パセリとミントをたっぷり使ったタブーレを白い器に盛り付けた写真
🔪下準備30分
🔥調理0分
🍽️分量4
🌍料理レバノン料理

タブーレの作り方|パセリを主役にするレバノンサラダ

22分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

調理工程スライド
STEP 11 / 6

ブルグルをレモン汁で戻す(10〜15分)

手順1: ブルグルをレモン汁で戻す(10〜15分)

細挽きブルグル30gにレモン汁30mlと塩ひとつまみを加え、粒全体を湿らせる。

室温で10〜15分置き、指でつまんだときに硬い芯がなく、粒の形が残っていればよい。

途中で一度ほぐし、底に液体が残っていないか見る。

STEP 22 / 6

パセリを2〜3mm幅に刻む(約8分)

手順2: パセリを2〜3mm幅に刻む(約8分)

パセリは葉と細い茎を使い、太い茎を外す。

水分を拭いた葉を重ねすぎず、包丁を前後に動かして2〜3mm幅へ刻む。

押しつぶしてペースト状にしないことが、口に入れたときの軽さにつながる。

刻んだ後にボウルの底へ水がたまるなら、ペーパーでそっと押さえる。

STEP 33 / 6

トマトを5mm角に切る(約4分)

手順3: トマトを5mm角に切る(約4分)

トマトを横半分に切り、種とゼリー状の水分を軽く落とす。

果肉を5mm角に切り、ざるへ置いて数分水を切る。

すべてを取り除く必要はないが、包丁を入れたときに汁が流れ続けるものは、ペーパーで表面を押さえておく。

STEP 44 / 6

ミントと青ねぎを刻む(約3分)

手順4: ミントと青ねぎを刻む(約3分)

ミントは葉を外して2〜3mm幅に刻み、青ねぎは白い部分から緑の部分まで小口切りにする。

ミントを増やしすぎると清涼感が前に出るので、15gを上限に香りを確認する。

紫玉ねぎを使う場合は、みじん切りにして短時間水にさらし、辛味より先に水気を抜く。

STEP 55 / 6

具材を合わせて味を決める(2〜3分)

手順5: 具材を合わせて味を決める(2〜3分)

大きなボウルへパセリ、ミント、青ねぎ、トマト、戻したブルグルを入れる。

残りのレモン汁30ml、オリーブオイル45ml、塩、スマック、7スパイスを加え、底からすくうように10回ほど返す。

トマトを潰さず、緑の中に赤と粒が均等に散ったところで止める。

STEP 66 / 6

5〜10分休ませ、レタスと盛る(5〜10分)

手順6: 5〜10分休ませ、レタスと盛る(5〜10分)

味を見て、酸味が弱ければレモン汁を5mlずつ、塩が足りなければひとつまみずつ加える。

冷蔵庫で5〜10分休ませ、パセリの葉がしんなりしすぎず、ブルグルに芯がなければ食べごろだ。

洗って水気を拭いたロメインレタスを添え、葉ですくえる硬さのまま食卓へ出す。

ボウルの底に液体が見えず、葉を持ち上げたときに油だけが垂れなければ、味見へ進めます。

酸味が尖っているときは、油を増やす前に5分休ませてください。ブルグルとトマトに酸味が移ると、印象が丸くなることがあります。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料スライド
10品目

材料

材料 分量 選び方・代替
イタリアンパセリ 200g 普通のパセリなら葉を中心に使う
生ミント 15g 乾燥品なら少量にし、香りを見て加える
ブルグル(細挽き) 30g 小麦製品。粗挽きは別の戻し方が必要
果肉の締まったトマト 300g ミニトマトでもよいが、切った後に水分を確認する
青ねぎ 60g 紫玉ねぎなら水にさらしてから水気を抜く
レモン汁 60ml 生のレモンを搾り、30mlずつ分けて使う
エクストラバージンオリーブオイル 45ml 香りが強すぎないもの
小さじ1/2 最後に酸味と一緒に調整する
スマック 小さじ1/2 なければ省略できる
レバノンの7スパイス 小さじ1/4 なければオールスパイスを1/8量ほど

レバノンの7スパイスは、商品や家庭で配合が異なる。

手元にないからと、オールスパイスを同量入れる必要はない。

オールスパイスは、シナモン、クローブ、ナツメグを思わせる香りを一瓶で足せる代用品だが、7スパイスそのものではない。

きゅうりは家庭によって加える例がある一方、今回の基本配合には入れない。

加えるなら50gほどを5mm角に切り、種の多い部分を除いてから水気を拭く。

ブルグルは小麦です

小麦アレルギーやグルテンを避ける必要がある場合、ブルグルは使わないでください。

キヌアへ替える場合も、同じ調理器具や保存容器を使うなら交差接触に注意し、表示と自分の食事制限を優先してください。

先に葉を乾かす

パセリとミントは洗った後、サラダスピナーやペーパーで水を落とし、広げて表面を乾かします。

タオルで強く絞ると葉が傷むので、押さえる程度で十分です。

タブーレに使うパセリ、ミント、トマト、ブルグル
葉を主役に、細挽きブルグルと固めのトマトをそろえる
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材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

📊 栄養情報(1人分)
43
kcal
1.0g
タンパク質
3.0g
脂質
3.8g
炭水化物
1.0g
食物繊維
75mg
ナトリウム
※ 目安値です。材料や調理法により変動します。
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

パセリを刻む音から始まる一皿

まな板いっぱいに広げたパセリへ包丁を入れると、乾いた葉が細かく跳ね、青い香りが立つ。

その横では、細挽きのブルグルがレモン汁を吸っている。

トマトを先に切ってボウルへ入れたくなるが、ここで急ぐと底に赤い水分がたまる。

タブーレは、材料を混ぜれば終わるサラダではない。

葉を乾かす、粒を増やしすぎない、酸味を最後に整える。

この三つを守ると、パセリの青さ、レモンの鋭さ、トマトの甘みが別々に立ったまま一皿に収まる。

レバノン式のタブーレは、ブルグルが主役の穀物サラダではなく、パセリを中心にした冷たい前菜だ。

日本のレシピで見かける配合よりも葉が多く、ブルグルは味と食感をつなぐ程度に控える。

「粒を食べたいから」とブルグルを増やすと作りやすそうに見える。

けれど、その瞬間にパセリの香りが後ろへ下がり、別のサラダになる。

パセリとミントを主役にしたタブーレ
パセリの緑にトマトの赤が散る、メゼの一皿

現地の食卓で、レタスがスプーンになるメゼ

タブーレは、レバノンやシリアの食卓でメゼと呼ばれる小皿料理の輪に置かれる。

フムス、焼いた肉、ファラフェル、パンなどが並ぶと、タブーレの酸味が油や豆の濃さを切り、次の一口を迎える余白になる。

レバノン料理のレシピでは、ロメインレタスやキャベツの葉ですくって食べる方法も紹介されている。

スプーンを使わないのは奇をてらった演出ではない。

葉の歯切れとタブーレの酸味が一緒に口へ入り、立食に近いメゼの皿から取り分けやすい。

この食べ方を知ると、タブーレを大きなボウルだけで完結させるより、何皿かの中央に置く料理として考えやすくなる。

起源を一つの年代や人物に固定するのは難しい。

Arab Americaは、レバノンとシリアの山地に結び付く料理として紹介し、名称を「味付け」に関係する語から説明している。

同じ地域には、アルメニアのエーチ、トルコのクスル、キプロスのタンブリなど、穀物やハーブを使う近縁の料理もある。

呼び名や粒の量が変わるのは、家庭や地域の食材、食べる場面が違うからだろう。

だから「これだけが正しい」と決めるより、今回の皿ではパセリを主役にする、という軸を決めるほうが味を外しにくい。

粒を増やすより、緑と酸味の関係を決める

タブーレの味を決めるのは、ブルグルの量より、刻んだ葉の乾きとレモンの酸味だ。

パセリは量ではなく、乾きと切り幅を見る

イタリアンパセリは葉が平らで、刻んだときにドレッシングを抱えやすい。

普通のカーリーパセリでも作れるが、太い茎を外し、葉が重ならないように洗ってから水分を抜く。

水切りが甘いまま刻むと、葉から水が出たのか、洗い水が残ったのか分からなくなる。

キッチンペーパーで押さえるだけでもよいが、広げて数分置き、表面がさらりとしてから刻むと味がぼやけにくい。

2〜3mm幅を目安に、フードプロセッサーではなく包丁で刻む。

機械で細かくしすぎると葉がつぶれ、サラダの軽さが消える。

ブルグルは「細挽き」を選ぶ

ブルグルは小麦を加熱して乾燥させ、挽き割りにした食材だ。

今回のように湯で煮ず、レモン汁で戻すなら、細挽きの粒が向く。

粗い粒は戻るまで時間がかかり、外側だけ柔らかく中心が残ることがある。

クスクスは見た目が似ていても別の食材なので、同じ分量で置き換えると粒の弾力と酸味の含み方が変わる。

ブルグルがない日は、粒を抜いてパセリとトマトのサラダにするほうが、無理に別の穀物を足すより自然だ。

キヌアを使えば小麦を避けられるが、茹でて冷まし、水気を切ったものを使う。

それはタブーレの食感を日本の台所で組み替えた一皿であり、ブルグル版と同じものではない。

トマトとレモンは、混ぜる時刻で変わる

トマトは完熟していても、果肉が締まったものを選ぶ。

柔らかいトマトを大きく切ると、混ぜる途中で崩れ、汁がドレッシングを薄める。

5mm角に切り、ゼリー部分を軽く落としておくと、赤い色と甘みは残しながら水分を抑えられる。

レモン汁は最初にブルグルを戻す分と、仕上げに葉へ絡める分を分ける。

最初から全量を注ぐとブルグルだけが酸っぱくなり、パセリの香りが追いつかない。

細挽きブルグルは、粒度を見て選ぶ

この料理で買う理由が生まれるのは、近所の小麦や米ではなく、細挽きのブルグルを探すときだ。

同じ「ブルグル」でも粒の大きさが違うため、商品ページや袋で細挽き、fine、小粒などの表示を確認する。

今回確認したアリサンの有機バーガーウィートは、500gの挽き割り小麦として案内されている。

粒度の表記が見当たらない場合は、リンク先の仕様や販売者表示を開いてから決める。

このカードを買う条件は、細挽きであること、容量が家庭で使い切れること、そして小麦を食べられることだ。

粗挽きしかないなら、今回の戻し方に合わせて買わず、別の料理へ回すか、粒度に合った加熱方法を選ぶ。

商品ページで確認する一点は、現在の容量、粒の表記、価格と在庫だ。

商品情報確認日: 2026年8月9日。価格・在庫はリンク先の表示を優先する。

7スパイスがない日の小さな代替

オールスパイスを使うなら、タブーレ以外にも使い道があるかを先に考えたい。

このレシピで必要なのは1/8量ほどの少量で、これだけのために大瓶を買うと香りを使い切れないことがある。

ミートボールや煮込みにも使う予定があり、レバノンの7スパイスが手元にないなら、GABANのオールスパイス パウダーは候補になる。

反対に、タブーレを一度作るだけなら、香辛料を省いてレモンとミントの香りを立てるほうが判断としては素直だ。

商品ページで見る一点は、オールスパイス単体の粉末であること、内容量、原材料、価格と在庫だ。

S&B公式の商品情報では、65gのオールスパイスとして案内されている。

商品情報確認日: 2026年8月9日。現在の販売状況はリンク先で確認する。

水が出たときの戻し方と保存

タブーレが水っぽくなる原因は、トマトだけではない。

洗った葉の水、戻しきれないブルグルの液、切った青ねぎの水分も、少しずつ底へ集まる。

食べる前に水が出たら、全体を練り直さず、穴あきスプーンで上の葉と粒をすくう。

味が薄く感じても、すぐに塩や油を足さない。

水分を避けた上の部分を味見し、必要ならレモン汁5mlと塩ひとつまみで戻す。

次に作るときは、パセリを広げて乾かす、トマトをざるに置く、ドレッシングを全量先に入れない、の順で見直す。

保存するなら、清潔な密閉容器に入れて冷蔵し、翌日までを目安に食べ切る。

食感を残したい場合は、パセリ、戻したブルグル、切ったトマト、ドレッシングを分け、食べる直前に合わせる。

生野菜を使うため、長時間常温に置かない。

地域差を知り、日本の台所で変える

地域や家庭で変わる部分を知っておくと、代替をしても何を残すべきかが見える。

変える箇所 日本での選択 残したい味の軸
パセリ カーリーパセリを葉中心に使う 葉の量をブルグルより多くする
青ねぎ 紫玉ねぎへ替える 辛味を抜き、水気を戻さない
スマック 省略する レモンの酸味を最後に調整する
ブルグル キヌアへ替える 茹でた粒を冷まし、別の料理として扱う
きゅうり 50gほど加える 種を除き、水気を拭く

タブーレにきゅうりを入れるかどうかは、家庭の配合として分かれる。

伝統的な一皿の基準を保ちたいなら入れず、暑い日に野菜の歯触りを増やしたいなら少量を加える。

クスクスは「同じ中東の粒だから」と置き換えないほうがよい。

すでに加熱された小麦の粒で、レモン汁で戻す細挽きブルグルとは吸水の仕方が違うからだ。

ブルグルを使えない事情がある場合は、キヌアを茹でて完全に冷まし、ざるで水気を抜いてから加える。

その場合、粒の存在感が前へ出やすいので、パセリを減らさない。

皿の中央ではなく、メゼの輪の中へ

タブーレだけを大盛りにしてもよいが、レバノンの食卓を手がかりにすると、少量を何皿かと合わせるほうが料理の役割が分かりやすい。

レタスを添えて手ですくい、フムスのごまの濃さ、ファラフェルの豆の香ばしさ、焼いた肉の脂をレモンの酸味で受け止める。

レバノンのフムスレバノンのファラフェルと並べると、タブーレは主菜の代わりではなく、食卓全体の味を切り替える皿になる。

ピタパンを添えるなら、タブーレをパンにのせてもよい。

レタスの葉が足りなければ、パンを小さくちぎってすくう。

食べる直前まで葉がしっかりしていれば、ボウルの底にソースがたまるサラダとは違う、軽い歯切れが残る。

レタスですくって食べるタブーレ
タブーレをレタスにのせ、メゼの一皿として味わう
タブーレをメゼの食卓に添えた盛り付け
フムスやファラフェルと並べ、レモンの酸味で食卓をつなぐ

よくある質問

タブーレの材料と小皿を囲む食卓
タブーレは小皿料理を囲むメゼの食卓に向く

Q. ブルグルはどれくらい細かければよいですか?

細挽き、fine、小粒などの表示を目安にしてください。

粗挽きしかない場合は、袋の戻し方を優先し、レモン汁だけで戻す今回の工程には無理に合わせないことです。

Q. ブルグルが見つからないときは何で代用できますか?

ブルグルなしで作るか、キヌアを茹でて冷ましたものへ替えられます。

クスクスは見た目が似ていても食感が変わるため、同じ分量の置き換えとしては扱いません。

Q. パセリの茎は使えますか?

イタリアンパセリの細い茎なら、葉と一緒に細かく刻めます。

硬い茎や太い部分は外し、口に残るようなら葉だけにしてください。

Q. きゅうりを入れてもよいですか?

家庭のアレンジとしては可能です。

ただし水分が出やすいので、50gほどに抑え、種の多い部分を外してから加えます。

Q. 前日に作れますか?

食べる直前の香りと歯切れを優先するなら、葉、トマト、ドレッシングを分けて冷蔵してください。

混ぜた後は冷蔵し、翌日までを目安に食べ切ります。

Q. 小麦アレルギーでも食べられますか?

ブルグルは小麦なので、そのままでは食べられません。

キヌアへ替える場合も、原材料表示と交差接触の表示を確認し、食事制限を優先してください。

Q. オールスパイスは7スパイスと同じですか?

同じではありません。

オールスパイスは香りの方向を少し補う代替で、7スパイスの配合を再現するものではありません。

一度しか使わないなら省略し、レモンとミントの調整へ集中しても構いません。

主な参考リンク

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