マカロニに牛テール入りのトマトスープを注いだ一杯
🍽️分量4〜5人分
🌍料理マカオ料理

マカオの牛テールトマトスープマカロニ|別ゆでの通粉に煮込みスープを注ぐ朝食

約13分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 10

牛テールを下ゆでする

手順1: 牛テールを下ゆでする

小鍋に湯を沸かし、関節で切った牛テールを入れて、約5分下ゆでします。

STEP 22 / 10

下ゆでした牛テールの湯を捨て、すすぐ

手順2: 下ゆでした牛テールの湯を捨て、すすぐ

ゆで湯を捨て、ざるに上げた牛テールを水ですすいで置いておきます。水が飛び散らないよう、そっとすすいでください。シンクまわりは清潔に保ち、加熱済みの食品や清潔な器具を、肉や肉の汁から離しておきます。

STEP 33 / 10

玉ねぎとセロリを柔らかくする

手順3: 玉ねぎとセロリを柔らかくする

大きくて厚手の鍋を中火にかけ、オリーブ油を少々入れます。玉ねぎとセロリを加え、柔らかくなり始めるまで炒めます。

STEP 44 / 10

牛テールを短く炒める

手順4: 牛テールを短く炒める

下ゆでした牛テールを鍋に加え、玉ねぎとセロリと一緒に1分炒めます。

STEP 55 / 10

野菜、ストック、ハーブを加え、水で覆う

手順5: 野菜、ストック、ハーブを加え、水で覆う

にんじん、トマト、ビーフストック1 L、ローリエ、タイム、乾燥バジル、黒粒こしょう、トマトピューレを加えます。肉と野菜がちょうど覆われるまで水を注ぎます。じゃがいもはまだ入れません。

STEP 66 / 10

肉が骨から外れるまで弱火で煮る

手順6: 肉が骨から外れるまで弱火で煮る

沸騰したら火を弱め、静かに煮立つ状態を保って、肉が骨から外れるまで約2〜3時間煮ます。強く沸かさないでください。肉がまだ骨についているなら、同じ弱火のまま煮続けて、もう一度確かめます。

STEP 77 / 10

最後の15分にじゃがいもを入れ、味を調える

手順7: 最後の15分にじゃがいもを入れ、味を調える

煮込みの最後の15分に、じゃがいもを加えて柔らかくなるまで煮ます。スープを味見し、ストックの塩気を考えながら、塩を適量加えます。

STEP 88 / 10

マカロニを別鍋でゆでる

手順8: マカロニを別鍋でゆでる

スープが仕上がるあいだに、別の鍋で湯を沸かし、マカロニ150 gを袋の表示どおりにゆでます。マカロニをスープの中でゆでてはいけません。

STEP 99 / 10

マカロニを器に分け、スープを注ぐ

手順9: マカロニを器に分け、スープを注ぐ

マカロニの湯を切って器に分けます。熱いスープ、牛テール、野菜をおたまで上から注ぎます。

STEP 1010 / 10

各ボウルにオリーブ油を回しかける

手順10: 各ボウルにオリーブ油を回しかける

各ボウルにオリーブ油を小さじ1ずつ回しかけて、食卓に出します。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

17品目

材料

牛テールのトマトスープと別ゆでマカロニの材料
骨付きの牛テール、スープ用の野菜、ハーブ、ストック、足し水、乾燥マカロニ
材料 分量 代替・備考
牛テール(関節で切った骨付き) 1 kg スープの主役。先に下ゆでしてから煮る
オリーブ油(炒め用) 少々 玉ねぎとセロリを柔らかくする
玉ねぎ 中1個 皮をむいて粗く刻む
にんじん 大2本 皮をむいて小さめの塊に切る
セロリ 4本 粗く刻む
トマト 3個 4つ割り
じゃがいも 中3個 皮をむいて小さめの塊に切る。終盤に加える
トマトピューレ 大さじ2 トマトの風味を深める
黒粒こしょう 小さじ1/2 香りづけ
ローリエ 3枚 香りづけ
生タイム 2枝 香りづけ
乾燥バジル 小さじ1弱 香りづけ
ビーフストック(有機) 1 L スープのベースになる液体
水 肉と野菜を覆う量 ストックに足す
塩 適量 最後に味を見て調える
マカロニ(通粉) 150 g 別鍋で袋の表示どおりにゆでる。全体でこの量
オリーブ油(仕上げ用) 各ボウル小さじ1 盛ったボウルごとに回しかける
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

牛テールのトマトスープを、ゆでたてのマカロニに注ぐ

この一杯で守ること

牛テールは、肉が骨から外れるまで弱火で煮ます。マカロニは別の鍋でゆで、スープと合わせるのは器の中だけにします。

マカオ政府観光局は、牛テールのトマトスープマカロニ(Macaroni in Oxtail Tomato Soup)を、地元の人に好まれる朝食であり、マカオのレストランのメニューでもよく見かける一品として紹介しています。作り方の骨組みは単純です。牛テールと野菜を何時間も煮て、ほどよい酸味と甘みのあるトマトスープに仕上げ、先にゆでておいたマカロニへ注ぎます。

決まった一つの配合があるわけではありません。観光局の説明では、使う材料は店によって違い、よく使われるものとして牛テール、にんじん、玉ねぎ、トマト、セロリ、キャベツが挙げられています。一方、この記事の分量つきレシピは別のものです。食文化の書き手で家庭料理を作るLydia Wongさんが、マカオのカフェやレストランでこのスープをマカロニと食べたと書いている家庭版で、4〜5人分、じゃがいも、ローリエ、生タイム、乾燥バジルを使い、キャベツは入りません。ここでは二つを混ぜず、家庭版は家庭版のまま、店の一般的な説明とは分けて紹介します。

このレシピについて

Lydia Wongさんの作り方は、番号のない文章で書かれています。以下の10工程は、作りやすいようにこちらで区切ったもので、順序は元のとおりです。世界ごはん紀行編集部で試作したレシピではありません。

マカロニをスープ鍋に入れない理由

観光局の説明と家庭版のレシピは、組み立てが一致しています。スープは長時間煮込み、マカロニは先にゆでておき、食べるときにはじめてスープと出会います。家庭版では、パスタを袋の表示どおりに別ゆでし、器に分けて熱いスープを注ぎます。マカロニはスープ鍋で煮ません。

味は二方向から来ます。観光局はスープを、ほどよい酸味と甘みと説明しています。家庭版では、トマト側の味を生のトマトと少量のトマトピューレが、肉側の味を骨付き牛テールとビーフストックが受け持ちます。にんじん、玉ねぎ、セロリがスープに厚みを出し、じゃがいもは終盤に加えます。

名前の似た料理と混同しやすい点にも触れておきます。香港には、牛テールではなく薄切り牛肉を使うトマト牛肉マカロニスープがあり、HK01が紹介しているレシピでは、ケチャップ、醤油、オイスターソースなどの調味料も使います。マカロニを別に調理する点は似ていますが、別の料理です。ここではその材料も分量も使っていません。ジャマイカのオックステールシチュー、台湾牛肉麺、ウクライナのボルシチのように、牛テールやトマトを使う料理はほかにもありますが、いずれも部位、香辛料、組み立てが違う別の料理です。


道具

  • 牛テールを下ゆでする小鍋
  • ざる
  • スープ用の大きくて厚手の鍋
  • マカロニ用の別の鍋
  • へら
  • おたま
  • 小さじ
  • 盛り付ける器

選び方と代用

牛テール。 関節で切った骨付きのものを1 kg用意します。骨を除いた肉1 kgではなく、骨付きのまま量ります。

ビーフストックと塩。 有機ビーフストックを1 L使います。市販品は塩気も濃さも商品ごとに違うため、塩は仕上がったスープを味見してから加えます。水は肉と野菜が覆われる量を足しますが、全体の液体の量は鍋と牛テールの大きさで変わります。

トマトピューレ。 大さじ2を使います。この家庭版には、ケチャップなどほかのソースは入りません。

ハーブ。 ローリエ、生タイム、乾燥バジルのままにします。飾りの生バジルは、この家庭版には含まれません。

マカロニ。 スーパーで買える普通の乾燥ショートマカロニが使いやすい選択です。ほかの形のパスタを使う場合は、ご自身のアレンジと考えてください。150 gは1杯分ではなく、作る分全体の量です。

キャベツ。 この家庭版はじゃがいもを使い、キャベツは入れません。キャベツを試したい場合は後述のアレンジを参照してください。ここでの作り方には含まれません。


うまくいかないときの直し方

見るポイントは二つです。骨から外れる肉の状態と、ストックしだいで変わる塩加減です。煮込みの温度は、家庭版のレシピにも観光局の説明にも示されていません。目安は、低い火でのおだやかな煮立ちです。

困りごと 考えられる原因 直し方
2〜3時間たっても肉が骨についている 肉が大きい、または煮込みがまだ終点に達していない 同じ弱火で煮続け、もう一度肉を確かめる。時間ではなく状態で判断する
スープがぐらぐら沸いている 火が強すぎる おだやかな煮立ちまで火を弱める
じゃがいもが崩れる 入れるのが早い、または煮すぎ 最後の15分だけ加える
スープがしょっぱい ストックが塩辛い、または味見の前に塩を入れた 次回は仕上がったスープを味見してから塩を加える
スープの味がぼんやりする ストックに対して塩が足りない 塩を少しずつ加え、そのつど味見する
マカロニが柔らかくふくらんでいる スープで煮た、またはスープに浸したままにした 別鍋でゆで、食べる直前にスープを注ぐ

残りの扱い

家庭版のレシピには保存の案内がないため、ここではマカオ市政署(Macao Municipal Affairs Bureau)の食品安全リーフレットの、残り物についての案内に従います。食卓に出してから2時間以内に冷蔵し、できるだけ早く食べます。温め直すときは、全体を75°C超までしっかり加熱します。保存できる日数は示されていないため、ここでも目安は書きません。75°Cは残りを温め直すときの数値で、最初の長い煮込みの温度ではありません。

アレンジ

上の作り方は、家庭版をそのまま書いたものです。以下は元のレシピから外れる案なので、作り方の一部ではなく、ご自身の変更として考えてください。

アイデア 取り入れ方
ストックが塩辛い 塩は控えめにし、最後に味見してから調える。手順7と同じ調整
食卓で辛さを足す 辛味が欲しければ、各自が自分のボウルに唐辛子系の調味料を足す。レシピ外の任意の追加
マカロニを増やす パスタの量を増やす場合は別の選択として考え、これまでどおり別鍋でゆでる
キャベツ キャベツは観光局が店でよく使う材料として挙げている。加えると、この家庭版とは別の変種になる

ハーブは、ローリエ、生タイム、乾燥バジルのままにしてください。

よくある質問

キャベツは入れるものですか?

マカオ政府観光局は、キャベツをよく使われる材料の一つに挙げ、店によって違うと説明しています。この記事が従うLydia Wongさんの家庭版にはキャベツが入りません。どちらもこの料理の姿ですが、別の版なので、ここでは混ぜていません。

マカロニはスープで煮てもよいですか?

いいえ。家庭版では、マカロニを袋の表示どおりに別ゆでし、器に分けて熱いスープを注ぎます。観光局も、先にゆでたマカロニへスープを合わせる料理として説明しています。

牛テールが骨から外れないときは?

煮込みがまだ終点に達していません。2〜3時間は目安で、本当の合図は肉が骨から外れることです。同じ弱火のまま煮て、もう一度確かめてください。

水と塩はどのくらい入れますか?

家庭版には決まった分量がありません。1 Lのストックに加えて肉と野菜が覆われる量の水を足し、塩はストックの塩気を確かめてから味を見て加えます。

牛テール1 kgは、肉だけの重さですか?

レシピには、関節で切った牛テール1 kgとあり、骨を含む重さかどうかは書かれていません。骨から外した肉1 kgではなく、買ってきた骨付きの牛テールの重さと読んでください。

残りはどのくらい持ちますか?

保存できる日数は示されていないため、ここでも書きません。マカオ市政署の食品安全リーフレットに従い、食卓に出してから2時間以内に冷蔵し、できるだけ早く食べ、全体を75°C超まで温め直してください。

主な参考リンク

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