ザンビアのイフィサシ。青菜をピーナッツソースで煮てンシマを添えた皿
🔪下準備20分
🔥調理30分
🍽️分量4
🌍料理ザンビア料理
アフリカレシピ

イフィサシの作り方|ザンビアの青菜ピーナッツ煮

25分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 青菜を刻む
STEP 11 / 6

青菜を刻む

所要時間10分

小松菜250gは根元を落として1cm幅に切り、ケール150gは太い茎を外して5mm幅の細切りにします。洗った後はざるで3分置き、表面の水滴が落ちるまで待ちます。青菜が大きいままだとピーナッツソースをはじくので、箸で持った時に軽く曲がる細さにそろえるのが目安です。

手順2: ピーナッツをのばす
STEP 22 / 6

ピーナッツをのばす

所要時間6分

無糖ピーナッツバター120gをボウルに入れ、熱湯300mlを3回に分けて加えながら混ぜます。炒り落花生40gは粗く砕き、半量をここで混ぜます。木べらを持ち上げると太い線でゆっくり落ち、表面に小さな粒が残る程度が目安です。熱湯を一気に入れると分離しやすいので、最初の100mlで重いペーストをほどきます。

手順3: 玉ねぎとトマトを炒める
STEP 33 / 6

玉ねぎとトマトを炒める

所要時間8分

厚手鍋に米油大さじ1と1/2を入れ、中火で1分温めます。玉ねぎ1個のみじん切りを加えて5分炒め、透明になって甘い香りが出たら、にんにく1片と1cm角のトマト2個を加えます。弱めの中火で3分炒め、トマトの角が崩れ、鍋底に赤い水分が少し残る状態で止めます。ここで完全に煮詰めると青菜を入れた時に焦げやすくなります。

手順4: 青菜をしんなりさせる
STEP 44 / 6

青菜をしんなりさせる

所要時間7分

1cm幅の小松菜と5mm幅のケールを3回に分けて鍋に入れ、その都度底から返します。ふたをして中弱火で4分蒸し煮にし、青菜が半量ほどに沈んだらふたを外して3分炒めます。鍋の縁がふつふつし、葉が濃い緑になって、底に水分が大さじ2ほど残る状態が目安です。水分が多すぎる時は、ふたを外したまま2分追加します。

手順5: ピーナッツを合わせる
STEP 55 / 6

ピーナッツを合わせる

所要時間5分

火を弱火に落とし、のばしたピーナッツソースを鍋肌から少しずつ注ぎます。塩小さじ1、白こしょう小さじ1/4、粉唐辛子を入れる場合は小さじ1/4を加え、底から大きく返します。ソースの色が青菜に均一に絡み、鍋底を木べらでなぞっても重い塊が残らず、とろみが均一になった状態にします。沸かしすぎると底に貼りつくので、弱火で小さな泡がふつふつする程度に保ちます。

手順6: 弱火で濃度を決める
STEP 66 / 6

弱火で濃度を決める

所要時間12分

ふたを少しずらし、弱火で10分煮ます。2分おきに鍋底を木べらでなぞり、焦げつく前に青菜を動かします。ソースがとろりとして、木べらで鍋底を引くと一瞬だけ道が残り、青菜から水がにじみ出なくなったら火を止めます。残りの砕き落花生を加え、2分休ませてから味見し、薄ければ塩小さじ1/4まで足します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

イフィサシの材料。刻んだ青菜、ピーナッツ、玉ねぎ、トマト、白いとうもろこし粉を台所に並べる
青菜、無糖ピーナッツ、玉ねぎ、トマト、とうもろこし粉を分けて準備すると作業しやすい

この分量は、ンシマやご飯を添えて4人で食べる量です。青菜は加熱で大きく減るので、最初の見た目より多めに使います。ピーナッツは無糖ピーナッツバターだけでも作れますが、粗く砕いた炒り落花生を少し足すと、噛んだ時の香ばしさが出ます。

12品目

イフィサシ本体

材料 分量 代替・備考
小松菜 250g 1cm幅。ほうれん草だけより水っぽくなりにくい
ケール 150g 太い茎を外して5mm幅。なければ小松菜を合計400g
玉ねぎ 1個(約180g) みじん切り
トマト 2個(約300g) 1cm角。カットトマト缶200gでも可
無糖ピーナッツバター 120g 砂糖入りは不可。落花生だけ、または食塩入り少量まで
炒り落花生 40g 粗く砕く。省く場合はピーナッツバターを150gに増やす
熱湯 300ml ピーナッツをのばす用
米油 大さじ1と1/2 現地の油にこだわらず、焦げにくい油でよい
にんにく 1片 みじん切り。強くしすぎない
小さじ1 仕上げで小さじ1/4まで追加可
白こしょう 小さじ1/4 黒こしょうでも可
粉唐辛子 小さじ1/4 任意。子どもが食べる日は入れない
3品目

添える主食

材料 分量 代替・備考
白とうもろこし粉 300g ンシマ風に練る場合。入手できなければ白ご飯でもよい
700ml 粉の種類で50ml前後調整
小さじ1/4 ンシマは塩なしでも作れる
落花生アレルギー

このレシピは落花生を多く使います。落花生アレルギーがある場合は代替ではなく別料理として考えてください。ごまペーストや豆乳で置き換えると見た目は似ても、イフィサシの香ばしさとは別の料理になります。

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📊 栄養情報(1人分)
105
kcal
3.8g
タンパク質
5.8g
脂質
10.5g
炭水化物
2.5g
食物繊維
170mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料(4人分)

イフィサシの材料。刻んだ青菜、ピーナッツ、玉ねぎ、トマト、白いとうもろこし粉を台所に並べる
青菜、無糖ピーナッツ、玉ねぎ、トマト、とうもろこし粉を分けて準備すると作業しやすい

この分量は、ンシマやご飯を添えて4人で食べる量です。青菜は加熱で大きく減るので、最初の見た目より多めに使います。ピーナッツは無糖ピーナッツバターだけでも作れますが、粗く砕いた炒り落花生を少し足すと、噛んだ時の香ばしさが出ます。

イフィサシ本体

材料 分量 代替・備考
小松菜 250 g 1cm幅。ほうれん草だけより水っぽくなりにくい
ケール 150 g 太い茎を外して5mm幅。なければ小松菜を合計400 g
玉ねぎ 1 個(約180 g) みじん切り
トマト 2 個(約300 g) 1cm角。カットトマト缶200 gでも可
無糖ピーナッツバター 120 g 砂糖入りは不可。落花生だけ、または食塩入り少量まで
炒り落花生 40 g 粗く砕く。省く場合はピーナッツバターを150 gに増やす
熱湯 300 ml ピーナッツをのばす用
米油 大さじ1と1/2 現地の油にこだわらず、焦げにくい油でよい
にんにく 1 片 みじん切り。強くしすぎない
小さじ1 仕上げで小さじ1/4まで追加可
白こしょう 小さじ1/4 黒こしょうでも可
粉唐辛子 小さじ1/4 任意。子どもが食べる日は入れない

添える主食

材料 分量 代替・備考
白とうもろこし粉 300 g ンシマ風に練る場合。入手できなければ白ご飯でもよい
700 ml 粉の種類で50 ml前後調整
小さじ1/4 ンシマは塩なしでも作れる
落花生アレルギー

このレシピは落花生を多く使います。落花生アレルギーがある場合は代替ではなく別料理として考えてください。ごまペーストや豆乳で置き換えると見た目は似ても、イフィサシの香ばしさとは別の料理になります。

青菜を煮る鍋から、落花生の香りが立つ

青菜を山のように刻んだ日は、鍋に入れる前だけ少し不安になります。こんな量が本当に収まるのか。けれど玉ねぎとトマトの上に小松菜やケールを重ね、ふたをして数分待つと、青菜は半分ほどに沈みます。そこへ湯でのばしたピーナッツを流し込むと、台所の匂いが一気に変わります。葉の青い香りに、落花生の甘いコクが重なる瞬間です。

イフィサシ(Ifisashi)は、ザンビアで食べられる青菜と落花生の煮込みです。現地ではチブワブワと呼ばれるカボチャの葉、キャベツ、ほうれん草など、その日に手に入る葉野菜で作られます。主食はンシマ(Nshima)。白いトウモロコシ粉を練った主食をちぎり、ピーナッツソースをまとった青菜をすくって食べます。

似た方向の料理として、ガーナのグラウンドナッツスープがあります。あちらは鶏肉やトマトを含む濃いスープ寄り。イフィサシは肉を入れず、青菜と落花生を主役にした家庭的な一皿です。日本で作るなら、守るべき点は三つ。無糖の落花生を使うこと、青菜の水分を出しすぎないこと、弱火でピーナッツを焦がさず濃度を決めることです。

項目 目安
分量 4人分
下ごしらえ 20分
加熱 30分
合計 約50分
合わせる主食 ンシマ、ウガリ、白ご飯
辛さ ほぼなし。唐辛子は任意

日本の台所で守ること、代えてよいこと

イフィサシに使う日本で買いやすい青菜と落花生、とうもろこし粉
小松菜、ケール、ほうれん草は水分と苦味が違うので、組み合わせると味が安定する

現地のチブワブワ、つまりカボチャの葉を日本で探す必要はありません。重要なのは葉の種類そのものより、厚みのある青菜を細かく刻み、ピーナッツソースを吸わせることです。小松菜だけだと軽く、ほうれん草だけだと水っぽくなりやすいので、小松菜とケールを半分ずつ使うと扱いやすくなります。

迷う材料 本場寄せ 日本で現実的 判断の理由
青菜 カボチャの葉、キャベツ、ほうれん草 小松菜250gとケール150g 厚み、苦味、水分のバランスが取りやすい
落花生 炒った落花生をすりつぶす 無糖ピーナッツバターと砕き落花生 初回でもダマになりにくく、香ばしさも残る
主食 ンシマ ウガリ、白ご飯 とうもろこし粉がなければご飯でも食べられる
辛味 入れない家庭もある 粉唐辛子を少量 主役は辛味ではなく、青菜と落花生のコク
家庭の食用油 米油、菜種油 パーム油を必須にしない方がイフィサシらしい穏やかさが出る

同じ青菜料理でも、カメルーンのサンガはとうもろこしとパーム系の香りが前に出ます。イフィサシはピーナッツが主役なので、赤い油や強い魚の香りを足しすぎない方が輪郭が保てます。

買い出しの要点

イフィサシの買い出し候補。無糖ピーナッツバター、白いとうもろこし粉、小型フードプロセッサーを台所に並べる
通販で見る価値があるのは無糖ピーナッツ、白とうもろこし粉、粗く砕ける道具

小松菜、玉ねぎ、トマト、米油は近所のスーパーで十分です。通販で探す価値があるのは、味を決める無糖ピーナッツバター、ンシマに近づけるとうもろこし粉、落花生を粗く砕ける小型フードプロセッサーです。甘いピーナッツクリームを買うと戻せないので、最初にここだけ慎重に見ます。

無糖ピーナッツバターは、砂糖や甘味料が前に出ないものを選びます。粒入りでも作れますが、初回はなめらかなタイプに砕き落花生を足す方が濃度を調整しやすいです。

掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。

ンシマまで寄せたい日は、白いとうもろこし粉を用意します。日本で見つけやすい粉は産地や挽き方がばらつくので、最初は水を50mlほど残して練り、硬さを見て足す方が失敗しにくいです。

炒り落花生を粗く砕くと、ピーナッツバターだけでは出にくい粒感が出ます。包丁でもできますが、少量を短く回せる道具があると、イフィサシ以外のペースト料理にも使い回せます。

ンシマと食べると、濃度の意味が分かる

イフィサシとンシマを食卓に並べ、青菜のピーナッツソースをすくう様子
ンシマは白い主食をちぎり、イフィサシのソースをまとわせて食べる

イフィサシは、皿の上で完結する青菜料理ではなく、主食と一緒に食べることで完成します。ンシマは白いトウモロコシ粉を練った主食で、東アフリカのウガリに近い存在です。手でちぎってくぼみを作り、ソースをまとった青菜をすくうので、イフィサシはさらさらではなく、とろりと絡む濃度が食べやすくなります。

白とうもろこし粉が手に入らない日は、硬めに炊いた白ご飯で十分です。ただし、ご飯に合わせる時はイフィサシを少し濃いめに仕上げます。水分が多いと米粒が泳ぎ、ピーナッツの香りも薄く感じます。逆にンシマやフフに合わせる時は、重すぎると主食に貼りつくので、木べらから太い線で落ちるくらいにとどめます。

食卓にするなら、イフィサシ、ンシマ、焼いた魚か塩味の鶏肉、酸味のあるトマトサラダを少し置くとまとまります。肉なしの日の主菜にもなりますが、落花生の脂質で満腹感が強いので、副菜は軽めが合います。

失敗しやすいところ

失敗 原因 直し方
甘くなる 加糖ピーナッツクリームを使った 戻しにくい。次回は無糖を使い、塩で調整する
焦げる ピーナッツを入れてから強火にした 弱火に落とし、2分おきに底をなぞる
水っぽい 青菜の水切り不足、ふたを長く閉めた ふたを外し、弱火で5分ずつ追加して煮詰める
ぼそぼそする ピーナッツを熱湯でのばさず鍋に入れた ボウルで熱湯を分けて加え、先にソース状にする
青臭い 葉を大きく切りすぎた、加熱不足 5mmから1cm幅に刻み、中弱火でしんなりするまで待つ

一番多い失敗は、ピーナッツを入れた後に急いで煮立てることです。鍋の表面は静かでも、底には重いペーストが沈みます。弱火でじわじわ煮る、底をなぞる、休ませてから味を決める。この三つで仕上がりがかなり安定します。

保存と温め直し

保存容器に入れたイフィサシと、別に置いたンシマ
イフィサシは浅い容器で冷まし、ンシマとは分けて保存すると温め直しやすい

イフィサシは冷蔵で2日を目安に食べ切ります。浅い保存容器に移し、粗熱が取れてからふたをしてください。ンシマは同じ容器に入れると水分を吸って固くなるので、必ず分けて保存します。

温め直す時は、鍋にイフィサシを入れて水大さじ2を足し、弱火で5分温めます。電子レンジなら600Wで1分30秒温め、一度混ぜてからさらに40秒。ピーナッツソースは冷えると締まるので、温め直しの水分を少し足す方が焦げません。

冷凍はできますが、青菜の食感は落ちます。冷凍する場合は1食分ずつ平たく包み、2週間以内に使います。解凍後は水分が出るので、ふたを外して弱火で3分ほど煮詰め、最後に砕き落花生を少し足すと香りが戻ります。

よくある質問

ほうれん草だけで作れますか?

作れます。ただし、ほうれん草だけだと水分が出やすく、仕上がりがやわらかくなります。下ゆでせずに使う場合は、5cm幅ではなく1cm幅に切り、ふたを外して煮詰める時間を3分ほど足してください。小松菜を半量混ぜると、青菜の形が残りやすくなります。

ピーナッツバターは粒入りでもいいですか?

粒入りでも作れます。初回はなめらかな無糖タイプを使い、炒り落花生を自分で砕いて足す方が濃度を読みやすいです。粒入りだけで作る時は、熱湯を加える前によく練り、ダマが大きいまま鍋に入らないようにします。

ンシマを作らないとイフィサシらしくありませんか?

ンシマがあると食べ方まで近づきますが、白ご飯でもおいしく食べられます。初回はイフィサシ本体を成功させ、次回にとうもろこし粉の主食へ進むくらいが現実的です。白ご飯の日は、イフィサシを少し濃いめに煮詰めると米に絡みます。

肉や魚を入れてもいいですか?

家庭によって副菜や主菜の合わせ方は変わりますが、このレシピでは青菜と落花生の輪郭を見せるため、肉や魚は入れません。物足りない日は、別皿で焼いた魚、塩ゆでした鶏肉、トマトサラダを添える方が味が濁りにくいです。

参考にした情報

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行イフィサシの作り方|ザンビアの青菜ピーナッツ煮
URL
https://sekaigohan.com/recipes/africa/zambia/ifisashi
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月28日
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