牛肉と味付け海苔を混ぜ込んで手で握った韓国のブルゴギ・チュモクパプ
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ブルゴギ・チュモクパプの作り方|牛肉を混ぜ込んで握る韓国のご飯玉(주먹밥)

約12分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 5

牛肉をマリネと和える

手順1: 牛肉をマリネと和える

小さめのボウルに牛ひき肉を入れます。にんにく、ねぎ、しょうゆ、みりん、砂糖、ごま油、黒こしょうを加え、牛肉にムラなくからむまで混ぜます。ごま、海塩、ギムジャバンは、ご飯用にとっておきます。

STEP 22 / 5

ソースがなくなるまで焼き色をつけて炒める

手順2: ソースがなくなるまで焼き色をつけて炒める

フライパンか中華鍋に植物油小さじ1弱を入れ、中火で熱します。牛肉をマリネごと全部加えます。焦げないよう、ヘラで大きな塊を崩しながら炒めます。目安は約5分。牛肉に焼き色がつき、鍋にソースが残らなくなるまで炒めます。

食品用温度計で、牛肉の中心が75°C以上になっているか確かめます。時間や色だけを頼りにしないでください。火から下ろし、牛肉を取り分けて冷まします。

STEP 33 / 5

温かいご飯に牛肉と調味料を折り混ぜる

手順3: 温かいご飯に牛肉と調味料を折り混ぜる

炊きたての温かいご飯を大きめのボウルに入れます。ごま、海塩、ギムジャバン、冷ました牛肉を加えます。しゃもじかヘラで、ボウルの縁から中央へ向かって、ご飯を押さずに返すように折り混ぜ、全体が均一になるまで混ぜます。米粒を潰さないでください。

STEP 44 / 5

手で扱える温度まで冷ます

手順4: 手で扱える温度まで冷ます

混ぜたご飯を、素手で無理なく扱える温度になるまでおきます。熱くはなく、温かいくらいが目安です。

STEP 55 / 5

湿らせた手で丸く握り、温かいうちに食べる

手順5: 湿らせた手で丸く握り、温かいうちに食べる

手を洗い、水で軽く湿らせてご飯がくっつかないようにします。ラテックス手袋を使ってもかまいません。

ご飯をひとつかみ取り、両手で押さえて、ぎゅっとまとまった丸い形に整えます。大きさは好みで、ご飯がなくなるまで繰り返します。

握ったら、温かいうちに食べます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

13品目

材料

ブルゴギ・チュモクパプの材料。炊いた短粒米、牛ひき肉、薬味と調味料
炊いたご飯、牛肉、マリネの材料、ご飯に混ぜる調味料を分けて並べたところ

ご飯の300gは炊き上がったあとの重さです。

材料 分量 代替・備考
牛ひき肉 150g ブルゴギ味にしてご飯に混ぜる肉
にんにく 1かけ みじん切り。マリネ用
ねぎ 1本 みじん切り。マリネ用
しょうゆ 大さじ1 マリネ用
みりん 大さじ1 マリネ用
ゴールデン・グラニュー糖 小さじ2 マリネ用
焙煎ごま油 小さじ2 マリネ用
挽きたての黒こしょう 小さじ1/4 マリネ用
植物油 小さじ1弱 牛肉を炒める用
炊きたての短粒米(白米) 300g 土台。温かいまま使う
炒り白ごま 小さじ2 軽く砕く。ご飯の味付け用
フレーク状の海塩 小さじ1 ご飯の味付け用
ギムジャバン(砕いた味付けのり) 大さじ2 ご飯の味付け用

植物油はフライパン用で、焙煎ごま油はマリネに入れます。ごま、海塩、ギムジャバンは牛肉ではなくご飯に混ぜます。

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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

ブルゴギ・チュモクパプ ― 味付け牛肉を温かいご飯に混ぜ込む

この版で守っていること

牛肉は真ん中に隠しません。マリネごとソースが残らなくなるまで炒め、ごま、塩、味付けのりと一緒に温かいご飯へ混ぜ込み、全体をそのまま握って温かいうちに食べます。

チュモクパプ(주먹밥)は、韓国の握りご飯です。韓国観光公社は、蒸したご飯を丸くまとめたものと説明し、名前を「fist rice(こぶしのご飯)」と訳しています。具は一定ではなく、ツナ、卵、牛肉が例に挙げられています。つまりチュモクパプは、ひとつの決まったレシピではなく、握りご飯の大きな仲間です。

この記事で作るのは、その中の名前のついた一版、Su Scott さんのブルゴギ・チュモクパプです。SBS Food が著書『Pocha』の抜粋として公開しています。牛ひき肉をにんにく、ねぎ、しょうゆ、みりん、砂糖、ごま油、黒こしょうで味付けして焼き色がつくまで炒め、炊きたての短粒米に炒りごま、フレーク状の海塩、砕いた味付けのりと一緒に混ぜます。

分量は、SBS Food が2人分として載せているものです。計量スプーンはオーストラリアの規格で、大さじ1は20ml、小さじ1は5mlです。この数値のまま使います。世界ごはん紀行編集部では、このレシピを台所で試作していません。同じ国の料理は韓国のレシピにまとめています。

こぶしで握るご飯 ― この版の位置づけ

チュモクパプは、ひとつの具ではなく「握る」という形で決まる料理です。 韓国観光公社の説明は、手で押し固めたご飯を中心に、具が一つずつ変わること、お弁当に詰めたり、とても辛い料理に添えたりすることにも触れています。SBS Food も、チュモクパプを手で握った味付けご飯として紹介しています。手元にある材料で作れて、おやつやお弁当にも持ち出しやすい、という位置づけです。

その範囲の中でも、レシピはかなり違います。My Korean Kitchen の Sue Pressey さんは、ご飯、塩、ごま油、ごまだけの基本形を紹介し、別に、にんじん入りの牛肉版と、味付けいりこ(アンチョビ)版を載せています。海苔をまぶす方法は任意の仕上げです。これらは分量も手順も別の配合なので、下のレシピには一切混ぜていません。ここで作るブルゴギ・チュモクパプは、牛肉を使った具体的な一版であり、どの家庭でも共通の基準というわけではありません。

比べる点 このブルゴギ・チュモクパプ 他のチュモクパプ
牛肉の入れ方 すべてのご飯に混ぜ込む 具はさまざま。ツナ、卵、牛肉がよく挙がる例
ご飯の味付け 炒りごま、フレーク状の海塩、砕いた味付けのり 塩とごまだけのものから、ほかの混ぜ込み具材まで幅がある
形 手で押して丸く握る 手で握る点は共通。大きさや表面の飾りはレシピごとに違う

道具

  • 小さめのボウル
  • フライパンまたは中華鍋
  • ヘラ
  • 食品用温度計
  • 大きめのボウル
  • しゃもじまたはヘラ
  • ラテックス手袋(使い捨て手袋。なくても可)

選び方と代用

ご飯は短粒米を使います。 中粒米でもまとまりやすいです。長粒米は、握ってもまとまらないことがあります。炊き上がりで300gを量り、温かいうちに使ってください。

のりはギムジャバンです。 焙煎して味付けしてあり、すでに砕いてあるのりのことです。巻くための普通の全形のりは、代わりになりません。

アレルゲン

このレシピには牛肉とごまが含まれます。しょうゆには大豆が、多くの場合は小麦も含まれます。しょうゆと味付けのりは、包装のアレルゲン表示を確認してください。

安全の基本 ― ひき肉、手、残り物

食品安全

オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関(FSANZ)は、ひき肉は中心が75°C以上になるまで加熱し、食品用温度計で確かめるよう勧めています。レシピの炒め時間や牛肉の色は加熱の目安であって、その温度に達した証拠ではありません。FSANZ は、手を洗うこと、器具を清潔に保つこと、生の肉を、そのまま食べる食品から離しておくことも勧めています。このご飯は手で握るので、始める前によく手を洗うか、手袋を使ってください。

このレシピは、握ったご飯を温かいうちに食べるところまでで、保存の日数も、持ち歩ける時間も、冷蔵での日持ちも示していません。FSANZ の一般的な助言は、傷みやすい食品は5°C以下で保つこと、調理済みの食品をあとで使うなら、浅い容器に移すなどしてすばやく冷まして冷蔵することです。これは一般的な助言で、この料理の保存期間を試して確かめたものではありません。

うまくいかないとき ― 手にくっつく、ご飯がべたつく、崩れる

困りごと 考えられる原因 対処
鍋にソースがまだたまっている 牛肉の加熱時間が足りない 中火のまま、塊を崩しながらソースがなくなるまで炒める。そのあと温度計で中心を確かめる
牛肉が焦げつく、焦げる 大きな塊が同じ場所にある 肉を細かくほぐし、中火で動かし続ける
ご飯がべたっとしている 混ぜるときにかき回した、または押した 縁から中央へ折るように混ぜ、全体が混ざったらやめる
握っても崩れる 長粒米はまとまらないことがある 短粒米か中粒米を使い、調味料はご飯が温かいうちに混ぜる
ご飯が熱くて持てない 混ぜてすぐに握り始めた 手で無理なく扱える温度になるまで待つ
ご飯が手にくっつく 手が乾いている 水でもう一度手を湿らせるか、手袋を使う

他のチュモクパプ、キンパ、おにぎりとの違い

チュモクパプは、具も形もさまざまです。 韓国観光公社はツナ、卵、牛肉を具の例に挙げ、My Korean Kitchen の Sue Pressey さんは、塩とごまだけの基本形に、牛肉版とアンチョビ版を別に紹介しています。ここで作るブルゴギ・チュモクパプは、具を中心に詰めるのではなく、握る前にすべてをご飯に混ぜ込む牛肉の一版です。

キンパは別の料理です。 キンパは、ご飯と具をのりで巻いて切り分けます。このチュモクパプでは、のりは砕いてご飯に混ぜ込み、混ぜたご飯を手で丸く握るので、巻くことも切ることもありません。

チュモクパプと日本のおにぎりは、それぞれ別の名前とレシピを持つ料理です。 どちらも手で握るご飯ですが、別の料理で、名前もレシピも別々です。このブルゴギ版は丸い形で、全体に味がついていて、ご飯にギムジャバンを混ぜ込みます。

よくある質問

何個できますか?

SBS Food のレシピは2人分としていて、個数は示していません。ひとつの大きさで変わります。

牛肉は真ん中に入れますか?

この版では入れません。Su Scott さんのブルゴギ・チュモクパプは、握る前にご飯全体に牛肉を混ぜ込みます。具を詰める作り方をするチュモクパプのレシピもありますが、それは別のスタイルです。

どんなのりを使えばいいですか?

ギムジャバンです。焙煎して味付けしてあり、すでに砕いてあるのりで、このレシピでは大さじ2使います。巻くための普通の全形のりは別の商品で、そのまま代わりにはなりません。

牛肉は何分炒めますか?

SBS Food の手順では、中火で約5分、牛肉に焼き色がつき、ソースがなくなるまでです。これとは別に、FSANZ は、ひき肉は中心が75°C以上になるまで加熱し、温度計で確かめるよう勧めています。時間や色だけで判断しないでください。レシピには準備20分、調理10分という表示もありますが、これは公開されている数字で、世界ごはん紀行編集部が測った時間ではありません。

作り置きやお弁当にできますか?

SBS Food も韓国観光公社も、チュモクパプを持ち歩いたり、お弁当に詰めたりするものとして触れています。ただ、このレシピには保存の日数も、持ち歩ける時間も、冷蔵での日持ちも書かれておらず、温かいうちに食べるところまでで終わっています。調理した食品をあとで使うなら、FSANZ の一般的な助言は、浅い容器に移すなどしてすばやく冷まし、5°C以下の冷蔵庫に入れることです。この料理の安全な保存期間は、お伝えできません。

なぜ大さじ20mlなのですか?

レシピがオーストラリアの計量規格を使っていて、大さじ1が20ml、小さじ1が5mlだからです。

長粒米でも作れますか?

My Korean Kitchen の Sue Pressey さんは、まとまりやすい短粒米か中粒米をすすめ、長粒米はまとまらないことがあると書いています。このレシピは短粒の白米を使います。

主な参考リンク

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