牛肉とかぼちゃのドモダを白飯と別添えで盛った一皿
🌍料理ガンビア料理

ガンビアのドモダ|牛肉とかぼちゃを落花生ソースで煮る作り方

約14分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 7

牛肉と野菜を別々に準備する

手順1: 牛肉と野菜を別々に準備する

牛肉は、生肉用のまな板と包丁で約1.3cm(½ inch)角に切ります。玉ねぎのみじん切り、にんにくのみじん切り、Romaトマトのみじん切り、かぼちゃの角切りは、別のまな板で行います。生の牛肉とその道具は、ほかの材料から離しておいてください。生の牛肉は洗いません。

STEP 22 / 7

玉ねぎを黄金色に炒め、牛肉とにんにくを加える

手順2: 玉ねぎを黄金色に炒め、牛肉とにんにくを加える

厚手の鍋で油2 tbspを温め、玉ねぎを黄金色になるまで炒めます。牛肉とにんにくを加え、肉の表面に赤い部分が見えなくなるまで炒めます。これは焼き付けの終わりの目安にすぎません。牛肉の中まで火が通ったことを意味しないので、火の通りは工程6で確かめます。

STEP 33 / 7

トマトとトマトペーストを炒める

手順3: トマトとトマトペーストを炒める

刻んだトマトとトマトペーストを加え、混ぜながら3〜4分炒めます。元のレシピで任意の唐辛子は、この版では入れません。

STEP 44 / 7

ピーナッツバターを混ぜてから、だしを注ぐ

手順4: ピーナッツバターを混ぜてから、だしを注ぐ

先にピーナッツバターを鍋に混ぜ入れ、そのあとで牛だし3 cups(720mL)を加えます。この版では、ピーナッツバターを別に薄めて濾すことはしません。レモンも使いません。

STEP 55 / 7

沸かして、蓋をして煮る

手順5: 沸かして、蓋をして煮る

鍋を一度沸かしてから火を弱め、蓋をして約30分煮ます。落花生のソースは底に張りつきやすいので、ときどき混ぜてください。時計だけでは、牛肉が柔らかいか、安全に火が通ったかはわかりません。次の工程へ進んで確かめます。

STEP 66 / 7

かぼちゃを加えて柔らかくなるまで煮る

手順6: かぼちゃを加えて柔らかくなるまで煮る

角切りのかぼちゃを加え、もう一度蓋をして、ときどき混ぜながら30〜40分、かぼちゃが柔らかくなるまで煮ます。牛肉も確かめてください。柔らかくなっているのが目安です。牛肉は部位や大きさで必要な時間が変わるため、元のレシピの幅は上限ではありません。肉がまだ硬ければ、煮続けます。

火の通りは、柔らかさとは別に確かめます。家庭での一般的な食品衛生の目安として、厚生労働省は食品の中心を75℃で1分以上加熱するよう案内しています。生の牛肉に使ったまな板、包丁、皿を、煮上がったシチューに使わないでください。

STEP 77 / 7

味を調えて盛る

手順7: 味を調えて盛る

しっかり火が通ってから、味を見て、塩と黒こしょうで整えます。生の牛肉や火の通りが不十分な牛肉が鍋に残っている間は、味見をしないでください。お好みで、白飯を別に添えます。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

11品目

材料

牛肉、玉ねぎ、油、にんにく、Romaトマト、トマトペースト、無糖ピーナッツバター、牛だし、かぼちゃ、塩こしょうと、別添えの白飯
ひと鍋分の材料。ごはんは別に用意する

元のレシピは、この鍋を6人分と見積もっています。この記事では1 cup = 240mL、1 tbsp = 15mL、1 tsp = 5mLとします。計量しやすいように丸めた作業用の値で、厳密な米国の容量ではありません。重さは、書いてあるものだけに添えています。

材料 分量 代替・備考
牛肉(ステーキ用または肩肉。ここでは肩肉を選択) 1 lb(約454g) この版の肉。肩肉は煮込み向きの部位。約½ inch(約1.3cm)角に切る
玉ねぎ 大1個 みじん切り。黄金色に炒めて土台にする
調理油(ここではキャノーラ油を選択) 2 tbsp 玉ねぎと牛肉を炒める
にんにく 3片 細かくみじん切り
Romaトマト 3個 細かく刻む
濃縮トマトペースト 3 oz(約85g) 深みと色を出す。トマトピューレではない
無糖のピーナッツバター(なめらか) ¾ cup(180mL) ソースの主体。重さではなく容量で量る
無塩の牛だし 3 cups(720mL) 元のレシピの水3 cups+トマトブイヨン4個の代わり。水やキューブをさらに足さない
かぼちゃ(角切り) 4 cups(960mL) 2回目の煮込みで加える。重さではなく容量で量る
塩・黒こしょう 味を見て適量 完全に火が通ってから、最後に味を調える
白飯(炊いたもの) 任意、適量 別に添える。シチューには炊き込まない
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ドモダ|牛肉とかぼちゃを包み、ゆっくりとろみがつく落花生ソース

この鍋で守ること

ピーナッツバターは無糖のなめらかなものを使うこと。かぼちゃは、牛肉が最初の煮込みを終えてから加えること。仕上がりは時間だけで決めず、牛肉が柔らかい、かぼちゃが柔らかい、中心まで熱が通っているの3点で判断すること。

トマトと落花生のソースを、ときどき混ぜながら煮詰めていく鍋。できあがったら白飯と一緒に食卓に運びます。My Gambiaは自社のドモダのレシピで、この場面をこう伝えています。ソースにとろみがつき、表面に油が浮いてきたら火を止め、ごはんと食べる、と。

ドモダは、落花生を土台にしたガンビアのシチューです。My Gambiaはこれをマンディンカの伝統料理として紹介し、肉、鶏肉、魚、野菜で作ると書いています。この記事でたどるのは、Kimberly KillebrewさんがThe Daring Gourmetで公開している牛肉とかぼちゃのドモダ、ひと鍋ぶんの家庭版です。あくまで1人の書き手による、ガンビア料理の家庭向けレシピ。ガンビアのすべての家庭に通じる唯一の型ではありません。

このレシピは試作していません

分量、順番、時間は、公開されている元のレシピに沿っています。各節で編集上の選択も説明しています。この版を私たちの台所で試作したわけではありません。元のレシピの時間と6人分という目安は、あくまで目安であり、保証ではありません。

ドモダの居場所|ひとつの名前、いくつもの鍋

Visit Gambiaは、ドモダをガンビアの定番料理のひとつとして紹介しています。ごはんと食べる濃厚な落花生のシチュー、という大きな輪郭です。ただ、その先は作り手によって鍋の中身がかなり変わります。

たとえばMy Gambiaの版は、作り方の組み立てが違います。鶏肉に塩、酢、お好みでマスタードを使って下味をつけ、香味野菜をつぶし、ピーナッツバターを薄めて濾します。鶏肉は揚げ焼きにしていったん取り出し、香味野菜を炒めてから、ピーナッツの液、トマトペースト、野菜、鶏肉を戻して煮込みます。一方、ガンビアのFootsteps Eco-Lodgeでは、料理人のFamaraさんが作るドモダは菜食で、ピーナッツバター、トマト、キャベツ、かぼちゃ類(squash)を使います。どちらもこの料理の幅を示す現地の一例で、国じゅうに通じる決まりと読むものではありません。

名前そのものにも、ひとつではない意味があります。FAOが掲載している『Food Composition Table for The Gambia』(Medical Research Council Human Nutrition Research、C.J. PrynneとA.A. Paul著、2011年)は、マンディンカ語とウォロフ語の食べ物の語彙を載せています。そこではdomoda / durangoは、焙煎した落花生で作る濃いソースで、しばしばtia durangoとも呼ばれると説明されています。また、domoda laloは干したバオバブの葉を使うソースで、通常は落花生も入ると載っています。このように語の使われ方が一様ではないため、この記事ではひとつの定義や由来話に絞り込まないことにしました。

西アフリカの落花生シチューをほかにも知っているなら、マリのマフェと比べてみるのもよさそうです。近い関係の落花生シチューですが、レシピは別物で、どちらの名前も地域全体でひとつの決まったレシピを指すわけではありません。

この版が選んだこと

観点 資料に見られる幅 このレシピ
たんぱく源 肉、鶏肉、魚、または野菜のみ 牛肩肉(chuck)。元のレシピでは鶏肉も可
野菜 かぼちゃ、squash、キャベツなど。元のレシピではさつまいもも可 かぼちゃ
液体 元のレシピは水とトマトブイヨン(キューブ)、またはだし 同じ量の無塩牛だし
辛さ 元のレシピではスコッチボネットが任意 唐辛子なし
落花生 地域や作り手によって、ピーナッツバターを薄めて濾す版もある なめらかな無糖ピーナッツバターを、そのまま鍋に混ぜる

選び方と代用

ピーナッツバター。 砂糖の入っていない、なめらかなものを使います。甘く加工したピーナッツスプレッドやピーナッツクリームは、同じ量で置き換えられるものではありません。ピーナッツバターの塩気は商品によって違うため、味つけは最後にします。

だし。 元のレシピは水3 cupsとトマトブイヨン4個を使い、その代わりに牛だしを使ってよいと書いています。この版は、同じ量の無塩の牛だしを使います。これで液体のすべてなので、水やブイヨンキューブまで足すと、液体も味つけも二重に数えることになります。だしの塩気は商品によって違うので、味は最後に見てください。

トマト。 元のレシピは生の代わりに缶詰のトマトも可としていますが、この版は生のRomaトマトを使います。ほかのドモダのレシピには、ビターなトマト(bitter tomatoes)を使うものもあります。この記事のレシピには入っていませんし、普通のトマトが黙って代わりを務めるわけでもありません。単純に別のレシピ、ということです。

かぼちゃ。 元のレシピは、さつまいもも選べるとしています。それは別の選択で、ここに書いた分量、写真、作り方はかぼちゃのためのものです。元のレシピに、かぼちゃの角切りの大きさは書かれていません。

アレルギーと表示の確認

この料理は落花生を土台にしています。落花生アレルギーのある人には出さないでください。牛だしやほかの加工品も、原材料とアレルゲンの表示を確認してください。

道具

  • 蓋つきの厚手鍋
  • 生の牛肉専用のまな板と包丁
  • 野菜用に分けたまな板と包丁
  • 計量カップと計量スプーン(この記事では1 cup = 240mL、1 tbsp = 15mL)
  • 木べらまたはへら
  • 食品用温度計(あれば。牛肉の中心を確かめる)

うまくいかないとき

問題 考えられる原因 対処
底が焦げつく 落花生ソースは煮るうちに沈んで濃くなる 2回の煮込みを通じてときどき底をやさしくこそげるように混ぜ、火は弱く保つ
かぼちゃが柔らかいのに牛肉が硬い 部位や角切りの大きさが、元のレシピの時間より長く必要 牛肉が柔らかくなるまで煮続け、そのあと中心の温度を確認する
塩辛すぎる 塩分入りのだし、塩分入りのピーナッツバター、またはその両方に、さらに塩を足した 無塩のだしを使い、味つけは最後だけにする
妙に甘い 甘みをつけた落花生製品を使った 次回は無糖のピーナッツバターを選ぶ
薄すぎる、または塩辛すぎる(液体の二重計上) だしの上に、水やブイヨンキューブを足した 牛だし3 cupsが、元の水とキューブの代わり。両方は入れない
ソースが濃すぎる、または薄すぎる 商品や鍋の違い 液体の量を変えるなら、元のレシピにはない、あなた自身の調整になる

保存と温め直し

家庭での一般的な食品衛生の案内にならい、残ったら清潔で浅い小さな容器に小分けし、早く冷まして、すぐに冷蔵庫に入れます。室温に長く置かないでください。温め直すときは、75℃以上になるまで加熱するのが目安です。これは一般的な案内であり、このレシピで試した保存期間ではないので、日持ちの日数は書きません。

アレンジ

  • 牛肉の代わりに鶏肉。 元のレシピは鶏肉も可としています。ここに書いた時間と写真は牛肉のものなので、そのまま当てはめられません。
  • かぼちゃの代わりにさつまいも。 元のレシピが挙げる選択肢のひとつで、ここで紹介した版とは別の作り方です。
  • 辛さを足す。 元のレシピは、スコッチボネットを任意としています。この版では入れません。加えるのは、あなた自身の調整です。
  • 野菜だけで作る。 Footsteps Eco-LodgeのFamaraさんのドモダは、ピーナッツバター、トマト、キャベツ、かぼちゃ類を使います。別のレシピなので、分量や時間はこの版と混ぜません。
  • 鶏肉と、濾した落花生の液。 My Gambiaの方法は、先に鶏肉を下味つけして揚げ焼きにし、薄めたピーナッツバターを濾します。これも、この版の小さな変更ではなく別のレシピです。

よくある質問

ドモダとマフェは同じ料理ですか?

近い関係の落花生シチューなので、比べてみると面白いのですが、レシピは違いますし、どちらの名前もどこでもひとつの決まったレシピを指すわけではありません。マフェ単独の話はマリのマフェをご覧ください。

鶏肉でも作れますか?

元のレシピは鶏肉も可としています。煮込み時間は変わるので、ここの牛肉の時間ではなく、柔らかく完全に火が通ったかどうかで判断してください。

ビターなトマトは必要ですか?

このレシピには必要ありません。ビターなトマトは、CountryReportsのレシピなど、別のドモダには出てきますが、この記事の版には入っていません。普通のトマトをその代わりとして勧めているわけでもなく、別のレシピだということです。

なぜ水とブイヨンキューブを使わないのですか?

元のレシピが、その代わりに牛だしを使ってよいと書いているためです。この版は無塩の牛だし3 cupsを使います。どちらか一方だけにし、両方は使わないでください。

何人分ですか?

元のレシピは6人分と見積もっています。試作して確かめたものではありません。

辛いですか?

ここに書いたとおりなら、辛くありません。元のレシピで任意の唐辛子は省いています。

主な参考リンク

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