カシューナッツとサルタナを混ぜ込んだ、砕き小麦のラープシーの器
🌍料理グジャラート料理・インド料理

ラープシーの作り方|砕き小麦をジャガリーで煮るグジャラートの甘味

約16分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 30

シロップ

手順1: シロップ

ジャガリー液をこして不純物を取り除き、液は別にして待たせておく。

STEP 22 / 30

カシューナッツ

手順2: カシューナッツ

淡い黄金色になったらすぐ鍋から出す。

STEP 33 / 30

小麦

手順3: 小麦

中火で炒め、弱火に落としてふたをし、ときどき混ぜながら煮る。

STEP 44 / 30

仕上げ

手順4: 仕上げ

ふたをして休ませたあと、カシューナッツとサルタナを入れる。

写真は各段階の様子をつかむための目安です。分量、時間、温度の証明ではありません。

STEP 55 / 30

ジャガリーを溶かす

手順5: ジャガリーを溶かす

耐熱容器に熱湯2カップを入れ、ジャガリー1カップを加えて、溶けるまで混ぜます。

STEP 66 / 30

液をこす

手順6: 液をこす

ジャガリー液をこし器に通して、清潔な耐熱容器に移します。不純物はこし器に残します。

STEP 77 / 30

液を取り置く

手順7: 液を取り置く

こした液はコンロの横に置いておきます。まだ何も加えません。

STEP 88 / 30

一つ目のギーを温める

手順8: 一つ目のギーを温める

小さな鍋にギー大さじ1を入れ、中火で温めます。

STEP 99 / 30

カシューナッツを入れる

手順9: カシューナッツを入れる

温まったギーに、割りカシューナッツ1/4カップを加えます。

STEP 1010 / 30

淡い黄金色になるまで炒める

手順10: 淡い黄金色になるまで炒める

中火でカシューナッツを混ぜながら、薄い黄金色になるまで炒めます。

STEP 1111 / 30

鍋を火から外す

手順11: 鍋を火から外す

その色になったらすぐに、鍋をコンロから下ろします。

STEP 1212 / 30

カシューナッツを取り分ける

手順12: カシューナッツを取り分ける

炒ったカシューナッツを小皿に移し、最後まで取っておきます。

STEP 1313 / 30

二つ目のギーを温める

手順13: 二つ目のギーを温める

別の広い鍋に残りのギー大さじ1を入れ、中火で温めます。

STEP 1414 / 30

砕き小麦を入れる

手順14: 砕き小麦を入れる

温まったギーに、砕き小麦1カップを加えます。

STEP 1515 / 30

小麦を炒める

手順15: 小麦を炒める

中火で混ぜながら、香ばしい香りが立って黄金色がかったオレンジ色になるまで炒めます。粒は分かれたままにします。

STEP 1616 / 30

ジャガリー液を注ぐ

手順16: ジャガリー液を注ぐ

こしたジャガリー液を、炒った小麦にそっと注ぎます。

STEP 1717 / 30

カルダモンを加える

手順17: カルダモンを加える

カルダモン粉小さじ1/2を鍋に加えます。

STEP 1818 / 30

混ぜ合わせる

手順18: 混ぜ合わせる

小麦、ジャガリー液、カルダモンが均一になるまで混ぜます。

STEP 1919 / 30

火を弱める

手順19: 火を弱める

火を弱火に落とします。

STEP 2020 / 30

ふたをする

手順20: ふたをする

鍋にふたをします。

STEP 2121 / 30

静かに煮る

手順21: 静かに煮る

弱火でふたをしたまま、約10分煮ます。

STEP 2222 / 30

ときどき混ぜる

手順22: ときどき混ぜる

煮ている間、ときどきふたを開けて静かに混ぜ、またふたをします。

STEP 2323 / 30

粒を確かめる

手順23: 粒を確かめる

粒が柔らかく、一粒ずつ分かれていれば煮上がりです。ベタついたどろどろのペーストにならないようにします。

STEP 2424 / 30

小麦を火から外す

手順24: 小麦を火から外す

鍋をコンロから下ろします。

STEP 2525 / 30

ふたをして休ませる

手順25: ふたをして休ませる

ふたをしたまま、5分休ませます。

STEP 2626 / 30

ふたを開ける

手順26: ふたを開ける

休ませた小麦のふたを開けます。カシューナッツとサルタナは、それぞれ別の皿に用意しておきます。

STEP 2727 / 30

カシューナッツを入れる

手順27: カシューナッツを入れる

取り分けておいた、炒ったカシューナッツを小麦に加えます。

STEP 2828 / 30

サルタナを入れる

手順28: サルタナを入れる

サルタナ1/4カップは、炒めずにそのまま加えます。

STEP 2929 / 30

全体を折り混ぜる

手順29: 全体を折り混ぜる

カシューナッツとサルタナを、粒の間にやさしく折り混ぜます。

STEP 3030 / 30

温かいうちに盛る

手順30: 温かいうちに盛る

ラープシーを器に盛り、温かいうちに出します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

7品目

材料

砕き小麦、ジャガリー、カルダモン粉、サルタナ、割ったカシューナッツ、二つに分けたギー、水差しの水を並べたラープシーの材料
ギーはカシューナッツ用と小麦用の二つに分けておく
材料 分量 役割
砕き小麦(ダリア) 1カップ 料理の中心になる穀物。炒めてから煮る
ジャガリー 1カップ 甘味。溶かしてこす
熱湯 2カップ ジャガリーを溶かし、そのまま小麦を煮る液になる
カルダモン粉 小さじ1/2 香りづけ。ジャガリー液と一緒に加える
サルタナ(干しぶどう) 1/4カップ そのまま食べられるもの。炒めずに最後に混ぜる
割りカシューナッツ 1/4カップ 先に炒めておき、最後に混ぜる
ギー 大さじ2 カシューナッツ用に大さじ1、小麦用に大さじ1

仕上げに足すギー、砂糖、牛乳、飾りはありません。

アレルゲン

この料理には小麦、乳由来のギー、カシューナッツが含まれます。購入する製品の表示を確認してください。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

ラープシー:粒が分かれたまま黄金色になる小麦

この鍋で守りたいこと

砕き小麦は、香ばしい香りが立って黄金色がかったオレンジ色になるまで炒め、弱火でゆっくり煮ます。目指すのはベタついたペーストではなく、柔らかくて粒が分かれた状態です。カシューナッツとサルタナは、ふたをして休ませたあとに加えます。

ジャガリーは熱湯に溶かします。別の広い鍋では、砕き小麦がギーの中で黄金色がかったオレンジ色に変わっていきます。この二つが少量のカルダモンと出会ったら、鍋を弱火にかけてふたをし、小麦が柔らかくなるまで火を通します。

ラープシー(lapsiとも表記します)は、この料理の名前であると同時に、ほかの料理にも使われる名前です。この記事がたどるのは一つのレシピ、Archana Doshiさんがグジャラートの砕き小麦の甘味としてArchana's Kitchenに掲載したものです。特別な日の菓子で、温かくして出すものと紹介されています。割ったカシューナッツとサルタナを加えたごちそう版で、使うのは粉ではなく小麦の粒です。

世界ごはん紀行では、このレシピ全体を台所で試作して検証してはいません。以下の分量と時間はそのレシピが公表しているもので、こちらで測った結果ではありません。台所での一番の目安は、粒の状態です。


道具

  • ジャガリーを溶かす耐熱容器
  • こし器
  • こした液を入れる、清潔な耐熱容器をもう一つ
  • カシューナッツ用の小さな鍋
  • 炒ったカシューナッツを取り分ける小皿
  • 小麦用のふた付きの広い鍋
  • 木べらまたはヘラ
  • 計量カップと計量スプーン
  • 盛り付ける器

選び方と代用

砕き小麦。 選ぶのは粒状のもの(ダリア)です。細かい粉では別の料理になります。理由は下の「同じ名前で別の料理」で触れています。小麦の種類によって必要な水の量が変わるため、パッケージが違えば同じ仕上がりになるとは限りません。

ジャガリー。 溶かしてこすことで、小麦に加える液が整います。

サルタナとカシューナッツ。 サルタナはそのまま食べられる乾燥品、カシューナッツは割れたものを使います。どちらもこの作り方の一部なので、省きません。代用品の案内もしません。

困ったときは

手順から言える範囲に絞り、言えないところはそう書きます。見るのは粒の状態です。

見えること 確かめること 対処
約10分たっても粒が硬い 10分は目安で、小麦の種類によって必要な水の量が違う 粒の状態で判断する。弱火でふたをしたまま、ときどき混ぜてもう一度確かめる。追加する水の量は決まっていないので、ここでも示さない
小麦がベタついたペーストになってきた 目指すのは柔らかくて粒が分かれた状態 次は煮ている間に粒を確かめ、柔らかくなった時点で止める。元に戻す方法は示されていない
カシューナッツが淡い黄金色より濃くなった 淡い黄金色になれば十分 淡い黄金色になったらすぐ鍋を火から外す
小麦が黄金色がかったオレンジ色より濃い 黄金色がかったオレンジ色で、香ばしい香りが立つ状態が目安 炒めている間は中火を保ち、混ぜ続ける
ジャガリー液に不純物が残っている 小麦に加える前にこし器を通す 鍋に注ぐ前にこす
カシューナッツやサルタナを早く入れてしまった ふたをして休ませたあとに入れるもの ふたを開けるまで、別々の皿に置いておく

同じ名前で別の料理

この記事で紹介する作り方は一つだけです。以下の別の形は全体像をつかむためのもので、材料や分量をこの作り方に混ぜないでください。

種類 特徴 掲載元
カシューナッツとサルタナ入りの砕き小麦(この記事) 小麦の粒、ジャガリー液、カルダモンを使い、休ませたあとにカシューナッツとサルタナを折り混ぜる Archana Doshi、Archana's Kitchen
ナッツなしのシンプルなラープシー より簡素な形として、一般論で触れられているもの 同じArchana's Kitchenのレシピの導入部。材料欄に載っている版ではない
小麦粉で作るチュルマ・ラープシー、またはカンサール 小麦粉を乾煎りし、熱湯、ジャガリー、ギーと合わせる Zeel Patel、Zeel's Kitchen

祝いの日の小麦の菓子

ラープシーはインドの食文化に属し、ここで紹介する版はグジャラートのものです。Archana Doshiさんは、特別な日の菓子として、温かくして出すものと紹介しています。グジャラート州政府によるグジャラート料理の概説では、そうした日に作られる小麦の菓子として、カンサール、ラープシー、シーラーが別々に挙げられています。Zeel Patelさんのページも、小麦粉を使う一品を祝祭やプラサードの場面に位置づけています。

同じ概説は、細かい小麦粉(loat)と粗挽きの小麦(fada)を区別し、小麦の種類によって必要な水の量が変わると記しています。また、グジャラート料理は南グジャラート、北グジャラート、サウラーシュトラで異なるとも述べています。これは一般的な概説でラープシーのレシピは載っていないため、地域の多様さを示すだけで、上の作り方を変えるものではありません。

名前も統一されているわけではありません。州政府の概説はカンサールとラープシーを別々に挙げますが、Zeel Patelさんのページは、チュルマ・ラープシーとカンサールを一つの料理に使っています。これは一人の料理人による説明であって公式な分類ではなく、このレシピを含めて、どれか一つが唯一の家庭の配合というわけでもありません。他で「lapsi」という言葉を見かけたら、粒なのか粉なのかを確かめてから、分量を比べてください。

よくある質問

ラープシーにはどのくらい時間がかかりますか?

Archana's Kitchenは、準備10分、調理40分、合計50分と表示しています。これはページに書かれた数字で、実測で保証されたものではありません。手順そのものに出てくるのは、ふたをして煮る約10分と、休ませる5分です。

熱湯が掲載の材料欄にないのはなぜですか?

Archana's Kitchenの材料欄には6つの材料が挙げられ、熱湯2カップは手順の中で指定されています。始める前にすべてをそろえておけるよう、この記事では材料表に入れています。

休ませる前に、本当に鍋を火から外すのですか?

レシピが求めているのは、ふたをして5分休ませることです。その前に鍋をコンロから下ろすのは、休ませる時間を煮る時間とはっきり分けるために、ふつうの扱いとして明記したこちらの説明です。

全粒粉の小麦粉でも作れますか?

この作り方ではできません。Zeel Patelさんが公開しているような小麦粉の作り方は、それぞれ独自の手順と配合に従います。その料理を作りたいなら、それ用に書かれたレシピに従ってください。

カシューナッツやサルタナを抜いてもいいですか?

この記事が従っている版の一部なので、ここでは入れたままにします。Archana Doshiさんの導入部では、より簡素なラープシーに一般論として触れていますが、ナッツなし、果物なしの鍋について、検証した分量や作り方は示せません。カシューナッツを避けたい方は、このレシピをそのままの形で頼りにしないでください。

サフラン、牛乳、砂糖、仕上げのギーを足してもいいですか?

この版には含まれないものなので、上の作り方には入れていません。

残りの保存や温め直しはどうしますか?

保存や温め直しの指示は示されていないため、日持ちの目安や温め直しの方法は案内しません。温かいうちに出すものとされています。

主な参考リンク

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