かぼちゃとなすの味噌汁を、昆布だしでやさしくまとめる
この一杯で守りたいのは、昆布のおだやかなうま味、味噌の発酵の香り、かぼちゃの甘み、やわらかいなすの口当たり。味噌は最後に入れ、汁が再び沸騰する直前で火を止めます。
日本では、ご飯と味噌汁が並ぶ食卓が朝にも夕方にもふつうにあります。味噌汁は毎日の家庭料理で、決まったレシピがひとつあるというより、だし、味噌、季節の具が家ごとに違う汁物です。
この記事で作るのは、キッコーマンが公開している2人分のレシピにならった一杯です。昆布だけでとっただしに、かぼちゃとなすを合わせます。豆腐、わかめ、ねぎ、追加の塩、油、かつお節系のだしはこの版には入らないので、ここでも加えません。数ある家庭の味噌汁の一例であり、日本全国の標準でも、特定の地方の郷土料理でもありません。
用意する道具
- 昆布を浸して温める鍋
- 汁を作る別の鍋
- 水500mlとだし300mlを量る計量カップ
- 包丁とまな板
- お玉と、昆布を取り出す菜箸(小さな味噌こしがあると便利ですが、なくてもかまいません)
うまくいかないときは
| 起きたこと | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 味噌の香りが弱い | 味噌を入れたあとしばらく煮立てた | 次回は味噌を最後に入れ、再沸騰する直前に火を止める |
| 味が薄い | 水500mlの全量を汁に入れた、または分量を取り違えた | 500mlはだしをとるためだけに使い、できただしから300mlを量って汁に使う |
| 野菜がまだ硬い | 切り方や火力が掲載レシピと違う | 蓋をしたままもう少し煮て、味噌を入れる前に確かめる |
| かぼちゃが崩れた | とても小さく切った | 一口大に切り、大きさをそろえる |
| 塩辛い、または物足りない | 味噌は商品によって塩気が違う | 大さじ1と1/2から始め、味噌の量で調整する。このレシピでは塩を足さない |
手持ちの味噌に合わせる、アレンジの考え方
- 味噌の違いを比べる。 かぼちゃの甘みがあるので、味噌の違いを味わい分けやすい一杯です。味噌は米麹、麦麹、豆麹などで作られ、色や風味は製法や塩分によっても変わります。優劣ではなく、塩気と香りの違いとして楽しんでください。
- 昆布だけのだしにする。 この版は昆布だけなので、かつお節の風味はありません。かつお節系のだしにすると、違う味の汁になります。
- 昆布を先に浸しておく。 3時間の浸水を早めに始めておけば、あとで台所に立つ時間が短くなります。
- なすの厚みをそろえる。 同じ幅に切ると、火の通り具合を見比べやすくなります。
味噌汁は、だし、味噌、季節の具が家庭ごとに変わる料理です。たとえば日本の農林水産省の英語ページには、豆腐、わかめ、青ねぎを入れた味噌汁が載っています。これは別のレシピで、その具はこの一杯には加えません。
日本の料理解説には、切り方で火の通る時間が変わるという助言もあります。根菜は薄切りにすると早く煮え、豆腐はスプーンですくって入れられ、葉物は手でちぎれる、といった具合です。これらは別の版の味噌汁の考え方で、このレシピは一口大のかぼちゃと1cm幅のなすで通します。
よくある質問
味噌はいつ入れますか?
最後です。野菜に火が通ってから、お玉で少量の汁と合わせて溶きのばし、鍋に混ぜます。再沸騰する直前に火を止めてください。
だし500mlを全部使いますか?
使いません。水500mlは昆布だしをとるための量です。汁には、できただしを300ml量って入れます。
どの味噌を使えばいいですか?
掲載レシピは種類を指定していないので、好みのものでかまいません。味噌は商品によって塩気や香りが違うため、大さじ1と1/2から始めて味を見てください。アレルギーが気になる場合は、大豆のほかに大麦や小麦を使った味噌もあるので、必ず表示を読んでください。
昆布を冷蔵庫で一晩浸してもいいですか?
掲載ページには、冷蔵庫で作る水出しだしが別の方法として紹介されています。この記事は、3時間の浸水と鍋での加熱に沿っており、2つの方法の置き換えは扱いません。
残った汁は保存できますか?
掲載レシピに、完成した汁の保存期間や温め直しの指示はないので、この記事でも案内しません。ページにある水出し昆布だしの冷蔵での目安は、そのだしだけについての記述で、完成した味噌汁には当てはまりません。
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