酸味のあるマラクワンの葉をodiiでまとめ、さつまいもを添えた北部ウガンダ風の一皿
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マラクワンの作り方|北部ウガンダの酸っぱい葉とodiiのソース

約12分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

葉を茎から外し、選り分けて洗う

手順1: 葉を茎から外し、選り分けて洗う

葉を茎から外し、堅い茎は脇に置きます。傷んだ葉や黄ばんだ葉は捨てます。葉をたっぷりのきれいな水でよく洗い、ざるに上げて水気を切ります。

STEP 22 / 6

好みで軽く干し、半分に切る

手順2: 好みで軽く干し、半分に切る

好みで、水気を切った葉を広げ、30分ほど天日で乾かします。この工程は任意です。そのあと、葉を半分に切ります。

STEP 33 / 6

葉を柔らかくなるまで煮る

手順3: 葉を柔らかくなるまで煮る

鍋に湯を沸かします。葉を入れて10〜15分、葉が柔らかくなるまで煮ます。

STEP 44 / 6

酸味を味見して整える

手順4: 酸味を味見して整える

葉と煮汁を少し味見します。心地よい酸っぱさなら、次へ進みます。とても酸っぱいときは、重曹小さじ1/4を加えて、さらに数分煮ます。それでも酸っぱすぎるなら、煮汁を全部捨てて、新しい水に替えます。まず味見をして、重曹は必要なときだけ加えてください。

STEP 55 / 6

odii と塩を混ぜて温め直す

手順5: odii と塩を混ぜて温め直す

葉に odii を加え、ソースが中くらいの濃さになるまで混ぜます。塩を混ぜます。食べられる熱さになるまで温め直します。

STEP 66 / 6

盛りつける

手順6: 盛りつける

ソースを器に盛り、ゆでたさつまいもを添えます。肉を合わせたいときは、好みの肉を別に添えます。kwon のような雑穀の主食を並べてもよく合います。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

5品目

材料

マラクワンの材料:葉4束、odii、塩、任意の重曹
葉4束、odii、塩、そして任意の少量の重曹
材料 分量 代替・備考
酸味のあるハイビスカスの葉(マラクワン) 4束(1束は通常、茎15〜20本) 主役で、酸味のもと。堅い茎は除く
ピーナッツとゴマのペースト(odii) 560g 葉をまとめてソースにし、こくを足す
水 適量 葉を柔らかくなるまで煮るため
塩 大さじ1 味つけ。ペーストを入れたあとに混ぜる
重曹 小さじ1/4(任意) 煮た葉が酸っぱすぎるときだけ
アレルギーと衛生

odii にはピーナッツとゴマが入っています。ピーナッツやゴマのアレルギーがある方には出さないでください。 市販のペーストを使う場合も、表示を確認してください。生の葉は、調理の前に流水でよく洗い、柔らかくなるまで加熱します。

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マラクワン:酸味のある緑の葉を、濃厚なナッツペーストでまとめる

この鍋で守りたいこと

葉の酸味こそ、この料理の核心です。手を加える前にまず味を見て、odii は酸味を覆い隠すのではなく、丸くするために使ってください。

ちぎった固い雑穀のパンで、緑色のソースをすくって食べます。ソースは葉の酸味に、ピーナッツとゴマのペーストのこくと土の香りが重なっています。北部ウガンダでは、穀物の主食に葉野菜やソースを合わせる食事がよく記録されていて、マラクワンはその組み合わせに加わる葉の料理のひとつです。骨組みはシンプルで、酸味のある葉を煮て、odii でまとめ、塩で味を調えるだけです。

作ろうとして最初に迷うのは、どの葉を買えばいいのかという点でしょう。マラクワンは葉野菜の名前で、北部ウガンダの伝統的な食用植物を調べた研究は、この名が複数の Hibiscus 属の種を指しうると報告しています。一方、ウガンダの食材ガイドはロゼル(Hibiscus sabdariffa)としています。どちらにしても、これは葉を煮て食べる料理です。乾燥した赤い萼(がく)を煮出してハイビスカスティーにする使い方とは別のものです。

作る前に

編集部ではまだこのレシピを台所で試作していません。そのため、水の量、何人分か、所要時間の合計は書いていませんし、以下の代用品もすべて未試作として説明しています。

マラクワンとは?北部ウガンダの酸味ある葉の料理

マラクワンは、酸味のある葉の名前であり、その葉で作る料理の名前でもあります。 以下で挙げる民族植物学の研究の調査地(北部ウガンダ)では、この葉はアチョリ語、ランゴ語、Thur語で malakwang、Ateso語で emalakany と呼ばれています。ランゴのレシピ集には、マディ語(Madi)の名前として kalabi も載っています。名前が複数の Hibiscus の種にまたがりうるため、この記事では料理をひとつの植物に結びつけません。

この葉は、鍋ひとつで完結するものではなく、食事の一部です。同じ研究には、kwon や atap といった主食に、葉野菜やソースを合わせる食事が記録されています。Ekyooto Cultural Festival では、ウガンダの新聞 New Vision が、北部の料理として malakwang と、アチョリの雑穀パン kwon kal が並んでいたと伝えました。祭りの展示は、この料理が地域を象徴していることを示すものです。ただ、各家庭がどのくらいの頻度で食べているかまではわかりません。

構造としては、二つの要素の釣り合いでできた料理です。葉は酸味を担います。研究は、これを葉の際立った特徴と記しています。ペーストは、odii、あるいは調査地での呼び名 alodi で、ピーナッツ、ゴマ、またはその両方から作られ、コクと香ばしいナッツの奥行きを加えます。ウガンダの食材ガイドも、ロゼルの葉の相手としてピーナッツまたはゴマのペーストを挙げています。

同じ国のほかの料理は、ウガンダのページでも紹介しています。

今回のアチョリ版と、ほかの作り方との違い

この記事のレシピは、Prosper Global のスタッフ紹介記事にあるものです。ウガンダのアチョリ出身のスタッフが、祖母に相談したうえで「マラクワンソースのさつまいも」として紹介しました。ある一家の作り方であって、全国共通のレシピではありません。記載があるのは、葉4束、odii 560g、塩大さじ1、任意の重曹小さじ1/4で、水の量、葉の重さ、仕上がりの量は書かれていません。

ほかの文献には、酸っぱい煮汁をあえて残す作り方があります。E-SAFF Uganda のレシピ集(ランゴ版と表記)は、葉の煮汁を取り置いて、酸味が料理に残るようにしています。

項目 アチョリの家庭のレシピ(この記事) ランゴのレシピ集
葉の煮方 沸騰した湯で10〜15分、柔らかくなるまで 水で10分
煮汁 最初は残す。酸味が強すぎるときだけ新しい水に替える 取り置き、ペーストを入れたあとに戻して、さらに10〜15分煮る
ペースト odii(ピーナッツとゴマ) ゴマまたはピーナッツのペースト
加えるもの ソースには何も入れず、さつまいもか肉を別に添える 別の方法では、乾燥魚か肉を先に煮てからペーストを加える
そのほかの分量 塩大さじ1、任意の重曹小さじ1/4 水2カップ、塩大さじ1/2

民族植物学の研究には、調査地の第三のやり方も記録されています。とても酸っぱい葉をさっと湯通しして最初の湯を捨て、alodi のペーストと合わせるものです。これらは別々のレシピなので、分量や手順は下のレシピに混ぜていません。

ウガンダの食材ガイドには、訪ねてきた親族にこの料理を出す習わしや、婚礼にまつわる習わしも書かれています。それはその本が扱う地域について記録されたことで、今のアチョリのすべての家庭の決まりとして読まないでください。


道具

  • 葉を洗う大きめのたらいかボウル
  • ざる
  • まな板と包丁
  • 葉を煮る鍋
  • 木べら
  • 計量スプーン

選び方と代用

マラクワンの葉: アフリカ食材店や専門食材店で、「malakwang」「sour hibiscus leaves」「roselle leaves」などの名前の生の束を探します。在庫は店によって違い、ある名前で売られている葉が、別の店では別の Hibiscus ということもあります。乾燥した葉も売られていますが、ここでは生の葉を使います。

odii:「odii」や「groundnut sesame paste」で探します。odii はピーナッツとゴマのペーストで、普通のピーナッツバターとは別物です。ピーナッツバターには砂糖、塩、油が入っているものが多く、固さも違うので、同じ重さで置き換えて同じソースになるとは考えないでください。無糖のペーストを選び、表示の塩分も確かめましょう。

葉が見つからないとき: 代用にはほうれん草にレモン少々を加える方法がありますが、別の植物なので食感も酸味も変わり、マラクワンと同じ味にはなりません。この代用は未試作です。

酸味ととろみの調整

最初の煮汁を残せば葉の酸味が保たれ、捨てれば酸味を抑えられます。きりっとした酸味を残したいなら煮汁を残し、強すぎるときは、重曹、そして水の入れ替えの順で試してください。

重曹は任意で、使うのは小さじ1/4までです。それ以上入れるとソースの風味が変わるため、「もっと多く」という目安はありません。

困りごと 考えられる原因 対処
酸っぱすぎる 酸味の強い葉だった 任意の重曹小さじ1/4を加えてさらに数分煮る。それでも強ければ煮汁を捨てて新しい水に替える
葉がまだ堅い 葉が古い、または鍋の違い 煮続ける。10〜15分の目安だけでなく、柔らかさで判断する
ペーストがなめらかに混ざらない ペーストを一度に入れた odii を少しずつ入れ、混ぜながらとろみを確認する
ソースがしょっぱすぎる 市販のペーストにもともと塩が入っていた 次回はペーストの表示を先に確認し、塩を少しずつ加えて味を見る

地域ごとのバリエーション

以下の作り方は試作していません。

  • 酸味を残す: 葉の煮汁を取り置き、葉とペーストを混ぜたあとで煮汁を戻し、10〜15分煮ます。
  • 魚や肉を加える: 乾燥魚か肉を先に煮てからペーストを加えます。ここで紹介したアチョリ版では、肉をソースに入れず、別に添えます。
  • ピーナッツ、ゴマ、または両方: ゴマ、ピーナッツ、または両方のペーストを使えます。ゴマとピーナッツの比率で、香りととろみが変わります。

何を添えるか

ゆでたさつまいもや好みの肉は、ソースとは別に添えます。さつまいもは、葉の酸味を受け止める穏やかな相手にもなります。

北部ウガンダの食卓に合わせるなら、穀物の主食を添えます。kwon はアチョリの雑穀パンです。それ自体が主食で、ほかの料理のパンや餅の代わりではありません。

よくある質問

マラクワンはハイビスカスティーと同じものですか?

違います。ハイビスカスティーは、乾燥した萼を煮出して作ります。マラクワンは、葉を煮て食べる料理です。ウガンダの食材ガイドはこの植物をロゼル(Hibiscus sabdariffa)としていますが、民族植物学の研究は、この名が複数の Hibiscus の種を指しうると報告しています。

どの葉を使えばいいですか?

マラクワン、sour hibiscus、roselle の葉として売られているものが、最も近い選択です。複数の種がこの名で呼ばれうるため、店によって酸味が違うことがあります。ほうれん草にレモンという案もよく挙がりますが、ここでは未試作で、同じ味や食感にはなりません。

酸味を弱めるにはどうしますか?

手順4の順に進めます。味見をして、任意の重曹小さじ1/4を加えて数分煮て、それでも酸っぱければ煮汁を替えます。酸味を残したいランゴ版の「煮汁を戻す」方法は、弱めたいときには避けてください。

ゴマのペーストだけ、ピーナッツのペーストだけでも作れますか?

ほかの文献には、ゴマのペーストだけ、ピーナッツのペーストだけを使う作り方があります。このアチョリの家庭のレシピは両方を含む odii を使っていて、単独のナッツでの作り方は試していないため、味ととろみは変わります。

市販のピーナッツバターは使えますか?塩はどうしますか?

ピーナッツバターは odii とは別物で、砂糖、塩、油が入っていたり、固さが違ったりします。このレシピの塩大さじ1は odii に合わせた量です。ペーストにすでに塩が入っているなら、塩を少しずつ足して味を見るのは編集部の提案で、家庭のレシピそのものではありません。

主な参考リンク

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