表面に小さな気泡跡が残る黄金色のチェバブを重ね、溶かしバターと蜂蜜を添えた一皿
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チェバブの作り方|サフランとカルダモンが香るエミラティ・パンケーキ(الجباب)

約13分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 9

サフランを浸す

手順1: サフランを浸す

小さなカップに砕いたサフラン小さじ1/2を入れ、熱湯大さじ2を注ぎます。粉類を混ぜている間、そのまま置いて色を出します。

STEP 22 / 9

粉類を混ぜる

手順2: 粉類を混ぜる

大きなボウルに、小麦粉、乾燥酵母、ベーキングパウダー、塩、粉乳、砂糖、カルダモンを入れ、均一になるまで混ぜます。

STEP 33 / 9

くぼみを作り、卵、サフラン液、油、ぬるま湯の半量を加える

手順3: くぼみを作り、卵、サフラン液、油、ぬるま湯の半量を加える

粉類の真ん中にくぼみを作ります。卵、浸したサフランを湯ごと、植物油、ぬるま湯の半量を加えて混ぜ始めます。

STEP 44 / 9

残りのぬるま湯を少しずつ混ぜる

手順4: 残りのぬるま湯を少しずつ混ぜる

泡立て器で混ぜ続けながら、残りのぬるま湯を少しずつ注ぎます。粉っぽいところがなくなり、全体がなじむまで混ぜます。

STEP 55 / 9

覆って30分休ませる

手順5: 覆って30分休ませる

ボウルに覆いをして、生地を30分休ませます。

STEP 66 / 9

フライパンを温め、バターを塗る

手順6: フライパンを温め、バターを塗る

厚手のフライパンまたは鉄板を中火にかけ、溶かしバターを刷毛で塗ります。

STEP 77 / 9

生地1/3カップを流し、泡が出たら返す

手順7: 生地1/3カップを流し、泡が出たら返す

フライパンに生地を1/3カップ流します。表面に泡が出て縁が持ち上がってきたら返し、軽く色づくまで焼きます。

STEP 88 / 9

返してバターを塗り、もう一度返して黄金色に焼く

手順8: 返してバターを塗り、もう一度返して黄金色に焼く

生地を裏返し、上になった面に溶かしバターを塗ってから、もう一度返して黄金色になるまで焼きます。残りの生地も同じように焼きます。

STEP 99 / 9

蜂蜜とバターで食べる

手順9: 蜂蜜とバターで食べる

蜂蜜または好みのシロップを添え、上に溶かしバターかエミラティの澄ましバターをのせて供します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

14品目

材料

小麦粉、卵、植物油、粉乳、砂糖、乾燥酵母、ベーキングパウダー、カルダモン、サフラン、塩、水を並べたチェバブの材料
サフランに使う熱湯と、生地に使うぬるま湯は別にしておく
材料 分量 代替・備考
中力粉(オールパーパスフラワー) 2カップ 生地の土台
卵 2個 つなぎとコクを出す
植物油 1/4カップ 生地に入れる
粉乳 大さじ2 乳の風味。粉のまま混ぜる
砂糖 大さじ2 やさしい甘み
乾燥酵母 大さじ1 休ませる間に生地をふくらませる
ベーキングパウダー 小さじ1 粉類と一緒に混ぜる
カルダモン(パウダー) 小さじ1/2 香りづけ
サフラン(砕いた糸) 小さじ1/2 色と香り
熱湯 大さじ2 サフランを浸す用
ぬるま湯 2 1/4カップ 生地の水分。2回に分けて加える
塩 小さじ1/4 甘みを引き締める
溶かしバター、またはエミラティの澄ましバター 適量 フライパンとパンケーキに塗る用、仕上げ用
蜂蜜、または好みのシロップ 適量 食べるときに

熱湯大さじ2はサフランを浸すだけに使い、ぬるま湯2 1/4カップは生地用です。植物油は生地に入れ、フライパンに塗るのはバターです。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

チェバブ — 小さな穴が並ぶ、サフラン色のパンケーキ

焼くときに押さえること

熱湯に浸したサフランが生地に色をつけ、カルダモンが香りを添えます。生地は覆って30分休ませ、焼くときは表面の泡と持ち上がる縁を見て返します。

砕いたサフランを小さなカップの熱湯に浸しておきます。その液と卵、油、ぬるま湯を、小麦粉、粉乳、砂糖、酵母、カルダモンの入ったボウルに加えて混ぜます。覆って30分休ませた生地を、溶かしバターを塗った厚手のフライパンに流すと、表面に小さな泡が上がり、縁が持ち上がってきます。それが返す合図です。これがアラブ首長国連邦のパンケーキ、チェバブです。

アブダビ首長国の公式観光サイトExperience Abu Dhabiは、チェバブをエミラティ(UAE)のパンケーキとして紹介しています。Condé Nast Traveller Middle Eastの特集では、エミラティのシェフ、Khaled Alsaadiが朝食の一品として説明しています。食感はクレープとアメリカンパンケーキの中間で、クレープより厚く、アメリカンパンケーキより薄い。表面に並ぶ小さな穴が、かけたものを受け止めるそうです。

このレシピの版について

このページのレシピは、1つの公開レシピに従っています。アブダビの文化観光局がフッターに記載された、アブダビのカスル・アルホスン(Qasr Al Hosn)のHouse of Artisansによる2ページのバイリンガルPDF「Chebab Recipe」です。アラビア語の見出しは「الجباب」。分量も手順もこのレシピだけに基づき、ほかのチェバブのレシピの材料、分量、トッピングは混ぜていません。

始める前に知っておきたい点が2つあります。

  • ベーキングパウダー。 材料欄には、乾燥酵母大さじ1と並んでベーキングパウダー小さじ1が載っています。ところが英語の手順の粉類を混ぜる行には、ベーキングパウダーの名前がありません。同じPDFのアラビア語の手順は「乾いた材料をすべて混ぜる」としているため、この記事では材料欄の小さじ1を粉類に加えます。同じレシピの中での編集上の解決で、ほかのレシピから借りた手順ではありません。
  • できる枚数と焼き時間は書かれていません。 このレシピには、何枚できるか、何人分か、フライパンの温度、片面を何分焼くかの記載がありません。この記事でも足していません。泡、持ち上がる縁、焼き色で、1枚ずつ見極めてください。

このレシピは、世界ごはん紀行で試作していません。

道具

  • 1/3カップの計量カップを含む、計量カップ
  • 計量スプーン
  • サフランを浸す小さなカップ
  • 大きめのボウル
  • 泡立て器
  • ボウルにかけるふた、または清潔なふきん
  • 厚手のフライパンまたは鉄板
  • 刷毛
  • 返すためのフライ返し

選び方と代用

  • 粉乳は液体の牛乳と置き換えられません。 生地の水分は計量したぬるま湯で、乳分は粉のまま加えます。液体の牛乳を入れると生地のバランスが変わるので、粉乳を使ってください。
  • 小麦粉は中力粉(オールパーパスフラワー)のままにします。 ほかのチェバブのレシピには別の粉を加えるものもありますが、この版は中力粉だけです。
  • バター。 フライパンに塗るときも仕上げにも、溶かしバターかエミラティの澄ましバターを使います。この記事は、ギーなどほかの油脂をエミラティの澄ましバターと同じものとしては扱いません。
  • シロップ。 ここでは蜂蜜を挙げていますが、好みのシロップでかまいません。
  • サフラン。 浸す前に糸を砕いておきます。

ボウルとフライパンの前でのトラブル対処

見えること 確かめること 対処
生地に粉っぽいところが残る 残りのぬるま湯を一度に入れていないか 水分を少しずつ加えながら、粉っぽさがなくなるまで混ぜ続ける
生地がゆるすぎる、または固すぎる 熱湯とぬるま湯を別々に計量したか、液体の牛乳を使っていないか 次回は、サフラン用に熱湯大さじ2、生地用にぬるま湯2 1/4カップを量り、粉乳を使う
返すときに破れる 泡が出て、縁が持ち上がっていたか 泡と持ち上がる縁の両方を待ってから返す
フライパンにくっつく フライパンにバターを塗ったか 生地を流す前に、フライパンに溶かしバターを塗る
黄金色より濃く焼けてしまう 火が中火より強くないか 中火を保ち、黄金色で仕上げる
生地にサフランの色が出ない サフランを砕いて浸したか 糸を砕き、混ぜる前に熱湯に浸しておく

アレンジと、ほかの食べ方

このページの版は、蜂蜜か好みのシロップとバターで仕上げます。ほかの資料には、別の道筋も紹介されています。

  • デーツシロップ(date molasses)。 Experience Abu Dhabiは、デーツシロップを添えたチェバブに触れています。シェフのKhaled Alsaadiも、チェバブはたいていデーツシロップで食べると話しています。試したい場合は、蜂蜜の代わりにかけてください。上のレシピの一部ではなく、別の食べ方です。
  • 別の配合。 Gulf Newsは、中力粉と極細の小麦粉を合わせ、サフラン、カルダモンのほかにターメリックとフェンネルを加える、別のチェバブのレシピを載せています。混ぜてから30分休ませ、中くらいのフライパンで大さじ3ずつ焼き、黄金色になってから返します。仕上げの例は、クリームチーズ、デーツシロップまたは蜂蜜、いちごです。これは独立したレシピで、分量もトッピングも上のレシピとは混ぜません。

並べてみると、チェバブには全国で1つに決まった配合があるわけではないことがわかります。1つの版を選び、その手順を通して作ってください。いくつもの版の材料を混ぜるのは避けましょう。

エミラティの食卓のチェバブ

Experience Abu Dhabiは、Chababと綴るチェバブを、アブダビで知っておきたいエミラティ料理の1つに挙げ、エミラティのパンケーキとして紹介しています。同じページは、ガフワ(アラビックコーヒー)とデーツをエミラティのもてなしの一部として説明していますが、ガフワをチェバブと結びつけてはいません。

シェフKhaled Alsaadiの説明からは、食べたときの感じが伝わってきます。朝食の一品で、厚みはクレープとアメリカンパンケーキの中間、表面の小さな穴がトッピングを吸う。あくまで1人のシェフの見方で、どの家庭にも当てはまる決まりではありません。それでも、生地に泡が上がってから最初に返すという、レシピがフライパンの前で見てほしい点とよく重なります。

チェバブは、揚げ生地の菓子ルカイマートや、バラレートなど、ほかのエミラティの人気料理とは別の料理です。ここで使った資料は、この料理の起源、初めて現れた時期、特定の祝祭との結びつきを確かめていないので、この記事もそうしたことは書きません。この国のほかの料理は、アラブ首長国連邦のページからご覧ください。

よくある質問

なぜ酵母とベーキングパウダーの両方を使うのですか?

House of Artisansの材料欄には、乾燥酵母大さじ1とベーキングパウダー小さじ1の両方があります。英語の手順は粉類の行でベーキングパウダーに触れていませんが、アラビア語の手順は乾いた材料をすべて混ぜるとしています。そのためこの記事では、ベーキングパウダーを省いたり、ほかのレシピの手順を持ち込んだりせず、材料欄の分量を粉類に加えています。

何枚できますか?

レシピにできあがりの枚数も人数分も書かれていないので、ここでも示しません。1枚あたりの生地は1/3カップです。

粉乳の代わりに牛乳を使えますか?

レシピは粉乳を粉のまま混ぜ、液体はぬるま湯です。液体の牛乳は同じ材料ではなく、生地の水分が変わってしまうため、この記事では勧めていません。

デーツシロップを添えてもよいですか?

はい。Experience Abu Dhabiはチェバブにデーツシロップを添える食べ方に触れており、シェフのKhaled Alsaadiもたいていデーツシロップで食べると話しています。ここで使ったHouse of Artisansのレシピは蜂蜜か好みのシロップを挙げているので、デーツシロップはシロップの選択肢の1つになります。ただし、別の食べ方として紹介しています。

エミラティの澄ましバターは必要ですか?

レシピは、焼くときも仕上げにも、溶かしバターかエミラティの澄ましバターを挙げています。ふつうの溶かしバターでもレシピの範囲内です。この記事では、エミラティの澄ましバターの作り方には触れず、ギーと同じものともしません。

このレシピは試作されていますか?

いいえ。世界ごはん紀行では試作していません。分量と手順は、公開されているHouse of Artisansのレシピに従っています。ベーキングパウダーを加える点は、上で説明したとおりです。

主な参考リンク

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