薄く金色の衣をまとった、揚げたてのボンビル・フライの皿。細身の魚の形と柔らかい身が見える
🌍ジャンルインド料理

ボンビル・フライの作り方|米粉とセモリナの薄衣で焼く、インド沿岸の魚料理

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 7

魚の水気を押さえる

手順1: 魚の水気を押さえる

洗って下処理をした後、開いた魚をキッチンペーパーで挟み、そっと押さえて表面の水気を取ります。紙が湿ったら替えながら、約20分続けます。Khaanaの方法では、味付けの前にしっかり水気を取ります。それが衣を軽く仕上げる理由です。

STEP 22 / 7

15分漬ける

手順2: 15分漬ける

魚の両面に、にんにくとしょうがのペースト、カシミリ唐辛子、使う場合は唐辛子粉、ターメリック、好みの量の塩、レモン半分の汁をすり込みます。残り半分のレモンは食べるときのために取っておきます。置くのは15分だけで、延ばさないでください。

STEP 33 / 7

一尾ずつ衣をつける

手順3: 一尾ずつ衣をつける

広い皿に細挽きラヴァ1/2カップと米粉大さじ3、塩ひとつまみを混ぜます。漬けた魚を一尾ずつ両面に押しつけ、薄く均一に衣をつけます。衣は焼く直前につけて、すぐ鍋へ運びます。衣をつけた魚を待たせないでください。

STEP 44 / 7

最初の油大さじ3を温める

手順4: 最初の油大さじ3を温める

平鍋に油大さじ3を入れ、中強火で温めます。ラヴァをほんの少し落として、すぐにジュッと音がすれば適温です。油から煙が出るほど熱くしないでください。

STEP 55 / 7

片面を焼く

手順5: 片面を焼く

魚を重ならないように一層に並べます。入りきらなければ数回に分けます。触らずに3〜4分、縁が濃い金色になり、衣が固まるまで待ちます。

STEP 66 / 7

一度だけ返し、残りの油を足す

手順6: 一度だけ返し、残りの油を足す

幅広のへらで各魚を一度だけ返し、残りの油を鍋の縁から回し入れます。裏面は2〜3分、衣が金色になり、身が不透明でフォークで簡単にほぐれるようになるまで焼きます。温度計を使う場合、魚の一般的な安全の目安は中心63°Cです。

STEP 77 / 7

軽く油を切って盛る

手順7: 軽く油を切って盛る

揚げた魚をキッチンペーパーの上にしばらく置いて、軽く油を切ります。残りのレモンと、お好みで刻んだコリアンダーを添え、衣がまだ香ばしいうちに食べます。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

12品目

材料

開いて下処理した魚6尾、米粉、細挽きラヴァ、スパイス、にんにく、しょうが、レモン、油を並べた材料
Khaanaの版は、開いて下処理したボンビルに細挽きラヴァと米粉の衣を合わせます

3人分です。魚は尾数で量ります。塩はマリネで好みの量、衣にひとつまみと2回使います。油とレモンも、それぞれ手順の2か所に分けて使います。

材料 分量 役割
新鮮なボンビル(Bombay duck)、開いて下処理したもの 6尾 主役の、柔らかく繊細な魚
細挽きラヴァ(細挽きの小麦セモリナ) 1/2カップ 衣。外側の歯ざわりを作る。小麦を含む
米粉 大さじ3 衣。ラヴァと混ぜる
カシミリ唐辛子 小さじ2 マリネ。色と穏やかな辛味
唐辛子粉(任意) 小さじ1/2 マリネ。辛味を足したいとき
ターメリック 小さじ1/2 マリネ。香りと色
にんにく(ペースト) 6かけ マリネ。魚にすり込む
しょうが(ペースト) 2 cm マリネ。魚にすり込む
レモン 1個 半分の汁をマリネに、残りは食べるときに
ピーナッツ油 大さじ6 浅揚げ用。最初に大さじ3、残りは魚を返してから
コリアンダーの葉(みじん切り、任意) 大さじ2 仕上げ
塩 マリネは好みで、衣にひとつまみ マリネ用と衣用に分ける
アレルギーと生魚の扱い

この料理には魚と小麦(ラヴァ)が入り、ピーナッツ(落花生)油で揚げるため、同席者に落花生アレルギーがある場合は注意してください。生魚に触れた手、皿、紙は、そのまま食べるものと交差汚染しないよう分けて扱います。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ボンビル・フライ:柔らかく繊細な魚を包む、薄くてカリッとした衣

この鍋で守りたいこと

魚の水気をよく押さえ、漬ける時間は短く、衣は鍋に入れる直前に一尾ずつつけ、返すのは一度だけ。薄く香ばしい衣とボンビルの柔らかな身の対比が、この料理のすべてです。

開いた魚をキッチンペーパーで挟んで押さえ、紙を替えて、もう一度押さえる。それからにんにく、しょうが、唐辛子、ターメリック、レモンをさっとすり込み、細挽きのラヴァと米粉の衣をつけて、浅く油を張った平鍋へ。ボンビル・フライは、インド西海岸の魚料理です。ボンビル(Bombay duck)に軽い衣をつけ、浅い油で揚げ焼きにします。

作り方はKhaanaが公開している3人分の版に沿います。Khaanaはこれをマハラシュトラ州のコリ(Koli)スタイルの料理として紹介しています。ムンバイのレストランGajaleeの版をNDTV Foodが載せているほか、衣やスパイスの配合は作り手ごとに違い、決まった一つの形があるわけではありません。この記事ではKhaanaの版で通し、ほかの版は比較としてだけ触れます。同じ国のほかの料理はインドの国別ページにまとめています。

未試作のレシピです

このレシピは世界ごはん紀行編集部では試作していません。分量・時間・手順は公開されているKhaanaのレシピに沿ったもので、時間は目安であり保証ではありません。

ボンビル・フライとはどんな料理?

Bombay duckは鴨ではなく魚

Khaanaはこの魚をBombilまたはBombay duckと呼び、NDTV Foodは、名前に反してBombay duckは鴨ではなく魚だと説明しています。ここで確認できているのはそこまでです。英名の由来、魚の学術的な分類、料理の正確な発祥は、今回の資料では確かめられていないため、この記事では断定しません。

衣とスパイスは家ごとに変わる

公開されている版を並べると、違いがはっきりします。

版 紹介のされ方 衣と味付け
Khaana(このレシピ) マハラシュトラ風、コリスタイル 細挽きラヴァと米粉の衣。マリネはにんにく、しょうが、カシミリ唐辛子、ターメリック、レモン
NDTV Food/ムンバイのGajalee ムンバイのレストランのボンビル・フライ 米粉の衣。レモン汁、ターメリック、赤唐辛子
Latika Nimbalkar マルワニ/ゴマンタク風のレストランスタイル ほぼ細挽きラヴァで米粉は少し。しょうが・にんにく・青唐辛子のペーストとスパイスマサラ

どれも別のレシピなので、分量を混ぜないでください。ラヴァ、米粉、スパイスの配分は、それぞれの台所が選ぶものだと分かります。


道具

  • 平鍋またはタワ
  • 幅広のへら
  • キッチンペーパー
  • マリネ用、衣用、揚げた魚用の皿または浅い器(それぞれ別に)
  • 食品用温度計(加熱の確認用、任意)

選び方と代用

魚。 ボンビルまたはBombay duckの名前で探します。手に入るかどうか、どんな状態で売られているかは地域や店によって違うので、お近くで確かめてください。ほかの魚に置き換えると、火の通り方も食感も変わって別の料理になります。

細挽きラヴァ。 ここでのラヴァは細挽きの小麦セモリナです。粗いセモリナしかない場合、衣はざらついた別の食感になります。

米粉。 米粉のまま使います。じゃがいもでんぷんやコーンスターチは同じものではありません。

油。 ピーナッツ油を使います。落花生アレルギーなどで油を替えると、風味は変わります。

辛味と薬味。 唐辛子粉とコリアンダーは任意なので、どちらも省けます。

うまくいかないとき:衣がべたつく、魚が崩れる

困りごと 考えられる原因 対処
衣がべたつく、湿っぽい 魚の水気が残っている、または衣をつけた後で待たせた 紙を替えながら決めた時間しっかり押さえ、一尾ずつ焼く直前に衣をつける
魚が崩れる 何度も返した、または最初の面が固まる前に動かした 衣が固まるまで触らず、幅広のへらで一度だけ返す
衣がカリッとしない 鍋が混み合っている、または油が十分に熱くない 重ならない一層で焼き、ラヴァひとつまみがすぐ音を立てるまで待つ
油から煙が出る 鍋が熱すぎる 火を弱める。煙ではなくジュッと音がする程度に
身がまだ半透明 魚が厚い、または裏面の焼きが足りない 身が不透明でほぐれやすくなるまで、または中心63°Cになるまで焼く

Latika Nimbalkarの版は、魚を布と重しで押さえるなど、別の火入れの考え方を説明しています。それはその版自身のレシピのもので、上の手順には加えないでください。

食べ方と残り物

レモンを添えたボンビル・フライを、蒸したご飯と小さな器のダールと並べる
Khaanaはご飯とダールを添えることを提案しています

Khaanaは、ボンビル・フライをご飯とダール(豆のスープ)と一緒に食べることを勧めています。残りのレモンは食卓で魚に絞り、コリアンダーを使う場合は散らします。衣は揚げてすぐがいちばん香ばしくいただけます。

今回参照した資料には、残った分の保存や温め直しについての案内がないため、保存期間や方法はここでは示しません。

アレンジ

いずれも、公開されている別の版か、原典で任意とされている変更です。分量を混ぜず、基本のレシピとは分けて考えてください。

  • 米粉だけの衣(NDTV Food/ムンバイのGajalee)。 魚6〜7尾、レモン汁小さじ2、ターメリック小さじ1、赤唐辛子小さじ1、米粉1カップ、油、塩を使い、魚を15〜20分置いて両面を浅く揚げます。
  • しょうが・にんにく・青唐辛子の版(Latika Nimbalkar)。 魚5〜6尾、レモン汁大さじ1、しょうが・にんにく・青唐辛子のペースト大さじ1とスパイスマサラを使い、衣は細挽きラヴァ大さじ3と米粉大さじ1です。
  • 酸味にココムアガル(Latika Nimbalkar)。 同じサイトが、酸味の別案としてココムアガルを挙げています。その版のものであり、Khaanaのレシピのレモンを全面的に置き換えるものではありません。
  • 辛味を抑える。 任意の唐辛子粉を省きます。
  • 魚と衣だけで食べる。 任意のコリアンダーを省きます。

よくある質問

Bombay duckは鴨の一種ですか?

いいえ。KhaanaもNDTV Foodも、ボンビル(Bombay duck)を魚として紹介しています。NDTV Foodは、鴨ではないとはっきり書いています。

ラヴァとは何ですか?

このレシピでは、細挽きの小麦セモリナのことです。小麦を含み、ここでは米粉と混ぜて衣にします。

米粉の代わりにじゃがいもでんぷんやコーンスターチを使えますか?

原典のレシピにはない置き換えで、衣の質感が変わるため、基本のレシピとしてはおすすめしません。

中まで火が通ったかどうか、どう分かりますか?

魚の一般的な食品安全の目安は、中心が63°Cに達するか、身が不透明になってフォークで簡単にほぐれるまで加熱することです。手順にある焼き時間は目安であって、火が通った証拠ではありません。

ほかの魚でも作れますか?

原典は別の魚を代用として挙げていません。ほかの魚では火入れも食感も変わり、ボンビル・フライとは少し違うものになります。

主な参考リンク

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