玄米茶を急須に入れる前に、茶葉を一さじすくってみてください。緑の茶葉のあいだに、小さな茶色い炒り米の粒が混ざっているのが見えるはずです。一保堂茶舗は玄米茶の原材料を緑茶とほうじ米と表示し、福寿園は、炒った米を煎茶などに加えたお茶と説明しています。緑茶に炒り米を合わせた、それが玄米茶です。
玄米茶 ― 緑茶と炒り米をひとつの急須で
最初から最後まで、1組の数字で通します。2人分で、茶葉4g、95℃の湯200ml、浸出30秒です。そのあと、湯呑みへ少しずつ均等に、最後の1滴まで注ぎます。
この記事では、家庭で米を炒ったり、茶葉と配合したりする方法は扱いません。すでにブレンドされて売られている玄米茶のリーフを、急須でいれる方法を紹介します。手順のもとにしたのは、伊藤園「お茶百科」にある玄米茶のいれ方(2人分)です。流れは4つ。茶葉を急須に入れ、湯を直接注ぎ、浸出させ、湯呑みに均等に注ぎ分けます。
ほかのお茶メーカーも玄米茶のいれ方を公開していますが、数字は伊藤園と一致しません。それらは後半の比較表に載せるだけで、ここでの手順には混ぜません。数字はメーカーごとに1組で使うものだからです。
ほかのメーカーの案内と比べる
玄米茶のいれ方は、メーカーごとに数字が違います。次の表は、各社が書いている内容をそのまま並べたものです。この記事の手順ではなく、違いを見るための比較です。平均をとっても「標準」の淹れ方にはなりません。
| メーカー | 人数 | 茶葉 | 湯 | 浸出 |
|---|---|---|---|---|
| 伊藤園(この記事の手順) | 2人分 | 4g(ティースプーン約2杯) | 200ml、95℃ | 30秒 |
| 一保堂茶舗 | 記載なし | 10g | 240ml、100℃ | 注ぎ始めから30秒 |
| 福寿園 | 3杯分 | 10g | 熱湯350ml | 約30秒。そのあと均等に最後まで注ぐ |
ほかのメーカーの方法を試すなら、茶葉、湯の量、温度、時間をその案内のまま全部使ってください。一つだけ入れ替えると、2つの案内が混ざった条件になります。
玄米茶というお茶について
各社の説明は大づかみに一致しています。玄米茶は、緑茶に炒り米を合わせたお茶です。一保堂茶舗は原材料を緑茶とほうじ米とし、福寿園は炒った米を煎茶などに加えたお茶と説明します。ただし、これらの資料からは、玄米茶がどこで生まれたのか、名前がどう付いたのか、唯一の正しい配合や淹れ方があるのかは分かりません。そのため、この記事では歴史や家庭での炒り米づくり、配合の割合には触れていません。
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よくある質問
30秒はいつから数えますか?
伊藤園の案内には書かれていません。一保堂茶舗は注ぎ始めから数えるとしていますが、茶葉と湯の量が違う別のメーカーの方法です。この記事は、伊藤園の30秒の起点を決めていません。
1杯にどれくらい入りますか?
案内には示されていません。注ぐ湯は200mlですが、出来上がりの量は書かれていないので、1杯ちょうど100mlとは考えないでください。案内にあるのは、少しずつ均等に、最後の1滴まで注ぐことです。
茶葉を増やしたり、熱湯にしたりしてもよいですか?
ほかのメーカーは別の数字を使っています。たとえば一保堂茶舗は、茶葉10g、100℃の湯240mlです。その条件で淹れたい場合は、この手順の数字を一つだけ変えるのではなく、そのメーカーの案内全体にそって淹れてください。
同じ茶葉で二煎目は淹れられますか?
伊藤園の案内には二煎目の説明がないため、この記事でも扱っていません。
生の玄米から家庭で玄米茶を作れますか?
このレシピは、売られている玄米茶を使う前提です。家庭で米を炒って茶葉と合わせる方法は扱っていません。
茶葉の保存はどうしますか?
この記事で示せる保存期間はありません。お手元の商品の表示にしたがってください。










