生姜醤油、ごまピーナッツだれ、甘いだれを添えた香港風の具なし腸粉
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腸粉(Cheung fun)の作り方|香港風の蒸し米粉ロール

約14分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 9

生地を混ぜる

手順1: 生地を混ぜる

大きなボウルに米粉80g、コーンスターチ40g、タピオカでんぷん30g、緑豆でんぷん30gを入れて合わせます。水480mlを、注ぎながら混ぜてだまができないように少しずつ加え、なめらかになるまで混ぜ続けます。

STEP 22 / 9

生地を少なくとも30分休ませる

手順2: 生地を少なくとも30分休ませる

なめらかになった生地を、少なくとも30分休ませます。待っている間に、3種類のたれを作ります。

STEP 33 / 9

生姜醤油を作って濾す

手順3: 生姜醤油を作って濾す

小鍋に、醤油、ダークマッシュルーム醤油、ベジタリアン用マッシュルームオイスターソース、キャスターシュガー、水、つぶした生姜、スライスした青ねぎの白い部分を入れます。砂糖が溶けるまで煮たら、生姜と青ねぎを濾して取り除きます。

STEP 44 / 9

ごまピーナッツだれを混ぜる

手順4: ごまピーナッツだれを混ぜる

ボウルにピーナッツバター、タヒニ、ごま油、塩、水を入れ、なめらかになるまで泡立て器で混ぜます。

STEP 55 / 9

甘いたれを混ぜる

手順5: 甘いたれを混ぜる

別のボウルに、ホイシンソース、チャーシューソース、ごま油、水を入れて混ぜます。

STEP 66 / 9

トレーに油を塗り、生地を広げる

手順6: トレーに油を塗り、生地を広げる

蒸し器の湯を沸かします。蒸し器に入る浅くて平らなトレーまたは皿に、油を薄く塗ります。

生地は、トレーに流す直前に毎回よく混ぜ直します。トレーに生地を約1/4カップ流し、トレーを傾けて薄く均一に広げます。

STEP 77 / 9

蓋をして半透明になるまで蒸す

手順7: 蓋をして半透明になるまで蒸す

トレーを蒸し器に入れて蓋をし、約3〜4分、シートが半透明になって中まで火が通るまで蒸します。

STEP 88 / 9

少し冷まして巻く

手順8: 少し冷まして巻く

トレーを慎重に取り出し、シートを少し冷まします。へらでシートをそっとトレーからはがし、具をのせずにログ状に巻きます。

STEP 99 / 9

切り分け、残りの生地でも繰り返す

手順9: 切り分け、残りの生地でも繰り返す

ロールを約1インチ(約2cm)幅に切ります。残りの生地がなくなるまで、6〜9の工程を繰り返します。トレーに流すたびに、生地はよく混ぜ直してください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

24品目

材料

米粉、コーン・タピオカ・緑豆のでんぷん、水、3種のたれの材料を分けて並べたところ
生地の4種類の粉は別々に量り、たれの材料はそれぞれ別のグループにまとめておく

計量は小さじ1=5ml、大さじ1=20ml、1カップ=250mlです。スプーンやカップの大きさは国によって違うので、この大きさで量ってください。シートの枚数やロールの本数は決まっていません。

材料 分量 代替・備考
米粉 80g 生地:シートのもとになる粉。普通の米粉を使い、もち米粉は使わない
コーンスターチ 40g 生地:とうもろこし由来のでんぷん。じゃがいもでんぷんではない
タピオカでんぷん 30g 生地:キャッサバ由来のでんぷん。コーンスターチやじゃがいもでんぷんとは置き換えられない
緑豆でんぷん 30g 生地:緑豆粉ではない
水 480ml 生地:粉類に少しずつ加える
生姜 50g 生姜醤油:香りが出るようにつぶし、あとで濾して取り除く
青ねぎ(白い部分のみ) 1本分、スライス 生姜醤油:煮たあとに濾して取り除く
醤油 1/4カップ(60ml) 生姜醤油:ベースになる
ダークマッシュルーム醤油 小さじ1 生姜醤油:コクと色をつける
ベジタリアン用マッシュルームオイスターソース 小さじ1 生姜醤油:オイスターソースとして、ベジタリアン用のマッシュルーム版を使う
キャスターシュガー(細粒の砂糖) 大さじ2 生姜醤油:甘みをつける。煮ながら溶かす
水 1/2カップ 生姜醤油
ピーナッツバター 1/2カップ ごまピーナッツだれ:たれの主体
タヒニ 1/4カップ ごまピーナッツだれ:ごまの風味
ごま油 小さじ1/2 ごまピーナッツだれ:香りづけ
塩 小さじ1/2 ごまピーナッツだれ:味つけ
水 1 1/2カップ ごまピーナッツだれ:流れる程度にのばす
ホイシンソース 大さじ2 甘くとろみのあるたれ
チャーシューソース 大さじ4 甘くとろみのあるたれ
ごま油 小さじ1 甘くとろみのあるたれ:香りづけ
水 大さじ2 甘くとろみのあるたれ:ゆるめる
調理用の油 少々(トレーに塗る分) 工程:蒸しトレーに薄く塗る
白ごま 仕上げ用、お好みで 飾り
青ねぎの青い部分(スライス) 仕上げ用、お好みで 飾り
アレルゲンと表示

これらのたれにはピーナッツ、ごま、大豆が入っています。生地の4種類の粉に小麦は含まれませんが、醤油、ホイシンソース、チャーシューソースは商品によって原材料が違うため、それぞれのラベルでアレルゲンを確かめてください。通常のオイスターソースには牡蠣が入っています。ベジタリアン用のマッシュルームオイスターソースを使っても、ホイシンやチャーシューソースは商品によって異なるため、このレシピ全体をヴィーガンとは言えません。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

腸粉:薄く蒸した米粉のシートを、具なしで巻いて切る

この一皿で守ること

薄いシートを半透明になって中まで火が通るまで蒸し、具をのせずに巻きます。味は、選んだたれにまかせます。

香港では、腸粉(Cheung fun)は茶樓や点心のレストランで出てくるほか、街頭の屋台でも見かけます。香港政府観光局は、米粉、タピオカ粉、水を合わせた生地を蒸し、長いロール状に折って切り、甘い醤油だれをかけて出す料理と説明しています。街頭の店では、ごまや、ピーナッツ、チリなどのたれが添えられることもあるそうです。

このレシピは、SBS FoodのLiz Miuさんの家庭向けレシピに沿っています。深水埗(Sham Shui Po)のHop Yik Taiの腸粉に着想を得たものと紹介されていますが、あくまで家庭向けのレシピで、店の公式の配合ではありません。世界ごはん紀行では、このレシピ全体を台所で試作して確かめてはいません。仕上がるのは具なしのプレーンなロール(2人分)です。浅いトレーで1枚ずつ蒸して巻き、切り分けて、同じレシピに載っている3種類のたれから好みのものを添えます。生姜醤油を濾したもの、ごまピーナッツだれ、ホイシンとチャーシューソースで作る甘くとろみのあるたれです。

SBS Foodの表記は、下準備20分、加熱15分、これとは別に生地を少なくとも30分休ませる、というものです。生地を休ませている間に、3種類のたれが全部作れます。

名前と表記

香港政府観光局は、この料理を Cheung fun、腸粉と表記しています。ここで作るように具のない切ったロールは、jyu cheung fun と呼ばれることもあります。サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、名前の由来をロールが豚の腸に似ていることとしています。

点心にも街頭にも出てくる米粉のロール

香港政府観光局は、腸粉を甘じょっぱい点心の定番と紹介しています。点心のレストランでは、米粉の生地にエビ、バーベキューポーク、牛肉などを包んで巻き、甘い醤油だれをかけた形がよく見られます。街頭グルメの案内では、茶樓や点心のレストランの主力として挙げ、味わえる店として深水埗のHop Yik Taiも名指ししています。ひとつの料理が点心の席にも街角にも現れるわけですが、どちらの場でも、具やたれがひとつに決まっているわけではありません。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、腸粉を香港の点心レストランと屋台で長く親しまれてきた定番とし、具入りのロールも、たれをかけたプレーンなロールも取り上げています。起源については、はっきりした年代は分かっていないと書いています。唐の時代にさかのぼるという説もあれば、現在の形は1930年代の広東で整ったとする料理書もあります。これらは食い違う説で、定説ではないため、この記事では考案者や唯一の発祥地は挙げません。

生地の配合もレシピによって違います。このレシピは、米粉に3種類のでんぷんを別々に合わせます。The Woks of Lifeは小麦でんぷんを含む別の配合で、鍋や油の塗り方、休ませ方も独自です。両者は別のレシピなので、The Woks of Lifeの分量や方法はここでは使っていません。

ベトナムのバインクォンも、薄い米粉の生地を蒸して巻く料理です。ただ、地域が違い、材料も具もつけだれも別なので、この料理のもう一つの作り方ではなく、近い仲間の料理として見てください。


選び方と代用

生地には4種類の別々の粉を使います。アジア系の食料品店や製菓材料店で、それぞれ名前を確かめて探してください。

  • 米粉: 普通の米粉です。もち米粉(餅粉)は別の商品です。
  • コーンスターチ: とうもろこし由来のでんぷんです。じゃがいもでんぷん(片栗粉)とは違います。
  • タピオカでんぷん: キャッサバ由来のでんぷんです。コーンスターチやじゃがいもでんぷんと同じものとは考えないでください。
  • 緑豆でんぷん: でんぷんそのものです。緑豆粉ではありません。

この4種類の粉の同量での置き換えは案内しません。どれかを置き換えると、ここで説明した生地とは別の生地になります。

たれでは、生姜醤油にベジタリアン用のマッシュルームオイスターソースを使います。ダークマッシュルーム醤油をそのまま使い、ほかの濃口の醤油には替えないでください。

道具

  • 大きなボウルと泡立て器
  • 小鍋
  • 目の細かい濾し器
  • ごまピーナッツだれと甘いたれ用の小さなボウル2つ
  • 蒸し器と蓋のついた大鍋または中華鍋
  • 蒸し器に入る浅くて平らなトレーまたは皿
  • 1/4カップの計量カップ
  • へら
  • 包丁とまな板

盛り付け:たれを選ぶか、全部を別添えにする

切ったロールを皿に並べます。好みのたれをかけるか、たれを別添えにして、それぞれが好きなものを選べるようにします。3種類を1皿に全部かける必要はありません。お好みで、白ごまと青ねぎの青い部分のスライスを散らして仕上げます。

シートがうまくいかないとき

見えている状態 確かめること 対処
生地にだまがある 水を入れるのが早すぎなかったか 水は少しずつ加えながら混ぜ、なめらかになるまで混ぜ続ける
トレーごとにシートの仕上がりがばらつく 流す前に生地を混ぜたか トレーに流す直前に、毎回生地をよく混ぜる
シートが不透明、または固まっていない 蒸し時間と、蓋をしていたか 蓋をしたまま、シートが半透明になって中まで火が通るまで蒸す(1枚あたり約3〜4分)
シートが部分的に厚い 1枚あたりの量と広げ方 1枚につき約1/4カップを使い、トレーを傾けて薄く均一に広げる
はがすときにシートがくっつく、破れる トレーの油と扱い方 トレーに油を薄く塗り、シートを少し冷まして、へらでそっとはがす

アレンジ:具やたれを変える

  • 具入りのロール: 香港政府観光局は、点心の腸粉としてエビ、バーベキューポーク、牛肉を包み、甘い醤油だれをかけた例を紹介しています。これらは別のバージョンで、このレシピの分量と手順は具なしのロール用です。豚肉についてはチャーシューをご覧ください。
  • 街頭風のたれ: 香港政府観光局によると、街頭の腸粉にはごまや、ピーナッツ、チリなどのたれが添えられることがあります。ここで紹介した3種類のたれは、ひとつの家庭向けレシピのものです。すべての屋台で使われる決まった組み合わせではありません。
  • たれは1種類でも3種類でも: このレシピでは、1種類のたれをかけても、別添えにしてもかまいません。生姜醤油だけの小皿も、3種類そろえた皿も、レシピに沿っている点では変わりません。

よくある質問

これはHop Yik Taiのレシピですか?

いいえ。SBS FoodのLiz Miuさんのレシピは、深水埗のHop Yik Taiの腸粉に着想を得た家庭向けのものです。店の公式の配合ではなく、店の味を再現したとも述べていません。

コーンスターチの代わりに片栗粉(じゃがいもでんぷん)を使えますか?

レシピが指定しているのはコーンスターチで、じゃがいもでんぷんとは別の商品です。代用品も示されていません。書かれたとおりの生地にするには、4種類の粉をそれぞれ名前で探してください。

ロールは何本できますか?

レシピは2人分ですが、シートやロールの数は書かれていません。生地がなくなるまで、約1/4カップずつ蒸し続けてください。

なぜトレーごとに生地を混ぜ直すのですか?

レシピに、トレーに流す前に毎回生地をよく混ぜると書かれているからです。毎回の作業に組み込み、流す直前に混ぜてください。

腸粉はいつもこの3種類のたれで食べますか?

いいえ。香港政府観光局は、甘い醤油だれをかけた腸粉を紹介し、街頭ではごまや、ピーナッツ、チリなどのたれが見られると書いています。ここで紹介した生姜醤油、ごまピーナッツだれ、甘いたれは、ひとつのレシピに載っている3種類です。

このレシピはヴィーガンですか?

全体としてはヴィーガンとは言えません。著者は生姜醤油にベジタリアン用のマッシュルームオイスターソースを使いますが、ホイシンソースやチャーシューソースは商品によって異なります。たれにはピーナッツ、ごま、大豆も含まれるので、すべてのラベルを確認してください。

主な参考リンク

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