シナモン砂糖をまぶしたねじり形のクァベギ
🌍料理韓国料理

クァベギの作り方|もち米粉入りの生地をねじって揚げる韓国のツイストドーナツ(꽈배기)

約12分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 7

生地を混ぜてこねる

手順1: 生地を混ぜてこねる

大きなボウルで、室温の牛乳、生地用の砂糖60g、イーストをイーストが溶けるまで混ぜます。溶き卵を加えて混ぜ、強力粉・もち米粉・塩を加えて、粉気がなくなり生地がまとまるまで混ぜます。

バターを入れるのは、そのあとです。室温のバターを加えて練り込み、手で10〜15分、なめらかで弾力のある生地になるまでこねます。

STEP 22 / 7

生地を発酵させる

手順2: 生地を発酵させる

生地を丸めてボウルに入れ、覆いをかけます。暖かい場所に約1時間、または体積がおよそ2倍になるまで置きます。時計だけでなく、ふくらみ具合も見てください。

STEP 33 / 7

分割して丸め、休ませる

手順3: 分割して丸め、休ませる

生地を軽く押さえてガスを抜きます。15等分(1個約60g)に分けて、それぞれ丸めます。互いにくっつかないよう離して並べ、清潔な濡れ布巾かラップをかけて15〜20分休ませます。

STEP 44 / 7

ひも状に伸ばし、ねじって端を閉じる

手順4: ひも状に伸ばし、ねじって端を閉じる

生地を1個ずつ、長さ25〜30cmのひも状に伸ばします。最後の数回は、片方の手を前に押し、もう片方の手を手前に引くように左右逆向きに動かして、ひもに張りをもたせます。

両端を持ち上げて合わせると、ひもが自然にねじれます。ねじれが足りなければ、さらに1〜2回ねじります。端をしっかりつまんで閉じ、ねじれが戻らないようにします。

STEP 55 / 7

最終発酵をさせる

手順5: 最終発酵をさせる

オーブンシートを敷いたトレーに、間隔を空けてねじった生地を並べます。軽く覆い、約40分、またはおよそ2倍にふくらむまで置きます。

STEP 66 / 7

油を熱して揚げる

手順6: 油を熱して揚げる

揚げ始める前に、広くて浅い皿に衣用の砂糖110gとシナモン小さじ1を混ぜて用意しておきます。

深くて厚手の鍋に、生地が浮いて自由に動ける深さ5〜10cmまで植物油を注ぎます。油の上には十分な余裕を残してください。170〜175°Cに熱し、温度計でこの範囲を保ちます。

数回に分け、1個ずつまわりに間隔を空けて、そっと油に入れます。最初の面を1〜2分、濃い黄金色になるまで揚げ、返してさらに約30秒、反対の面も黄金色になるまで揚げます。入れるときも返すときも、鍋の上にかがみ込まないようにします。1個ずつしっかり揚げ、次のバッチの前に油温をもう一度確かめます。

STEP 77 / 7

油を切り、衣をつけて出す

手順7: 油を切り、衣をつけて出す

揚げた生地を網に上げ、さっと油を切ります。まだ温かいうちに、1個ずつシナモンシュガーの上で転がして全体にまぶします。すぐに食べてください。

0 / 0
Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

11品目

材料

一回分のクァベギに使う強力粉、もち米粉、牛乳、卵などの材料
生地用の砂糖と衣用の砂糖は、最初から別の器に分けておく
材料 分量 代替・備考
牛乳 275ml イーストと砂糖を溶かす。室温にする
白砂糖(生地用) 60g 生地に入れる
インスタントドライイースト 小さじ3(10g) 生地をふくらませる
卵 大1個 溶きほぐして加える。室温にする
強力粉 400g 生地の骨格になる
もち米粉 150g 粉の一部。普通の米粉で代用しない
塩 小さじ1½ 生地の味つけ
無塩バター 30g 生地がまとまってから練り込む。室温にする
揚げ油(植物油) 深さ5〜10cm分 揚げる
白砂糖(衣用) 110g 衣
シナモンパウダー 小さじ1 衣の砂糖に混ぜる
0 / 0
Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

クァベギ:家でねじって作る市場の軽食

このレシピで守ること

強力粉ともち米粉で作るやわらかい発酵生地を、ひも状に伸ばして折り返しながらねじり、170〜175°Cで黄金色に揚げて、温かいうちにシナモンシュガーをまぶします。

水原(スウォン)の南門ロデオ市場では、ほかの屋台料理と並んでクァベギが手頃な人気の軽食として並んでいる、と韓国観光公社が紹介しています。クァベギ(꽈배기)は、発酵させた生地をひも状にして折り返しながらねじり、揚げて砂糖をまぶしたドーナツです。オーストラリアのSBS Foodは、多くの韓国の人にとって懐かしさのあるおやつとして取り上げています。

この記事では、その市場の軽食を家の台所に持ち込みます。ここで作るのは、SBS Foodが掲載し、ジュリアン・キム(Julian Kim)の料理本『A Day in Seoul』(Smith Street Books)の配合として紹介されているレシピです。強力粉の生地にもち米粉を混ぜ込むのが特徴です。クァベギにはオールパーパスフラワーだけで作るレシピもありますが、それは別の配合なので、この生地には混ぜず、後ほど別にご紹介します。このレシピは世界ごはん紀行編集部では試作していません。分量・温度・各段階の時間は、公開されているSBS Foodのレシピのとおりです。

所要時間についての注記

SBS Foodのレシピカードに書かれた発酵時間の合計は、手順の中の時間と合いません(一次発酵は約1時間、分割後に別途15〜20分休ませ、最終発酵は約40分)。そこでこの記事では合計時間を示さず、各段階の時間と「生地がおよそ2倍にふくらむ」といった見た目の目安を並べています。カードの準備時間と調理時間も工程全体をカバーしていないため、ここには載せていません。


クァベギとは:発酵生地をねじって揚げた軽食

調べた範囲のレシピに共通するのは、発酵生地をねじった形に整え、油で揚げて、砂糖で仕上げるという骨格です。Korean Recipe Archiveの短い家庭向けレシピも、大まかな流れは同じです。そのうえで、使う粉はレシピごとに違います。

ここで使う配合は、強力粉400gともち米粉150gです。一方、広く知られているマンチ(Maangchi)のレシピはオールパーパスフラワーだけで作ります。作者は、クァベギを韓国のベーカリーや街角で見かける放課後のおやつだと説明しています。どちらかが唯一の伝統的な配合というわけではなく、同じ種類の軽食を作る二通りの方法です。マンチのレシピは分量も、ひもの長さも、揚げ方の細部も違うので、この記事の分量には混ぜず、作るときは別のレシピとして追ってください。

水原の市場は、現在クァベギが売られている場所の一例で、発祥地を示すものではありません。この記事のもとになった資料では歴史的な起源が確認できていないため、由来の話は書きません。同じ食卓の料理は韓国のページでも紹介しています。


選び方と代用

生地には小麦、乳、卵が入っています。衣は砂糖とシナモンだけです。衣用の砂糖110gは皿に用意する量で、全部を使い切る必要はありません。

もち米粉は、もち米から作った粉です。うるち米から作る普通の米粉は別の材料なので、代わりに使わないでください。日本の白玉粉ももち米から作られますが、挽き方や加工が違う可能性があり、同じ重さで置き換えられるかは確認できていません。パッケージで「もち米粉」と書かれているものを選びます。

強力粉が生地の骨格をつくります。薄力粉や菓子用の粉には替えないでください。インスタントドライイーストはここでは牛乳に直接混ぜるので、ほかの種類の乾燥酵母ではなく、インスタントタイプであることを確認します。揚げ油は、揚げ物に向いた普通の植物油で十分です。

道具

  • 大きめのボウル
  • こねたり伸ばしたりするための清潔な作業台かまな板
  • 生地にかける清潔な濡れ布巾かラップ
  • オーブンシートを敷いたトレー
  • 油の上に十分な余裕がとれる、厚手で深く安定した鍋
  • 油温を測る温度計
  • 長いトングまたは穴あきお玉
  • 油を切る網
  • シナモンシュガーを入れる広くて浅い皿

うまくいかないときの確認点

作り方の順に、確認したいところをまとめました。見るべき点であって、必ず直るという保証ではありません。

見えること 確認すること 対処
1時間たっても生地があまりふくらまない およそ2倍になっているか 暖かい場所でもう少し待つ。目安は時間だけでなく体積
休ませている間に生地の表面が乾く 休ませるときに覆っていたか 休ませるどの段階でも、清潔な濡れ布巾かラップをかけておく
ねじった生地がほどける 端を閉じたか、十分にねじったか 成形のときにあと1〜2回ねじり、端をしっかりつまんで閉じる
鍋の中で生地同士がくっつく 一度に何個入れたか 1バッチの数を減らし、それぞれが自由に浮ける間隔をとる
バッチごとに色が違う 油温 温度計を見て、バッチごとに170〜175°Cに戻す
衣がつかない 冷めるまで置いていないか さっと油を切ったら、温かいうちにまぶす

アレンジ

  • このレシピ(基本):強力粉ともち米粉で、15個に分けます。
  • 砂糖だけの衣:シナモンを抜くかどうかは好みです。基本のレシピでは入れています。
  • 衣の量を加減する:生地にどれだけ砂糖をつけるかは好みで決められます。110gは皿に用意する量で、使い切る必要はありません。
  • 牛乳を添える:クァベギは牛乳と一緒に出します。

よくある質問

クァベギとは何ですか?

クァベギ(꽈배기)は、発酵生地をひも状にしてねじり、揚げて砂糖をまぶした韓国のねじりドーナツです。SBS Foodは懐かしいおやつ、マンチはベーカリーや街角で売られる放課後のおやつ、韓国観光公社は水原の南門ロデオ市場の手頃な軽食の一つとして紹介しています。

もち米粉は必要ですか?

このレシピでは必要で、150gを使います。マンチのレシピのようにオールパーパスフラワーだけで作るクァベギもありますが、それは別の配合として書かれています。このレシピからもち米粉を抜いたり、ほかの粉に替えたりした場合は試していないため、おすすめしません。

油の温度は何度にしますか?

SBS Foodのレシピでは、深さ5〜10cmの油で170〜175°Cです。バッチごとにこの範囲を保つには、温度計がいちばん確実です。

全部でどのくらい時間がかかりますか?

こね10〜15分、一次発酵約1時間(またはおよそ2倍になるまで)、分割後の休ませ15〜20分、最終発酵約40分(またはおよそ2倍になるまで)、そのあとバッチごとの揚げ、という流れです。SBS Foodのレシピカードにある発酵時間の合計は手順の時間と合いません。揚げる時間も何バッチ必要かで変わるため、ここでは合計時間を示していません。

作り置きや、残ったときの保存はできますか?

SBS Foodのレシピは、温かいうちに衣をつけてすぐに出すとしています。マンチも、揚げたてがいちばんおいしいと書いています。マンチには残りを冷凍する説明もありますが、このレシピの保存期間や温め直しの方法について確認できた情報はないので、記載しません。

黄金色になれば火が通ったと判断してよいですか?

レシピで揚げ具合の目安にしているのは色ですが、色はあくまで目安で、火が通った証明にはなりません。ねじった生地を両面ともしっかり揚げ、油を170〜175°Cに保ち、生の生地は決して味見しないでください。

主な参考リンク

レシピ一覧に戻る