指の跡がついた塩味の米粉団子を盛った完成の皿
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クザカッタイの作り方|指で押して蒸す、タミル風の塩味米粉団子(ウップ/カラ・ピディ・コルッカッタイ)

約19分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 31

乾燥赤唐辛子を割る

手順1: 乾燥赤唐辛子を割る

乾燥赤唐辛子2本を数個に割り、脇に置いておきます。

STEP 22 / 31

カレーリーフを洗う(使う場合)

手順2: カレーリーフを洗う(使う場合)

カレーリーフ数枚を流水で洗います。

STEP 33 / 31

葉の水気を取る

手順3: 葉の水気を取る

洗った葉をザルにあげて水を切り、表面の余分な水気を取ります。水が入ると油がはねることがあるため、熱い油に近づけるずっと前にこの作業を済ませるのが、一般的な台所の用心です。

STEP 44 / 31

米粉を乾煎りする

手順4: 米粉を乾煎りする

油をひかない鍋に米粉2カップを入れます。かき混ぜながら乾煎りして、生っぽいにおいを取ります。

STEP 55 / 31

煎った粉をふるう

手順5: 煎った粉をふるう

煎った粉を清潔なボウルにふるい入れ、粒を取り除きます。

STEP 66 / 31

粉を広いボウルに移す

手順6: 粉を広いボウルに移す

なめらかになった粉を、後で混ぜる余裕のある広いボウルに移します。

STEP 77 / 31

テンパリング用の鍋に油を入れる

手順7: テンパリング用の鍋に油を入れる

小鍋に油大さじ1を注ぎます。

STEP 88 / 31

油を熱する

手順8: 油を熱する

種を入れる前に、油だけを熱します。

STEP 99 / 31

マスタードシードを加える

手順9: マスタードシードを加える

熱くなった油に、粒のままのマスタードシード小さじ1を加えます。

STEP 1010 / 31

マスタードシードをはぜさせる

手順10: マスタードシードをはぜさせる

種をはぜさせます。手や顔は鍋から離しておいてください。

STEP 1111 / 31

ウラドダルを加える

手順11: ウラドダルを加える

油とマスタードシードの入った鍋に、ウラドダル小さじ1を加えます。

STEP 1212 / 31

ウラドダルがきつね色になるまで炒める

手順12: ウラドダルがきつね色になるまで炒める

ダルがきつね色になるまで混ぜます。焦がさないように気をつけてください。

STEP 1313 / 31

割った唐辛子を加える

手順13: 割った唐辛子を加える

割った赤唐辛子を鍋に加えます。

STEP 1414 / 31

カレーリーフを加える(使う場合)

手順14: カレーリーフを加える(使う場合)

柄の長い道具で、下ごしらえした葉を熱い油の中にそっと入れます。手を鍋から離しておいてください。葉はテンパリングの中で加熱します。

STEP 1515 / 31

テンパリングを粉に注ぐ

手順15: テンパリングを粉に注ぐ

広いボウルの粉の上に、熱い油と中の具をすべて、慎重に注ぎます。

STEP 1616 / 31

テンパリングを粉に混ぜる

手順16: テンパリングを粉に混ぜる

スプーンで、テンパリングが粉全体になじむまで混ぜます。この段階では水を入れません。

STEP 1717 / 31

別の小鍋に水を入れる

手順17: 別の小鍋に水を入れる

清潔な別の小鍋に、水1と1/2カップを注ぎます。

STEP 1818 / 31

水に塩を加える

手順18: 水に塩を加える

塩を適量加えます。

STEP 1919 / 31

塩水を沸かす

手順19: 塩水を沸かす

塩を入れた水を沸騰させます。

STEP 2020 / 31

沸騰した湯を粉に注ぐ

手順20: 沸騰した湯を粉に注ぐ

沸騰した湯を、味つけした粉に少しずつ、慎重に注ぎます。ボウルの中に手を入れないでください。

STEP 2121 / 31

混ぜて生地にする

手順21: 混ぜて生地にする

手ではなく丈夫な道具で混ぜ、べたつかず、パサつかない生地にします。まだ乾いている感じがしたら、沸騰した湯を少し足します。べたつきはじめたら、残っている湯は加えずに止めておきます。

STEP 2222 / 31

生地が扱える熱さになるまで待つ

手順22: 生地が扱える熱さになるまで待つ

生地はボウルに入れたまま、火から離して、楽に触れるようになるまで置いておきます。かたまりの内側は熱いままのことがあるので、触って確かめるときは気をつけてください。

STEP 2323 / 31

少量ずつ取り分ける

手順23: 少量ずつ取り分ける

生地を少量ずつ取ります。全量で約20〜25個分になります。

STEP 2424 / 31

指で押して形をつける

手順24: 指で押して形をつける

取り分けた生地を指でやさしく押し、指の跡のついた楕円形にします。溝の本数に決まりはなく、中には何も入れません。

STEP 2525 / 31

蒸し器に水を入れる

手順25: 蒸し器に水を入れる

蒸し器の下の部分に、その蒸し器の説明書のとおりに水を入れます。これは生地に使った水とは別のものです。

STEP 2626 / 31

団子を並べる

手順26: 団子を並べる

成形した団子を、蒸し器の蒸し板に、水に浸らないよう水面の上にそっと並べます。

STEP 2727 / 31

ふたをする

手順27: ふたをする

蒸し器にふたをかぶせます。

STEP 2828 / 31

団子を蒸す

手順28: 団子を蒸す

ふたをしたまま8〜10分蒸します。これを大きく超えるのは避けてください。蒸しすぎると団子が硬くなることがあります。

STEP 2929 / 31

蒸し器を開ける

手順29: 蒸し器を開ける

蒸気が手や顔から離れる向きにふたを傾けながら、慎重に持ち上げます。

STEP 3030 / 31

団子を取り出す

手順30: 団子を取り出す

団子は、適した道具で一つずつ取り出します。

STEP 3131 / 31

温かいうちに盛る

手順31: 温かいうちに盛る

皿に盛り、蒸したての温かいうちに食べます。好みでチャツネを添えてもかまいません。

熱湯、熱い油、蒸気はどれもやけどのもとです。道具を使い、熱い生地には素手で触れないでください。蒸し時間は8〜10分が目安ですが、安全を裏づける測定温度はありません。時間も写真も、お使いの蒸し器での仕上がりを保証するものではありません。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

米粉、塩、水、油、マスタードシード、ウラドダル、赤唐辛子、カレーリーフを別々に並べた写真
加熱を始める前の、生地とテンパリングの材料

約20〜25個分です。

材料 分量 代替・備考
生の米粉(イディヤッパム=string hoppers 用として売られているもの、pacharisi maavu) 2カップ 生地の土台になる
塩(uppu) 適量 沸かす湯と生地の味つけに使う
水(thanneer) 1と1/2カップ(多少の増減あり) 塩とともに沸かして、生地をまとめる
油(yennai) 大さじ1 テンパリングの香りを粉に運ぶ
マスタードシード(kadugu) 小さじ1 粒のまま使い、油の中ではぜさせる
皮なしのウラドダル(urad dal) 小さじ1 油できつね色になるまで加熱する
乾燥赤唐辛子(milagai vatral) 2本(割る) 辛みと香り
カレーリーフ(kariveppilai) 数枚(なくてもよい) テンパリングの油で加熱する
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

クザカッタイ — 指の跡が残る塩味の米粉団子

このレシピで作るもの

ここで作るのは、タミル風の塩味の型、ウップ(uppu)またはカラ(kara)・ピディ・コルッカッタイです。中に具は入れません。味つけは生地そのものに混ぜ込み、ひとつずつ手で押して形をつけ、蒸したてを食べます。

広いボウルに、乾煎りした米粉が待っています。そこへ、はぜたマスタードシード、きつね色のウラドダル、割った赤唐辛子、数枚のカレーリーフを泳がせた熱い油を注ぎます。続いて塩を入れた熱湯を加えると、粉はやわらかな生地にまとまります。これを指で押して形にするので、ひとつひとつに指の跡が残るのが、この団子の姿です。

このレシピは、Dosaikal というサイトの著者によるものです。著者は甘い型と塩味の型の両方を作り、塩味のこの型については、子どもと一緒に料理したことやピッライヤール・チャトゥルティ(Pillayar Chaturthi)に結びつけた個人の投稿で紹介しています。これはひとつの家庭の台所の話であり、タミルのすべての家庭に共通する決まりではありません。著者は、おやつ、朝食、夕食のいずれにもこの団子を勧めています。

名前には混乱がつきものです。コルッカッタイと聞くと、ココナッツとジャガリーの餡が入った甘い団子を思い浮かべる人が多いからです。著者は、この料理を餡入りのモダカム(modhakam)とは区別しています。中には何も包まず、味は生地に混ぜ込むのです。同じ名前が、まったく違う作り方の料理にも使われているため、この記事では、ひとつに固定されたレシピではなく、料理のひとつの系統として扱います。

このレシピの検証の範囲

分量と主な作り方は、ある家庭料理人が公開しているレシピにもとづいています。独立した検証データはなく、編集部が台所で試作したものでもありません。


選び方と代用

粉。 イディヤッパム(string hoppers)用と表示された市販の生の米粉を探します。既製の粉でも、乾煎りしてふるいます。製品によって粒の状態や吸水が違うことがあるので、水の量だけでなく生地の手ざわりで判断してください。

油。 ふだん使っている食用油で作れます。菜種油は編集部が提案する選択肢のひとつで、伝統的な決まりではありません。

唐辛子。 好みと唐辛子の辛さに合わせて、本数を増減してください。

カレーリーフ。 なくてもかまいません。使う場合は必ず熱した油に通し、生のまま飾りとして加えることはしません。

アレルゲンと表示

米粉、ウラドダル、マスタードシード、油の表示を確認し、アレルゲンや同一施設で製造している旨の記載を見てください。特定の製品については確認していません。

道具

  • 粉を煎るための、油をひかない鍋(フライパン)
  • ふるい
  • 清潔なボウルと、広めの混ぜ用ボウル
  • テンパリング用の小鍋
  • 穴あきスプーンなど、柄の長い道具
  • ザル
  • 水を沸かす別の小鍋
  • 水を注ぐための水差し
  • 熱い生地を混ぜられる丈夫なスプーンなどの道具
  • 蒸し板とふたのある家庭用の蒸し器
  • 団子を取り出すための道具
  • 盛りつけ用の皿

うまくいかないとき

気づいたこと 考えられる理由 対処
粉が生っぽいにおいがする 乾煎りが足りない ふるう前に、乾いた鍋でさらに混ぜながら煎る
粉に粒が残っている ふるっていない、またはふるい方が足りない テンパリングを入れる前にふるう
生地がパサつく 使っている粉に対して水が少ない 道具で、沸騰した湯を少し足して混ぜる
生地がべたつく 使っている粉に対して水が多い 残りの水は加えない。確かめた対処法はないので、次回は水を少なめにする
生地が熱くて成形できない 休ませる時間が足りない そのまま待つ。ひと握り取って確かめたりしない
形をつくりにくい 指で押す成形には慣れが要る 小さな球に丸めてもよい
葉を入れたときに油がはねる 葉に水が残っているかもしれない 先に余分な水気を取り、柄の長い道具で入れる
蒸した団子が硬い 蒸しすぎたのかもしれない 次回は8〜10分の範囲に収める

バリエーションと近い料理

Dosaikal の著者が、この生地について明示的に認めているバリエーションはひとつだけです。指で押す成形が難しければ、小さな球に丸めてもよい、というものです。この料理の見た目を決めるのは指で押した形なので、編集部では指で押す形を主たる作り方としています。

下の表の料理は、比較のために挙げたものです。分量や作り方はこのレシピには含まれず、混ぜて使うと別の料理になります。

型 紹介している資料 違い
このレシピ:塩味のピディ Dosaikal 具なし。テンパリングを粉に混ぜ、塩を入れた熱湯でまとめ、手で押して蒸す
甘いプーラナム・コルッカッタイ ICAR-Central Rice Research Institute 米粉と熱湯の生地に、フライドグラム、ココナッツ、ジャガリー、カルダモンの餡を詰める。カップ形または半月形で、蒸す
甘いピディ Parveen's Kitchen 米粉にジャガリーのシロップとココナッツを合わせる。カルダモンは好みで。こぶしで押して蒸す
マラバールのコルッカッタ Kerala Tourism 米粉の小さな球を別に蒸し、マスタードでテンパリングしたココナッツとスパイスの合わせ物と和える。熱いうちに食べる

背景 — ひとつの名前、いくつもの団子

この4つのレシピを並べると、同じ名前がいかに幅広い料理を指しているかがわかります。2つは甘く、2つは塩味です。味を皮の中に入れるもの、生地に混ぜ込むもの、蒸したあとに合わせるマラバールの型もあります。語源や起源の時期については、頼りにしている資料が確かな根拠を示していないため、ここでは断定しません。同じ国のほかの料理はインドのページをご覧ください。

材料、分量、作業の順序、できあがりの個数、蒸し時間は、すべて Dosaikal の投稿によるものです。家庭の台所向けに編集部が補った一般的な段取りがいくつかありますが、数値はひとつもついていません。

  • カレーリーフを洗って余分な水気を取ること
  • 生地が楽に扱える熱さになるまで待つこと
  • 蒸し器の説明書に従って、水とふたの準備をすること
  • 蒸し器を慎重に開け、道具で団子を取り出すこと

よくある質問

甘いコルッカッタイとどう違いますか?

この型は塩味で具がなく、テンパリングを生地に混ぜ込みます。甘い型はジャガリーと、たいていはココナッツを使い、餡として詰めるか生地に混ぜ込みます。

どの粉を買えばよいですか?

Dosaikal の著者は、イディヤッパム(string hoppers)用として売られている市販の粉を勧めており、このレシピもその方法で作っています。著者は自家製の粉も紹介しています。生米を2時間浸して水を切り、日陰で約75%まで乾かして挽き、それから煎ってふるう方法です。この記事ではその方法は採らず、手順も紹介しません。

日本の米粉など、ほかの米粉でも作れますか?

試すことはできますが、これは編集部の提案で、レシピの一部ではありません。米の種類、粒の細かさ、吸水の具合が合わないことがあり、生地の状態が変わるかもしれません。生地の手ざわりを基準にして、水の量を調整する必要があると思っておいてください。

カップは何ccのものを使えばよいですか?

レシピにはカップの大きさ、グラム数、正確な塩の量が書かれていないため、換算はしていません。編集部のおすすめは、粉と水を同じカップで量ることです。

カレーリーフはなくてもよいですか?

はい、レシピでもなくてよいものとされています。使わない場合は、手順2、3、14を飛ばしてください。

何人分ですか? 数字はどのくらい確かですか?

著者の目安は20〜25個で、何人分とは書かれていません。蒸し時間の8〜10分も著者の数字で、独立した検証や測定した温度の裏づけはありません。

どのチャツネが合いますか?

著者はチャツネを、なくてもよい添え物として挙げています。好みのチャツネを添えてかまいません。この料理に合うチャツネは調べていないため、チャツネのレシピは載せていません。

保存や温め直しはできますか?

この記事で扱うのは、蒸した直後の食べたてだけです。このレシピの保存、温め直し、栄養に関する案内はしていません。

主な参考リンク

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