砂糖シロップをまとった小さな黄金色の甘味ブーンディが山になっている
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ブーンディの作り方|ひよこ豆粉を粒に揚げるインドの甘いお菓子

約14分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

なめらかな生地を作る

手順1: なめらかな生地を作る

ボウルにベサン、ヒング、ターメリックを入れて混ぜます。水は少しずつ加え、まずダマのないなめらかなペーストにしてから、残りの水でのばします。スプーンの背にむらなく付き、細く途切れず流れ落ちる濃さになれば完成です。「約3/4 cup」の水はあくまで目安で、生地の濃さを優先します。全量は要らないこともあります。

STEP 22 / 6

油を温め、一滴で確かめる

手順2: 油を温め、一滴で確かめる

深い鍋で油を熱します。原典は温度を示していません。代わりに目で見る確認として、生地を一滴だけ落とします。油が準備できていれば、その一滴はすぐ表面に浮いてきます。確認は、油面の低い位置から一滴だけ、はねないように落とします。

STEP 33 / 6

杓子から生地を落とす

手順3: 杓子から生地を落とす

ブーンディ用の杓子を油面の数cm上で水平に持ちます。油には浸しません。別のスプーンで杓子に生地を少量流し、穴から油へ粒を落とします。一度に油面を覆い尽くさず、少量ずつに分けて作業してください。熱い油ははねるので、手と顔は離しておきます。回の合間に穴の詰まりを拭き取り、杓子を油や鍋の縁に打ちつけないでください。

STEP 44 / 6

薄い黄金色に揚げる

手順4: 薄い黄金色に揚げる

粒が薄い黄金色になったら、網じゃくしですくって油を切ります。甘味ブーンディはカリカリになるまで揚げません。シロップを吸えるよう、半分やわらかい状態で上げます。粒が小さく、色も硬さもすぐ変わるので、時計ではなく粒を見て判断してください。原典に決まった揚げ時間はありません。

STEP 55 / 6

シロップを作る

手順5: シロップを作る

別の小鍋に水1 cupと砂糖1/2 cupを入れて温め、砂糖を溶かして透明なシロップにします。原典は糸を引く段階や濃度を指定していないので、ここでは砂糖が溶ければ完了です。

STEP 66 / 6

粒をシロップに浸す

手順6: 粒をシロップに浸す

揚げたての粒をシロップに入れ、数分置いて含ませます。原典は「数分」とだけ書いており、正確な時間は示していません。余分なシロップがあれば切ってください。仕上がりはつややかでしっとり、でも一粒ずつ離れた状態で、押しつけて丸めたりはしません。

生地は、最初に水を少しだけ入れてペースト状に練ってから、残りでのばすとダマになりにくくなります。生地の濃さ、杓子の穴、揚げ加減の三つを確認してください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

ベサン、水、砂糖、ターメリック、ヒング、揚げ油を並べたブーンディの材料
ターメリックとヒングはそれぞれ小さな器に分けておくと入れ忘れません

分量は原典のとおりに書いています。原典はどの規格のcupなのかを示していないため、g や ml への換算はしていません。すべて同じcupで量ることだけ守ってください。生地の水は目安の量で、正確な量より生地の状態のほうが大切です。粒の数は杓子の穴の大きさと揚げる回数で変わるので、できあがりの量は示していません。

5品目

生地

材料 分量 代替・備考
ベサン(ひよこ豆粉) 1 cup 粒のもとになる粉。グラムフラワーとも呼ばれる
水(生地用) 約3/4 cup 少しずつ加えて、なめらかに流れる生地にする
ターメリック(粉) ひとつまみ ごく淡い黄色と少しの香りがつく。黄色の食用色素を同量使う選択肢もある
ヒング ひとつまみ 生地の香りづけ
揚げ油(くせのない油) 揚げ鍋に必要な量(原典に分量の記載なし) 揚げるための油で、吸わせる量ではない
2品目

シロップ

材料 分量 代替・備考
水(シロップ用) 1 cup 砂糖を溶かす
砂糖 1/2 cup 甘みと、粒にまとわせるシロップのもと

このレシピには塩、唐辛子、米粉、ナッツ、レーズン、ギー、カルダモン、サフラン、ヨーグルトは入りません。それらは別の作り方や別の料理のものです。

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Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

さらりとした淡い黄色の生地を、小さな穴がびっしり開いた杓子に流します。生地は穴から滴になって落ち、熱い油の中でふくらみ、小さな丸い粒になって浮かんできます。粉の生地が滴に変わる瞬間こそ、ブーンディのすべてです。名前はヒンディー語で「滴」を意味するboondに由来すると説明されています。

この記事で作るのは、ラドゥに丸めない粒のままの甘味ブーンディです。粒は薄く色づく程度で揚げてやわらかさを残し、簡単な砂糖シロップにしばらく浸します。一方、塩味のブーンディはカリッとするまで揚げます。生地はほぼ同じでも、揚げ方と仕上げが違えば別の食べ物になります。

材料はごく少なく、仕上がりを左右するのは生地の濃さ、杓子、そして揚げ加減です。同じ国の料理はインドのページからも探せます。

今回の粒の仕上がり

粒は一つずつ離れていて、薄い黄金色。カリッとはせず半分やわらかく、シロップでつやが出ても溶けて固まりにならない状態が目安です。小さくて少し不ぞろいな丸で十分です。完全な球でなくてかまいません。

このレシピについて

分量と手順は、公開されている家庭向けの甘味ブーンディのレシピ(Simple Indian Recipes)に従っています。この記事のために台所で試作したものではありません。元のレシピには油の温度、揚げ時間、シロップの煮詰め段階、できあがりの量が書かれておらず、この記事でも足していません。以下の代用や道具の提案は編集部の提案で、検証済みの同等品ではありません。

ブーンディとは?甘い粒と塩味のスナック

基本の形は、ベサン(ひよこ豆粉)の生地を穴あき杓子から熱い油へ落とし、小さな滴のまま揚げたものです。同じ滴でも、揚げる長さとその後の扱いで、いくつかの別の食べ物になります。

種類 仕上げ方 使い道
甘味ブーンディ(このレシピ) 比較的短く揚げて半分やわらかく仕上げ、砂糖シロップに浸す 粒のまま甘いお菓子として食べる
塩味ブーンディ(カーラ/カラ・ブーンディ) カリッとするまで揚げ、甘くせず味つけする サクサクのスナック。プレーンや塩味の粒はライタ、チャート、ジャルジーラにも入る
ブーンディ・ラドゥ 甘い粒をシロップでまとめて球に成形する 丸いお菓子。粒のままのブーンディとは別の作り方

台所では、この三つをはっきり分けておいてください。このレシピの粒は甘くしてあるので、ライタには向きません。ライタにはプレーンか塩味の粒を使います。


道具

  • 揚げ用の深くて厚みのある鍋、またはカダイ
  • ブーンディ用の杓子(小さな丸い穴が開いた穴あきスプーンまたは杓子)
  • 生地を杓子に流すための、別のスプーンか小さなお玉
  • 粒を油から引き上げる網じゃくし
  • 生地を混ぜるボウル
  • シロップ用の小鍋
  • 揚げた粒をシロップに浸す浅めの器

選び方と代用

ベサン。 ひよこ豆から作る粉で、グラムフラワーの名前でも売られています。まずインド食材店や通販で「ベサン」「グラムフラワー」を探してください。ほかのひよこ豆粉は、粉のひき方や吸う水の量が違うことがあります。使えるかもしれませんが、同じように仕上がるとは保証できません。使う場合は、水をとくに少しずつ加え、生地の濃さを見て決めます。

ターメリックか黄色の食用色素。 原典は、ひとつまみのターメリックまたは黄色の食用色素のどちらかを挙げています。この記事はターメリックを使います。色に加えて少し香りがつくからです。食用色素は必須ではありません。

ヒング。 ひとつまみのヒングは、原典の基本の生地に入っています。手に入らないときに省くのは編集部の提案で、原典が示す代用ではありません。

杓子。 小さくそろった穴の杓子は、丸い粒を作るうえでいちばん効く道具です。なければ、目が細かく耐熱の網じゃくしか穴あきスプーンが、いちばん近い候補になります。耐熱であることと穴が小さいことを確かめてください。代用品で粒がきれいな形になるかは確かめていません。

粒が丸くならないとき

シロップを含んだ粒の表面と大きさが分かる接写
仕上がりの粒。小さく、シロップでつやが出て、一粒ずつ離れ、大きさに自然なばらつきがある

ブーンディの形は、生地が穴を通って油に落ちることで決まります。そのため不調の多くは、生地、杓子、揚げ方のどれかに行き着きます。次の表は、資料の一般的な助言と編集部の判断を合わせたものです。確認する点の一覧であって、必ず直る保証ではありません。

困りごと 確認すること 試すこと
粒に尾がある、丸くならない 生地の濃さ、杓子の穴の詰まり、油の熱さ 生地をなめらかに作り直し、穴を掃除して、少量を落として落ち方を確かめる
大きさがかなり不ぞろい 杓子の高さ、一度に流す量 杓子を一定の高さに保ち、一回の量を減らして、回の合間に穴を拭く。杓子を油に打ちつけない
粒が硬い、シロップを吸わない 揚げすぎ 甘味ブーンディはカリカリに揚げない。次の回は薄い黄金色のうちに上げる
粒がべたつく シロップが付きすぎている シロップは足さず、余分を切る

多少のばらつきは普通です。目指すのは、小さくて離れた丸い粒であって、同じ大きさの完全な球ではありません。原典はシロップの濃度を示していないので、このレシピではシロップをさらに煮詰めることは勧めません。

アレンジ

基本の配合とは分けて考える

どれも仕上がりが変わります。基本の分量を調整するのではなく、別バージョンとして試してください。

  1. ターメリックの代わりに黄色の食用色素。 原典はどちらも認めています。ターメリックは色に加えて香りがつき、食用色素は色だけです。
  2. 色づけをしない。 色づけは任意なので、省くのは編集部のひとつの選択肢です。
  3. カルダモンをほんの少し。 カルダモンは甘味ブーンディに使われる香辛料のひとつです。資料に使用量はないので、少量だけ試してください。
  4. ミヒダナやモティチュール向けの極小粒。 ごく小さな粒には、それに合う大きさの穴の杓子が必要です。このレシピを縮小したものではなく、別の仕立てです。
  5. 塩味ブーンディ。 カリカリのスナックがほしいなら、砂糖シロップは使わず、揚げ加減も違う別のレシピとして作ります。

ラドゥ、ミヒダナ、ライタとの違い

粒のままの甘味ブーンディと、丸めたラドゥの形の違い
粒のままのお菓子と、成形したラドゥは別の形。これは比較で、追加の工程ではありません

粒のままの甘味ブーンディと、ブーンディ・ラドゥは同じではありません。 ラドゥは、粒をシロップでまとめて球に成形したものです。上の写真は形の違いを見せるための比較で、このレシピは粒のままで終わります。ラドゥの成形は別のレシピです。

北インドでは、さらに小さな甘いブーンディの粒で作るモティチュール・ラドゥがあります。西ベンガル州バルダマン地区には、1〜2mmほどと説明される小さな粒で作る菓子ミヒダナがあります。どちらも別のお菓子で、ここで作る標準の粒とは混同しないでください。

プレーンや塩味のブーンディは、甘いお菓子以外にも使われます。ライタ、チャート、ジャルジーラなどです。ライタの場合、粒を先に温水で戻してヨーグルトの中でやわらかくする家庭もあれば、戻さずに歯ごたえを残す家庭もあります。これは甘くない粒の使い方で、シロップに浸したこのレシピの粒の話ではありません。

歴史については、料理人の話を引いた食べ物の記事が、ブーンディはラージャスターンで生まれ、保存性を高める工夫と結びついて発達したと説明しています。街角の菓子としても、寺院の供物や縁起のよい機会の品としても触れられています。ただしこれらは聞き取りに基づく話で、歴史的な記録ではありません。ラージャスターン起源と保存食の話は、伝承として受け止めるのが妥当です。

食べ方と保存

小皿に粒のまま盛った甘味ブーンディ
甘味ブーンディはそのまま、粒のままを少量ずつ

甘味ブーンディは、そのまま、粒のままの黄金色を少量ずつ小皿に取って、静かなおやつに食べます。

保存について

資料の間で保存できる期間が一致しないため、ここでは期間を示しません。熱いうちに容器へ密閉しないでください。冷めたら清潔な密閉容器に入れ、乾燥と熱を避けて保管し、状態を確かめながら早めに食べきります。異臭、カビ、不自然な湿りがあれば食べないでください。

よくある質問

ブーンディとは何ですか?

ベサン(ひよこ豆粉)の生地を穴あき杓子から熱い油に落として、小さな滴の形に揚げたものです。この記事のような甘い版と、塩味の版があります。

ラドゥとどう違いますか?

甘味ブーンディは粒のままです。ラドゥは、その粒をシロップでまとめて球に成形したものです。

ブーンディ用の杓子がなくても作れますか?

専用の杓子がいちばん安定します。穴が小さく耐熱の目の細かい穴あきスプーンや網じゃくしでも作れるかもしれませんが、代用品で丸い粒になる保証はありません。

何分揚げればよいですか?

原典に決まった時間はありません。試しの一滴がすぐ浮くこと、薄い黄金色であること、そしてカリカリになる前に上げることで判断してください。甘味ブーンディは半分やわらかく仕上げます。

ひよこ豆粉なら何でも使えますか?

ベサンはそれ自体がひよこ豆の粉で、グラムフラワーとも呼ばれます。ほかのひよこ豆粉はひき方や吸水が違うことがあり、同じになるとは限りません。水を少しずつ加え、生地の濃さで判断してください。

作り置きはできますか?

安全に保存できる期間は確認できていません。粒を冷まし、清潔な密閉容器に入れて乾燥と熱を避け、状態を確かめながら早めに食べてください。

主な参考リンク

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