トマトと古いパン、バジルを和えたトスカーナのパンツァネッラ
🔪下準備40分
🔥調理0分
🍽️分量4
🌍料理イタリア料理・トスカーナ料理

パンツァネッラの作り方|トスカーナのパンのサラダ

30分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: パンを戻す
STEP 11 / 6

パンを戻す

所要時間10分

大きなボウルに冷水600mlと赤ワインビネガー15mlを入れ、2cmから3cm角にちぎった固いパン220gを浸します。上から軽く押して全体を湿らせ、8分から10分置きます。目安は、外側だけでなく中心まで水が入り、指で押すとゆっくり沈む状態です。パンが新しく柔らかい場合は5分で確認し、食パンなら3分から4分で引き上げます。

手順2: パンを絞ってほぐす
STEP 22 / 6

パンを絞ってほぐす

所要時間5分

パンを清潔な布巾または厚手のキッチンペーパーに取り、両手で包んで水気を絞ります。強く握りすぎて団子にするとあとでほぐれにくいので、指の間から水が落ちなくなる程度で止めます。ボウルに戻し、2cmほどの粗い粒にほぐします。ここでパンがべたつく場合は、ざるに広げて5分置き、表面の余分な水分を飛ばします。

手順3: 野菜を切ってトマトに塩をする
STEP 33 / 6

野菜を切ってトマトに塩をする

所要時間10分

完熟トマト450gは2cmから3cm角に切り、出た汁ごと別のボウルに入れます。塩3gをまぶして10分置くと、底に赤い汁がたまります。この汁がパンに入るだしです。きゅうり150gは5mm厚の半月切り、赤玉ねぎ60gはできるだけ薄く切ります。トマトの種を全部捨てると味が薄くなるので、傷んだ部分だけ取り、汁は残します。

手順4: 玉ねぎの辛みを抜く
STEP 44 / 6

玉ねぎの辛みを抜く

所要時間10分

小さなボウルに冷水200mlと赤ワインビネガー5mlを入れ、薄切りの赤玉ねぎを10分さらします。水にさらしすぎると香りまで抜けるので、辛みが強い新玉ねぎ以外は10分で十分です。ざるに上げ、手で軽く押して水気を切ります。同時に、塩をしたトマトを軽く混ぜ、塩がなじんで角切りの表面につやが出たら、底にたまった汁が大さじ3以上あるか確認します。少なければトマトをさらに5分置きます。

手順5: パンと野菜を和える
STEP 55 / 6

パンと野菜を和える

所要時間7分

ほぐしたパンに、トマトの汁、赤ワインビネガー20ml、オリーブオイル45ml、塩2g、黒こしょう1gを加えて先に混ぜます。パンに汁がなじみ、白い断面が少し赤くなり、底に液体がたまらない状態が目安です。そこへトマト、きゅうり、赤玉ねぎ、ケーパー15gを入れ、手または大きなスプーンで下から返します。強く押しつぶすとパンが粘るので、具材を散らすように混ぜます。

手順6: 休ませて仕上げる
STEP 66 / 6

休ませて仕上げる

所要時間23分

ボウルにラップをかけ、冷蔵庫で20分休ませます。食べる直前にバジル15gを手でちぎって加え、残りの塩2gと赤ワインビネガー5mlで味を整えます。味見の目安は、最初にトマトの甘酸っぱさが来て、あとからパンの小麦の香りとオリーブオイルの苦みが残ることです。酸味が強ければオリーブオイルを小さじ1、ぼやけるなら塩をひとつまみ足します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
11品目

買い出しの前に

材料は少ないです。だからこそ、パンの種類、トマトの熟れ具合、酢の酸味、オリーブオイルの香りがそのまま出ます。高級な材料をそろえるより、固くなったパンをきちんと戻し、トマトの汁を捨てずに使い、バジルを最後に加えるほうが大切です。

古いパン、トマト、きゅうり、赤玉ねぎ、バジル、オリーブオイル、ワインビネガーを並べたパンツァネッラの材料
パンツァネッラは古いパンを戻し、トマトの汁と酢と油でまとめる
材料 分量 日本での選び方
固くなった田舎パン 220g バゲット、カンパーニュ、リュスティック。食パンなら180gに減らす
冷水 600ml パンを戻す用。食パンなら400mlから始める
赤ワインビネガー 40ml 戻し用15ml、仕上げ用25ml。白ワインビネガーでも可
完熟トマト 450g 2cmから3cm角。ミニトマトなら半割りで450g
きゅうり 150g 5mm厚の半月切り。皮が硬ければ縞むき
赤玉ねぎ 60g 薄切り。辛みが強ければ水さらしを長めに
バジル 15g 食べる直前に手でちぎる
エキストラバージンオリーブオイル 45ml 香りのよいもの。仕上げにさらに少量可
ケーパー 15g 任意。瓶詰めなら汁を切る。塩漬けなら20秒すすぐ
7g トマト用3g、仕上げ用4gを目安に調整
黒こしょう 1g 粗びき
アレルギーと食品安全

このレシピは小麦を使います。加熱しない料理なので、トマト、きゅうり、バジルは流水で洗い、傷んだ部分は切り落としてください。作った後は常温に長く置かず、暑い日は食卓に出す直前まで冷蔵庫で冷やします。

材料

パン選びで仕上がりが変わる

一番扱いやすいのは、買ってから一日から二日たったバゲットやカンパーニュです。表面は硬く、内側は水を吸う余地があるので、戻して絞っても形が残ります。焼きたてのパンしかない場合は、2cm角に切ってざるに広げ、室温で1時間置くか、150度Cのオーブンで8分ほど乾かしてから使います。

食パンは使えますが、現地のパンとは別物です。油脂と砂糖が多く、吸水するとすぐ粘るため、戻し時間は3分から4分で十分です。耳を残すと多少形が保てます。ふわふわの白い部分だけで作ると、トマトの汁を吸ったあとに団子状になりやすいので、初回は避けるほうが安心です。

パンの塩気も見落としやすいところです。トスカーナの田舎パンは塩気が控えめなものとして語られることが多く、そこへトマト、酢、油、塩を重ねて味を決めます。日本のバゲットやカンパーニュは最初から塩味があるので、材料表の塩7gを一度に入れず、トマト用3g、仕上げ用は半量から始めてください。ケーパーを入れる場合も同じで、瓶詰めの塩気を先に味見してから加えると、翌日にしょっぱく締まる失敗を避けられます。

焼いたパンで作る現代的なサラダもおいしいですが、この記事では「水で戻す」ことを軸にします。パンを戻すと、トマトの汁がパンの中へ入り、酢の酸味が点ではなく面で広がります。焼いたパンは香ばしさが出る一方、油をはじきやすく、食べる直前はよくても時間がたつと角だけが硬く残ることがあります。持ち寄りや作り置きにするなら、全量を焼くより、戻したパンに乾かしたパンを少し混ぜるほうが食感の逃げ道を作れます。

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材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

📊 栄養情報(1人分)
320
kcal
8.0g
タンパク質
14.0g
脂質
42.0g
炭水化物
4.5g
食物繊維
600mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド
シェリービネガー
シェリービネガー
リサーチ日時:2026-06-26
ケーパー 瓶詰め
ケーパー 瓶詰め
リサーチ日時:2026-06-26

固くなったパンが主役になる、夏のトスカーナ料理

昼の台所でトマトを切ると、まな板に赤い汁が広がります。そこへ水で戻したパンをほぐし、酢とオリーブオイルをかけると、捨てるはずだった固いパンが急に食卓の中心になります。火を使わないのに、ボウルの中ではトマトの甘さ、赤玉ねぎの辛み、バジルの青い香り、パンの素朴な小麦の匂いが混ざっていく。パンツァネッラは、夏の台所で「余りもの」がごちそうへ変わる瞬間がよく見える料理です。

パンツァネッラ(Panzanella / panmolle)は、トスカーナを中心にイタリア中部で食べられるパンのサラダです。トスカーナ州の公式観光サイト Visit Tuscany は、基本材料を古いパン、完熟トマト、バジルとし、赤玉ねぎ、きゅうり、赤ワインビネガー、オリーブオイルを合わせる作り方を紹介しています。イタリア語版Wikipediaでも、トスカーナとウンブリアでは古いパンを水に浸して絞り、ほぐしてから野菜と混ぜる形が説明されています。

日本で作るときの分かれ道は、パンを焼くか、浸すかです。近年の英語圏レシピにはクルトン風に焼くタイプもありますが、今回の軸はトスカーナ寄りの「水で戻して絞る」作り方です。パンがトマトの汁と酢を吸い、口の中でほどけるのが持ち味なので、カリカリのサラダではなく、しっとりしたパンの料理として作ります。

もう一つ大事なのは、パンを「具」ではなく「水分の受け皿」と見ることです。乾いたパンをそのまま野菜に混ぜると、外側だけが濡れて中心が硬く残り、逆に水に長く浸すと小麦の香りが抜けて団子のようになります。トマトの汁、酢、油を吸わせる余地を残したまま水気を絞る。この半歩手前の加減が、パンツァネッラをただのパン入りサラダから、トスカーナの夏料理らしい一皿に変えます。

リゾットが鍋の中で米にブロードを吸わせる料理なら、パンツァネッラはボウルの中でパンにトマトの汁を吸わせる料理です。同じイタリア料理でも、片方は火加減、もう片方は水分の絞り具合が勝負になります。スペインの冷たいスープガスパチョと似た材料もありますが、パンツァネッラは飲む料理ではなく、フォークで食べる「パンの再生料理」と考えると失敗しにくいです。

このレシピの方針

現地の pane toscano のような塩気の少ない田舎パンは日本で毎回買えるとは限りません。ここでは、砂糖や油脂の少ないバゲット、カンパーニュ、リュスティックを使い、戻す時間と絞り具合で調整します。食パンでも作れますが、やわらかく崩れやすいため、本文の代替欄で水分を控える方法を分けて書きます。

買い出しで迷うもの

オリーブオイル、ワインビネガー、ケーパー、古いパン、トマト、バジルを買い出し前に並べた様子
パンやトマトは近所で選び、酢と油だけ少し見て買うと味が決まりやすい

スーパーで買いやすいトマト、きゅうり、玉ねぎ、パンは材料表で十分です。商品カードで見る価値があるのは、味の輪郭を変えるオリーブオイル、ワイン系のビネガー、少量で塩気と酸味を足せるケーパーです。パンツァネッラは材料が少ないぶん、油と酢を変えると別の料理のように印象が変わります。

オリーブオイルは、パンに直接しみる材料です。安い油を多めに使うより、香りのよいものを45mlだけ使うほうが、食後の油っぽさが出にくくなります。

赤ワインビネガーが理想ですが、近所にない日はシェリービネガーや白ワインビネガーでも方向は保てます。米酢だけで作る場合は、まず20mlから入れ、酸味が丸くなりすぎたらレモン汁を小さじ1足します。

ケーパーは必須ではありません。ただ、パンとトマトだけだと味がぼやける日に、塩気と小さな酸味を足してくれます。瓶詰めを一つ持っておくと、ダコスや魚料理にも回せます。

失敗原因 水っぽい、酸っぱい、パンが硬い

水っぽくなったパンツァネッラと、ほどよくまとまったパンツァネッラを比べた様子
水分、酸味、パンの硬さは戻し時間と絞り具合で調整できる

パンツァネッラの失敗は、ほとんどが水分の扱いです。パンを戻しすぎると粘り、絞りすぎると硬く、トマトの汁を捨てると味が薄くなります。作っている途中でおかしいと感じたら、下の表で調整してください。

状態 原因 直し方
水っぽい パンの絞り不足、トマトの汁が多すぎる ざるに5分置き、乾いたパン30gを足して10分休ませる
酸っぱい 酢を一度に入れすぎた トマト100gとパン40gを追加し、オリーブオイル小さじ2で丸める
パンが硬い 戻し時間が短い、パンが乾きすぎ トマトの汁大さじ2と水大さじ1を混ぜて加え、10分休ませる
ぼやける 塩が足りない、油だけが先に立っている 塩ひとつまみ、ビネガー小さじ1を足し、バジルを追加する
玉ねぎが辛い 水さらしが短い、厚切り 取り出して酢水に5分さらし直し、水気を切って戻す
翌日に重い パンが汁を吸い切り、バジルが黒くなった 追加のトマトときゅうりを少量混ぜ、バジルは新しく足す

焼いたパンを使うタイプに寄せたい場合は、最初から全部をクルトンにするのではなく、戻したパン180gに、乾いたパン40gを最後に混ぜるくらいが扱いやすいです。トスカーナ式のしっとり感を残しつつ、噛んだときに少しだけ角が出ます。

現地の食べ方と日本での献立

食卓でパンツァネッラを取り分け、バジルとオリーブオイルを添えている様子
パンツァネッラは前菜にも軽い昼食にもなり、焼いた肉や魚の横にも置きやすい

現地では、暑い日の前菜や軽い昼食として出しやすい料理です。Cortonaweb の地域レシピでも、火を使わず、農作業の外出中にも食べられた夏の農民料理として説明されています。冷たくして食べますが、氷のように冷やすより、冷蔵庫から出して5分ほど置き、トマトと油の香りが戻ったところが食べやすいです。

皿に盛る量は、日本のサラダ感覚より少し控えめで十分です。パンが入るため、見た目以上に腹持ちがあります。前菜にするなら小鉢に軽く一杯、昼食にするなら大きめの皿に盛り、ゆで卵や白いんげん豆を横に置くくらいが扱いやすいです。トマトの汁を吸ったパンは時間がたつほど味が丸くなりますが、きゅうりと玉ねぎは水を出します。食卓では、最初に一度だけ全体を混ぜ、あとは取り分けるたびに底の汁を軽くすくうくらいにすると、最後まで水っぽくなりません。

日本の献立では、焼いた鶏肉、白身魚のソテー、オムレツ、豆のスープと合います。肉を焼く日は、皿の横にパンツァネッラを置くと、ソースの代わりに酸味と水分を足してくれます。米料理の日ならリゾットより、パエリア・バレンシアーナの前菜に少量出すと、同じ地中海の食卓としてつながりやすいです。

同じイタリアでも、冬の温かい食卓なら澄んだブロードで小さな詰め物パスタを食べるトルテリーニが対照になります。パンツァネッラはパンにトマトの汁を吸わせる料理、トルテリーニは薄い卵生地に肉の香りを閉じ込める料理として、季節の違いがはっきり出ます。

地中海の「パンに汁を吸わせる」料理として見ると、スペインのガスパチョとも近いところがあります。ガスパチョはパンを細かくして冷たいスープに乳化させ、パンツァネッラはパンの粒を残してトマトの汁を抱かせます。どちらも古いパンを捨てない知恵ですが、食べ方はかなり違います。パンツァネッラを飲むようにゆるくしない、ガスパチョをサラダのように重くしない。この違いを押さえると、同じトマトとパンでも献立の置き場所が決めやすくなります。

フランス側へ寄せるなら、玉ねぎとアンチョビを焼き込むピサラディエールが対照になります。パンツァネッラは火を使わず、パンに夏野菜の水分を吸わせる料理。ピサラディエールはオーブンで焼き、玉ねぎの甘みと魚の塩気を生地にのせる料理です。余ったバゲットを使う日と、玉ねぎをじっくり炒めたい日で分けると、地中海の軽食が献立の中で重なりすぎません。

昼食にするなら、ゆで卵を1個分添える、ツナを少量混ぜる、白いんげん豆を80g加えると腹持ちが出ます。ただし、最初の一回は基本のパン、トマト、玉ねぎ、きゅうり、バジルで作るのがおすすめです。具を増やすほど便利なサラダになりますが、パンが主役の料理という輪郭は薄くなります。

地域差を知ると混ぜ方が変わる

パンツァネッラは「正解が一つ」の料理ではありません。トスカーナやウンブリアでは、パンを水に浸して絞り、ほぐして混ぜる形がよく見られます。一方、マルケでは濡らしたパンの上に具をのせ、ブルスケッタのように食べる形もあります。つまり、同じ名前でも「パンを崩して一体化させる」地域と、「パンの形を残す」地域があるということです。

この違いを知っておくと、日本のパンでの調整が楽になります。カンパーニュならほぐして混ぜる。バゲットの皮が硬いなら少し形を残す。食パンなら崩れやすいので混ぜすぎない。現地の名前に寄せるほど、むしろ自分の台所のパンに合わせる判断が必要になります。

マルケ寄りに形を残すなら、パンは厚さ2cmほどの大きめに切り、戻し時間を半分にします。トマトの汁は上からかけ、フォークで崩しながら食べる形です。トスカーナ寄りにするなら、この記事のように戻して絞り、粗くほぐして野菜と一体化させます。どちらが本物かで迷うより、家にあるパンが水を吸ったあと崩れやすいか、形を保てるかを見るほうが、食卓ではずっと役に立ちます。

保存と作り置き

ガラス保存容器に入れたパンツァネッラと、別にしたバジルを冷蔵庫に入れる前の様子
作り置きではバジルを別にし、食べる直前に香りを戻す

一番おいしいのは、和えてから20分から1時間です。パンに味が入り、トマトの汁がなじみ、まだきゅうりと玉ねぎの歯ざわりが残っています。作り置きする場合は、バジルだけ別にして冷蔵し、食べる直前に加えてください。バジルを先に混ぜると黒ずみやすく、香りも弱くなります。

持ち運ぶ日は、完成形で長く置くより、パン、野菜、調味料を分けるほうが安定します。パンは戻して絞り、薄くオリーブオイルを絡めて別容器へ。トマトは塩をして汁ごと別容器へ。きゅうり、玉ねぎ、バジルは別にして、食べる20分前に合わせます。屋外で全部を早く混ぜてしまうと、パンは味を吸いますが、きゅうりの水分も吸って重くなります。パンに吸わせたいのは、まずトマトの汁と酢と油です。

冷蔵保存は当日中が基本です。翌日も食べられますが、パンがさらに水分を吸い、トマトが酸っぱく感じやすくなります。翌日に回すなら、追加のトマト100g、きゅうり50g、オリーブオイル小さじ1を混ぜると、少し軽さが戻ります。冷凍は向きません。パンと野菜の水分が分離し、解凍後にべたつきます。

よくある質問

パンは焼いたほうがいいですか?

今回の作り方では焼かずに水で戻します。古いパンを水で戻して絞ると、トマトの汁と酢を吸い、しっとりした食感になります。焼くと香ばしくなりますが、クルトンサラダに近づきます。香ばしさが欲しい場合は、全量ではなく40gだけ乾いたパンを最後に混ぜるのがおすすめです。

赤ワインビネガーがありません。

白ワインビネガー、シェリービネガーで代用できます。米酢だけで作る場合は、香りが丸くなりやすいので20mlから始め、足りなければ小さじ1ずつ増やします。黒酢は香りが強く、パンツァネッラの軽さから外れやすいです。

トマト缶で作れますか?

おすすめしません。パンツァネッラは生のトマトの汁、皮の香り、酸味が大事です。冬にどうしても作るなら、ミニトマト300gに、よく水気を切ったホールトマト100gを混ぜる程度にしてください。缶だけで作ると、煮込みのような香りになりやすいです。

食パンしかありません。

使えますが、戻し時間を短くします。食パン180gを大きめにちぎり、冷水400mlで3分から4分だけ戻し、やさしく絞ってください。耳を残すと形が保ちやすくなります。やわらかい白い部分だけで作ると、混ぜたときに粘りやすいです。

バジルの代わりに大葉を使えますか?

別の料理としてなら使えます。大葉は香りが強く、トスカーナらしい方向からは離れます。バジルがない場合は、少量のイタリアンパセリか、乾燥オレガノをひとつまみだけ使うほうが、酢とオリーブオイルに合わせやすいです。

子ども向けにはどう調整しますか?

赤玉ねぎを30gに減らし、酢は25mlから始めます。ケーパーは抜き、きゅうりを200gに増やすと食べやすくなります。パンは小さめにほぐすより、少し大きめに残すほうが、酸味を吸いすぎず穏やかです。

主な参考リンク

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