黄金色に揚がった渦巻きカリーパフと、断面から見える鶏肉とじゃがいものフィリング
🌍ジャンルマレーシア料理

マレーシアのカリーパフ(カリパップ・プサン)の作り方|鶏肉とじゃがいもの渦巻きパイ20個分

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 28

じゃがいもの皮をむいて小さく切り、水に浸す

手順1: じゃがいもの皮をむいて小さく切り、水に浸す

じゃがいもは皮をむいて小さな角切りにし、水に浸します。

STEP 22 / 28

レモングラス、しょうが、赤唐辛子を香りが立つまで炒める

手順2: レモングラス、しょうが、赤唐辛子を香りが立つまで炒める

レモングラスは白い部分だけにして、緑の部分と外側の硬い層を除きます。しょうがと赤唐辛子も用意します。フィリング用の油(合計で大さじ2)の一部を鍋で熱し、レモングラス、しょうが、赤唐辛子を香りが立つまで炒めます。大さじ2の残りは鶏肉に使います。

STEP 33 / 28

玉ねぎを加えて透き通るまで炒める

手順3: 玉ねぎを加えて透き通るまで炒める

香味野菜に玉ねぎを加え、透き通るまで火を通します。

STEP 44 / 28

香味野菜を鍋から取り出す

手順4: 香味野菜を鍋から取り出す

玉ねぎと香味野菜を鍋から取り出し、脇に置いておきます。

STEP 55 / 28

角切りの鶏肉に火を通す

手順5: 角切りの鶏肉に火を通す

鶏むね肉を小さな角切りにします。同じ鍋に、フィリング用の油の残りを使って、火が通るまで炒めます。

STEP 66 / 28

取り置いた香味野菜を鶏肉に戻す

手順6: 取り置いた香味野菜を鶏肉に戻す

取り置いた玉ねぎと香味野菜を、鶏肉の入った鍋に戻します。

STEP 77 / 28

じゃがいも、調味料、水100mlを加える

手順7: じゃがいも、調味料、水100mlを加える

じゃがいもの水気を切って鍋に入れ、カレー粉、チリパウダー、ライトソイソース、砂糖、白こしょう、塩を加えます。そのあと水100mlを注ぎます。

STEP 88 / 28

じゃがいもが柔らかくなるまで煮る

手順8: じゃがいもが柔らかくなるまで煮る

弱火から中火で、じゃがいもが柔らかくなるまで煮ます。その前にフィリングが乾きすぎるようなら、水を少し足します。

STEP 99 / 28

グリーンピースを加え、汁気がほとんどなくなるまで煮る

手順9: グリーンピースを加え、汁気がほとんどなくなるまで煮る

冷凍グリーンピースを加え、弱火で煮汁がほとんどなくなるまで煮ます。

STEP 1010 / 28

水生地を作る

手順10: 水生地を作る

フードプロセッサーに、ケーキフラワー160g、冷たいバター、砂糖15g、塩小さじ1/4、水85mlを入れます。低速で短く回し、生地が均一になったところで止めます。かかる時間は1分未満です。回しすぎないでください。

STEP 1111 / 28

油生地を別に作る

手順11: 油生地を別に作る

フードプロセッサーで、ケーキフラワー125gとショートニングを合わせ、とても柔らかく均一なペースト状にします。水は加えません。

STEP 1212 / 28

水生地の上に油生地をのせる

手順12: 水生地の上に油生地をのせる

水生地を平らな長方形にして、真ん中に油生地をのせます。

STEP 1313 / 28

2種類の生地を一緒に伸ばす

手順13: 2種類の生地を一緒に伸ばす

上にラップフィルムをのせます。重ねた生地を、長さが幅の約4倍の長い長方形に伸ばします。

STEP 1414 / 28

1回目のブックフォールド

手順14: 1回目のブックフォールド

両端を中央に向けて折り、さらに片側をもう片側に重ねます。これで4つの区画が重なった状態になります。

STEP 1515 / 28

包んで30分以上冷やす

手順15: 包んで30分以上冷やす

生地を包んで、30分以上冷蔵庫で冷やします。早く固くなったように感じても、30分たつ前に取り出さないでください。30分たってもまだ柔らかいときは、固くなるまで冷やし続けます。

STEP 1616 / 28

伸ばして2回目のブックフォールド

手順16: 伸ばして2回目のブックフォールド

生地をもう一度伸ばし、2回目のブックフォールドをします。再び4つの区画が重なります。

STEP 1717 / 28

包んで固くなるまで冷やす

手順17: 包んで固くなるまで冷やす

生地をまた包み、固くなるまで冷やします。

STEP 1818 / 28

3回目のブックフォールド

手順18: 3回目のブックフォールド

もう一度生地を伸ばし、3回目で最後のブックフォールドをします。

STEP 1919 / 28

包んで固くなるまで冷やす

手順19: 包んで固くなるまで冷やす

生地を包み、固くなるまで冷やします。

STEP 2020 / 28

スイスロールのように棒状に巻く

手順20: スイスロールのように棒状に巻く

最後の長方形の生地を、スイスロールのように巻いて棒状にします。柔らかすぎて扱いにくいときは、扱いやすくなるまでもう一度冷やします。

STEP 2121 / 28

棒を長く伸ばして20個に分ける

手順21: 棒を長く伸ばして20個に分ける

棒を手のひらで転がして長く伸ばし、20個に切り分けます。

STEP 2222 / 28

1個ずつ円形に伸ばす

手順22: 1個ずつ円形に伸ばす

生地を1個取り、10cmのカレーパフ型より少し大きい円形に伸ばします。

STEP 2323 / 28

中央にフィリングをのせる

手順23: 中央にフィリングをのせる

円形の生地の真ん中に、フィリングをのせます。

STEP 2424 / 28

型を閉じて縁をしっかり押さえる

手順24: 型を閉じて縁をしっかり押さえる

型を閉じ、縁をしっかり押さえて、パフを完全に封じます。

STEP 2525 / 28

はみ出した生地を切り取る

手順25: はみ出した生地を切り取る

型からはみ出した生地を切り取り、次に使う生地に足します。

STEP 2626 / 28

型から外す

手順26: 型から外す

パフを型から外します。残りの生地とフィリングで、手順22〜26を繰り返します。

STEP 2727 / 28

180°Cの油で黄金色になるまで揚げる

手順27: 180°Cの油で黄金色になるまで揚げる

植物油を180°Cに熱し、パフを黄金色になるまで揚げます。全体で約6分が目安です。大きいパフはもっと時間がかかります。

STEP 2828 / 28

キッチンタオルに移す

手順28: キッチンタオルに移す

揚がったパフをキッチンタオルの上に引き上げ、余分な油を吸わせます。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

24品目

材料

フィリング、水生地、油生地、揚げ油に分けて並べたカリーパフの材料
フィリング、2種類の生地、揚げ油はそれぞれ別のグループ
材料 分量 代替・備考
植物油 大さじ2 フィリング用。香味野菜を炒める分と鶏肉に火を通す分の合計
レモングラス 1本 フィリング用。白い部分だけを使い、緑の部分と外側の硬い層は除く
赤唐辛子 中1本 フィリングの香味野菜
刻みしょうが 小さじ1 フィリングの香味野菜
玉ねぎ 1個(約100g) フィリングの香味野菜。透き通るまで炒める
鶏むね肉 125g フィリング用。小さな角切り
じゃがいも 125g フィリング用。皮をむいて小さな角切りにし、水に浸す
じゃがいもを浸す水 適量 浸すだけに使う
カレー粉 大さじ1 フィリングの味つけ
チリパウダー 小さじ1 フィリングの味つけ
ライトソイソース(light soy sauce) 小さじ1.5 フィリングの味つけ
砂糖 小さじ1 フィリングの味つけ
白こしょう(粉) 小さじ1/4 フィリングの味つけ
塩 小さじ1 フィリングの味つけ
水 100ml フィリング用。じゃがいもを煮る水
冷凍グリーンピース 大さじ2 フィリング用。終盤に加える
ケーキフラワー 160g 水生地
冷たいバター 35g 水生地
砂糖 15g 水生地
水 85ml 水生地
塩 小さじ1/4 水生地
ケーキフラワー 125g 油生地。水生地と同じケーキフラワー
ショートニング 70g 油生地。この生地には水を入れない
植物油 適量 揚げ油

水は3か所で別々に使います。じゃがいもを浸す水は適量、フィリングを煮る水は100ml、水生地に入れる水は85mlです。フィリング用の植物油大さじ2は、香味野菜から鶏肉までフィリング全体の合計で、揚げ油とは別に用意します。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

渦巻き状の層をつくる:2種類の生地、3回の折り、1つの型

このレシピで守っていること

別々に作った2種類の生地を重ねて、1枚の層状の生地にします。3回折り、そのたびに冷やしてから棒状に巻き、20個に分けます。1個ずつ10cmの型で鶏肉とじゃがいものカレーフィリングを包み、黄金色になるまで揚げます。

渦巻きカリーパフは、2種類の生地を折って層にし、中にカレーのフィリングを包んだ揚げパイです。この記事が扱うのは、Taste of Asian Foodで公開されているKP Kwanのマレーシア式渦巻きカリーパフ、Karipap Pusingの作り方です。KP Kwanは、勤め先のレストランで使っている方法だと説明していて、1回の分量で20個できます。

生地は別々に作る2種類です。1つは、ケーキフラワー、冷たいバター、砂糖、塩、水で作る水生地。もう1つは、ケーキフラワーとショートニングだけで作る油生地です。水生地に油生地をのせて一緒に伸ばし、3回のブックフォールドで折って、折るたびに冷やします。フィリングは、鶏むね肉とじゃがいもを、レモングラス、しょうが、赤唐辛子、玉ねぎ、カレー粉と一緒に炒め煮にして、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めたものです。

世界ごはん紀行編集部では、このレシピを実際に台所で試作していません。KP Kwanが公開した内容のとおりに紹介していて、分量や時間が書かれていない箇所は、後半の「よくある質問」に分けて書きました。単一生地のカリーパフや、ほかのスパイラル配合は混ぜていません。


選び方と代用

  • ケーキフラワー:水生地と油生地は同じケーキフラワーを使います。水生地に160g、油生地に125gで、2種類の粉を用意する必要はありません。
  • ショートニング:油生地はショートニングで作ります。
  • ライトソイソース:「light soy sauce」と表示された瓶を探してください。
  • レモングラス:1本のうち、フィリングに入れるのは白い部分だけです。緑の部分と外側の硬い層は切り落とします。
  • カレーパフ型:成形は直径10cmのカレーパフ型に頼ります。型で閉じて、縁をしっかり封じます。

道具

  • フードプロセッサー
  • めん棒
  • ラップフィルム(ラップ)
  • 平らにした生地を入れられる冷蔵庫のスペース
  • 包丁
  • フィリング用の鍋
  • 直径10cmのカレーパフ型
  • 揚げ物用の鍋または中華鍋
  • キッチンタオル

うまくいかないとき

状態 対処
1回目の折りから30分たっても生地がまだ柔らかい 固くなるまで冷やし続けてから、もう一度伸ばす
1回目の折りの後、30分たつ前に生地が固く感じる それでも30分は冷やす
2回目か3回目の折りの後も生地が柔らかい 固くなるまで冷蔵庫に入れておく
スイスロール状の棒が柔らかすぎて扱えない 扱いやすくなるまでもう一度冷やす
じゃがいもが柔らかくなる前にフィリングが乾いてきた 水を少し足し、弱火から中火で煮続ける
パフが普通より大きい 黄金色になるまで約6分より長くかかると考える
揚げ時間について

約6分は、このレシピのパフ全体にかかる目安の時間です。片面ずつの時間ではなく、どの大きさでも当てはまると保証するものでもありません。終わりの判断は黄金色にし、大きなパフは時間を多めに見てください。

ほかのカリーパフとの違いと、混ぜない理由

カリーパフのレシピは、どれも同じ作りではありません。Christie at HomeのChristie Laiによるマレーシア式カリーパフは、生地が1種類です。小麦粉と塩に熱い油を混ぜ、そのあと常温の水を加えます。このレシピは26個分です。Rasa Malaysiaには、水生地と油生地の配合や1個ずつの重さが違う、別のスパイラルカリーパフのレシピがあります。こちらは24個分です。

どれも別々の書き手によるレシピです。カリーパフには作り方が複数あることは分かりますが、国としての標準形を示すものではありません。これらの分量、生地の扱い、揚げ方は、このページのレシピには混ぜていません。単一生地の皮が作りたい場合は、部品を入れ替えず、どちらかのレシピを丸ごと参考にしてください。

呼び名と、食べられている場所

KP Kwanのページには、curry puff、Karipap、咖哩角という呼び名が挙がっています。この記事のレシピは、そのなかでも渦巻き状のタイプ、Karipap Pusingです。渦巻きではないカリーパフも多いので、この名前はあくまで1つのスタイルを指すもので、すべてのカリーパフを定義するものではありません。KP Kwanは、このレシピを勤め先のレストランの作り方として紹介しています。

Christie Laiは、自分のカリーパフを、屋台やマレーシア料理店で売られている軽食、前菜として紹介しています。近隣の国にも、それぞれの版があるとも書いています。これは現在、書き手の一人がこの料理をどう説明しているかであって、歴史の説明ではありません。カリーパフがどこで生まれ、名前がどうついたのかについては、参照した資料では確定できないため、この記事では扱いません。

KP Kwanのレシピカードには、準備に2時間、調理に6分という見積もりが載っています。これは掲載されている見積もりで、約束された時間ではありません。折るたびに生地が固くなるまで冷やすので、時間はもっと延びることがあります。ほかのマレーシア料理は、マレーシアの料理でも見られます。

よくある質問

2種類の生地には、どちらも水を入れますか?

いいえ。水85mlは水生地だけに入れます。油生地はケーキフラワーとショートニングだけです。

粉は2種類必要ですか?

いいえ。どちらの生地も同じケーキフラワーで、水生地に160g、油生地に125gを使います。

成形する前に、フィリングは冷ましますか?

KP Kwanのレシピには、フィリングを冷ます工程がなく、温度も時間も書かれていません。成形するときに熱いままでなければいけない、という記載もありません。

1個にどのくらいフィリングを入れますか?

KP Kwanのレシピには、1個あたりの重さや量が書かれていません。円形に伸ばした生地の真ん中にのせる、とあるだけです。

3回の冷却は、どれも30分ですか?

時間が決まっているのは最初の1回だけで、30分以上です。まだ柔らかければ、さらに冷やします。2回目と3回目は固さで判断し、何分と決まった時間はありません。

棒を20個に切るときの向きは?

KP Kwanの書き方では切る向きがはっきりしないため、この記事でも向きは指定しません。決まっているのは、棒を長く伸ばして20個に分けることです。

フィリング用の大さじ2の油は、香味野菜と鶏肉でどう分けますか?

配分は書かれていません。大さじ2は、香味野菜と鶏肉を合わせたフィリング全体の合計で、それぞれの段階に大さじ2ずつ使うわけではありません。

カレー粉の分量を変えてもいいですか?

KP Kwanのレシピカードのカレー粉の行には、途中で切れた「任意」を示す表現があり、代わりの分量は書かれていません。この記事では、示された大さじ1だけを使います。

片面6分ずつ揚げるのですか?

いいえ。約6分は、黄金色になるまでの全体の目安です。揚げ油の量、一度に揚げる個数、返すタイミングは書かれていません。

20個は20人前ですか?

いいえ。このレシピでできるのは20個で、何人分かは書かれていません。

主な参考リンク

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