鶏肉の角切り、乾燥唐辛子、粒の花椒、青ねぎの白い部分、ロースト落花生がつやのあるたれにからんだ宮保鶏丁の盛り付け
🌍料理中国(四川)料理

宮保鶏丁(宮保雞丁)の作り方|四川式の鶏肉と落花生の唐辛子炒め

約21分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 34

鶏肉を細切りにする

手順1: 鶏肉を細切りにする

鶏肉は洗いません。生肉用のまな板と包丁を使い、皮なしのむね肉を幅約1.5cmの帯状に、できるだけそろえて切ります。専用のまな板と包丁がない場合は、先にほかの食材の準備を済ませ、鶏肉を最後に切ります。生の鶏肉を扱ったあとは、調理台、器具、手を洗ってください。

STEP 22 / 34

小さな角切りにする

手順2: 小さな角切りにする

帯状に切った肉を横に切り、小さな角切りにします。

STEP 33 / 34

鶏肉を小鉢に移す

手順3: 鶏肉を小鉢に移す

角切りにした鶏肉を小鉢に移します。

STEP 44 / 34

下味に水を加える

手順4: 下味に水を加える

別の小鉢に、塩小さじ1/2、生抽小さじ2、紹興酒小さじ1、じゃがいもでんぷん小さじ1½を合わせ、水大さじ1を加えます。これは下味用の水で、たれに使う水とは別です。

STEP 55 / 34

下味を混ぜる

手順5: 下味を混ぜる

下味が均一になるまで混ぜます。

STEP 66 / 34

鶏肉にからめる

手順6: 鶏肉にからめる

鶏肉に下味を加え、すべての肉にまとわせるように混ぜます。

STEP 77 / 34

鶏肉を冷蔵庫に入れる

手順7: 鶏肉を冷蔵庫に入れる

下味をつけた鶏肉は、ふた付きで中身が漏れない容器に入れ、冷蔵庫のいちばん下の棚に、そのまま食べられる食品から離して置きます。ほかの材料を準備する間、そこに置いておきます。

STEP 88 / 34

にんにくの皮をむく

手順8: にんにくの皮をむく

にんにく3かけの皮をむきます。

STEP 99 / 34

にんにくを薄切りにする

手順9: にんにくを薄切りにする

皮をむいたにんにくを薄切りにします。

STEP 1010 / 34

しょうがの皮をむく

手順10: しょうがの皮をむく

にんにくと同量のしょうがの皮をむきます。

STEP 1111 / 34

しょうがを薄切りにする

手順11: しょうがを薄切りにする

皮をむいたしょうがを薄切りにします。

STEP 1212 / 34

青ねぎの白い部分を分ける

手順12: 青ねぎの白い部分を分ける

青ねぎ5本の白い部分を切り分けます。緑の部分は、この料理では使いません。

STEP 1313 / 34

青ねぎの白い部分を切る

手順13: 青ねぎの白い部分を切る

白い部分を、鶏肉の角切りの大きさに合う短さに切ります。

STEP 1414 / 34

乾燥唐辛子を切る

手順14: 乾燥唐辛子を切る

唐辛子を半分か小片に切ります。

STEP 1515 / 34

唐辛子の種を除く

手順15: 唐辛子の種を除く

種は取れる範囲で除きます。少し残っていてもかまいません。

STEP 1616 / 34

たれを混ぜる

手順16: たれを混ぜる

別の小鉢に、キャスターシュガー大さじ1、じゃがいもでんぷん小さじ3/4、老抽小さじ1、生抽小さじ1、鎮江香醋大さじ1、ごま油小さじ1、水大さじ1を入れ、よく混ぜます。ほかの準備した材料と一緒に、コンロの近くに置いておきます。

STEP 1717 / 34

空の鍋を熱する

手順17: 空の鍋を熱する

空の中華鍋を強火にかけます。

STEP 1818 / 34

油を入れる

手順18: 油を入れる

熱くなった鍋に、調理油大さじ2を注ぎます。

STEP 1919 / 34

唐辛子を入れる

手順19: 唐辛子を入れる

切った唐辛子を油に加えます。

STEP 2020 / 34

花椒を入れる

手順20: 花椒を入れる

粒の花椒小さじ1を加えます。

STEP 2121 / 34

香辛料を短く炒める

手順21: 香辛料を短く炒める

唐辛子がちょうど色づき始め、焦げていない状態まで、短く炒めます。鍋が熱くなりすぎるときだけ、少しの間、火から外します。

STEP 2222 / 34

鶏肉を入れる

手順22: 鶏肉を入れる

冷蔵庫から鶏肉を出して、鍋に加えます。扱ったあとは手を洗ってください。

STEP 2323 / 34

ばらけるまで炒める

手順23: ばらけるまで炒める

強火のまま、角切りが1つ1つばらけるまで絶えず混ぜます。

STEP 2424 / 34

しょうがを入れる

手順24: しょうがを入れる

薄切りのしょうがを加えます。

STEP 2525 / 34

にんにくを入れる

手順25: にんにくを入れる

薄切りのにんにくを加えます。

STEP 2626 / 34

青ねぎの白い部分を入れる

手順26: 青ねぎの白い部分を入れる

切った青ねぎの白い部分を加えます。

STEP 2727 / 34

香りが立ち、火が通るまで炒める

手順27: 香りが立ち、火が通るまで炒める

香味野菜の香りが立ち、鶏肉にちょうど火が通るまで炒め続けます。大きめの1切れを試して火の通りを見ますが、その確認を安全の保証とは考えないでください。

STEP 2828 / 34

温度計で中心を確認する

手順28: 温度計で中心を確認する

温度計の使い方に従い、大きめの鶏肉1切れの中心にプローブを差します。中心が75°C以上で1分以上になるまで加熱してください。届いていなければ、炒め続けてもう一度確認します。

STEP 2929 / 34

たれをもう一度混ぜる

手順29: たれをもう一度混ぜる

小鉢の中で、たれをもう一度よく混ぜます。

STEP 3030 / 34

混ぜながらたれを注ぐ

手順30: 混ぜながらたれを注ぐ

炒めたり返したりしながら、鍋にたれを注ぎます。たれを入れる間も、手を止めないでください。

STEP 3131 / 34

つやととろみが出るまで炒め合わせる

手順31: つやととろみが出るまで炒め合わせる

たれにつやが出てとろみがつくまで、炒め合わせます。

STEP 3232 / 34

落花生を入れる

手順32: 落花生を入れる

ロースト落花生75gを加えます。

STEP 3333 / 34

落花生を混ぜる

手順33: 落花生を混ぜる

落花生が全体に行きわたるよう混ぜます。

STEP 3434 / 34

盛り付けてすぐに出す

手順34: 盛り付けてすぐに出す

皿に移し、すぐに出します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

20品目

材料

皮なしの鶏むね肉、にんにく、しょうが、青ねぎの白い部分、乾燥唐辛子、花椒、落花生、調味料の小鉢を用途別に分けて並べたところ
鍋を火にかける前に、用途別に並べておく
材料 分量 代替・備考
骨なし・皮なしの鶏むね肉 2枚(合計300〜350g) 主役の材料。小さな角切りにする
にんにく 3かけ 薄切りにする
しょうが にんにくと同量 薄切りにする
青ねぎ(白い部分のみ) 5本 短く切る
乾燥唐辛子 ひとつかみ(約10本) 半分または小片に切り、種は可能な範囲で除く
調理油 大さじ2 炒め用
粒の花椒 小さじ1 唐辛子と一緒に油で炒める
ロースト落花生 75g 最後に混ぜる
塩(下味用) 小さじ1/2 鶏肉の下味
生抽(ライトソイソース・下味用) 小さじ2 鶏肉の下味
紹興酒(下味用) 小さじ1 鶏肉の下味
じゃがいもでんぷん(下味用) 小さじ1½ 鶏肉にまとわせる
水(下味用) 大さじ1 下味をのばす
キャスターシュガー(たれ用) 大さじ1 甘み
じゃがいもでんぷん(たれ用) 小さじ3/4 たれにとろみをつける
老抽(ダークソイソース・たれ用) 小さじ1 たれの味つけ
生抽(ライトソイソース・たれ用) 小さじ1 たれの味つけ
鎮江香醋(たれ用) 大さじ1 酸味
ごま油(たれ用) 小さじ1 たれの味つけ
水(たれ用) 大さじ1 たれの水分

下味用とたれ用で、じゃがいもでんぷん、生抽、水はそれぞれ別に計量してください。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

宮保鶏丁:先に唐辛子と花椒、最後に落花生

この鍋で守ること

唐辛子、花椒、鶏肉、しょうが、にんにく、青ねぎの白い部分、たれ、最後に落花生、という順番を守ります。鶏肉は動かし続け、落花生を混ぜたらすぐに盛り付けてください。

空の中華鍋を強火にかけます。油を入れ、乾燥唐辛子と粒の花椒を加え、下味をつけた鶏肉の小さな角切りが続きます。次にしょうが、にんにく、青ねぎの白い部分が入り、黒っぽいたれを回しかけて混ぜるうちに、つやととろみが出てきます。ローストした落花生は、最後の最後に加えます。

この料理は英語ではKung PaoとGong Baoの2つの名前で流通しています。中国語では宮保雞丁、日本の漢字では宮保鶏丁と書きます。この記事は四川式の1つのレシピに沿って進めます。同じ国のほかの料理は、中国のページもご覧ください。

このレシピについて

世界ごはん紀行編集部では、このレシピ全体を台所で試作して確かめてはいません。

ここで紹介するのは、WildChinaが掲載している四川式のレシピです。同ページはFuchsia Dunlopから共有されたレシピであると明記しています。WildChinaはDunlop本人のサイトではないため、Dunlopの公式サイトは経歴の確認にだけ使いました。材料の分量と調理の順番はWildChinaのページに従い、ほかのレシピとは混ぜていません。

作る前に、編集部の判断で決めた点を挙げておきます。

  • 人数: レシピに人数の記載はありません。ひとまず約2人分として扱いますが、実測していない編集上の目安です。鶏むね肉1枚が1人分という意味ではありません。
  • 鶏肉: 皮つきでも皮なしでもよいとされています。ここでは皮なしを選びました。
  • たれの水分: 鶏のだしでも水でもよいとされています。ここでは水を選びました。
  • 2回出てくる水: 下味の水は、材料欄ではなく作り方の中に書かれています。たれの水分とは別のもので、どちらも大さじ1です。以下の材料表にどちらも載せています。
  • 下味のでんぷん: ページには、じゃがいもでんぷんの分量が「小さじ11/2」と印字されています。ここでは一般的な小さじ1½と読みましたが、あいまいな印字に対する編集部の解釈です。グラム換算はしていません。
  • 下味用の鉢: 下味を別の鉢で先に混ぜてから鶏肉に加えるのは、同じ材料を使った編集部の段取りで、著者の指示ではありません。
  • 鶏肉を置いておく場所: 下味をつけた鶏肉は、ほかの準備をする間そのまま置いておくとされていますが、場所も時間も書かれていません。ここでは、FoodSafety.govの下味に関する案内にならって冷蔵庫に入れます。これは安全面での別の判断で、著者が冷蔵庫の設定や時間を指定しているわけではありません。

分量がゆるい材料もあります。しょうがはにんにくと同量とあるだけで重さの指定はなく、唐辛子はひとつかみ(約10本)、油の種類も決まっていません。


選び方と代用

材料の中には、見た目や名前が近くても別のものがいくつかあります。

材料 気をつけること 変えるとき
キャスターシュガー 日本の上白糖とは別のもの 手に入りにくい場合は、グラニュー糖を代用候補にする
生抽・老抽 日本の薄口醤油・濃口醤油とまったく同じではない 日本の醤油は、別の風味のものとして扱う
鎮江香醋 一般的な黒酢や米酢とは別のもの 鎮江香醋を名前で探す。ほかの酢では味が変わる
花椒 日本の山椒とは別のもの 選べるなら、粒の赤い花椒を選ぶ
紹興酒 独自の風味がある 辛口の日本酒など、辛口の米の酒が代用候補になる。風味は変わる
アレルゲン

この料理には落花生とごま油が入ります。醤油には小麦が含まれていることもあります。買った商品ごとに、アレルゲン表示を確認してください。

道具

  • 中華鍋
  • 鍋べら(中華おたま)
  • 生の鶏肉用のまな板と包丁(ほかの食材用とは分けておく)
  • ほかの食材用のまな板と包丁
  • 乾燥唐辛子を切るはさみまたは包丁
  • 小鉢
  • 下味をつけた鶏肉を入れる、ふた付きで中身が漏れない容器
  • 計量スプーン
  • キッチンスケール
  • 調理用温度計

生の鶏肉の扱い

生の鶏肉の安全確認

鶏肉はちょうど火が通るまで炒め、次の条件を確認してください。

  • 生の鶏肉は洗わない。
  • 交差汚染を防ぐため、生肉用の器具を分けるか、肉を最後に切る。作業のあとは、調理台、器具、手を洗う。
  • 鶏肉の中心を75°C以上で1分以上加熱する。

色や見た目では、この条件を満たしたかどうかを確認できません。この記事の画像でも確認できません。画像は各動作を示すだけで、温度、時間、衛生、安全の証明にはなりません。

鍋の前でのトラブル対処

起きていること 対処
唐辛子の色が急に変わり、焦げそう 鍋を少しの間、火から外し、戻してから続ける
鶏肉の角切りがくっついている 強火のまま混ぜ続け、ばらけてからしょうがを入れる
温度計で中心が75°Cに届いていない 炒め続けて、もう一度測る。見た目に関係なく、中心が75°C以上で1分以上必要
たれを置いたままにした 注ぐ直前に、もう一度混ぜる
たれにまだつやもとろみもない 炒め合わせ続ける。落花生はとろみが出るまで待つ
想像していた味と違う 山椒、米酢、日本の醤油など、別の材料に置き換えていないか確認する

このレシピの範囲でできるアレンジ

  • 皮つきの鶏肉: 鶏むね肉は皮つきでも皮なしでも使えます。ここでの工程と画像は皮なしです。もも肉向けには調整していません。
  • たれに鶏のだしを使う: たれの水分大さじ1は、鶏のだしでも水でも使えます。ここでは水を使います。下味の水は、どちらの場合も水です。
  • ほかの宮保鶏丁のレシピ: The GuardianのFelicity Cloakeによる比較記事は、作り方の違いを取り上げていて、材料の組み合わせも異なります。別のレシピを試すなら、分量だけを借りず、そのレシピを丸ごと参考にしてください。

料理の名前と、このレシピの位置づけ

この料理は、英語ではGong BaoとKung Paoの両方で呼ばれています。The Guardianの比較記事は、四川花椒、乾燥唐辛子、甘酸っぱいたれなど、地域ごとの違いを見比べています。このページの宮保鶏丁は四川式の1つのレシピであり、地域ごとのすべての版が同じだとは言いません。料理の由来にはいくつかの話があり、どれか1つを確かなものとしては紹介しません。

Fuchsia Dunlopの公式サイトによると、Fuchsia Dunlopは中国料理を専門とする料理家・フードライターで、四川の高等料理学校で学び、中国の食文化を長年調べてきたそうです。この経歴は、このレシピを選んだ理由の説明にはなりますが、公式サイトでレシピの分量や料理の歴史が確かめられるわけではありません。

よくある質問

水を2回使うのはなぜですか?

下味とたれは、それぞれ水大さじ1を使います。下味の水はレシピの材料欄ではなく作り方の中に書かれているため、見落としやすい部分です。別々に量ってください。

下味のじゃがいもでんぷんは、本当に小さじ1½ですか?

編集部の読み方です。WildChinaのページでは、小さじ「11/2」と印字されています。一般的な小さじ1½と読みましたが、印字そのものがあいまいです。グラムには換算していません。

何人分ですか?

レシピに人数の記載はありません。ひとまず約2人分として扱っていますが、実測していない編集上の目安です。

見た目で、鶏肉が安全に火が通ったとわかりますか?

わかりません。大きめの1切れを確かめるのは、ちょうど火が通ったかどうかを判断する助けにはなりますが、安全の確認にはなりません。調理用温度計を使い、農林水産省の「中心が75°C以上で1分以上」に従ってください。この案内はレシピの一部ではなく、別の安全面の補足です。

レシピには「置いておく」としかないのに、なぜ冷蔵庫に入れるのですか?

置く場所も時間も、レシピには書かれていません。FoodSafety.govの下味に関する案内にならって冷蔵庫を使うのは、編集部の安全面での判断で、著者の指示ではありません。置いておく時間は指定していません。

日本の山椒や米酢で代用できますか?

同じものではありません。山椒は四川の花椒とは別のもので、鎮江香醋も米酢や一般的な黒酢とは置き換えられません。代用すると、味が変わります。

青ねぎの緑の部分や、生の薬味を添えてもよいですか?

このレシピで使うのは、鍋で火を通す青ねぎの白い部分だけです。生の薬味も添えません。

残ったときの保存や温め直しは?

この記事は、作ってすぐに出す料理として紹介しています。保存や温め直しについては調べていないので、ここでは案内しません。

主な参考リンク

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