側面にチョコレートの帯をまとったトルタ・トレ・モンティを切り分けるところ
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トルタ・トレ・モンティの作り方|サンマリノのウエハース菓子とヘーゼルナッツチョコレートクリーム

約14分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 6

フィリング用のチョコレートをバターと一緒に溶かす

手順1: フィリング用のチョコレートをバターと一緒に溶かす

耐熱ボウルに、フィリング用のダークチョコレート200gとバター100gを入れます。一緒に溶かし、なめらかになるまで混ぜます。弱い熱で溶かすのがポイントで、お湯の湯気で温めるボウル(湯せん)を使い、チョコレートが焦げないよう直火には当てないでください。元のレシピに電子レンジの加熱時間は書かれていません。電子レンジを使う場合は、様子を見ながら、混ぜつつ加熱してください。

STEP 22 / 6

ヘーゼルナッツスプレッドと刻んだナッツを混ぜる

手順2: ヘーゼルナッツスプレッドと刻んだナッツを混ぜる

溶かしたチョコレートとバターに、ヘーゼルナッツスプレッド200gと、細かく刻んだローストヘーゼルナッツ100gを加え、よく混ぜます。フィリングは、塗り広げられるけれど流れ落ちないくらいまで、少し冷まします。

STEP 33 / 6

4枚のウエハースにフィリングを塗って重ねる

手順3: 4枚のウエハースにフィリングを塗って重ねる

クッキングシートの上にウエハースを1枚置き、フィリングを薄く均一に塗り広げます。

次のウエハースをのせて、フィリングを塗ります。これを繰り返し、最後の4枚目は上を何も塗らずに重ねます。ウエハースが4枚、フィリングの層が3つになります。元のレシピには、各層の重さや厚さが書かれていません。フィリングは目分量で3つに分け、それぞれ薄く塗ってください。

STEP 44 / 6

軽く押さえて、少なくとも4時間冷やす

手順4: 軽く押さえて、少なくとも4時間冷やす

重ねたケーキを軽く押さえて、層をなじませます。冷蔵庫で数時間、少なくとも4時間、しっかり固まるまで冷やします。上に小さな平皿をのせる程度で十分です。元のレシピは、重い重石を使うようには書いていません。

STEP 55 / 6

任意

手順5: 任意

側面にチョコレートを塗る

コーティングは、専用の材料で作ります。コーティング用のダークチョコレート100gと生クリーム50gを溶かし、なめらかになるまで混ぜます。フィリング用のバターやナッツは入れません。

元の家庭向けレシピでは、このコーティングをケーキ全体に塗ります。この記事では編集上の変更を加えています。 コーティングは側面だけに帯状に塗り、一番上のウエハースは何も塗らずに残します。地域の製品が外周にダークチョコレートの輪を持つと説明されていることに寄せた形です。それでも、5枚の製品や製造元の配合ではなく、あくまで4枚の家庭版です。

冷やしたケーキの側面に、パレットナイフでコーティングを塗り広げます。側面だけに塗る場合に、作ったコーティングのどのくらいを使うかは、元のレシピに書かれていません。均一な帯になるぶんだけ使ってください。コーティングを固めるため、ケーキを冷蔵庫に戻します。元の家庭向けレシピのとおりにしたい場合は、ケーキ全体に塗ってください。

STEP 66 / 6

三角形に切り分けて盛る

手順6: 三角形に切り分けて盛る

固まったら、三角形に切り分けます。元の家庭向けレシピは、アイスクリームとコーヒーを添えることを提案しています。どちらも、別に添える任意のものです。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

7品目

材料

ウエハース4枚、チョコレート、ヘーゼルナッツスプレッド、刻んだヘーゼルナッツ、バターを並べた材料
フィリングの材料をまとめ、任意のコーティング用のチョコレートと生クリームは別に置く

分量は、元の家庭向けレシピのとおりです。ウエハースは直径約20cmのものを使います。何人分、何切れ分かは元のレシピに書かれていません。任意のコーティングには、専用のチョコレートと生クリームを使います。フィリング用のチョコレートとは別に分けておいてください。

材料 分量 代替・備考
丸いウエハースシート 4枚(直径約20cm) ケーキのサクサクした層になる
ダークチョコレート(フィリング用) 200g バターと一緒に溶かす
ヌテラまたはほかのヘーゼルナッツスプレッド 200g ヘーゼルナッツの風味とコクを出す
ローストしたヘーゼルナッツ(細かく刻む) 100g 食感とナッツの風味を加える
バター 100g チョコレートと一緒に溶かす
ダークチョコレート(コーティング用・任意) 100g 任意のコーティングにだけ使う。フィリング用とは別に用意する
生クリーム(乳脂肪分の高いもの、panna da montare) 50g 任意のコーティングにだけ使い、コーティング用チョコレートと混ぜる

アイスクリームとコーヒーは、添えて楽しむための任意のアイデアです。ケーキそのものの材料ではありません。

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薄く歯切れのよいウエハースと、濃いヘーゼルナッツクリーム

このお菓子で守りたいこと

薄くて歯切れのよいウエハースと、その間にはさむ濃厚なチョコレートヘーゼルナッツクリーム。焼かずに、冷蔵庫で固めて作ります。

大きな丸いウエハースが、淡い色のまま一番上にのっています。その下には、ウエハースが何枚も重なり、間にはカカオとヘーゼルナッツの濃いクリームがはさまっています。サンマリノの公式観光サイトは、トルタ・トレ・モンティ(Torta Tre Monti)を共和国の伝統的な菓子のひとつに挙げ、カカオクリームとヘーゼルナッツをはさんだ大きな丸いウエハースと説明しています。

最初に、はっきりさせておきたいことがあります。サンマリノで売られているトルタ・トレ・モンティは、地元の菓子メーカーが自社のレシピで作っているもので、そのレシピは公表されていません。この記事で紹介するのは、サンマリノの旅行情報サイトに載っていた家庭向けの再現レシピです。配合はあくまで家庭版で、メーカーの配合ではありません。ウエハースも、地域の製品が5枚と説明されているのに対し、ここでは4枚で作ります。さらに、この記事では仕上げのチョコレートの塗り方に、編集上の変更をひとつ加えています。くわしくは作り方の中でお伝えします。


選び方と代用

ウエハースシートが、このケーキの食感のすべてを担います。 大きくて薄いウエハースシートは、製菓材料店や輸入食品店で探してください。無味のもの、または味の薄いものが第一候補です。厚みのあるビスケットでは、同じようにサクサクと軽い層にはなりません。焼きたてのワッフルであるベルギーワッフルは、生地が厚くやわらかい、まったく別のお菓子です。ここでは代わりになりません。

手元のシートが直径20cmでない場合は、同じ直径にそろえて切る前に、どのくらい割れやすいかを確かめてください。

元の家庭向けレシピは、ヌテラまたはほかのヘーゼルナッツスプレッドを選択肢として挙げています。別のスプレッドを使うと、甘さや脂肪分が変わることがあるので、自分で選んだ代用として考えてください。刻むヘーゼルナッツは、すでにローストしてある無塩のもので構いません。

アレルギー

このお菓子にはナッツ類(ヘーゼルナッツ)と乳(バター、生クリーム、スプレッドやチョコレートにも含まれることが多い)が入ります。ウエハースシートには通常、小麦が含まれます。購入するウエハース、スプレッド、チョコレートのラベルは、同じ工場で作られているものや混入の可能性についての表示も含めて確認してください。このレシピは、アレルギーのある方にとって安全であるようには作られていません。

道具

  • 耐熱ボウルと、静かに湯気の立つお湯を入れた鍋(チョコレートとバターを溶かす用)
  • 小さめのボウル(任意のコーティング用)
  • 混ぜるためのスプーンまたはヘラ
  • 塗り広げるためのパレットナイフ
  • ヘーゼルナッツを刻むための包丁とまな板
  • クッキングシート
  • 冷蔵庫に入る平らなトレー
  • ケーキの上に軽くのせる小さな平皿
  • 切り分け用の切れ味のよい包丁

うまくいかないとき

症状 確認すること 対処
フィリングがウエハースから流れ落ちる フィリングがまだ温かいうちに塗った もう少し冷まして、塗り広げられるけれど流れない状態にする
チョコレートが焦げたようなにおいがする、またはざらつく 直接的すぎる熱で溶かした 次回は湯気の立つお湯の上で静かに溶かし、溶けるあいだ混ぜ続ける
切るとケーキがやわらかい 冷やす時間が足りなかった コーティングや切り分けの前に、冷蔵庫で最低限の4時間をしっかり確保する
ウエハースがそろえて切る途中で割れた シートがもろい、またはサイズが異なる 切りそろえる前に割れやすさを確かめ、そっと扱う
層の厚さにばらつきがある 最初の層にフィリングを塗りすぎた 塗り始める前に、フィリングを目分量で3つに分けておく
フィリングにコーティングの材料が混ざった コーティングとフィリングの材料を取り違えた 始める前にコーティング用のチョコレートと生クリームを分けておき、コーティングは手順5でだけ作る

仕上げのバリエーション

  • 全体にコーティングする: 元の家庭向けレシピの仕上げ方です。チョコレートと生クリームのコーティングを側面だけでなく上面にも塗り、もう一度冷やします。
  • 側面の帯だけにする: この記事で紹介している形です。上のウエハースが見えたままになり、地域の製品の説明にある外周のチョコレートの輪に近づきます。
  • コーティングなし: コーティングは任意です。手順4まででケーキは完成します。
  • アイスクリームとコーヒーを添える: 元の家庭向けレシピが提案しているとおり、別に添えます。

地域の製品は5枚のウエハースを使います。ただし、ここに挙げた分量は4枚用に書かれています。新しい配合を推測せず、4枚のまま作ってください。


サンマリノのトルタ・トレ・モンティ

製品と家庭版

カカオクリームとヘーゼルナッツをはさむ菓子としての説明は、サンマリノの公式観光サイトによるものです。5枚構成の製品は、地域のネットワークが地元の菓子メーカーのものとして紹介しています。4枚の家庭版は再現レシピであり、製品そのものではありません。

サンマリノの公式観光サイトでは、トルタ・トレ・モンティが伝統的なサンマリノの菓子のひとつとして挙げられています。 カカオクリームとヘーゼルナッツをはさんだ大きな丸いウエハースという説明です。同じページには、名前の似たトルタ・ティターノ(Torta Titano)も並んでいますが、こちらは別の菓子です。アーモンド、ピーナッツ、蜂蜜の生地にチョコレートのフィリングを合わせたもので、混同しないようにしてください。

地域の観光・宿泊事業者のネットワークであるコンパニア・デル・モンテフェルトロ(Compagnia del Montefeltro)によると、トルタ・トレ・モンティとトルタ・ティターノは、地元の名物として知られています。菓子メーカーのラ・セレニッシマ(La Serenissima)が、自社のレシピで70年以上作ってきたと紹介されています。クラシックなトルタ・トレモンティは、5枚のウエハースにカカオとヘーゼルナッツのクリームをはさみ、外周をダークチョコレートで仕上げたものと説明されています。箱には3本の羽根(penna)のシンボルが付いているそうです。この紹介は製造元自身の記録ではなく、分量や創業年、考案者についての情報はありません。

名前は「三つの山」という意味で、英語ではThree Mounts Cakeとも呼ばれます。ただ、この記事で使った資料には、名前の由来が説明されていません。そのため、名前と特定の名所との結びつきは、ここでは断定しません。また、三段重ねのケーキというわけでもありません。薄い層は、それよりもっと多く重なっています。

この記事で使った家庭向けレシピは、ヘブライ語のサンマリノ旅行情報サイトのものです。サイトは、サンマリノを訪れる前に家で作れる版として紹介しており、製造元の配合とはしていません。

よくある質問

これはトルタ・トレ・モンティの公式レシピですか?

いいえ。サンマリノで売られているものはラ・セレニッシマが自社のレシピで作っていて、そのレシピは公表されていません。ここで紹介したのは、旅行サイトにあった家庭向けの再現レシピで、コーティングには編集上の変更を加えています。

なぜ5枚ではなく4枚ですか?

元の家庭向けレシピが、直径約20cmのウエハース4枚で、フィリングを3層はさむ形で書かれているからです。地域の製品は5枚と説明されています。ここに挙げた分量は、4枚の版のものです。

焼く必要はありますか?

ありません。フィリングを溶かして混ぜ、ウエハースの間に塗って、冷蔵庫で固めます。

どのくらい冷やしますか?

固まるまで数時間、少なくとも4時間です。任意のコーティングをする場合は、そのあとでもう一度、コーティングが固まるまで冷やします。

ケーキ全体をチョコレートで覆ってもいいですか?

構いません。元の家庭向けレシピはそうしています。この記事では、上のウエハースを見せるために側面だけに塗りました。どちらの場合も、コーティングはチョコレート100gと生クリーム50gだけで作ります。

何人分ですか?

レシピには書かれていません。わかっているのは、直径約20cmのケーキだということだけです。食卓に合わせて、三角形に切り分けてください。

主な参考リンク

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