白い奶黃包を皿に盛り、一つを割ると中に厚い黄色のカスタードが見える
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奶黃包(Nai Wong Bao)の作り方|広東式カスタードまん

約18分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 20

湯せんの用意をする

手順1: 湯せんの用意をする

中〜大の深鍋に、深さ約2インチの水を入れます。沸騰させてから、静かに煮立つ程度まで火を弱めます。耐熱のボウルが収まる鍋を使ってください。

STEP 22 / 20

卵と粉砂糖を混ぜる

手順2: 卵と粉砂糖を混ぜる

ボウルに卵2個と粉砂糖60gを入れ、低速で約1分混ぜます。牛乳、クリーム、粉類はあとで加えます。

STEP 33 / 20

牛乳と生クリームを加える

手順3: 牛乳と生クリームを加える

餡用の牛乳60mlと生クリーム45mlを加え、ほんの数秒だけ混ぜます。生地用の牛乳とココナッツミルクは、ここでは使いません。

STEP 44 / 20

粉類をふるい入れる

手順4: 粉類をふるい入れる

餡用の中力粉 25g、コーンスターチ30g、ドライミルクパウダー30gをふるい入れ、だまがなくなるまで混ぜます。小麦でんぷんは加えません。

STEP 55 / 20

溶かしバターを混ぜる

手順5: 溶かしバターを混ぜる

溶かしバター30gを加え、なめらかになった液に混ぜ込みます。

STEP 66 / 20

湯せんで餡を厚くする

手順6: 湯せんで餡を厚くする

ボウルを静かに煮立つ湯せんにかけます。手早く休まず混ぜ、厚いカスタードになったら火から外します。ステンレスのボウルでは約1分ですが、厚みのあるボウルはもっと時間がかかることがあるので、時計ではなくとろみで判断します。

STEP 77 / 20

覆って完全に冷ます

手順7: 覆って完全に冷ます

ボウルを湯せんから外します。表面が乾かないように覆い、完全に冷まします。分けて包むには、しっかり冷めている必要があります。

STEP 88 / 20

イーストを起こす

手順8: イーストを起こす

イースト2gを温水1/4カップに溶かします。10〜15分置いて、表面に泡が出ているのを確かめます。

STEP 99 / 20

牛乳を少しずつ加えて生地を作る

手順9: 牛乳を少しずつ加えて生地を作る

スタンドミキサーにイーストの液を入れ、ドウフックを低速で回します。生地用の中力粉 235g、粉砂糖22g、塩小さじ1/4、ココナッツミルク45mlを加えます。続けて牛乳を大さじ1ずつ、約45mlを目安に加えます。生地がなめらかになり、手やボウルにつかなくなったら止めます。必要な量は湿度で変わるので、牛乳を使い切らないこともあります。

STEP 1010 / 20

1次発酵

手順10: 1次発酵

生地に乾いたキッチンタオルをかけ、1時間発酵させます。元の約2.5〜3倍の大きさになったら発酵完了です。

STEP 1111 / 20

餡を分け、クッキングシートを切る

手順11: 餡を分け、クッキングシートを切る

生地を発酵させているあいだに、冷めた餡を12等分して、それぞれ丸めます。乾かないよう覆っておきます。そのあと、クッキングシートを4×4インチに12枚切ります。

STEP 1212 / 20

生地の空気を抜く

手順12: 生地の空気を抜く

発酵のあと、生地をミキサーに戻して2〜3分混ぜ、空気を抜きます。

STEP 1313 / 20

生地を12等分する

手順13: 生地を12等分する

清潔で軽く粉を振った台に生地を出し、12等分します。使っていない生地は、乾いたタオルをかけておきます。

STEP 1414 / 20

直径4インチの円に伸ばす

手順14: 直径4インチの円に伸ばす

1個ずつ、直径4インチの円に伸ばします。縁を中心より少し薄くします。

STEP 1515 / 20

餡を包み、ひだを寄せて閉じる

手順15: 餡を包み、ひだを寄せて閉じる

円の中央に餡の玉を置きます。縁をひだを寄せながら集め、上をつまんで閉じます。

STEP 1616 / 20

シートにのせてラックに並べる

手順16: シートにのせてラックに並べる

包んだまんを1個ずつクッキングシートにのせ、蒸し器のラックに並べます。この時点では、2次発酵も加熱もまだです。

STEP 1717 / 20

蒸し器で2次発酵(火は消したまま)

手順17: 蒸し器で2次発酵(火は消したまま)

蒸し器に温水を入れ、まんをのせたラックをセットして蓋をします。火は消したまま、30分発酵させます。

STEP 1818 / 20

中火で蒸す(点火から計る)

手順18: 中火で蒸す(点火から計る)

火を中火にして、火をつけた時点から12分を計ります。湯が温まるまでの時間も、この12分に含まれます。沸騰を待ってから計り始めないでください。蓋は閉めたままにします。

STEP 1919 / 20

火を止め、蓋をしたまま休ませる

手順19: 火を止め、蓋をしたまま休ませる

12分たったら火を止めます。蓋は閉めたまま、5分置きます。蓋をしたまま休ませるあいだに、まんが落ち着きます。

STEP 2020 / 20

蓋を外して温かいうちに

手順20: 蓋を外して温かいうちに

5分たったら蓋を外し、温かいうちに食べます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

餡の材料を別々のボウルに分けて並べたところ。卵、粉砂糖、牛乳、生クリーム、小麦粉、コーンスターチ、ドライミルクパウダー、溶かしバター
餡の材料は、生地の材料と分けておく
生地の材料を分けて並べたところ。イースト、温水、中力粉、粉砂糖、塩、ココナッツミルク、牛乳
生地の材料。牛乳は少しずつ加えるので取り分けておく
8品目

餡(12個分)

材料 分量 代替・備考
卵 2個 全卵。先に砂糖と混ぜる。卵黄だけにしない
粉砂糖 60g 餡を甘くする。生地用の22gとは別に量る
牛乳 60ml 餡用。生地用の牛乳とは別
生クリーム 45ml カスタードのコク
中力粉(all-purpose flour) 25g カスタードにとろみをつける。生地用の235gとは別に量る
コーンスターチ 30g とろみづけ。コーンスターチだけを使い、小麦でんぷんは加えない
ドライミルクパウダー 30g 乳の風味と厚み
溶かしバター 30g 加熱の前に混ぜ込む
7品目

生地(12個分)

材料 分量 代替・備考
イースト 2g(小さじ1) 発酵用
温水 1/4カップ イーストを溶く
中力粉 235g 生地の本体。やわらかく白い生地にするため、漂白タイプを使う
粉砂糖 22g 生地のほのかな甘み
塩 小さじ1/4 味つけ
ココナッツミルク 45ml 生地の水分と風味
牛乳 約45ml(実際の使用量は湿度で変わる) 大さじ1ずつ加える。全量は要らないこともある

粉砂糖、牛乳、中力粉は餡と生地の両方に出てきますが、分量が違います。餡用と生地用の2組に分けて量ると、餡の分が生地に混ざったり、その逆になったりしません。ほかに、湯せんと蒸し器に使う水と、作業台に振る粉を必要に応じて少々用意します。

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Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

奶黃包 — やわらかな白い皮に包まれた、厚いカスタード

仕上がりで守りたいこと

外側はなめらかでほんのり甘い白い生地。中は、厚くなるまで加熱し、完全に冷まして玉にしたカスタード。餡は形を保ちます。流れ出すような中心ではありません。

温かい白い蒸しパンを割ると、中から淡い黄色のカスタードが現れます。卵、牛乳、クリームを、小麦粉、でんぷん、粉乳でとろみづけした餡です。奶黃包は広東式の蒸しカスタードまんです。The Woks of LifeのJudyは、広東の定番であり、飲茶のワゴンで人気の一品と紹介しています。

このレシピで大事な点は二つあります。一つは餡です。湯せんにかけてとろみがつくまで混ぜ、完全に冷ましてから12個の玉に分けます。もう一つは生地です。牛乳は湿度によって必要な量が変わるため、大さじ1ずつ加えます。あとは、丁寧に分けて包む作業と、火をつけた時点から計る蒸しの手順で仕上がります。

この記事はJudyの12個分レシピを公開されているとおりに紹介しており、他の書き手の配合とは混ぜていません。世界ごはん紀行編集部では、このレシピを台所で試していません。以下の分量・時間・目安は、書かれた手順にもとづいています。


道具

  • 湯せん用の、中〜大の深鍋
  • 鍋に収まる耐熱のボウル(ステンレスのボウルなど)
  • 餡を混ぜるハンドミキサーかスタンドミキサー(手で混ぜてもよい)
  • 餡の粉類をふるうためのざる
  • ドウフック付きのスタンドミキサー(生地用)
  • 乾いたキッチンタオル
  • めん棒
  • 4×4インチのクッキングシートを12枚
  • 蓋とラックのある蒸し器

選び方と代用

小麦粉:やわらかく白い生地には、漂白タイプの中力粉を使います。非漂白の中力粉でも作れます。ほかの粉や、国によって別の名前で売られている粉では、同じ仕上がりにならないことがあります。

でんぷん:餡に使うのはコーンスターチまたは小麦でんぷんです。この配合ではコーンスターチ30gを使います。でんぷんは一種類だけにして、両方は入れません。

乳製品とバター:普通の牛乳、生クリーム、ドライミルクパウダー、バター、ココナッツミルクを、表の分量のまま使います。

イーストと水:イーストは1/4カップの温水で溶かします。置いたあとに表面に泡が出ているかを見てください。


流れ出さない、厚いカスタード

流れ出さずに形を保つ、厚い卵カスタードが見えるよう割った奶黃包
このレシピの餡は、厚く加熱し、玉にしてから包む

このレシピでは、餡は湯せんで厚くなるまで加熱し、完全に冷まして、12個の玉にしてから生地と出会います。この順序だからこそ、生地の円の中央にきれいな餡の玉を置き、その周りにひだを寄せられます。流れる中心のliu shaや、塩漬け卵黄入りのまんと間違えないでください。それらは別のタイプです。

とろみがつくまでの1分は、Judyがステンレスのボウルで測った時間で、厚いボウルでは長くかかるとも書かれています。時間ではなく、厚いカスタードになるまで混ぜ続けてください。

生地には、出典に書かれた目安が二つあります。発酵の前は、なめらかで手やボウルにつかないこと。タオルの下で1時間置いたあとは、元の約2.5〜3倍になっていること。餡も生地も12等分します。1個あたりの重さやひだの数は、レシピに書かれていません。

蒸し時間:レシピカードと手順本文の違い

どちらの時間に従うか

手順本文に従います。中火で、火をつけた時点から12分。そのあと火を止めて、蓋をしたまま5分です。

Judyのレシピカードには、準備3時間、調理15分、合計3時間15分と印字されています。これはカードそのものの数字です。

手順本文は違います。中火で12分、火をつけた時点から計り、温まるまでの時間も含むとあり、そのあと火を止めて、蓋を閉めたまま5分置きます。カードの調理時間と本文の手順は一致しないため、この記事ではカードの値をそのまま報告し、作り方には本文の手順を使っています。

蒸し器の水にも違いがあります。前のほうの準備の段落には冷水とあり、最後の組み立ての指示では、火を止めて蓋をした30分の2次発酵に温水を使うとあります。上の手順は、最後の組み立ての指示に従っています。蒸し器の水の温度や量は、書かれていません。

仕上がりがおかしいときの確認点

気づいたこと 確認すること レシピの範囲でできること
約1分たっても餡がゆるい ボウルがJudyのステンレスのボウルより厚いかもしれない 静かに煮立つ湯の上で、とろみがつくまで手早く休まず混ぜ続ける
加熱前に餡がだまだらけ 粉類をふるって、しっかり混ぜたか 手順4で、だまがなくなるまで混ぜてからバターを加える
イーストの液に泡が出ない 10〜15分たっているか 表面の泡を確かめてから、生地に進む
生地がべたつく 牛乳をどれだけ入れたか 牛乳は大さじ1ずつだけ加え、なめらかで手につかなくなったら止める。45mlを全部使わないこともある
生地がぱさついてまとまらない 牛乳を加えるのが早く終わりすぎていないか 大さじ1ずつ加え続ける。目安は約45ml
餡が玉にしにくい 完全に冷めているか 完全に冷めてから分ける。表面が乾かないよう覆っておく
12分をいつから計るか迷う 出典に書かれた時間の数え方 湯が沸いた時点ではなく、火をつけた時点から計る

著者が挙げているアレンジ

Judyのページには、いくつかの代替案があります。いずれもJudyが挙げている選択肢です。この記事の基本のレシピは、漂白タイプの中力粉、コーンスターチ、クッキングシートのままです。

  • でんぷん:餡にはコーンスターチか小麦でんぷんを使います。どちらか一方を選び、両方は使いません。
  • 小麦粉:漂白タイプの代わりに、非漂白の中力粉も使えます。
  • 全粒粉:小麦粉の3分の1までを全粒粉に替えられます。全量を全粒粉にすると、生地が重くなりすぎるとのことです。
  • 餡の混ぜ方:ハンドミキサーやスタンドミキサーが便利ですが、手で混ぜることもできます。これは餡についてだけです。生地の作り方はドウフックを使います。
  • 敷き紙:平らにしたカップケーキ用のライナーを、4×4インチのクッキングシートの代わりに使えます。12枚を同じ種類でそろえます。
  • 発酵の場所:電子レンジの中に、沸かしたてのお湯を入れたマグカップを置いて発酵させる方法も、任意の方法として挙げられています。上の手順には含まれません。

ほかにも、カスタードまんのレシピはいくつか公開されています。餡に卵黄とバニラを使い、生地にショートニングを使うもの、個数やラックへの並べ方が違うものなどがあります。それらは別のレシピで、材料・分量・手順は、このレシピには一切混ぜていません。

飲茶の席の奶黃包

Judyはレシピに「Cantonese Steamed Custard Buns (Nai Wong Bao)」と題をつけ、料理名を簡体字の奶黄包で書いています。この記事では繁体字の奶黃包を使います。Judyはこのまんを、広東の定番であり、飲茶のワゴンで人気の一品と紹介しています。Omnivore's Cookbookも、蒸しカスタードまんを飲茶の一品として紹介しています。

ここで使った資料には、この料理の起源、時期、考案者、家庭や祝祭での食べ方は書かれていません。そのため、この記事では歴史については何も述べません。レシピそのものから見えるのは、二つの対比です。一つは、少量の砂糖とココナッツミルクで作る、ほんのり甘い白い生地。もう一つは、卵、牛乳、クリーム、粉類を湯せんで厚くしてから包む餡です。同じ国のほかの料理は、中国のページもご覧ください。

よくある質問

割ると餡が流れ出しますか?

このレシピでは流れ出しません。餡は厚くなるまで加熱し、完全に冷まして、12個の玉にしてから包みます。中心が流れ出すタイプは、別のスタイルです。

生地の牛乳は45mlを全部使いますか?

全部とは限りません。カードには45mlと印字されていますが、Judyは使う量は湿度で変わると書いています。大さじ1ずつ加え、なめらかで手やボウルにつかなくなったら止めてください。

コーンスターチと小麦でんぷんを一緒に使いますか?

使いません。出典ではどちらか一方の選択肢として挙げられています。この記事ではコーンスターチ30gだけを使います。

蒸し器は冷水から始めますか、温水から始めますか?

ページの前のほうの準備の段落には冷水とあります。最後の組み立ての指示では、火を止めて蓋をした30分の2次発酵に温水を使うとあります。この記事は最後の指示に従っています。水の温度は書かれていません。

蒸し時間は15分ですか、12分ですか?

レシピカードの調理時間は15分と印字されています。手順本文では、中火で、火をつけた時点から12分、そのあと火を止めて蓋をしたまま5分です。ここでの手順は手順本文に従っています。

主な参考リンク

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