表面がこんがり黄金色に焼けたチェナポダを切り分けて皿に盛ったところ
🍽️分量4〜5人分
🌍料理オディシャ料理(インド)

チェナポダの作り方|オーブンで焼くオディシャのチーズ菓子

約13分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 9

chhenaをほぐす

手順1: chhenaをほぐす

大きなボウルにfresh chhena 500gを入れ、手で細かくほぐします。市販のpaneerを使う場合は、元のレシピの助言どおり、とくにていねいにほぐしてください。

STEP 22 / 9

砂糖、カルダモン、セモリナ、塩を混ぜる

手順2: 砂糖、カルダモン、セモリナ、塩を混ぜる

ほぐしたchhenaに、砂糖200g、カルダモンパウダー小さじ1、セモリナ大さじ1、塩ひとつまみを加えます。全体がなじんで、やわらかくぽろぽろした生地になるまで混ぜます。ナッツとレーズンはまだ入れません。

STEP 33 / 9

カシューナッツとレーズンを軽く炒る

手順3: カシューナッツとレーズンを軽く炒る

小さなフライパンにギー小さじ1を入れて弱火にかけ、カシューナッツ10〜12個とレーズン10〜12個を加え、混ぜながら軽く炒ります。軽く香ばしくする程度で、深く色づける必要はありません。残りのギーは型用に取り分けておきます。

STEP 44 / 9

ナッツとレーズンを生地に混ぜる

手順4: ナッツとレーズンを生地に混ぜる

炒ったカシューナッツとレーズンをchhenaの生地に加えます。表面にのせるのではなく、全体に均一に散るよう混ぜ込みます。

STEP 55 / 9

オーブンを予熱し、型にギーを塗る

手順5: オーブンを予熱し、型にギーを塗る

オーブンを180°Cに予熱します。丸い焼き型の底と側面に、残りのギーを塗ります。この時点で型に入れるものはほかにありません。砂糖の層もカラメルも敷き紙もなしです。

STEP 66 / 9

生地を型に移し、しっかり押さえる

手順6: 生地を型に移し、しっかり押さえる

chhenaの生地を、ギーを塗った型に移します。大さじの背か手でしっかり押さえ、詰まった平らな層にします。

STEP 77 / 9

180°Cで30〜40分焼く

手順7: 180°Cで30〜40分焼く

予熱したオーブンに型を入れ、180°Cで30〜40分、表面が黄金色になるまで焼きます。

STEP 88 / 9

表面を見て、中心に串を刺す

手順8: 表面を見て、中心に串を刺す

表面が黄金色になっているか確認します。次に串を中心に刺して抜き、きれいに抜ければ焼き上がりです。めざすのは黄金色で、真っ黒な表面ではありません。

STEP 99 / 9

室温まで冷まして切る

手順9: 室温まで冷まして切る

型をオーブンから出し、室温まで冷まします。冷めたら薄切りか角切りにして、室温で供します。

元のレシピの見極めは二つです。表面が黄金色であること と、中心の串がきれいに抜けること。表面の色だけでは中の状態まではわからないので、必ず両方を確かめてください。

ナッツを炒めるギーは小さじ1だけ。弱火で軽くが基本です。生地に混ぜ込むので、カリカリの飾りにする必要はありません。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

fresh chhena、砂糖、カルダモンパウダー、セモリナ、カシューナッツ、レーズン、ギー、塩を別々のボウルに分けて並べたところ
このレシピの材料すべて。ナッツを炒める少量のギーは、型に塗るギーと分けておく

分量はShristi Sahooのレシピのものです。出発点はすでにできあがったchhenaで、牛乳からchhenaを作る方法や分量は元のレシピにないため、ここでも扱いません。

材料 分量 代替・備考
fresh chhena(または作りたてのpaneer) 500 g 手で細かくほぐす。菓子の本体
砂糖 200 g チーズ生地に混ぜる。別にカラメルにしない
カルダモンパウダー(elaichi) 小さじ1 生地全体に香りをつける
ギー 合計大さじ2 小さじ1はナッツとレーズンを軽く炒める分、残りは型に塗る分
セモリナ(suji) 大さじ1 元のレシピでは省いてもよいとされるが、この記事では入れる
カシューナッツ 10〜12個 軽く炒って生地に混ぜる
レーズン 10〜12個 カシューナッツと一緒に軽く炒って混ぜる
塩 ひとつまみ 甘みを引き締める

ギーの大さじ2は、レシピ全体での合計です。そのうち小さじ1でカシューナッツとレーズンを炒め、残りを型に塗ります。これ以外にギーやバターを足す必要はありません。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

丸い型がオーブンから出てくると、表面はきれいな黄金色。その下には、カシューナッツとレーズンを散らした、ぎゅっと詰まってほろりと崩れるフレッシュチーズの層があります。台の上で室温まで冷まし、ようやく包丁を入れて、薄切りか角切りに。インド東部オディシャ州の菓子、チェナポダ(Chhena Poda、Chenna Poda とも書きます)です。

先に焼き方だけ知りたい方へ。このレシピはRediff Get Aheadに載ったShristi Sahooの家庭用レシピに沿っています。予熱したオーブンで 180°C、30〜40分。表面が黄金色になり、中心に刺した串がきれいに抜けたら取り出します。

出発点は、できあがったフレッシュなchhenaです。牛乳を固める工程はなく、卵も使いません。砂糖は別にカラメルにせず、チーズ生地にそのまま混ぜ込みます。インドのほかの料理はインドの国別ページもどうぞ。

豆知識

Chhenapoda、Chhena Poda、Chenna Poda と、表記はいくつもありますが、すべて同じオディシャの菓子を指します。複数の綴りで調べると、現地の情報が見つかりやすくなります。

チェナポダとは、オディシャの焼きチーズ菓子

オディシャ州政府観光局(Odisha Tourism)は、名前を二つに分けて説明しています。chhena はカッテージチーズ、poda は焦がしたという意味です。フレッシュなchhenaに甘みをつけて焼いた菓子で、色はフライや砂糖のシロップではなく、オーブンの熱でつきます。

名前に「焦がした」とありますが、この家庭用レシピがめざすのは真っ黒な焦げ目ではありません。Shristi Sahooのレシピが求めるのは 表面の黄金色 で、この記事もその仕上がりに合わせ、作り方の見極めもそこを基準にしています。

オディシャにはchhenaを使った菓子がほかにもあります。たとえばChhena Mudkiは、角切りにしたものに砂糖をまぶす菓子です。押し固めて焼くチェナポダとは、作り方も仕上がりもまったく別のものです。


道具

  • 大きめのボウル
  • 小さなフライパン
  • 丸い焼き型(元のレシピに寸法の記載はありません)
  • 型にギーを塗るもの(小さな刷毛など)
  • 生地を押さえる大さじ
  • 細い串
  • オーブン
  • 切り分け用の包丁とまな板

選び方と代用

このレシピの土台はfresh chhenaです。 Shristi Sahooのレシピは、作りたてのpaneerも使えるとしています。市販のpaneerを使うなら、よくほぐすのがその助言です。paneerの場合の分量の変更や水分の調整は元のレシピに書かれていないので、同じ500gで作ります。

砂糖 は元のレシピに「200g、または好みで」とあります。この記事では基準の200gを使います。

セモリナ は元のレシピでは省いてもよい材料ですが、この記事では大さじ1を入れ、作り方も写真もそれに合わせています。

カルダモン はパウダー状のものを使います。

型は、元のレシピでは丸型か角型とだけあり、大きさは書かれていません。この記事は丸型で作ります。寸法は元に示されていないので、ここでも示しません。

注意

この菓子には乳製品(chhenaまたはpaneer、ギー)、カシューナッツ、小麦から作られるセモリナが入っています。アレルギーのある方に出す場合は、市販のpaneer、セモリナ、ナッツの表示を確認してください。


焼き上がりの確認とうまくいかないとき

状態 考えられる理由 対処
表面がまだ白っぽい 焼き足りない 30〜40分の範囲で焼き続け、色と串をもう一度確かめる。元のレシピに40分を超える時間の記載はない
串に生地がついてくる 中心まで火が通っていない 表面の色だけでなく串で判断する。時間は元のレシピの30〜40分の範囲内で
表面がかなり濃くなってきた 名前の「poda(焦がした)」を目標にしてしまっている このレシピがめざすのは黒ではなく黄金色。焼き終わり近くは表面をよく見る
市販のpaneerがぼそぼそと塊で残る ほぐし方が足りない 砂糖を混ぜる前によくほぐす。元のレシピの助言どおり
ナッツが濃く色づきすぎた 火が強い 弱火で軽く炒める。生地に混ぜるので、カリカリの飾りにはしない
カラメル層があると思っていた ほかのレシピにはある このレシピは別立てのカラメルの底を作らない。砂糖はchhenaの生地に混ぜる

食べ方

冷めて切り分けたら、室温でいただきます。元のレシピは、冷ましたあと温かくても室温でもよいとしていますが、この記事は室温で供する形を選び、温め直す工程は足していません。

残りの保存については元のレシピに記載がないため、保存の日数も方法もここでは案内しません。

作り方の違いとバリエーション

豆知識

チェナポダのレシピは公開されているものだけでも複数あり、分量も、砂糖の扱いも、焼き方も違います。上のレシピはそのうちの一つ、Shristi Sahooのものに従っていて、ほかの要素は混ぜていません。

砂糖かジャガリーか。 オディシャ州観光局によると、オディシャの菓子店は砂糖または gud(ジャガリー)を使って、店ごとの味に仕上げるそうです。このレシピは砂糖の版です。

セモリナの有無。 Shristi Sahooのレシピではセモリナは省いてもよい材料です。この記事では入れています。

カラメルの底。 ほかの家庭向けレシピ、たとえば2014年のRediffに載ったLopamudra Tripathyのレシピや、Aahaaram OnlineのArunaのレシピは、型の底で砂糖をカラメルにします。牛乳からchhenaを作り、分量も焼き時間も異なります。これらは別のレシピで、ここでの作り方には混ぜていません。

葉と炭のオーブン。 NDTV Foodは、サルの葉で生地を包み、炭火のオーブンで調理する伝統的な方法を紹介しています。数時間かかることもあるそうです。同じ記事は圧力鍋を使う方法にも触れています。この記事の家庭用オーブンのレシピとは別の方法で、これらの工程は含まれません。

チョコレート・チェナポダ。 オディシャ州観光局の記事には、シェフのMichaelによるチョコレート味のチェナポダが載っています。ここで使っている昔ながらの配合ではなく、現代風のアレンジです。


オディシャの菓子としてのチェナポダ

チェナポダはインド東部のオディシャに根づいた菓子で、家庭でも菓子店でも作られています。オディシャ州観光局は、菓子店が砂糖またはジャガリーの選び方で、それぞれの店らしい味を出すと説明しています。味は一つに決まっているわけではなく、店ごとに幅があるということです。

同じ観光局の記事には、由来の話も載っています。菓子店の主人Sudarshana Sahooと、余ったchhenaに結びつけた話です。これは観光局が紹介している話であり、歴史的な裏づけが示された記録ではありません。そのため、いつ生まれたかという年代はここでは書きません。

NDTV Foodの記事は、チェナポダをchhena、砂糖、セモリナ、カルダモン、レーズン、炒ったカシューナッツで作る菓子として説明しています。この材料は、上の家庭用レシピと重なります。違うのは火の入れ方です。伝統的な方法はサルの葉と炭を使い、Shristi Sahooのレシピは 家庭のオーブンの180°C を使います。

よくある質問

fresh chhenaの代わりにpaneerを使えますか?

使えます。Shristi Sahooのレシピは、作りたてのpaneerもよいとしています。市販のpaneerを使うときは、よくほぐしてください。分量の変更や水分の調整は元のレシピにないので、500gで作ります。

セモリナは必要ですか?

元のレシピでは省いてもよい材料です。この記事の作り方では、砂糖、カルダモン、塩と一緒に大さじ1を混ぜています。

型の底に砂糖を焦がして敷くべきですか?

このレシピでは敷きません。作り方に別立てのカラメル層はなく、砂糖はchhenaの生地に混ぜます。ほかの公開レシピにはカラメルの底を作るものもありますが、分量も時間も異なる別のレシピです。

温度と時間は?

予熱したオーブンで180°C、30〜40分。表面が黄金色になり、中心に刺した串がきれいに抜ければ焼き上がりです。

卵は入りますか?

入りません。Shristi Sahooの材料表に卵はありません。

どのくらいの大きさの型を使えばいいですか?

元のレシピには丸型か角型とあるだけで、寸法は書かれていません。この記事は丸型を使い、ナッツを炒めたあとに残ったギーを塗っています。

主な参考リンク

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