殻付きのカニの身が見えるカニ粥を、飾りを足さずに器へ盛ったところ
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マカオのカニ粥の作り方|思い出の一杯を家で再現した家庭レシピ(家常版澳门水蟹粥)

約11分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 9

カニを洗って切る

手順1: カニを洗って切る

小さな歯ブラシで、カニの表面をしっかり磨いて洗います。

カニをぶつ切りにします。キッチンばさみを使うと、蟹黄がまな板に残らず、鍋に入りやすくなります。蟹黄があるときは、切り分けたカニにつけたままにします。

STEP 22 / 9

米を洗い、塩とピーナッツ油を混ぜて15分置く

手順2: 米を洗い、塩とピーナッツ油を混ぜて15分置く

米80gを洗います。

洗った米に、塩とピーナッツ油を適量混ぜます。

そのまま15分置きます。米は塩と油の中で休ませるもので、水に浸すのではありません。

STEP 33 / 9

干し貝柱とちぎった腐皮を水に入れて沸かす

手順3: 干し貝柱とちぎった腐皮を水に入れて沸かす

鍋に3Lの水を入れます。干し貝柱を加え、腐皮をちぎって、水が沸く前に入れます。

鍋を沸かします。

STEP 44 / 9

湯が沸いたら米を入れる

手順4: 湯が沸いたら米を入れる

水が沸いたら、置いておいた米を加えます。

STEP 55 / 9

強火で20分、混ぜながら煮る

手順5: 強火で20分、混ぜながら煮る

強火で20分煮ます。吹きこぼれないよう、混ぜます。

STEP 66 / 9

中火で30分煮る

手順6: 中火で30分煮る

火を中火に落として、30分煮ます。

STEP 77 / 9

弱火で20分煮る

手順7: 弱火で20分煮る

さらに火を弱めて、弱火で20分煮ます。米の粒が開き、粥がなめらかになったら、次へ進みます。

STEP 88 / 9

カニを入れて4分煮る

手順8: カニを入れて4分煮る

米が開いて粥がなめらかになったら、ぶつ切りにしたカニを入れて、4分煮ます。

STEP 99 / 9

冬菜を入れて1分煮る

手順9: 冬菜を入れて1分煮る

冬菜を加えて、1分煮ます。提供する前に、下の注意のとおりにカニを確かめます。

米国政府の食品安全サイトFoodSafety.govは、カニ(エビ、ロブスター、ホタテも同じ表)について、身が真珠色または白く、不透明になるまで加熱するよう案内しています。この案内は手順とは別のもので、ここに示した時間を裏づけるものではありません。カニの種類・大きさ・重さ、そして生から始めるのか加熱済みなのかは分かっていません。そのため、カニの4分と冬菜の1分を、どのカニにも通用する安全な加熱時間とみなすことはできません。手順の順序は守ってください。そのうえで、出す前にカニの身が白く不透明になっているかを確かめます。そうなっていなければ、提供する前に加熱を続けます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

カニ1匹、米80g、水、塩、ピーナッツ油、腐皮、干し貝柱、冬菜を並べたところ
材料は全部で8点

分量が決まっているのはカニ、米、水の3つだけで、残りの5つは適量です。水の3Lは鍋に最初に入れる量であり、仕上がりの量ではありません。

材料 分量 代替・備考
カニ(蟹) 1匹 歯ブラシで洗ってぶつ切りにし、最後に加える
米(大米) 80g 粥の主役
水(清水) 3L 最初に鍋へ入れる水
塩(盐) 適量 洗った米に混ぜ、置いてなじませる
ピーナッツ油(花生油) 適量 塩と一緒に洗った米へ混ぜる
腐皮(fupi、豆腐の皮) 適量 ちぎって、沸く前の水に入れる
干し貝柱(江瑶柱) 適量 沸く前の水に入れる
冬菜 適量 カニのあと、最後に加える
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思い出の一杯を、家の台所で再現する

この鍋で守りたいこと

米をゆっくり煮て、粒が開いて粥がなめらかになるまで待つこと。カニと冬菜は、いちばん最後に加えます。作者が書いた時間は、その人のやり方の記録です。カニに安全に火が通った時点を示すものではありません。

このレシピの出発点は、ひとつの記憶です。中国のレシピサイト下厨房(Xiachufang)に「元气满满的马卡龙」の名前で投稿している家庭の料理人が、マカオで食べたカニ粥を思い出し、自分の台所で再現してみました。2024年に公開されたのが「家常版澳门水蟹粥」、つまり「家庭風のマカオ水蟹粥」です。

この記事は、その投稿に沿って進めます。一人の家庭料理人による再現であって、レストランや料理人のレシピではなく、マカオの粥の唯一の正統版でもありません。手順は素直です。洗った米に塩とピーナッツ油をなじませて置き、干し貝柱とちぎった腐皮を、沸く前の水に入れます。米は強火・中火・弱火の順に煮ていきます。カニを入れるのは米が開いて粥がなめらかになってからで、冬菜は終わりの1分前に加えます。

試作はしていません

世界ごはん紀行編集部では、このレシピを台所で試していません。以下の分量・順序・時間は、作者が公開したとおりです。作者が分量や細部を書いていないところは、この記事でも補いません。

マカオのお粥と、このレシピの出どころ

このページには、役割の違う資料が2つあります。地域の背景と、分量・手順は別の資料です。マカオ政府観光局は、お粥をマカオのローカルフードとして挙げ、朝食の料理として説明しています。おすすめの一例には、淡水ガニを丸ごと1匹入れたお粥もあります。ここから分かるのは地域の食卓の様子までで、このレシピのカニや分量、手順については何も語っていません。

分量・手順・時間はすべて、下厨房の1本の投稿によるものです。カニの種類は特定できません。投稿の本文には羔蟹(奄仔)という言葉が出てきますが、材料欄は「カニ1匹」とあるだけです。この言葉からも、観光局の「淡水ガニ」という表現からも、種類は決められません。この記事も種を推測しません。同じ土地のほかの料理は、マカオの国別ページでも紹介しています。


道具

  • カニを洗うための、小さくて清潔な歯ブラシ
  • まな板と、包丁またはキッチンばさみ
  • 米を洗って置いておくボウル
  • 3Lの水が入る鍋と、かき混ぜる道具

選び方と代用

カニは1匹を使い、洗ってぶつ切りにします。事前の下ゆでも、加熱済みカニやほぐし身で作る方法もありません。洗い方は歯ブラシで磨くだけです。カニに蟹黄(卵や内子にあたる部分)が入っていれば、そのままカニの一部としてつけておきます。別の材料や飾りとして扱いません。

米は80gを使います。水の3Lは、最初に入れる量です。

腐皮(fupi)、干し貝柱(江瑶柱)、冬菜は、この名前で探します。腐皮を、ほかの豆腐製品と同じものとして扱わないでください。冬菜は保存加工した野菜で、生のキャベツなどではありません。どの材料にも、代用品は示されていません。

生姜、ねぎ、にんにく、酒、追加のだし、仕上げの油は加えません。

鍋の前でつまずきやすい点

状況 対処の目安
強火の段階で、鍋が吹きこぼれそう この段階で混ぜるのは、吹きこぼれを防ぐためです。混ぜる頻度は決まっていません
米がカニを入れる状態か分からない 目安は、米の粒が開き、粥がなめらかになっていることです。これ以上の指示はありません
提供するとき、カニの身が白く不透明になっていない 上の FoodSafety.gov の案内に従い、提供する前に加熱を続けます
米を水に浸したくなる 15分は塩とピーナッツ油をなじませて置く時間だけです。水に浸す工程はありません

レシピには保存や温め直しの案内がないため、この記事でも案内しません。

このレシピが台所の人に任せている部分

家庭の一つのやり方なので、いくつかの選択はコンロの前に立つ人に任されています。

  • お米。 作者が五常米を選んだのは、普段使っているお米だからです。必須ではなく、作者自身の選択として紹介されています。
  • カニの切り方。 ハサミは切り方の一例として挙げられています。蟹黄がまな板に残らずに済むからです。
  • 調味料や具の量。 塩、ピーナッツ油、腐皮、干し貝柱、冬菜は、いずれも「適量」です。それぞれの量は自分で決めます。

材料の代用や追加は、示されていません。

よくある質問

最初に見てほしいこと

作者の順序で段階を進め、提供前にカニを確かめること。以下の質問の多くは、この2点に戻ってきます。

何人分できますか?

作者は3人分の材料として載せています。仕上がりの量は書かれていません。

「半カップ」の米とは、どのくらいですか?

元の投稿には「80g / 半カップ」と併記されていますが、どの大きさのカップかは書かれていません。この記事では80gを使います。

米は15分、水に浸しますか?

浸しません。洗った米に塩とピーナッツ油を混ぜて、15分置きます。水に浸けるのではありません。

水3Lで、粥も3Lできますか?

できません。3Lは最初に入れる水の量です。出来上がりの粥がどれだけになるか、どのくらいの濃さにするかは、書かれていません。

カニは4分で足りますか?

4分は作者が示した時間で、そのあとに冬菜の1分が続きます。どちらも、安全性を確かめた時間ではありません。提供する前に、カニの身が真珠色または白く、不透明になっているかを確かめてください。なっていなければ、加熱を続けます。

どんなカニを使えばいいですか?

材料は「カニ1匹」とあるだけで、種類、重さ、大きさ、生か加熱済みかは書かれていません。投稿の本文には羔蟹(奄仔)という言葉が出てきますが、この記事は、その言葉からも、マカオ政府観光局の「淡水ガニ」の紹介からも、種類を決めません。

主な参考リンク

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