ピーナッツバターを挟み、加糖練乳と無塩バターで仕上げた香港式フレンチトースト
🌍ジャンル香港料理

香港式フレンチトースト(西多士)の作り方|ピーナッツバターを挟んで揚げる

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 4

油を熱する

手順1: 油を熱する

幅10インチ以上の、縁の高い大きなフライパン(または鋳鉄製のスキレット)にキャノーラ油2カップを入れます。中強火で350°Fまで熱します。

STEP 22 / 4

サンドイッチを組み、卵液を混ぜる

手順2: サンドイッチを組み、卵液を混ぜる

ミルクブレッド4枚を並べます。それぞれにピーナッツバター大さじ1を塗り、縁の1/2インチは塗らずに残します。

それぞれに2枚目のパンをのせて、4つのサンドイッチにします。そのあとで耳を切り落とします。

幅の広い浅いボウルに、卵2個、全乳大さじ2、コーシャーソルトひとつまみを入れて混ぜます。

STEP 33 / 4

卵液にくぐらせ、2個ずつ揚げる

手順3: 卵液にくぐらせ、2個ずつ揚げる

油が熱くなったら、サンドイッチを2個ずつ扱います。1個ずつ、全面を卵液に手早くくぐらせます。浸したままにはしません。引き上げて、油に入れます。

2個を一緒に揚げます。

途中で返しながら、濃い黄金色になるまで片面約1分半ずつ揚げます。

キッチンペーパーを敷いた皿に移し、短く油を切ります。残りの2個も同じように卵液にくぐらせて揚げます。

STEP 44 / 4

練乳とバターで仕上げる

手順4: 練乳とバターで仕上げる

皿に盛ります。1個ずつ、加糖練乳大さじ1を回しかけ、無塩バター大さじ1/2をのせます。すぐに食卓へ出します。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

ミルクブレッド、ピーナッツバター、卵、全乳、油、練乳、無塩バター
ミルクブレッド、甘みのあるピーナッツバター、卵、全乳、油、加糖練乳、無塩バター

分量は4人分で、8枚のパンが4つのサンドイッチになります。

材料 分量 代替・備考
キャノーラ油(中性油) 2カップ フライパンで揚げる油
アジア系ベーカリーのミルクブレッド 8枚(厚さ1/2インチ) サンドイッチの外側。下の4枚と上の4枚
ピーナッツバター(甘みのある、分離しないタイプ) 大さじ4 中身。下の1枚につき大さじ1
卵(L) 2個 卵液
全乳 大さじ2 卵液
コーシャーソルト ひとつまみ 卵液
加糖練乳 大さじ4 仕上げ。1個につき大さじ1
無塩バター 大さじ2 仕上げ。1個につき大さじ1/2
アレルゲン

この料理には、小麦(パン)、ピーナッツ、卵、乳製品(牛乳、練乳、バター)が含まれます。購入するパン、ピーナッツバター、練乳のラベルで、ほかのアレルゲンや同じ設備で製造している旨の表示も確認してください。食物アレルギーのある方にとって安全であることは、このレシピでは保証できません。

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ピーナッツバターサンドがフレンチトーストになる — 茶餐廳の一皿

この一皿が守るもの

甘みのあるピーナッツバターを挟んだ2枚のミルクブレッド、全面にさっとまとわせる卵液、熱い油にくぐらせる工程、そして加糖練乳とバターの仕上げ。この4つが、この料理を特徴づけています。

一般的なフレンチトーストは、1枚のパンを卵液に浸して、フライパンで焼くところから始まります。香港式フレンチトーストは、少し違う道をたどります。2枚のミルクブレッドでピーナッツバターを挟み、耳を落とし、サンドイッチごと卵液にさっとくぐらせて、濃い黄金色になるまで揚げます。仕上げは加糖練乳とひとかけのバターです。

このページのレシピは、Andy LiangがThe Kitchnに書いた「Hong Kong-Style French Toast」(2024年5月6日公開)の一つのレシピに沿っています。4人分で、ミルクブレッド8枚から4つのサンドイッチを作ります。このレシピでは、香港式フレンチトーストを香港の茶餐廳(cha chaan teng、いわゆるお茶のレストラン)の定番メニューと説明し、ミルクブレッド、ピーナッツバター、練乳、バターを構成要素に挙げています。同じ街の料理は香港のページでも紹介しています。

このレシピについて

世界ごはん紀行では、このレシピを台所で試作していません。以下の分量・順序・温度・揚げ時間は、The KitchnのAndy Liangのレシピに沿っています。

ミルクブレッドと合うピーナッツバターがそろえば、作り方そのものは短く済みます。気をつけたいのは、卵液から油に入れるまでのほんのわずかな間です。

茶餐廳で出会う、トーストの店

香港政府観光局は茶餐廳をお茶のレストラン(tea restaurants)と紹介しており、そのガイドには、具体的な店のメニューとしてこのトーストが載っています。訪れたい茶餐廳の一覧では、油麻地(Yau Ma Tei)のMido Cafeについて、厚切りの香港式フレンチトーストをバターと練乳で出す店として薦めています。深水埗(Sham Shui Po)の茶餐廳、Hon Fat Noodleの日本語ページでは、西多士を香港式フレンチトーストの名前として挙げ、練乳をたっぷりかけて出す店の名物の一つと説明しています。

これらはあくまで特定の店の例で、すべての茶餐廳が同じ作り方をするという意味ではありません。たとえばMido Cafeの厚切りは、このページの家庭向けレシピで使う1/2インチの厚さとは違います。店の例とレシピをつないでいるのは、練乳とバターの仕上げです。この料理の歴史や起源については、ここで使った資料が触れていないため、このページでは語りません。


道具

  • 縁の高い大きなフライパン、または鋳鉄製のスキレット(幅10インチ以上)
  • 幅が広く浅いボウル
  • 泡立て器
  • 塗るときと耳を切り落とすときに使うナイフ
  • サンドイッチを返すヘラ
  • キッチンペーパーを敷いた皿

選び方と代用

アジア系ベーカリーのミルクブレッドが、探したいパンです。形はベーカリーごとに違いますが、ここで大切なのは厚さ1/2インチに切ることです。

甘みのある、分離しないピーナッツバターが中身です。ナチュラルタイプのピーナッツバターは仕上がりが変わるため(下の「別の組み合わせは、またの機会に」を参照)、基本の作り方には入れません。

加糖練乳を、無塩バターと一緒に上にのせます。はちみつ、ゴールデンシロップ、メープルシロップは別の材料で、この作り方には含まれません。

油は中性油としてキャノーラ油を使い、ほかに普通の全乳、コーシャーソルト、無塩バターを使います。特定のブランドは必要ありません。


つまずきやすいところ

ポイント 守りたいこと
卵液にくぐらせる 全面を手早く。ボウルに置いたままにせず、引き上げる
耳を切る 塗る前ではなく、2枚目のパンをのせたあと
フライパンに入れる数 2個ずつ。揚がったら次の2個
油の温度と時間 350°F。途中で返し、片面約1分半、濃い黄金色になるまで
油切り 仕上げをのせる前に、キッチンペーパーを敷いた皿で短く
仕上げ このレシピでは加糖練乳と無塩バターだけ

別の組み合わせは、またの機会に

どれも仕上がりが変わります。それぞれ別のアレンジとして考え、基本のレシピには混ぜずに試してください。

  • クランチタイプのピーナッツバターを、クリーミーの代わりに使うと、食感が変わります。
  • ナチュラルタイプのピーナッツバターは、より塩気のある味わいになります。分離している場合は、塗る前に混ぜてください。
  • ヌテラをピーナッツバターの代わりにすると、チョコレート味になります。このページで紹介するピーナッツバター版とは、味も見た目も別の料理です。
  • パン・ド・ミを、ミルクブレッドの代わりに。
  • ブリオッシュやカントリーホワイトブレッドを、ミルクブレッドの代わりに。

よくある質問

普通のフレンチトーストとどう違いますか?

普通のフレンチトーストは、たいてい1枚のパンを卵液に浸してフライパンで焼きます。The KitchnのAndy Liangのレシピでは、2枚のミルクブレッドで甘みのあるピーナッツバターを挟み、耳を切り落とし、全面を手早く卵液にくぐらせて揚げ、最後に練乳とバターで仕上げます。

卵液に浸しておいてもよいですか?

いいえ。レシピは、浸さずに全面を手早くくぐらせるよう指示しています。くぐらせる時間を秒数で示してはいないため、このページでも目安の秒数は示しません。

練乳の代わりにはちみつやシロップを使えますか?

この作り方では使いません。仕上げは加糖練乳と無塩バターで、香港政府観光局が紹介する店の例とも重なります。はちみつ、ゴールデンシロップ、メープルシロップは別の材料で、別の一皿になります。

所要時間はどのくらいですか?

The Kitchnのレシピの冒頭に書かれた調理時間は、手順にある揚げ方(2個ずつ、片面約1分半)と合いません。そのため、このページでは合計時間を示していません。片面の時間と、トーストの色を目安にしてください。

残ったら保存できますか?

The Kitchnのレシピには残りの扱いについてのメモがありますが、食品安全の資料では確認できていません。このページでは保存日数も温め直しの方法も案内しません。このレシピは、揚げたらすぐに食べるところまでです。

「西多士」は同じ料理ですか?

香港政府観光局のHon Fat Noodleのページでは、西多士を香港式フレンチトーストの名前として使い、練乳をたっぷりかけて出す品として紹介しています。これは一軒の店の呼び方と出し方で、すべての茶餐廳や料理の歴史にあてはまるとは、このページでは言いません。

主な参考リンク

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