白い皿にのせたロリーケーキの一切れ。ビスケット色の生地にカラフルなお菓子の粒が散っている
🌍料理ニュージーランド料理

ロリーケーキの作り方|モルトビスケットとカラフルなお菓子を冷やし固める、ニュージーランドの焼かない丸太菓子

約13分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

お菓子とビスケットクラムを、別々に用意する

手順1: お菓子とビスケットクラムを、別々に用意する

Fruit Puffs150gを包丁で刻みます。切ったときに色が見えるように、粒を残します。別のボウルでモルトビスケット250gを砕いてクラムにします。二つはバターの生地に入れるタイミングが違うので、いまは分けておきます。

STEP 22 / 6

バターと練乳を温め、休ませてから混ぜる

手順2: バターと練乳を温め、休ませてから混ぜる

電子レンジ対応の大きなボウルに、刻んだバター80gと加糖練乳160gを入れます。電子レンジで1分加熱し、1分置いてから、バターの塊がなくなってなめらかになるまで泡立て器で混ぜます。

原典は電子レンジのワット数を示していません。機種によって出力が違うので、1分で同じように溶けるとは限りません。お使いの機器の説明に従い、生地の状態を見て判断してください。沸騰させる必要はありません。

STEP 33 / 6

先にビスケットクラム、次にお菓子を加える

手順3: 先にビスケットクラム、次にお菓子を加える

バターと練乳の生地にビスケットクラムを加え、全体がしっとりするまで混ぜます。そのあと、刻んだFruit Puffsを加えて折り込み、色のついた粒が一か所に固まらず、全体に散るようにします。

レシピにない牛乳などの水分は加えないでください。

STEP 44 / 6

一本の丸太に押し固める

手順4: 一本の丸太に押し固める

生地をオーブンシートか清潔な台の上に出し、ぎゅっと押して、ひとまとまりの丸太にします。原典は小さい丸太2本にしてもよいとしていますが、この記事では1本にします。

STEP 55 / 6

ココナッツをまぶし、ラップで包んで冷やす

手順5: ココナッツをまぶし、ラップで包んで冷やす

浅い皿に乾燥ココナッツ大さじ2を広げ、丸太を転がして外側にまぶします。ラップで包み、切れる硬さになるまで、冷蔵庫で最低2時間、または一晩冷やします。冷やすのは、書いたとおり冷蔵庫です。このレシピに冷凍で早く固める方法はありません。

STEP 66 / 6

約2cm幅に切って盛る

手順6: 約2cm幅に切って盛る

冷えた丸太のラップを外し、約2cm幅に切ります。食べる分だけを盛りつけ、残りはふた付きの容器に入れて冷蔵庫で保管します。

お菓子を入れる前に、クラム全体をしっとりさせておくと、色の粒が偏らず、断面が均一になります。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

5品目

材料

バター80g、加糖練乳160g、モルトビスケット250g、Fruit Puffs150g、乾燥ココナッツ大さじ2
5つの材料は、順番が来るまで分けておく
材料 分量 代替・備考
バター(無塩) 80g 刻んでから練乳と一緒に溶かし、クラムをつなぐ。無塩はこの記事の選択で、原典は無塩と指定していない
加糖練乳 160g 甘みとつなぎの役。「半缶」ではなく重さで量る
モルトビスケット 250g 砕いてクラムにする。小麦と麦芽の風味がこのお菓子の土台
Fruit Puffs(またはExplorers) 150g 刻む。切り口に色が出るやわらかいお菓子
乾燥ココナッツ(desiccated coconut) 大さじ2 丸太の外側にまぶす
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ロリーケーキ ― 切るたびに色が現れるビスケットの丸太

このログが守るもの

ビスケットのクラムを先に混ぜ、そこへやわらかいカラフルなお菓子を散らします。ぎゅっと押して一本の丸太にまとめ、きれいに切れるまで冷やし、色のついた断面を見せるように切ります。

外から見れば、ココナッツをまぶしただけの素朴な丸太です。冷蔵庫から出して包丁を入れると、茶色いモルトビスケットのクラムの中に、カラフルなやわらかいキャンディーの粒が点々と現れます。この断面こそがロリーケーキの魅力です。

ロリーケーキは、砕いたモルトビスケットと刻んだやわらかいキャンディー(lolly)をバターと加糖練乳でつなぎ、丸太形にまとめてココナッツをまぶし、冷やし固めるニュージーランドの焼かないお菓子です。Anchor Dairy New ZealandとWoolworths New Zealandはどちらもこれを「Kiwi classic」と呼んでいます。料理家のVanya Insull(VJ Cooks)は、lolly cakeとlolly logの二つの呼び名で紹介しています。同じ国の食卓の話はニュージーランドでも読めます。

オーブンは使いませんが、まったく加熱しないレシピではありません。バターと練乳は、乾いた材料を入れる前に電子レンジで一緒に温めます。

このレシピについて

この記事は、VJ Cooksが2026年7月に改訂して公開している配合に沿って書いています。練乳を含め、主な材料すべての重さが示されているからです。世界ごはん紀行編集部では、このレシピを試作していません。分量、混ぜる順番、冷やし時間は原典のとおりです。無塩バター、Fruit Puffs、丸太1本にまとめる点は、この記事での編集上の選択です。


道具

  • 電子レンジ対応の大きなボウル
  • 泡立て器
  • ビスケットを砕くもの(めん棒など)と、クラムを入れるボウル
  • 包丁とまな板
  • オーブンシート、または清潔な作業台
  • ココナッツを広げる浅い皿
  • ラップ
  • 冷蔵庫
  • 残りを入れるふた付きの容器

選び方と代用

モルトビスケットは、飾り気のない、ほんのり麦芽の香るビスケットで、ロリーケーキの味を決めます。原典はほかのプレーンなビスケットも認めていますが、味が変わるので、同じお菓子ではなくアレンジとして考えてください。

Fruit PuffsとExplorersは、どちらも原典に出てくる名前で、この記事ではFruit Puffsを使います。包丁で切れる、やわらかくカラフルなお菓子です。普通の硬いキャンディー、グミ、一般的なマシュマロは同等品ではありません。ほかのお菓子を使うと食感も甘さも変わるので、自分なりのアレンジとして楽しんでください。

加糖練乳は、原典に½カップと160gが併記されています。使うのは160gの重さです。ほかの配合にある「半缶」は缶の大きさによって量が変わるので、同じ意味ではありません。

バターは、この記事では無塩を選んでいます。原典には有塩か無塩かの記載がありません。

ココナッツは乾燥ココナッツ(desiccated coconut)を使います。砂糖入りのココナッツフレークに、断りなく替えないでください。別の製品です。大さじ2は薄くまぶす量で、丸太のすみずみまで覆えるとは限りません。

アレルゲンとそのまま食べられる製品

このレシピには乳(バター、練乳)と小麦(モルトビスケット)が入っています。ビスケット、キャンディー、ココナッツは、そのまま食べられる製品を選び、各製品の原材料表示とアレルゲン表示(同じ工場で扱う原材料の注意書きを含む)を確認してください。


崩れる、偏る、塊が残るとき

状態 考えられる原因 対処
切ると崩れる 冷やし足りない、または押し固め方が足りない ラップで包み直し、固まるまで冷蔵庫へ戻す。次回は成形のときに強く押す
お菓子の粒が一か所に固まる クラムを混ぜる前にお菓子を入れた、または全体に折り込めていない 次回は先にクラムをしっとりさせてから、お菓子を全体に折り込む
温めて休ませたあともバターの塊が残る 電子レンジの出力に差がある(原典にワット数の記載なし) 電子レンジの説明に従い、沸騰させずに、生地の状態を見ながら混ぜ続ける
生地が乾いてまとまらない 押し固めが足りない ぎゅっと押して丸太にする。牛乳などの水分は足さない
ココナッツが丸太全体を覆わない 大さじ2は薄くまぶす量 この配合の分量どおりなので、薄いのは想定内

丸太が崩れると、バターや練乳を足したくなります。でも足すと、このレシピの失敗の手直しではなく、あとで紹介するほかの配合に近い別のレシピになります。

食べ方と残りの扱い

ロリーケーキは、冷えた丸太を切って、そのまま食べます。切るまでは丸太を冷蔵庫に入れておき、切ったものを食卓に長く置きっぱなしにしないでください。

残りは、ふた付きの容器に入れて冷蔵庫で保管します。原典の「冷蔵庫で密閉して保管する」という案内に沿った扱いです。使った製品の表示にも従ってください。冷やすのは固めるためで、殺菌ではありません。この記事では、保存期間や冷凍の方法は案内しません。


ほかの形、ほかの配合

配合は混ぜない

別のレシピの分量で作るなら、そのレシピ全体に従ってください。一つのレシピのバターと別のレシピの練乳、冷やし時間を組み合わせても、どちらの配合にもなりません。

形。 原典は、丸太1本か小さい丸太2本にしてよいとしています。同じ生地をボール形や、型に押し込んで切る形にする方法も紹介していますが、この記事で見せるのは丸太だけです。

お菓子。 原典に出てくるのはFruit PuffsとExplorersです。ほかのお菓子にすると、食感も甘さも変わります。

ビスケット。 原典はほかのプレーンなビスケットも認めていますが、風味は変わります。

ほかの配合。 ニュージーランドのロリーケーキのレシピは、どれも同じ割合ではありません。Anchor Dairy New Zealandの配合は、溶かしバター120g、加糖練乳半缶、Explorerキャンディー約190g、モルトビスケット約250g、乾燥ココナッツ2 cupsで、4時間冷やします。Woolworths New Zealandの配合は、モルトビスケット250g、Fruit Puffs系のキャンディー190g、バター100g、練乳半缶で、16人分、数時間冷やします。どちらも別のレシピです。「半缶」はここでは換算せず、これらの分量を上の配合に混ぜることもしません。

ベーカリーの棚と誕生日会 ― ニュージーランドのロリーケーキ

Anchor Dairy New Zealandは、ロリーケーキを「Kiwi classic」と呼ぶ焼かない丸太菓子として紹介し、ページには地元のベーカリーやお弁当箱にまつわる思い出も出てきます。VJ Cooksは、lolly cake(lolly log)を、子どもの誕生日会と結びついたニュージーランドのパーティーのお菓子だと書いています。Woolworths New Zealandも「Kiwi classic」と呼び、モルトビスケット、フルーツパフ系のお菓子、バター、練乳を丸太形にまとめ、ココナッツをまぶして固まるまで冷やす、同じ材料の組み合わせを説明しています。

これらは各資料の説明と思い出で、ニュージーランドのすべての家庭に共通する経験ではありません。誰がいつ最初に作ったのかは、ここで使った資料からは確かめられないので、この記事では由来を空けたままにしています。

よくある質問

オーブンは必要ですか?

必要ありません。焼きませんが、混ぜる前にバターと練乳を電子レンジで一緒に温めます。

どのくらい冷やしますか?

最低2時間、または一晩。切れる硬さになるまで冷やします。Anchorのレシピの4時間は、別の配合の条件です。

練乳は半缶ですか?

この配合では違います。160gを使ってください。原典は½カップと160gを併記しています。「半缶」はほかのレシピの表記で、缶の大きさによって量が変わります。

Explorersが手に入らないときは?

原典はFruit Puffsを認めていて、この記事もFruit Puffsを使います。ほかのお菓子では、食感も甘さも変わります。

何切れできますか?

原典は、約2cm幅に切ると約20切れとしています。原典の目安で、私たちの台所で測った結果ではないので、実際の切れ数は変わることがあります。

主な参考リンク

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