クミンと胡椒で味付けした細長いケバプチェをグリルし、パセリを添えた一皿
🌍料理ブルガリア料理

ケバプチェの作り方|クミン香るブルガリアのグリル挽肉料理

約11分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 7

挽肉に味をつける

手順1: 挽肉に味をつける

ボウルに豚肉と仔牛肉の混合挽肉約500gを入れます。好みの量の塩と胡椒、そしてクミン小さじ1を加えます。

STEP 22 / 7

手でよく練る

手順2: 手でよく練る

クミン、塩、胡椒が全体に行き渡るように、手でよく練ります。練る時間はレシピに書かれていません。香辛料が部分的に固まって残らなくなるまで続けてください。

STEP 33 / 7

覆って冷蔵庫で数時間休ませる

手順3: 覆って冷蔵庫で数時間休ませる

ボウルに覆いをして、冷蔵庫で数時間休ませます。香辛料を肉になじませるためです。レシピに書かれているのは「数時間」だけです。休ませている間、生の挽肉は台所の台の上ではなく冷蔵庫に入れたままにしてください。

STEP 44 / 7

細い棒状に成形する

手順4: 細い棒状に成形する

休ませた生地を、長さ約15cm、直径3cm以下の細長い形に整えます。この寸法がレシピの目安です。1回分で何本できるか、1本が何gかは書かれていません。

STEP 55 / 7

返しながらグリルで焼く

手順5: 返しながらグリルで焼く

成形した肉をグリルの網に並べて焼きます。全面に均一に火が通るように、定期的に返します。グリルの火力と焼き時間はレシピに書かれていません。

どの面も長く火にさらされないよう、こまめに返し続けます。

STEP 66 / 7

中心温度を確認する

手順6: 中心温度を確認する

食品用温度計を1本の中心に差し込みます。米国のFoodSafety.govの指針は、挽肉は中心が71°Cに達するまで加熱するよう案内しています。これはここで加えた一般的な安全確認であり、ブルガリアのレシピにある温度ではありません。まだ達していなければグリルに戻し、返しながら焼き続けます。

STEP 77 / 7

パセリを飾って盛り付ける

手順7: パセリを飾って盛り付ける

焼き上がったケバプチェを皿に並べ、パセリを飾ります。パンフレットは、パセリを飾るか、そのまま盛ることを勧め、ショップスカサラダを相性のよい付け合わせとして挙げています。サラダは別の器に盛り付けてもかまいません。

挽肉は、食品用温度計で中心が71°Cになるまで加熱してください。外側の焼き色や網の焼き目だけでは、中まで焼けているかどうかは分かりません。レシピに焼き時間の指定がないので、毎回必ず温度計で確かめてください。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

7品目

材料

豚肉と仔牛肉の挽肉約500g、クミン、塩、胡椒、任意の油を並べたケバプチェの材料
レシピの材料は挽肉、クミン、塩、胡椒、油。肉だねにはほかのものを入れません

量はパンフレットに書かれているとおりです。このレシピは挽肉約500gを1回分としており、何人分か、何本できるかは書かれていません。そのため、この記事でも人数や本数は示しません。

材料 分量 代替・備考
新鮮な挽肉(豚肉と仔牛肉の混合) 約500g ケバプチェの中心になる肉。豚肉と仔牛肉の割合はレシピに書かれていない
クミン 小さじ1 この料理の決め手になる香り
塩 好みで レシピに分量の指定はない
胡椒 好みで レシピは胡椒の種類を指定していない
ひまわり油またはオリーブ油 指定なし 材料欄には挙がっているが、量も使う場面も書かれていない
パセリ 飾り用(分量の指定なし) 盛り付けのときに皿に添える。肉だねには混ぜない
ショップスカサラダ(шопска салата) 好みで パンフレットが相性のよい付け合わせとして挙げる別の料理。肉の材料ではない
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Shop the pantry

材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

ケバプチェ ― 細長い挽肉を、網の上でこんがりと

コツ

このレシピで外さない点は、豚肉と仔牛肉の挽肉、クミン小さじ1、塩と胡椒です。よく練り、冷蔵庫で数時間休ませ、細長く成形して、定期的に返しながら均一に焼きます。

バーベキューの網の上に、串も皮もない細い円筒形の挽肉が並んでいます。ときどき転がされながら、表面がゆっくり色づいていきます。立ちのぼるのは、焼けた肉にクミンと胡椒が重なった香りです。これがケバプチェ(кебапче、複数形はкебапчета、ケバプチェタ)。味付けした挽肉を細長く成形して焼く料理です。

ブルガリアの公式観光サイトは、ケバプチェタを同国で人気のグリル料理のひとつに挙げています。この記事が手本にするのは、ブルガリアの伝統料理を紹介した観光パンフレットのレシピです。パンフレットは、ブルガリアの作り方を豚肉と仔牛肉の挽肉に胡椒、クミン、塩で味付けするものと説明しています。同じパンフレットは、ケバプチェがセルビア料理でも親しまれているとも書いています。ブルガリアだけの料理ではなく、ブルガリアでも愛されている料理と考えるのがよさそうです。ブルガリアのほかの料理はブルガリアのページでも紹介しています。

このパンフレットのレシピは短く、細かいところは作り手に任されています。豚肉と仔牛肉の割合、塩と胡椒の量、グリルの温度、焼き時間、何人分か、何本できるか。どれも書かれていません。この記事では、そこを推測で埋めずに空けたままにします。そのうえで、食品安全の指針にある「肉の中心温度の確認」だけを加えました。


道具

  • 約500gの挽肉を手で練れる大きさのボウル
  • 冷蔵庫で休ませるときにボウルにかぶせる蓋やラップなどの覆い
  • バーベキューグリル
  • グリルの上で肉を返すためのトングなど
  • 食品用の温度計(中心温度の確認に使います)

選び方と代用

仔牛の挽肉。 レシピは豚肉と仔牛肉の混合挽肉です。仔牛の挽肉は普通のスーパーの売り場にはないこともあるので、精肉店で聞いてみてください。見つからない場合に牛挽肉と豚挽肉の混合で作るのは、編集部の代用案であり、パンフレットのレシピではありません。伝統的な配合として紹介するものではなく、特定の割合を勧めるものでもありません。なお、別の旅行ガイドはケバプチェを「豚肉と牛肉の挽肉にクミンと胡椒を加えた料理」と簡単に紹介していますが、これは概要であってレシピではありません。

クミン。 パンフレットは、クミンが粉末かホール(粒)かを書いていません。ここでは、手に入りやすく肉全体に均一になじみやすい粉末のクミンを使います。これは編集部の判断です。

塩と胡椒。 どちらもレシピでは好みの量です。従うべき出典の分量がないので、ご自分の好みで加減してください。

油。 ひまわり油かオリーブ油が材料欄に挙がっていますが、レシピの本文には何に使うのか書かれていません。手に塗るのか、網に塗るのか、ほかの用途なのかが分からないため、下の作り方では油の工程を設けていません。ふだんのグリルのやり方に合わせて使うか、使わなくてもかまいません。

うまくいかないときは

焼き時間が書かれていない料理なので、見た目と中心温度のずれが一番の悩みどころです。いちばん太い1本の中心温度を確かめると判断しやすくなります。

見た目の状態 考えられること 対処
表面は焼けているが、中心が71°Cに達していない 火の通り方は肉の太さやグリルの火力で変わり、レシピに時間の指定もない 返しながら焼き続け、もう一度中心を温度計で確かめる
焼きむらがある 返す回数が足りなかった レシピにあるとおり、定期的に返す
太すぎる レシピの寸法を超えて成形した 次回は直径3cm以下にし、いちばん太い1本の中心温度を確かめる
クミンや塩のかたまりが残っている 練り足りなかった 次回は休ませる前に、香辛料が全体に行き渡るまで手で練る
味がぼやける、または塩辛い 塩と胡椒は好みの量で、基準になる分量がない 次回、塩と胡椒の量を好みに合わせて調整する

いちばん太い1本の中心を確かめる習慣をつければ、焼き時間の指定がなくても迷いにくくなります。

レシピの範囲でできる調整

パンフレットは、ブルガリアの地域によって使う香辛料が異なると書いていますが、具体的な地方ごとの配合は示していません。そのため、地域別のバージョンは紹介しません。料理の姿を保ったまま変えられるのは、次の点です。

  • 塩と胡椒: どちらも作り手の好みに任されています。
  • 肉: 豚肉と仔牛肉の代わりに牛豚の混合挽肉を使うのは編集部の代用案で、パンフレットの配合ではありません。
  • クミンの形: 粉末のクミンはここでの編集部の判断で、レシピは形を指定していません。
  • 盛り付け: パセリを飾る、そのまま盛る、ショップスカサラダを添える。

ブルガリアの食卓のケバプチェ

ブルガリアの観光サイトは、ケバプチェタを、ほかのグリル肉料理と並べて同国の人気のグリル料理に挙げています。地域ごとの違いがある料理文化の一部として紹介されています。このレシピのもとにしたパンフレットは、ブルガリアの作り方を豚肉と仔牛肉の混合に胡椒、クミン、塩で味付けしたものと説明し、使う香辛料は国内でも違うと付け加えています。また、セルビア料理でも人気があることにも触れています。

別の旅行ガイドも、クミンと胡椒で味付けした挽肉を円筒形にして焼く料理という、独立した概要を示しています。この記事で使った資料からは、これ以上の起源の物語や年代、決まった地域のレシピは確認できません。そのため、皿の上にあるもの、つまりクミンが香る細い挽肉を返しながら焼いた料理として紹介します。

よくある質問

ケバプチェはどんな料理ですか?

香辛料で味付けした挽肉を、細長い円筒形に成形して焼く料理です。串や皮は使いません。

どんな肉を使いますか?

パンフレットのレシピは、豚肉と仔牛肉の混合挽肉です。割合は書かれていません。

クミンはどのくらい入れますか?

挽肉約500gに対して小さじ1です。

どのくらい焼けばよいですか?

レシピに時間の指定はありません。焼き時間は肉の形やグリルの火力で変わります。定期的に返しながら焼き、温度計で中心が71°Cに達しているか確かめてください。

何を添えますか?

パンフレットは、パセリを飾ることを勧め、ショップスカサラダを相性のよい付け合わせとして挙げています。

主な参考リンク

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