レタス、サルサ、クレマ、ライムを添えたメキシコのタキートス
🔪下準備25分
🔥調理35分
🍽️分量4
🌍料理メキシコ料理
南米レシピ

タキートスの作り方|メキシコの揚げタコス

26分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
手順1: 鶏肉をゆでてほぐす
STEP 11 / 6

鶏肉をゆでてほぐす

所要時間20分

鍋に鶏むね肉500g、水800ml、玉ねぎ1/2個、にんにく1片、ローリエ1枚、塩小さじ1を入れます。強めの中火で沸かし、アクをすくったら弱火に落として12から14分煮ます。中心温度74度C以上、厚い部分を割った断面の肉汁が透明になったら取り出します。5分休ませてから、フォーク2本で5から8mm幅の太い繊維にほぐします。

手順2: 具の水分を飛ばす
STEP 22 / 6

具の水分を飛ばす

所要時間8分

フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、中火で1分温めます。残りの玉ねぎ1/2個をみじん切りにして4分炒め、角が透き通ったらにんにく1片のみじん切りを加えて30秒混ぜます。ほぐした鶏肉、トマトピューレ大さじ3、スモークパプリカ小さじ1、オレガノ小さじ1、クミン小さじ1/2、黒こしょう小さじ1/3、塩小さじ1/2を入れ、中火のまま3分炒めます。木べらで寄せたときに鍋底へ水分が流れず、肉がしっとりまとまる状態が目安です。乾きすぎたら鶏のゆで汁を大さじ1ずつ足します。

手順3: トルティーヤを温める
STEP 33 / 6

トルティーヤを温める

所要時間5分

乾いたフライパンかコマルを中火で1分温め、コーントルティーヤを1枚ずつ20から30秒ずつ両面温めます。表面がやわらかくしなり、端を持ち上げても割れずに曲がる状態になったら布巾に包んで保温します。電子レンジを使う場合は、濡らして固く絞ったキッチンペーパーで包み、600Wで30秒ずつ温めます。冷えたトルティーヤは折れやすいので、巻く直前まで布巾の中に置いてください。

手順4: 細く巻いて留める
STEP 44 / 6

細く巻いて留める

所要時間10分

温めたトルティーヤ1枚に鶏フィリング約25gを細長く置きます。両端を折り込まず、手前からきつめに巻き、巻き終わりをつまようじ1本で留めます。太く巻くと中心まで温まりにくく、細すぎると具が少なく感じます。直径2.5から3cmくらいの筒を目安に、16本すべて巻きます。巻いたものは乾かないように、油が温まるまで布巾を軽くかけます。

手順5: 170度Cの油で揚げる
STEP 55 / 6

170度Cの油で揚げる

所要時間8分

フライパンに揚げ油500mlを入れ、中火で170から175度Cに温めます。温度計がない場合は、トルティーヤの切れ端を入れて、沈まずに細かい泡を出しながら浮く状態を目安にします。タキートスを巻き終わりを下にして入れ、片面2分、返してさらに2分揚げます。表面がきつね色になり、トングで持ったときに筒がへこまず固くなったら引き上げます。一度に入れすぎると油温が下がるので、8本ずつ2回に分けます。

手順6: 油を切って盛る
STEP 66 / 6

油を切って盛る

所要時間5分

火を止めた状態で、揚げたタキートスを網に取り、3分置いて余分な油を落とします。表面がカリッと固く、底に油だまりが残らない状態が目安です。つまようじを外し、皿に並べてサルサロハ160g、クレマ大さじ5、5mm幅に細切りしたレタス120g、ケソ・フレスコ80g、パクチー20gをのせます。仕上げにライムをしぼると、油の重さが切れます。すぐ食べない場合は、サルサとレタスをのせず、タキートスだけを網の上で冷ましてください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
材料

買い出しの前に

この分量で小さめのタキートス16本分です。主菜なら4人分、前菜やつまみなら6人分くらいに分けられます。コーントルティーヤは直径14から16cmのものを使うと巻きやすく、半分に折るタコス用より細い仕上がりになります。

タキートスに使うコーントルティーヤ、鶏肉、玉ねぎ、オレガノ、スモークパプリカ、サルサ、クレマ、レタス、ライムを台所に並べた材料写真
具は水分を抑え、トルティーヤは温めてから巻く。タキートスは下準備で割れやすさがほぼ決まる
13品目

鶏フィリング

材料 分量 代替・備考
鶏むね肉 500g 鶏もも肉なら550g。皮は外す
800ml 鶏肉がかぶる量
玉ねぎ 1個(約200g) 半分は下ゆで、半分は炒め用
にんにく 2片 下ゆで1片、炒め用1片
ローリエ 1枚 なければ省く
小さじ1と1/2 下ゆで小さじ1、仕上げ小さじ1/2
サラダ油 大さじ1 具を炒める分
トマトピューレ 大さじ3 完熟トマト120gをすりおろしても可
スモークパプリカ 小さじ1 チポトレパウダー小さじ1/2でも可
乾燥オレガノ 小さじ1 メキシカンオレガノが理想。通常のオレガノでも可
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎると香りが勝つため控えめ
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
鶏のゆで汁 大さじ3 具が乾きすぎたときだけ使う
3品目

巻く・揚げる

材料 分量 代替・備考
コーントルティーヤ 16枚 直径14から16cm。小麦トルティーヤよりとうもろこしの香りが出る
揚げ油 500ml 直径24cmのフライパンで深さ2cmが目安
つまようじ 16本 巻き終わりを留める。食べる前に外す
6品目

仕上げ

材料 分量 代替・備考
レタス 120g 5mm幅の細切り
サルサロハ 160g 市販サルサでも可。甘いタコソースだけだと重くなる
クレマ 大さじ5 サワークリーム大さじ4と牛乳大さじ1を混ぜる
ケソ・フレスコ 80g カッテージチーズ、フェタ少量で代用可
ライム 2個 くし形に8等分
パクチー 20g 苦手なら小ねぎ20g
アレルギーと食品安全

この料理には鶏肉、乳製品、とうもろこし製品を使います。市販トルティーヤには小麦、大豆、乳が含まれる場合があります。鶏肉は中心温度74度C以上を目安に火を通し、下ゆで後の肉と生肉に触れた道具を分けてください。

初回に買い足すなら、香りの軸になるオレガノ、チポトレの代わりに煙の香りを足せるスモークパプリカ、油温と鶏肉の火通りを見られる温度計の優先度が高いです。鶏肉、レタス、チーズ、油は近所で買える材料なので、商品カード化せず材料表に留めます。


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この料理の買い出し

買い出しガイド
掲載商品は、複数の販売先を定期的に確認し、価格・内容量・レビュー傾向・購入しやすさを比較したうえで選定しています。
📊 栄養情報(1人分)
615
kcal
30.5g
タンパク質
33.0g
脂質
51.0g
炭水化物
4.5g
食物繊維
955mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
人数に合わせて材料表を調整する
4人分

材料(4人分)

この分量で小さめのタキートス16 本分です。主菜なら4人分、前菜やつまみなら6人分くらいに分けられます。コーントルティーヤは直径14から16cmのものを使うと巻きやすく、半分に折るタコス用より細い仕上がりになります。

タキートスに使うコーントルティーヤ、鶏肉、玉ねぎ、オレガノ、スモークパプリカ、サルサ、クレマ、レタス、ライムを台所に並べた材料写真
具は水分を抑え、トルティーヤは温めてから巻く。タキートスは下準備で割れやすさがほぼ決まる

鶏フィリング

材料 分量 代替・備考
鶏むね肉 500 g 鶏もも肉なら550 g。皮は外す
800 ml 鶏肉がかぶる量
玉ねぎ 1 個(約200 g) 半分は下ゆで、半分は炒め用
にんにく 2 片 下ゆで1 片、炒め用1 片
ローリエ 1 枚 なければ省く
小さじ1と1/2 下ゆで小さじ1、仕上げ小さじ1/2
サラダ油 大さじ1 具を炒める分
トマトピューレ 大さじ3 完熟トマト120 gをすりおろしても可
スモークパプリカ 小さじ1 チポトレパウダー小さじ1/2でも可
乾燥オレガノ 小さじ1 メキシカンオレガノが理想。通常のオレガノでも可
クミンパウダー 小さじ1/2 入れすぎると香りが勝つため控えめ
黒こしょう 小さじ1/3 粗びき
鶏のゆで汁 大さじ3 具が乾きすぎたときだけ使う

巻く・揚げる

材料 分量 代替・備考
コーントルティーヤ 16 枚 直径14から16cm。小麦トルティーヤよりとうもろこしの香りが出る
揚げ油 500 ml 直径24cmのフライパンで深さ2cmが目安
つまようじ 16 本 巻き終わりを留める。食べる前に外す

仕上げ

材料 分量 代替・備考
レタス 120 g 5mm幅の細切り
サルサロハ 160 g 市販サルサでも可。甘いタコソースだけだと重くなる
クレマ 大さじ5 サワークリーム大さじ4と牛乳大さじ1を混ぜる
ケソ・フレスコ 80 g カッテージチーズ、フェタ少量で代用可
ライム 2 個 くし形に8等分
パクチー 20 g 苦手なら小ねぎ20 g
アレルギーと食品安全

この料理には鶏肉、乳製品、とうもろこし製品を使います。市販トルティーヤには小麦、大豆、乳が含まれる場合があります。鶏肉は中心温度74度C以上を目安に火を通し、下ゆで後の肉と生肉に触れた道具を分けてください。

初回に買い足すなら、香りの軸になるオレガノ、チポトレの代わりに煙の香りを足せるスモークパプリカ、油温と鶏肉の火通りを見られる温度計の優先度が高いです。鶏肉、レタス、チーズ、油は近所で買える材料なので、商品カード化せず材料表に留めます。


タキートスの物語 -- 揚げたトルティーヤが鳴る夕方

揚げ油に細く巻いたトルティーヤを入れると、最初に小さな泡が出て、すぐに乾いた音へ変わります。中身は派手ではありません。ゆでてほぐした鶏肉、玉ねぎ、少しの香辛料。けれど、コーントルティーヤがきつね色に固まり、レタスとサルサをのせた瞬間、食卓は一気に屋台の軽食へ寄ります。

タキートス(taquito)は、小さなトルティーヤに具を巻いて揚げた料理です。メキシコではtacos dorados、flautasと呼ばれることもあり、地域や店で名前の境目が少しずつ変わります。日本語で検索すると「メキシコの春巻き」と説明されがちですが、芯にあるのは春巻きの皮ではなく、とうもろこしの香りです。ここを守ると、ただの揚げ巻きではなくなります。

ティンガ・デ・ポヨのような濃い鶏煮を詰めてもよいですが、初回は水分を抑えた鶏フィリングの方が失敗しません。具が濡れていると、巻いた直後はよくても、揚げる途中でトルティーヤが割れ、油の中で中身が散ります。この記事では、日本で買いやすい材料で、割れにくく、べたつかない家庭版に寄せます。


taquito、taco dorado、flautaの違い

México en mi Cocinaでは、taquitos doradosやflautasを、細長いトルティーヤを巻いて揚げ、サルサ、クレマ、チーズ、レタスなどで食べる料理として紹介しています。英語版Mexico in My Kitchenでは、flautaとtaquitoの違いは主に大きさで、呼び方は入れ替わることが多いと整理されています。WikipediaのTaquito項目でも、メキシコで売られる揚げたtaquitoはtacos doradosやflautasとも呼ばれると説明されています。

呼び方 よくある使われ方 日本で作るときの理解
taquito 小さめの巻きタコス。米国側では冷凍食品名としても広がった 直径15cm前後の市販コーントルティーヤで作る家庭版に向く
taco dorado 直訳すると黄金色のタコス。折る型も巻く型も地域差がある 揚げてカリッとさせる料理群の広い名前として考える
flauta 笛のように長い形。大きめ、細長いトルティーヤで作ることが多い 長いトルティーヤがない日本では、taquitoより少し太く長い版と捉える

つまり、この記事の料理名はタキートスにしますが、現地の食堂でtacos doradosやflautasと出てきても驚かなくて大丈夫です。名前よりも大事なのは、具を詰めすぎないこと、トルティーヤを温めてから巻くこと、揚げ油の温度を落とさないことです。


割れない、べたつかないためのコツ

タキートスを食卓に並べ、1本を割って中の鶏フィリングとカリッとした皮を見せている写真
皮は薄く硬く、中はしっとり。具が水っぽくないと時間がたっても形が崩れにくい

タキートスの失敗は、味付けよりも物理で起こります。トルティーヤが割れる、油の中でほどける、食べるころにはしんなりする。この3つは、ほとんど巻く前の状態で決まります。

失敗 主な原因 直し方
巻く途中で割れる トルティーヤが冷たい、古くて乾いている 中火のフライパンか600Wレンジで温め、布巾で保温する
揚げるとほどける 巻き終わりが上を向いている、具が多い 巻き終わりを下にして油へ入れ、1本25gを目安にする
皮がべたつく 油温が160度C以下、揚げたあと紙の上で蒸れる 170から175度Cを保ち、引き上げたら網に置く
中身が飛び出す 具が水っぽい、端まで詰めすぎ 具を中火で炒めて水分を飛ばし、両端1.5cmは空ける
味が単調 鶏肉だけで塩味が平ら サルサ、クレマ、ライムで酸味と乳の丸みを足す

チポトレ缶がある場合は、スモークパプリカの代わりにチポトレのアドボソース小さじ2を使うと、よりメキシコらしい煙の香りになります。ただし水分が増えるので、2の工程で1分長く炒め、具が流れない状態まで戻してください。


食べ方と献立へのつなぎ方

タキートスは、皿の上で仕上げる料理です。揚げた筒だけを完成と考えず、上からかけるサルサ、クレマ、レタス、チーズで温度差と食感差を作ります。

合わせるもの 向いている場面 内部リンク
サルサロハ、クレマ、レタス 基本の軽食。夕方のつまみ、週末の昼食 チラキレスのソース感覚が近い
ティンガ・デ・ポヨ 残り鶏煮を詰めて濃い味にしたい日 ティンガ・デ・ポヨ
ポソレの横皿 大鍋料理の副菜として少量ずつ出す ポソレ・ロホ
モレを少量かける 祝いの皿、濃いソースを楽しむ日 モレ・ポブラノ
香ばしい豚肉料理と並べる タコス会の一品として変化を出す タコス・アル・パストール
肉の煮込みと食べ比べる 牛肉、スープ、揚げ物の違いを出す ビリア・デ・レス

作り置きするなら、揚げたタキートスを冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で2日を目安に食べ切ります。温め直しはトースター220度Cで6から8分、または魚焼きグリルの弱火で4から5分。電子レンジだけだと皮がやわらかくなるため、最後にトースターで水分を飛ばすと戻りやすいです。

冷凍する場合は、揚げる前に巻いた状態で1本ずつラップに包み、冷凍で2週間を目安にします。揚げるときは完全解凍せず、冷蔵庫で半解凍してから170度Cの油で通常より1分長く揚げます。凍ったまま高温油へ入れると、表面だけ色づいて中心が冷たいまま残ります。


よくある質問

小麦トルティーヤでも作れますか?

作れますが、食感は別物になります。小麦トルティーヤは巻きやすい一方で、揚げると皮が厚く、ブリトーを揚げたような印象に寄ります。タキートスらしい軽さを出すなら、初回はコーントルティーヤを選んでください。

鶏むね肉がぱさつきます。

下ゆでで強く沸かし続けると、むね肉はすぐ硬くなります。沸いたら弱火に落とし、火が通ったら5分休ませてからほぐしてください。フィリングを炒めるときにゆで汁を大さじ1から2戻すと、乾きすぎを防げます。

つまようじなしで揚げられますか?

慣れればできますが、初回は留めた方が安全です。巻き終わりを下にして油へ入れ、20から30秒動かさずに待つと形が固まりやすくなります。つまようじを使った場合は、食卓に出す前に必ず外してください。

オーブンやノンフライヤーでも作れますか?

できます。表面に油を薄く塗り、220度Cのオーブンで12から15分、途中で一度返します。ノンフライヤーなら200度Cで8から10分が目安です。ただし、油で揚げる版より皮の一体感は弱く、端が乾きやすいので、温かいうちにサルサとクレマで食べる方が向いています。

余ったフィリングはどう使えますか?

温かいコーントルティーヤに包んで簡単なタコスにするか、ごはんにのせてライムをしぼると平日の夕飯になります。水分を足して煮直すなら、トマトピューレ大さじ2と鶏のゆで汁100mlを加え、ティンガ・デ・ポヨに近い使い方へ寄せられます。


参考文献

出典・引用について

この記事は、世界ごはん紀行編集部が各国の料理資料、現地レシピ、食材事情をもとに、日本の家庭で再現しやすい形に整理したものです。

出典
世界ごはん紀行タキートスの作り方|メキシコの揚げタコス
URL
https://sekaigohan.com/recipes/south-america/mexico/taquito
著者・編集
世界ごはん紀行編集部
更新日
2026年5月25日
主な参考リンク
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