリンドペースト」で検索するとタイ産が見つかります。インド産よりタイ産が風味が合います。入手できない場合は「ライム汁+黒砂糖」の代替を使ってください。

パッタイの食材一覧。センレック・海老・豆腐・タマリンドペースト・ナンプラー・もやし等が並ぶ
材料を全て事前に計量・切り分けておくと調理がスムーズ。パッタイは高火力で一気に仕上げるため準備が重要

愛国心を食べる料理

バンコクの老舗屋台街「ラートナー通り」では、鉄鍋が激しい炎に煽られ、タマリンドの甘酸っぱい香りが夜の街に漂います。10坪の屋台で一日500皿以上を焼き上げる職人の腕前は、30年以上のキャリアが生み出したものです。

しかし、タイ人が「国民料理」として誇るパッタイ(ผัดไทย)が、実はわずか80年前に政府によって意図的に作られた料理だということを知る人は少ない。

1938年、タイで政権を握ったプレーク・ピブーンソンクラームは、国家のアイデンティティを確立するために「タイらしい料理」を国民に普及させる政策を打ち出しました。国名をシャムからタイに変え、国歌を制定し、そして「ヌードルは君のランチだ(Noodle is your lunch)」というスローガンとともにパッタイを国中に広めたのです。

ガパオライスと並ぶタイ料理の双璧として日本でも専門店が増えましたが、「作ってみると本場の味にならない」という声もよく聞きます。この記事では、タマリンドソースの黄金比から家庭コンロで「wok hei(鍋の香り)」に近づけるテクニックまで、本格的なパッタイの作り方を解説します。

パッタイとは

タイ語で「ผัดไทย(パッタイ)」は「タイ式炒め物」の意味。センレック(細米麺)をタマリンドベースのソースで炒め、海老・豆腐・卵・もやし・ニラを加えて、砕いたピーナッツとライムを添えて食べます。

パッタイの完成盛り付け。タマリンドソースで炒めた海老とセンレック、もやし・ニラ・ピーナッツをトッピング
本場タイの屋台で出てくるパッタイ。ライムを絞り、ピーナッツをかけて食べる

調理のコツ — wok hei(鍋の香り)を家庭で再現する

バンコクの屋台のパッタイが「なぜあんなに美味しいのか」。プロが使う業務用コンロは家庭コンロの10倍以上の火力があり、鍋の温度が500℃近くに達します。この極高温で生まれるのがwok hei(ウォックヘイ)——「鍋の息吹」と訳される独特の香ばしさです。

家庭コンロで完全に再現することは難しいですが、近づけるための工夫があります。

wok hei を家庭で再現するコツ
  • コンロを最大火力に設定し、鍋を完全に熱くなるまで空焼きする(最低1分)
  • 鍋に油を入れた瞬間に煙が出るくらいが適温。煙が出ていなければ温度不足
  • 食材を鍋に詰め込みすぎない。鍋の1/3程度が限界。詰め込むと温度が下がる
  • 炭素鋼(鉄)の中華鍋を使う。テフロンは加熱限界が低くwok heiが出にくい

さらに、麺を動かし続けず、時々鍋肌に押しつけるのもポイントです。金属面との直接接触が香ばしさを生みます。

もうひとつのプロの秘訣はソースの作り方です。パームシュガーを先にキャラメル化することで、単に砂糖を溶かすより複雑な風味が生まれます。タマリンドの酸味、ナンプラーの塩辛さ、キャラメルの苦みと甘みが三位一体となった「本物のパッタイソース」になります。


アレンジ・バリエーション

ヴィーガン版

海老・卵・干し海老を全て省き、木綿豆腐・きのこ類・エリンギ(海老に似た食感)を使います。ナンプラーはヴィーガンフィッシュソースか薄口しょうゆで代用。うま味が落ちる分、昆布だしを大さじ1加えると補えます。

チキン版

タイでは豚肉や鶏肉のパッタイも一般的です。鶏もも肉(皮なし)を2cm角に切り、揚げ焼きにしてから使います。海老よりも食べ応えが出て、コストも下がります。

パッタイの地域バリエーション

タイ国内でも地域によって味が異なります。バンコク(中央部)は観光客向けに甘めに調整されることが多い。チェンマイ(北部)はナンプラーのうま味を前面に出し、砂糖を控えめにした辛口スタイル。プーケット(南部)はカレー要素が強く、カフィアライムリーフが入ることもあります。

辛さ調整

テーブルに「砂糖・一味唐辛子・ナンプラー・酢(またはライム)」を並べるのがタイ屋台スタイルです。食べながら自分好みに調整できます。最初は甘めに仕上げておき、食べながら辛さを加えていく食べ方がタイ人の標準スタイルです。

パッタイのバリエーション。海老・鶏肉・豆腐のみの3種を並べた比較
具材を変えれば全く異なる雰囲気のパッタイに。豆腐のみのヴィーガン版も十分美味しい
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この料理の背景 — 80年前にタイ政府が「作った」国民食

パッタイが単なる料理ではなく「国家プロジェクト」だったことは、歴史の観点から非常に興味深い事実です。

1938年に政権を握ったプレーク・ピブーンソンクラーム首相は、タイのナショナルアイデンティティ確立のために「タイ文化12カ条」を制定しました。国民に西洋式帽子の着用を求め、タイ語以外の使用を禁止し、国名をシャムからタイに改称する——これらの政策の一環として、「タイ料理」の普及も含まれていました。

麺料理は当時、「中国人の食べ物」というイメージがありました。タイには多くの中国系移民が住み、麺類は彼らが持ち込んだ食文化だったのです。ピブーン政権は、タイ固有のタマリンド・ナンプラー・パームシュガーを使うことで「これはタイ料理だ」と定義し直し、「ヌードルは君のランチだ」というキャンペーンで国中に普及させました。

第二次世界大戦中の1942〜1945年、タイは洪水と戦争による米不足が深刻でした。米1杯を米麺に加工すれば約2倍の量が食べられるため、パッタイは食料政策としても機能したのです。

「国民料理」はいつも純粋ではない

日本のカレーライスも明治時代にイギリス海軍経由で入ってきた料理ですし、ペルーのセビーチェも日本人移民が変えた料理です。バインミーはフランス植民地時代の産物ですし、ナシゴレンもオランダ料理の影響を受けています。「国民料理」と呼ばれる料理のほとんどは、外来の影響を受けながら形成されています。

現代では、パッタイはタイのソフトパワー外交の一翼も担っています。2003年にはタクシン政権が「クルア・タイ(Thai Kitchen)プロジェクト」を推進し、世界中にタイ料理レストランの出店を支援。パッタイはその最前線に立ち、「タイ料理といえばパッタイ」という世界的な認知を確固たるものにしました。

中東料理まとめでも紹介した通り、世界各地の「定番料理」には必ず政治・文化・移民の歴史が刻まれています。パッタイの一皿には、1930年代のタイの夢と苦しみが込められているのです。


保存方法と日持ち

状態 保存方法 日持ち ポイント
完成品 冷蔵 1〜2日 もやしとニラの食感は劣化する。麺がくっつくため、再加熱前にナンプラー小さじ1を加えてほぐす
完成品 冷凍 非推奨 センレックの食感が大幅に劣化するため冷凍は不向き
ソースのみ 冷蔵 2週間 タマリンドソースは多めに作って瓶に保存すれば、次回の調理が格段に早くなる
具材の下準備 冷蔵 当日中 海老・豆腐・漬け大根は前日に準備可能。もやしとニラは調理直前に

パッタイは基本的に作りたてを食べるのがベストです。バンコクの屋台では1回の調理で1〜2人前しか作らないのは、鍋の温度を維持するためだけでなく、出来立ての美味しさを届けるためでもあります。

タマリンドソースだけを多めに作り置きするのが最も賢い保存戦略です。ソースさえあれば、麺を戻して具材を用意するだけで10分以内にパッタイが完成します。


食材の入手ガイド — パッタイの材料を日本で揃える

センレック(米麺)の選び方

パッタイに使うセンレック(乾燥米麺)は、日本では以下の場所で購入できます。

店舗 品名表記 価格目安 備考
業務スーパー ライスヌードル、パッタイ麺 200g 150〜250円 最も安価で入手しやすい
カルディ フォーの麺、ライスヌードル 200g 250〜400円 タイ産のものが多い
成城石井 タイヌードル、パッタイ 200g 300〜500円 プレミアム品質
Amazon ライスヌードル(各メーカー) 400g 400〜800円 タイ産ブランド「チャオコー」がおすすめ
アジア食材店 各種 幅広い 新大久保、鶴橋、横浜中華街で確実に手に入る

麺の太さは「幅1〜3mm」がパッタイ用です。これより太いもの(幅5mm以上)はパッタイ・セン・ヤイ(太麺パッタイ)用で、通常のパッタイとは異なるテクスチャーになります。

タマリンドペーストの代替

タマリンドペーストは輸入食材店やAmazonで購入できますが、手に入らない場合の代替法をまとめます。

代替法 再現度 作り方
ライム汁+黒砂糖 70% ライム汁大さじ2+黒砂糖小さじ1を混ぜる
梅干し+砂糖 60% 梅干し1個を潰して砂糖小さじ2と混ぜる。意外と近い味になる
市販パッタイの素 85% タマリンド配合済み。ロボ(Lobo)社のパッタイペーストが定番
酢+ケチャップ+砂糖 50% 酢大さじ1+ケチャップ大さじ1+砂糖大さじ1。最後の手段
ナンプラーの選び方

ナンプラー(魚醤)は製品によって味に大きな差があります。タイ産の「メガシェフ」ブランドが品質と価格のバランスで最もおすすめです。日本のスーパーでよく見るティパロス(Tiparos)はやや塩辛めですが十分使えます。「秋田のしょっつる」や「能登のいしる」でも代用可能で、日本の魚醤はナンプラーよりまろやかな風味になります。


栄養と健康効果

栄養素 2人分のうち1人あたり 働き
タンパク質 約22g 海老・卵・豆腐のトリプルタンパク源
脂質 約16g 植物油と卵黄由来
炭水化物 約65g 米麺由来。グルテンフリーでセリアック病の方も食べられる
ビタミンC 含有 もやしとライムから。鉄分の吸収を促進
ビタミンE 含有 ピーナッツに豊富。抗酸化作用
マグネシウム 含有 ピーナッツに多い。筋肉と神経の機能維持

パッタイの大きな利点の一つはグルテンフリーであることです。米麺を使うため、小麦アレルギーやセリアック病の方でも安心して食べられます。ただしナンプラーに小麦が含まれる製品もあるため、成分表示の確認が必要です。ナシレマナシゴレンと同様に、東南アジアの米ベースの料理はグルテンフリー食として世界的に注目されています。


よくある質問

この記事のレシピで使う道具

中華鍋(または厚底フライパン)、ザル、小鍋(ソース用)。特別な道具は必要ありません。

Q. センレックはどこで買えますか?

業務スーパー・カルディ・成城石井・Amazonで購入できます。「ライスヌードル」「フォーの麺」として売られているものも同じです。パッタイ用は細め(1〜3mm幅)のものが適しています。

Q. タマリンドペーストが手に入りません。どう代用しますか?

ライム汁大さじ2と黒砂糖小さじ1を混ぜたもので代用してください。市販の「パッタイの素」缶・袋(輸入食品店で購入可)にはタマリンドが既に調合されており、最も手軽です。

Q. パッタイが水っぽくなります。どうすればいいですか?

主な原因は3つです。(1)センレックを戻しすぎて水分を含みすぎた、(2)火力が不十分で水分が蒸発しない、(3)一度に多く作りすぎ。特に一度の分量を減らすことで改善されるケースが多いです。

Q. もやしとニラはいつ加えますか?

最後の工程(手順6)で加えます。もやしとニラは加熱しすぎるとすぐにしんなりするため、盛り付けの30秒前に加えて一気に混ぜる程度が適切です。

Q. プロの屋台の味に近づけるコツは何ですか?

最も効果的なのはソースの事前作り置きです。タマリンドソースを多めに作っておき、冷蔵庫で2週間保存可能です。このソースが決まれば、炒めた瞬間に本格的な香りが立ちます。次に重要なのが豆腐の揚げ焼きです。


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世界ごはん紀行の東南アジア・世界料理コレクション

パッタイを入り口に、世界の炒め麺・ご飯料理を比べてみてください。

同じ東南アジアの定番料理も、ぜひ作ってみてください。タイ料理ならガパオライスが最も手軽に作れる入門料理です。ベトナムのフュージョン料理バインミーも、植民地時代の歴史が生んだ面白い料理です。インドネシアの国民食ナシゴレンはパッタイと同じくアジアを代表する炒め料理で比較して楽しめます。

南米の炒め料理として、ペルーのセビーチェも日本の刺身文化との融合という視点で読むと面白いです。中東の料理にはフムスファラフェルなど豆料理の伝統があります。南米料理まとめでは世界から注目されるペルー料理の全体像も紹介しています。


参考文献

情報の信頼性について

本記事は英語圏の一次情報を参照し、日本語にローカライズしたものです。歴史的情報は学術・報道機関のソースを引用しています。

  1. Wikipedia. "Pad thai." https://en.wikipedia.org/wiki/Pad_thai (参照 2026-04-08)

  2. South China Morning Post. "History of Pad Thai — how the Thai government invented the stir-fried noodle." https://www.scmp.com/lifestyle/food-drink/article/3007657/history-pad-thai-how-stir-fried-noodle-dish-was-invented-thai (参照 2026-04-08)

  3. Hot Thai Kitchen. "Authentic Pad Thai Recipe & Video Tutorial." https://hot-thai-kitchen.com/best-pad-thai/ (参照 2026-04-08)

  4. Phuket Thai Cooking Academy. "Street Food vs. Homemade Thai Cooking." https://phuketthaicookingacademy.com/2026/03/02/street-food-vs-homemade-thai-cooking-whats-the-difference/ (参照 2026-04-08)

  5. Weera Thai Blog. "Exploring Regional Variations: How Pad Thai Differs Across Thailand." https://blog.weerathai.com/exploring-regional-variations-how-pad-thai-sen-yai-differs-across-thailand/ (参照 2026-04-08)

  6. The Nation Thailand. "More Than Pad Thai: What are Thailand's Regional Food Cultures?" https://www.nationthailand.com/life/food/40051585 (参照 2026-04-08)

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行パッタイの作り方|タイ屋台の炒め麺を日本食材で本格再現
URL
https://sekaigohan.com/recipes/southeast-asia/thailand/pad-thai
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年4月8日
主な参考リンク
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