汁も具もソースもない浅い無地の器に、淡い色の長い手延べ麺をゆるくまとめて盛った拉麺
🌍料理中国料理

拉麺(ラーミエン)の作り方|手で引く中国の小麦麺を32本めざして家庭で

約15分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 26

ボウルに粉を入れる

手順1: ボウルに粉を入れる

清潔なボウルに、万能小麦粉250gを量り入れます。

STEP 22 / 26

塩を加える

手順2: 塩を加える

小麦粉に塩小さじ1/4を加えます。

STEP 33 / 26

栄養酵母を加える

手順3: 栄養酵母を加える

栄養酵母4gを加えます。これは膨らませないタイプの酵母で、パン用のイーストではありません。

STEP 44 / 26

水を加える

手順4: 水を加える

水160gを注ぎます。

STEP 55 / 26

生地を混ぜる

手順5: 生地を混ぜる

全体が均一になるように、ひとつの生地にまとめます。味見はしないでください。混ぜ終えたら、手と道具を洗います。

STEP 66 / 26

生地にカバーをかける

手順6: 生地にカバーをかける

ボウルに清潔なカバーをかけ、生地が乾かないようにします。

STEP 77 / 26

生地を休ませる

手順7: 生地を休ませる

生地を2〜3時間休ませます。これは膨らませる発酵ではなく休ませる時間なので、ふくらむのを待たないでください。

STEP 88 / 26

休ませた生地を伸ばす

手順8: 休ませた生地を伸ばす

タイマーを15分にセットし、手で生地を外側へ引き伸ばします。

STEP 99 / 26

折り戻す

手順9: 折り戻す

伸ばした生地を自分の上に折り戻し、そのまま15分間、伸ばして折る動作を続けます。5分の時点で生地を確かめます。十分に伸びるなら、15分を続けて手順12へ進みます。

STEP 1010 / 26

生地の伸びが足りないときだけ水を足す

手順10: 生地の伸びが足りないときだけ水を足す

5分の時点で生地の伸びが足りなければ、水10gを加えます。十分に伸びるなら、この手順と手順11は飛ばします。

STEP 1111 / 26

水を練り込み、計時をやり直す

手順11: 水を練り込み、計時をやり直す

水を生地へしっかり練り込んでから、伸ばして折る作業に戻り、15分を最初から数え直します。5分たってもまだ伸びが足りなければ、同じ調整をもう一度行います。よく伸びるようになったら、それ以上水は足しません。

STEP 1212 / 26

生地に粉をまぶす

手順12: 生地に粉をまぶす

生地の外側に、少量の小麦粉を薄くまぶします。くっつきにくくなります。

STEP 1313 / 26

生地を長く伸ばす

手順13: 生地を長く伸ばす

粉をまぶした生地を、両手で1本の長い綱のように伸ばします。

STEP 1414 / 26

輪を作る

手順14: 輪を作る

綱の両端を左手にまとめて、輪にします。

STEP 1515 / 26

輪を2本に引く

手順15: 輪を2本に引く

右手を輪の中ほどに入れ、生地を2本の長さに引き伸ばします。

STEP 1616 / 26

32本をめざして繰り返す

手順16: 32本をめざして繰り返す

引いて折る動作を繰り返し、32本を目標にします。

STEP 1717 / 26

鍋に水を入れる

手順17: 鍋に水を入れる

鍋に清潔な水を注ぎます。手順16が終わるまでに沸騰するよう、時間を見込んで始めてください。

STEP 1818 / 26

湯を沸かす

手順18: 湯を沸かす

麺を入れる前に、湯をしっかり沸騰させます。

STEP 1919 / 26

すぐに麺を入れる

手順19: すぐに麺を入れる

引き終えたらすぐ、麺を沸騰した湯に入れます。

STEP 2020 / 26

30秒ゆでる

手順20: 30秒ゆでる

麺を30秒ゆでます。この時間は細い麺の場合のものです。太い麺にも足りると思い込まないでください。

STEP 2121 / 26

麺を引き上げる

手順21: 麺を引き上げる

生地に触れていない清潔な麺あげかトングで、麺を鍋から引き上げます。

STEP 2222 / 26

冷水を用意しておく

手順22: 冷水を用意しておく

この時点までに、冷却用のボウルを用意しておきます。清潔な別のボウルに、清潔で冷たい飲用水を張ったものです。

STEP 2323 / 26

麺を冷水へ移す

手順23: 麺を冷水へ移す

ゆでた麺を、そのまま冷水に移します。

STEP 2424 / 26

しっかり冷ます

手順24: しっかり冷ます

麺が完全に冷めるまで、冷水に入れておきます。

STEP 2525 / 26

水を切る

手順25: 水を切る

冷めた麺を清潔なざるに上げて、水を切ります。

STEP 2626 / 26

すぐに盛り付ける

手順26: すぐに盛り付ける

清潔な手か道具で、水を切った麺を清潔な器へ移します。生の粉や生地には近づけないでください。作ったその日のうちに、すぐ食べてください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

小麦粉、水、塩、栄養酵母を別々の無地の器に並べたところ
生地の4つの材料:小麦粉、水、塩、栄養酵母
材料 分量 代替・備考
万能小麦粉 250g 生地の中心になる粉
水 160g 生地をまとめる
塩 小さじ1/4 生地に入れる塩
栄養酵母(膨らませないタイプ) 4g 生地に混ぜ込む。生地を膨らませる働きはない
追加の水 1回の調整につき10g、必要な場合のみ 生地の伸びが足りないときだけ。最初には入れない
打ち粉用の小麦粉 少々 引く前に生地の表面にまぶす
ゆでる湯 適量 麺をゆでる
清潔な冷たい飲用水 適量 ゆでた麺を冷ます
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拉麺:1本の生地の綱を、32本めざして引く

このレシピで扱う範囲

このレシピは麺だけの作り方です。混ぜる、休ませる、伸ばす、引く、ゆでる、冷ますまでを扱います。蘭州牛肉麺のレシピではなく、スープ、たれ、具は含みません。

粉をまぶした生地を長く伸ばし、両端を左手にまとめて輪にします。右手を輪の中ほどに入れ、生地を2本の長さに引き出します。そのあと、引いて折る動作を繰り返し、32本を目標にします。この手順は、Museum of Chinese in America(MOCA)が公開しているPeter Looi名義の手延べ麺のレシピに沿ったもので、ここで作るのもそのレシピです。

拉麺(拉面、lāmiàn)は、生地を手で引き伸ばして作る麺の呼び名です。生地も作り方もさまざまなものがこの名前に含まれるので、ここで紹介するのは料理の定義ではなく、家庭向けのひとつの作り方です。字面が似ていても、日本のラーメンと同じものだと考えないでください。

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世界ごはん紀行編集部では、このレシピ全体を台所で試作してはいません。


選び方と代用

  • 小麦粉: 万能小麦粉を使います。日本では中力粉が近い代用として試せますが、たんぱく質の量や吸水が違う可能性があります。強力粉に替えた場合は試していないので、決まった選択肢としては案内しません。
  • 栄養酵母: 栄養酵母として売られている製品を探してください。膨らませないタイプの栄養酵母を使い、パン用のドライイーストやビール酵母で代用しないでください。
  • 打ち粉: 生地に入れる250gとは別に、少量を使います。
  • アレルギー: この麺には小麦が含まれます。栄養酵母はパッケージの表示を確認してください。酵母のアレルギーなど気になる点がある場合は、製品自体の情報に従ってください。

道具

  • キッチンスケール
  • タイマー
  • 大きめのボウル
  • 清潔な布などのカバー
  • 口の広い鍋
  • 麺あげ、トング、または長い菜箸
  • 冷却用の清潔な別のボウル
  • ざる
  • 清潔な盛り付け用の器

生地や麺がうまくいかないとき

レシピ自体が示している救済策は、固い生地への加水調整だけです。下の表のほかの行は、同じレシピの粉打ちと、上の安全の注意を当てはめたものです。加水は、伸びが足りないときだけに限ります。

状況 対処 限界
5分の時点で生地の伸びが足りない 水10gを練り込み、15分を最初から数え直す 水を足せば直るとは限らない
まだ伸びが足りない 同じ調整をもう一度行う レシピは繰り返すよう述べているが、回数の上限も水の合計量も示していない。生地が伸びるようになったら水を足すのをやめる
引くときに生地がくっつく 表面に薄く粉がついているか確かめる 打ち粉の量は示されていないので、少量だけ使う
思ったより太い麺になった 中まで火が通るまでゆで、そのあと冷ます 太い麺について試した時間はなく、30秒で足りるとは考えないこと

この作り方のもとになったもの

材料、分量、基本の手順は、MOCAが公開しているPeter Looiのレシピによります。このレシピは、できあがりの量、何人分か、休ませるときの温度、小さじの基準、打ち粉の量を示しておらず、「十分に伸びる」ことを数値で確かめる方法もありません。推測で補わず、未定のままにしています。試して確かめた収量も案内できません。

そのうえで、いくつかの実用的な点は編集部が補ったものです。休ませるあいだ生地にカバーをかけること、冷却に清潔な飲用水を使うこと、麺の水を切って盛り付けること、作ったその日のうちに作りたてを食べることです。衛生に関する注意は、米国FDA(食品医薬品局)の生の小麦粉についての案内を参考にしています。

この麺を発展させる方向

下の方向はどれも、それぞれ別に完全なレシピが必要になるため、ここでは紹介していません。

方向 状況
澄んだ蘭州風の牛のスープで食べる スープは別に、完全なレシピが必要
たれやあえだれをつけて冷たいまま食べる たれは別に、信頼できるレシピが必要
もっと太い麺、または細い麺を引く 裏づけのある本数やゆで時間がない
強力粉、かん水、蓬灰(ほうかい)を使う この配合の微調整ではなく、別の種類の配合になる
卵、油、香味野菜を練り込む これを裏づけるものがないので、勧めない

拉麺と蘭州牛肉麺

蘭州牛肉麺は、手延べ麺と結びつけて語られる地域のスープ料理のひとつで、拉麺全体の定義ではありません。China Dailyの蘭州からの報道は、澄んだスープ、大根、唐辛子油、香菜と青ねぎ、黄色い麺を挙げています。そこで述べられている麺の作業には、生地を休ませてこねること、帯状に整えること、折って伸ばすのを繰り返すこと、打ち粉をすること、ゆでることが含まれます。

この報道は背景として役に立ちますが、麺の配合や時間は、このレシピでは使っていません。ほかの家庭向けレシピも、作り方はそれぞれ違います。LaHohwa Workshopのものは、強力粉400g、万能小麦粉200g、水300g、塩4gを使い、20分休ませて、軽く油を塗った生地を沸騰した湯の中へ直接伸ばします。別のレシピなので、分量や手順をこのレシピと混ぜないでください。lanzhoulamian.comには、匿名の投稿による蘭州の配合も載っていましたが、材料と手順が噛み合わなかったので使っていません。

よくある質問

拉麺は日本のラーメンと同じものですか?

字面が似ていても、同じ料理にはなりません。この記事は手延べの小麦麺についてのもので、日本のラーメンは扱いません。

これは蘭州牛肉麺のレシピですか?

いいえ。蘭州牛肉麺は文化的な背景として出てきますが、このレシピはスープのない、麺だけの作り方です。

拉麺とラグマンは同じものですか?

いいえ。ラグマンは中央アジアの料理で、名前が似ていても別の料理で、作り方も違います。

栄養酵母の代わりにドライイーストを使えますか?

いいえ。レシピは膨らませない酵母を指定しており、置き換えを裏づけるものはありません。2〜3時間の休ませも、発酵の段階ではありません。

追加の水10gは、いつも必要ですか?

いいえ。5分の時点で生地の伸びが足りないときだけで、最初の160gに含まれることはありません。

塩小さじ1/4は何gですか?

レシピに重さはなく、小さじの基準も定められていないので、換算していません。

何人分できますか?

レシピは示しておらず、試して確かめたできあがりの量もありません。

麺を保存したり、温め直したりできますか?

このレシピについては、保存や温め直しの案内がないので、安全に置いておける時間をお伝えできません。冷ました直後に、作ったその日のうちに食べてください。

主な参考リンク

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