梅干しを包んだ三角おにぎりを、家庭の食卓で手に取れるよう皿に並べた様子
🍽️分量2個
🌍料理日本料理

梅干しおにぎりの作り方|ふんわり三角に握る基本レシピ

約11分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 5

梅干しと海苔を準備する

手順1: 梅干しと海苔を準備する

石けんで手をよく洗います。梅干し2個は、それぞれ種を取り除き、海苔は食べやすい帯状に切ります。ここから先は、素手ではなく、食品用ラップか食品用の使い捨て手袋ごしにご飯と具を扱います。

STEP 22 / 5

ご飯を分けて、梅干しを包む

手順2: ご飯を分けて、梅干しを包む

炊いたご飯200gを、100gずつ2つに分けます。1回分を茶碗に入れ、真ん中にくぼみを作ります。

種を取った梅干しを1個、くぼみに置きます。

まわりのご飯を梅干しにかぶせ、見えなくなるまで包みます。深いくぼみにご飯で蓋をしておくと、握るときに具が外へ出にくくなります。

STEP 33 / 5

食品用手袋を使う場合は、手袋をぬらして塩をのばす

手順3: 食品用手袋を使う場合は、手袋をぬらして塩をのばす

もとのレシピのように軽く塩を効かせたいときは、食品用手袋をつけた手で行います。手袋を水でぬらし、余分な水を振り払って、ご飯が水っぽくならないようにします。次に、指先に塩を少量とり、両方の手のひらに薄くのばします。梅干しの塩気が強いときは、塩をさらに控えてください。

STEP 44 / 5

やさしく三角に握る

手順4: やさしく三角に握る

ラップを使う基本の方法では、茶碗のご飯を食品用ラップの上に出し、ラップでご飯を包みます。ラップごしに両手のひらの間でご飯を回しながら、各面をやさしく押して三角にします。手順3で塩をつけた食品用手袋を使ってもかまいません(写真は手袋での作業です)。どちらの方法でも、ご飯がまとまるだけの力で押します。強く握り締めず、軽く持ち上げても崩れなければ、できあがりです。ご飯が熱くて扱いにくいときは、器に広げて湯気を逃がし、扱える温度になるまで待ちます。

STEP 55 / 5

もう1個を作り、海苔を巻く

手順5: もう1個を作り、海苔を巻く

2個目も同じように作ります。それぞれに海苔を巻いて、できあがりです。海苔のパリッとした食感を残したいときは、食べる直前に巻きます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量2人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

5品目

買い出しの前に

おにぎりを作る前に並べた、炊いたご飯、梅干し、焼き海苔、塩
ご飯、梅干し、海苔、塩を、握る前に手元にそろえておく

ご飯の量は、生米ではなく炊き上がったご飯の重さです。塩と海苔は、もとのレシピでも分量が決まっておらず、適量とされています。

材料 分量 代替・備考
炊きたてのご飯 200g 2等分して、1個につき1回分にする
梅干し 2個 種を除く。1個ずつ、おにぎりの中心に入れる
焼き海苔 適量 巻きやすく食べやすい帯状に切る
塩 適量 食品用手袋を使う方法で、手に薄くのばす分。少量から始める
水 少々 食品用手袋を使う方法で、手袋を軽くぬらす分
メモ

ご飯・梅干し・海苔の選び方

ご飯は、日本の短粒種(ジャポニカ米)が向いています。炊くと粘りが出るので、おにぎりにしやすく、形も保ちやすいからです。これは米選びの目安で、200gという量は変わりません。この記事では、水加減や、長粒米に置き換える方法は扱いません。

梅干しは、製品によって塩気も大きさも違います。手塩は最初ほんの少しにして、梅干しをご飯と一緒にひと口食べ、次に作るときの塩加減を調整してください。

海苔は、大判の焼き海苔を、食べやすい幅の帯に切って使います。海苔はご飯の水分を吸うので、パリッとさせたいなら、食べる直前まで別にしておきます。

コツ

握り始める前に、水の器、塩、切った海苔、ラップか手袋を手の届く範囲に並べておくと、ご飯を扱える温度にしてから、落ち着いて作業できます。


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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

用意する道具

  • 食品用ラップ、または食品用の使い捨て手袋
  • ご飯を取り分けて具を入れる茶碗
  • しゃもじまたはスプーン
  • 手をぬらす水を入れた小さな器
  • 海苔を切るまな板と包丁
  • できたおにぎりをのせる皿

炊きたてのご飯を小さな茶碗に入れ、真ん中にくぼみを作って、赤い梅干しをひとつ置く。まわりのご飯を寄せて梅干しを隠したら、おにぎりの始まりです。炊いたご飯200gと梅干し2個で、三角のおにぎりが2個できます。仕上げはほんの少しの塩と、海苔ひと帯。

このおにぎりで守ること

梅干しを中心にすっかり包み、ご飯がまとまる分だけの力で握ります。梅干し自体に塩気があるので、手塩は控えめにします。

おにぎりは、手で握って手で食べるご飯です。だから弁当にも、外で食べる食事にも向いています。形が崩れるか、しっとり保てるか、固く詰まってしまうか。分かれ目は、具をどう包むかと、どれだけやさしく握るかにあります。そこで、まず具を逃がさないくぼみ作りから始め、軽く握るところまで順に進めます。

おにぎりとは — 手で握り、手で食べるご飯

おにぎりは、炊いたご飯を片手で持てる形にまとめた、日本で古くから食べられてきたご飯料理です。キッコーマンは、持ち運びやすく弁当や外出先の食事に向くと紹介しています。Nippon.comは、遠足など学校行事の屋外の食事にも触れています。特別な日の料理というより、普段の食卓と持ち歩く食事の中にある食べものです。

この梅干しおにぎりの味は、三つでできています。炊いたご飯のやさしい甘み、中心に入れた梅干しの酸味と塩気、外側の海苔の香ばしさ。梅干しまで食べ進めると、まわりのご飯と合わさった味になります。

おにぎりに唯一の正解はありません。三角は形のひとつで、丸形、俵形、平たい形、四角いものもあります。具も家庭や地域でさまざまです。形も具も自由に選べますが、この記事の分量は、JETRO(日本貿易振興機構)の日本食品海外プロモーションセンターが公開している、梅干しおにぎり2個分のレシピに沿っています。


崩れる、固くなる — そんなときは

困りごと 考えられる原因 直し方
おにぎりが崩れる 握る前に具を包みきれていない くぼみを深くし、先にご飯で梅干しを閉じる。指先で押さず、手のひらで回しながら少しずつ各面を整える
ご飯が固く詰まる 強く握った、何度も握り直した 握り直さない。粒がまとまるまで、やさしく押す
ご飯が手につく 手や手袋が乾いている 軽くぬらす。余分な水は振り払う。しずくが落ちるほどだと表面が水っぽくなる
塩辛い 梅干しの塩気に手塩が重なっている 使う梅干しに合わせて、手塩はごく少量から始め、味を見ながら調整する
海苔がしんなりする ご飯の水分を吸った パリッとさせたいなら、食べる直前に巻く

手塩を梅干しに合わせて調整するのは、自分の台所向けの工夫です。もとのレシピは、塩は適量としています。

コツ

崩れるときは具の包み方、固くなるときは力の入れ方を確認します。押し固めるより、回しながら整えるほうがうまくいきます。

アレンジ

ここで紹介するのは基本のレシピと並べて楽しむ変化で、基本の材料に混ぜるものではありません。

  • 塩むすび: 具を入れず、ご飯と塩だけで作ります。塩加減はご飯の量に合わせて決めてください。梅干し入りの分量はそのまま使えません。
  • 海苔の巻き方: 全体を包む、下側だけ巻く、など。持ちやすさと海苔の食感が変わります。
  • 形: 三角、丸、俵形。握りやすい形や、地域・家庭の習慣で選びます。
  • ほかの具: 鰹節と醤油、ツナマヨネーズなども人気です。ただし別の配合になるので、ここでは分量をつけず、アイデアとして挙げるだけにします。
  • 広島菜漬で包む: 地域に根づいた型で、次の節で紹介します。

食べ方と、地域の違い

片手で持てるおにぎりは、弁当や外出先の食事に向いています。遠足や屋外の行事など、持ち運んで食べる場面で活躍します。あらかじめ詰めておくと、海苔はご飯に触れてしんなりしていきます。海苔は別にして、食べる直前に巻くとパリッと食べられます。

広島菜漬で包んだ地域のおにぎりを、梅干しおにぎりと並べた比較
広島菜漬のおにぎりは、漬物の葉で包む別の型。海苔を巻く梅干しおにぎりとは違う

広島県には、ご飯を広島菜漬で包む「広島菜漬のおにぎり」があります。広島菜は葉物の漬物の材料です。農林水産省は、家庭や弁当で親しまれる郷土料理として記録していて、作り方は家庭や地域によって異なるとしています。梅干しを中心に入れて外側に海苔を巻くこの記事のおにぎりとは、別の型です。

形をどうするか、海苔をいつ巻くかは好みで選べます。ここでの土台は変わらず、炊いたご飯200gと梅干し2個で、おにぎり2個です。


弁当に詰めるときの衛生

弁当箱に詰めた梅干しおにぎりと、別にした海苔
冷ましたおにぎりを清潔な器具で詰める。長く持ち歩くなら保冷剤と保冷バッグを
注意

手を洗い、食品用ラップか食品用の使い捨て手袋ごしにご飯を握ります。弁当にするときは、ご飯を冷ましてから、清潔な箸や器具で詰めます。弁当は涼しいところに置き、早めに食べてください。長時間持ち歩くなら、保冷剤と保冷バッグを使います。ご飯を冷ますというのは、常温に長く置くことではありません。

塩や梅干しがご飯を守ってくれるとは考えないでください。このレシピは、常温での安全な保存時間や日持ちの日数を示していません。食べる時間に近いときに作りましょう。

よくある質問

炊いてあるご飯でも作れますか?

もとのレシピは炊きたてのご飯から始めていて、量も炊き上がりの重さで示しています。冷えたご飯で握る方法は扱っていないので、冷やしたご飯がどう握れるかは、この記事では分かりません。

おにぎりは三角でなければいけませんか?

いいえ。丸形、俵形、平たい形、四角いものもあります。この記事の三角は、もとのレシピが使っている形です。

海苔はいつ巻けばいいですか?

パリッとさせたいなら、食べる直前に巻きます。先に巻くと、ご飯の水分を吸ってしんなりします。

長粒米でも作れますか?

日本の短粒種は、炊くと粘りが出るので、おにぎりにしやすいお米です。長粒米の水加減や置き換えの比率は、このレシピでは扱っていません。

広島菜漬のおにぎりも同じレシピですか?

いいえ。広島の地域のおにぎりで、ご飯を広島菜漬で包みます。梅干しを中心に入れるこのレシピとは別の型です。

主な参考リンク

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