ココナッツミルクと炒りごまのソースの小鉢に揚げバナナを浸すチュオイ・チエン
🍽️分量4〜6人分
🌍料理ベトナム料理

チュオイ・チエン(ベトナム風揚げバナナ)の作り方|ココナッツごまソース添え

約13分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 8

バナナの皮をむいて平らにする

手順1: バナナの皮をむいて平らにする

バナナの皮をむきます。1本ずつ、包丁の平らな側か2枚目のまな板でそっと押し、薄く均一にします。力をかけすぎず、一定の力で押すだけで十分です。

STEP 22 / 8

衣を混ぜて置いておく

手順2: 衣を混ぜて置いておく

大きなボウルに、調製粉340 g、水1¾ cups、塩ひとつまみ、グラニュー糖3 tbsp、衣用のココナッツミルク60 mlを入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜます。そのまま置いておきます。出典には置く時間が書かれていないので、ソースを作っている間そのままにしておけば十分です。

STEP 33 / 8

ココナッツソースを半量まで煮詰める

手順3: ココナッツソースを半量まで煮詰める

小鍋にココナッツミルク340 ml、塩1 tsp、グラニュー糖2 tbspを入れます。ごまは鍋に入れません。ときどき混ぜながら煮て、半量に減ってとろみがついたら火から下ろします。味を見て、塩か砂糖を少し足してもかまいません。足す量は出典に書かれておらず、好みで決めます。

STEP 44 / 8

油を温め、少量の衣で確かめる

手順4: 油を温め、少量の衣で確かめる

大きな鍋か中華鍋に、深揚げできる量の植物油を入れて温めます。準備ができたかを見るには、少量の衣を落とします。泡立って、油の表面に浮いてくれば合格です。出典が示す目印はこれだけで、温度計の数字は書かれていません。

STEP 55 / 8

平らにしたバナナに衣をつける

手順5: 平らにしたバナナに衣をつける

平らにしたバナナを1枚ずつ衣にくぐらせ、全体をおおいます。使うのは手順2の衣だけで、粉やほかの材料を足すことはありません。

STEP 66 / 8

何回かに分けて、きつね色になるまで揚げる

手順6: 何回かに分けて、きつね色になるまで揚げる

衣をつけたバナナを、何回かに分けて表面がきつね色になるまで揚げます。1回に何枚入れるか、何分揚げるかは、お使いの鍋と目で判断します。このレシピは一度揚げです。

STEP 77 / 8

網にあげて油を切る

手順7: 網にあげて油を切る

揚がったバナナを油から引き上げ、網にのせて油を切ります。残りも同じように揚げます。

STEP 88 / 8

ソースを注ぎ、ごまを散らして、すぐに出す

手順8: ソースを注ぎ、ごまを散らして、すぐに出す

揚げたバナナを皿に並べます。ソースは小鉢に注ぎ、炒りごま3 tbspをソースの上に散らして、すぐにつけながら食べます。

手順3のソースは半量まで煮詰めるのが目安です。まだゆるいと感じたら、ときどき混ぜながら煮続けます。ごまは鍋の中で煮ず、小鉢に注いでから散らすこと。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

11品目

買い出しの前に

熟れたレディーフィンガーバナナ、調製粉、水、別々に計ったココナッツミルク、砂糖、塩、植物油、ごま
衣用とソース用のココナッツミルクは、最初から別々に計っておく

分量はSBSの掲載どおりで、増減していません。収量は4〜6人分と書かれています。

材料 分量 代替・備考
熟れたレディーフィンガーバナナ 1 kg 皮をむいて平らに押す。1 kgが皮をむく前か後かは出典に記載なし
バナナ揚げ粉の調製粉(bột chiên chuối) 340 g 衣のもと。ベトナムのバナナ揚げ用の調製粉で、成分とブランドは指定なし
水 1¾ Australian cups 衣をのばす
塩(衣用) ひとつまみ 衣の味つけ
グラニュー糖(caster sugar) 3 Australian tbsp 衣の甘み
ココナッツミルク(衣用) ¼ cup(60 ml) 衣に入れる分
植物油 深揚げできる量 出典に量と温度の記載なし
ココナッツミルク(ソース用) 340 ml 衣用とは別に計る
塩(ソース用) 1 Australian tsp ソースの味つけ
グラニュー糖(ソース用) 2 Australian tbsp ソースの甘み
炒りごま 3 Australian tbsp 小鉢に注いだソースに散らす
準備

豪州式の計量の読み方

SBSはクックノートで、1 cupは250 ml、1 tablespoonは20 ml、1 teaspoonは5 mlと定めています。とくに大さじ(tablespoon)は注意が必要です。お手持ちの計量スプーンの容量を確かめてから、砂糖とごまを量ってください。この定義にしたがえば、水の1¾ cupsは437.5 mlです。砂糖、塩、ごまは体積でしか示されていないので、グラム換算はしません。

細かい食い違いがひとつあります。250 mlのカップの¼なら62.5 mlですが、材料表のココナッツミルクは「¼ cup(60 ml)」と書かれています。表記どおり、60 mlを使ってください。

準備

ココナッツミルクは2回に分けて計る

SBSの紹介文には、ココナッツミルク1缶を衣とソースに分ける、という趣旨の説明があります。ただし缶の容量は書かれておらず、缶によってまちまちです。容器に残った分を適当に入れるのではなく、衣に60 ml、ソースに340 mlと、それぞれ計ってください。

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Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

熟れたレディーフィンガーバナナの皮をむき、平らに押しつぶして、なめらかな衣にくぐらせ、油で何回かに分けて揚げていきます。表面がきつね色になった揚げバナナの隣には、塩と砂糖を加えて煮詰めたココナッツミルクの小鉢。炒りごまを散らしたら、すぐに食卓へ。平らなバナナ、ひとつの衣、別添えのソース。これがチュオイ・チエンです。

チュオイ・チエン ― 平らなバナナと、別添えのソース

この皿で守りたいこと

熟れたバナナを平らにすること、衣をひとつの生地でなめらかに作ること、きつね色まで揚げること、そして半量まで煮詰めたココナッツミルクのソースを別の小鉢で待たせておくこと。炒りごまは最後にソースへ散らし、衣にも鍋にも入れません。

ここで作るのは、SBS Foodに載っているチュオイ・チエンです。紹介文はこのデザートをJillian Nguyễnのものとしています。レシピは、材料、分量、作り方、ソースまで、この1ページを一式として採りました。

この料理名はひとつの配合だけを指すわけではないので、始める前に押さえておきたい点が3つあります。衣のもとは家庭の粉の配合ではなく、ベトナムの調製済みバナナ揚げ粉であること。計量が豪州式であること。そしてココナッツミルクを、役割の違う2つの分量に分けて使うこと。これさえ整理できれば、作り方そのものは短く済みます。ベトナムのほかの料理も見てみたい方は、ベトナム料理の記事もどうぞ。

チュオイ・チエンとは ― 南部のおやつ

チュオイ・チエンは「揚げバナナ」の意味で、VietNamNet Globalは英語でおおよそ「fried banana cake」にあたると説明しています。同紙は、ベトナム南部の省で食べられるおやつで、家庭で作られるほか、おやつの売り手が売ってきたと伝え、売ることが暮らしの糧にもなったと述べています。

同じ記事には、ホーチミン市の売り手の一例が出てきます。その人の揚げバナナはバターで揚げるのが珍しい、という話です。これはあくまで1人の売り手の例で、標準的な作り方ではありませんし、今バター揚げがどれくらい一般的かを示すものでもありません。この記事のレシピは植物油を使い、バターは使いません。

資料からわかるのは、家庭で作る面と屋台で売る面の両方があるおやつだ、というところまでです。どの家庭、どの地域にも共通するひとつの配合があるとは言えませんし、料理の起源もたどれないので、この記事でも触れません。以降は、すべてSBS版の内容です。

道具

  • バナナを押さえるための包丁(平らな側)または2枚目のまな板
  • まな板
  • 衣用の大きなボウルと泡立て器
  • ソース用の小鍋
  • 揚げ用の大きめの鍋または中華鍋
  • 衣で油の状態を確かめるためのスプーン
  • 油を切るための網(ワイヤーラック)
  • 盛りつけ用の皿とソース用の小鉢

うまくいかないときの見直し方

出典に失敗対策の記載はありません。ただ、それぞれの目印を見直せば、次に進んでよいかどうかがわかります。

見えた状態 目印が示すこと どうするか
落とした少量の衣が、泡立たずに静かに沈む 出典が求める油の状態にまだ達していない さらに温めて、少量の衣でもう一度確かめる
ソースがまだゆるい 半量まで煮詰まっていない ときどき混ぜながら、半量になってとろみがつくまで煮る
衣にだまが残っている まだなめらかになっていない 置く前に、もう少し泡立て器で混ぜる
衣の色が白っぽいまま きつね色に届いていない 表面がきつね色になるまで油の中に置く
ごまを鍋や衣に入れてしまった このレシピでは早すぎる 次回は、手順8で小鉢に注いだソースに散らす

選び方と代用

いちばん特殊な材料がbột chiên chuối、つまりバナナ揚げ用の調製粉です。SBSのページには成分もブランドも書かれていません。ほかの資料にも、中身や、ベトナム国外での買い方を確かめられる記述はありませんでした。そのため、この記事では家庭の粉の配合も、同等の商品も示しません。探すときはベトナム語名で検索し、商品ラベルで原材料を確かめてください。

別のレシピにある米粉と小麦粉の配合を借りたくなるかもしれませんが、それは別の衣です。次の節で触れますが、調製粉の代用として裏づける資料はありません。

SBSの材料表はレディーフィンガーバナナの熟れたものを使っています。紹介文には、banaito、mazano、xiemなど別の品種も試せる、と書かれています。ただしこれは試してみる提案で、同じ仕上がりになるという意味ではありません。1 kgを皮つきで量るか皮なしで量るかも、出典にはありません。

注意

このレシピにはごまとココナッツが入っています。調製粉の成分が指定されていないので、小麦やそのほかのアレルゲンについては、購入する商品のラベルで確認してください。共用設備に関する表示も見てください。ラベルで確認できるまでは、特定の調製粉にアレルゲンが入っていないと決めつけないでください。

食べ方と残り

SBSは、揚げバナナをソースとともにすぐ出すよう求めています。ごまを散らすのも、その直前です。残りの保存、冷蔵、温め直しについては出典に案内がないため、この記事でも案内しません。

同じ名前の別レシピ

チュオイ・チエンはひとつの決まった配合ではありません。 Helen Leの「Fried Banana - Chuối chiên / Bánh chuối chiên」は別の版です。衣には米粉、小麦粉、砂糖、水、好みでターメリックを使い、衣を15分休ませ、バナナを二度揚げして、間に衣にもう一度くぐらせます。さつまいもとココナッツの果肉を組み合わせた作り方も載っています。ページの題名には、チュオイ・チエンとバイン・チュオイ・チエンの2つの名前が並んでいます。

その粉も、15分の休ませ時間も、二度揚げも、さつまいもやココナッツの果肉も、SBS版には入れません。それぞれのレシピは、それ自体で一式として成り立っています。どちらかが唯一の標準というわけでもありません。VietNamNetが伝えたバター揚げの例は、さらに別の一人の売り手の工夫です。

よくある質問

何人分で、どれくらいの時間がかかりますか?

SBSの掲載は4〜6人分、準備10分、調理15分です。この時間はページ上の数字で、1回ごとの揚げ時間ではないので、1回ごとにきつね色になったかどうかで判断してください。

衣はどれくらい休ませますか?

出典には、なめらかに混ぜたら置いておく、とだけ書かれていて、時間はありません。15分休ませるのは、Helen Leの別のレシピです。

調製粉を自分で混ぜた粉に替えられますか?

代用を裏づける資料はありません。調製粉の成分も指定されていないので、この記事では家庭での配合比率を提案しません。

二度揚げしますか?

このレシピでは二度揚げしません。SBSは何回かに分けて、きつね色になるまで一度揚げます。二度揚げはHelen Leのレシピの手順です。

ごまはいつ入れますか?

最後です。煮詰めたソースを小鉢に注いでから、炒りごまをソースに散らします。衣にも、煮ている鍋にも入れません。

残りは保存や温め直しができますか?

出典に保存や温め直しの案内はありません。揚げバナナは、ソースとともにすぐ出すよう書かれています。

主な参考リンク

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