両面に金色の斑点がついた薄いチルカ・ロティを、チャナダルのチャツネと並べて盛る
🌍ジャンルインド(ジャールカンド)料理

チルカ・ロティの作り方|ジャールカンドの生米とチャナダルの薄焼きロティ

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 8

洗って、一晩浸す

手順1: 洗って、一晩浸す

生米300 gとチャナダル200 gを洗い、水に一晩浸けます。

STEP 22 / 8

水を切る

手順2: 水を切る

浸した生米とチャナダルの水をよく切ります。

STEP 33 / 8

細かいペーストに挽く

手順3: 細かいペーストに挽く

水を切った生米とチャナダルに少量の水を加えながら、細かいペーストになるまで挽きます。

STEP 44 / 8

塩を加え、生地をのばす

手順4: 塩を加え、生地をのばす

塩を味を見ながら加えて混ぜます。薄いロティにするには、生地がのばしやすくなるまで、必要な分だけ少量の水を加えます。

STEP 55 / 8

タワを熱して油を塗る

手順5: タワを熱して油を塗る

ノンスティックのタワまたはフライパンを中強火で熱し、油を薄く塗ります。

STEP 66 / 8

生地を薄く広げる

手順6: 生地を薄く広げる

タワに生地を大さじ2流し、薄い円形に広げます。

STEP 77 / 8

蓋をして、片面を焼く

手順7: 蓋をして、片面を焼く

蓋をして30秒焼きます。

STEP 88 / 8

裏返し、蓋をして仕上げる

手順8: 裏返し、蓋をして仕上げる

ロティを裏返し、もう一度蓋をして20秒焼きます。両面に金色の斑点が出たら、タワから取り出します。残りの生地でも手順6〜8を繰り返し、必要に応じてタワに少量の油を塗ります。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

5品目

材料

生米、チャナダル、水、塩、油を並べ、奥にノンスティック鍋を置いた写真
生米、チャナダル、水、塩、油の5つの材料
材料 分量 代替・備考
生米(Arwa chawal) 300 g 生地の主体。浸水して、炊かずに挽く
チャナダル(皮をむいて割ったベンガルひよこ豆) 200 g 米といっしょに浸して挽く
水 適量 浸水用、挽く用、生地を薄くのばす用
塩 適量 味を見て加える。生地の味つけ
油 少々 タワに塗る

炊いたご飯や米粉ではなく、炊く前の生米から始めます。塩は挽いたあとに一度だけ加えます。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

チルカ・ロティ:生米とチャナダルを一晩浸して、薄く焼く

このロティが守るもの

生米、チャナダル、水、塩、少量の油だけで作ります。生地は細かく挽き、薄く広げ、両面に金色の斑点が出たらタワから取り出します。

前の晩に、生米とチャナダルをいっしょにボウルの水に浸けておきます。翌日は水を切り、細かいペーストになるまで挽いて塩で味をつけ、熱して薄く油を塗ったタワに、大さじ2ずつ広げていきます。蓋をして、裏返して、またしばらく。金色の斑点がぽつぽつと散った薄いロティが焼き上がります。

ここで紹介するのは、Sushmita Panditさんが2013年のレシピ記事「Chawal ki roti (chilka roti) (Rice pan chapati)」で書いているチルカ・ロティです。Sushmita Panditさんはジャールカンドを出身地として挙げ、故郷の料理として紹介しています。特別な機会にも作るそうです。カレーといっしょに食べ、チャナダルのチャツネが特によく合うと書いています。

生地に発酵はなく、小麦粉もスパイスも入りません。そこが、同じインド料理の食卓に並ぶ近所の料理との違いです。ドーサの生地は米とウラドダルで作り、発酵させます。チーラは、ベサン(ひよこ豆の粉)に野菜を混ぜる手早い生地です。チルカ・ロティは、浸した穀物と割ったひよこ豆をその場で挽いて作る、独立した一品です。

このレシピについて

以下の分量と方法は、Sushmita Panditさんのレシピに沿っています。世界ごはん紀行編集部では、このレシピの試作をしていません。Sushmita Panditさんは、中サイズ8枚分、挽く準備に2分と記載しています。これらは本人の記載値で、確認はできていません。準備の2分には浸水の時間は含まれません。また、1枚につき生地大さじ2で焼くと、全量でちょうど8枚になるとは限りません。この記事では、焼き上がる枚数をお約束しません。

綴りについて

名前は Chhilka、Chilka、Chilkha roti と表記が揺れ、SHĀLIKŪṬA は Papri や Chikha roti とも記録しています。ここでは同じ名前の表記違いとして扱います。語源は確認できていません。


選び方と代用

Arwa chawal は、炊いていない生の米という意味です。このロティは、丸ごとの穀物を浸して挽くことで成り立ちます。そのため、炊いたご飯や米粉はこのレシピには使いません。

チャナダルは、皮をむいて割ったベンガルひよこ豆です。袋に chana dal または Bengal gram dal と書かれたものを探してください。ベサン(ひよこ豆の粉)とウラドダルは、それぞれチーラとドーサという別の料理の材料で、ここでは代わりになりません。他の豆や粉に替えないでください。

水は、浸すときは穀物がかぶる量を使い、挽くときと生地を整えるときは少量だけ使います。塩は味を見て加え、油はタワに塗る程度の少量です。

道具

  • 浸水用のボウル
  • ざる
  • ミキサー、ブレンダー、またはウェットグラインダー
  • ノンスティックのタワまたはフライパン
  • タワやフライパンに合う蓋
  • 大さじ
  • 油を塗り、生地を広げるためのスプーンまたは刷毛
  • 裏返し用のヘラ

うまくいかないときの見方

手順が短いので、判断が必要なのは主に3か所です。ペーストの細かさ、水の量、最後の金色の斑点です。

気づくこと 確認すること 対処
ペーストがざらざらしている 穀物が細かく挽けているか 少量の水を加えながら、さらに挽く
生地が薄く広がらない 薄いロティ用の水を加えたか 水を少しずつ足して混ぜる
生地が鍋の上で流れてしまう 一度に水を入れすぎていないか 次回は、薄めるための水を少量ずつ加える
ロティが鍋にくっつく 鍋、火加減、油 ノンスティックのタワかフライパンを使い、中強火で熱して油を薄く塗る。必要なら油を少し足す

仕上がりの目印は、両面の金色の斑点です。米と豆を挽いた生地なので、表面に小さな粒状の斑が少し見えるのは自然なことです。

作り手によって違う作り方

Sushmita Panditさんのレシピには、2つの選択肢があります。浸水は一晩のかわりに5時間以上でもよいこと、そして最後に足す水は薄いロティにするときだけであることです。この記事は、一晩の浸水と薄い仕上がりで書いています。

ほかの作り手は、この料理を少しずつ違う形で書いています。その分量は、上のレシピには混ぜていません。

  • I camp in my kitchen(Priya Srinivasan):カップ単位で、生米1カップ、チャナダル1/2カップ、水約1/2〜3/4カップを使い、少しゆるめの生地を好みます。記事ではロティをチャナダルのチャツネとビラティ・チャツネと組み合わせています。
  • Archana's Kitchen(Nithya Anantham):米1 1/2カップ、チャナダル3/4カップを使い、ドーサの生地より固めのなめらかなペーストに挽きます。片面約2分、反対の面1〜2分焼きます。
  • SHĀLIKŪṬA(Jyoti Shukla):papri のレシピで、米250 g、複数の候補から選ぶひとつかみの豆、塩、クミン、青唐辛子、からし油を使い、1〜2時間浸します。

作り手によって、このロティがこれだけ幅を持つことがわかります。この記事が書いているシンプルな形で作るなら、生米、チャナダル、水、塩、油だけにしてください。

ジャールカンド、ビハール、ウッタル・プラデーシュの家庭のロティ

Sushmita Panditさんは、チルカ・ロティを故郷ジャールカンドの料理として書き、特別な機会に作ることにも触れています。一方、伝統的な米を扱うプロジェクトSHĀLIKŪṬAは、papri、chikha、chilkha roti を、ジャールカンド、ビハール、ウッタル・プラデーシュの家庭に見られる伝統的な米料理として紹介しています。ふだんの食べ物として位置づけ、薄くて柔らかく、野菜、ダル、肉、チャツネ、漬物といっしょに食べるとしています。I camp in my kitchen も、papri と chilka roti をジャールカンドの米料理の一つに挙げています。

これらを合わせると、ふだんの日にも特別な日にも登場するロティで、その割合は地域や家庭によって違う、という姿が見えてきます。どちらか一方だけが正しい姿というわけではありません。

SHĀLIKŪṬAは、chilkha とドーサも区別しています。どちらも米と豆を挽いたものから始めますが、ドーサの生地はウラドダルを使って発酵させ、chilkha の生地は薄くて発酵させません。チーラはさらに別で、ベサンに野菜を混ぜた生地です。

食べ方

Sushmita Panditさんは、チルカ・ロティをカレーといっしょに食べ、特にチャナダルのチャツネが合うと書いています。チャツネはロティの生地には入らず、別の一品として添えます。

よくある質問

何枚焼けますか?

Sushmita Panditさんは、中サイズ8枚と記載しています。この数字は確認できておらず、1枚につき生地大さじ2で焼くと、全量では違う枚数になることもあります。枚数は決めずに、生地を使い切るまで焼いてください。

生地を発酵させたり、休ませたりする必要はありますか?

いいえ。生米とチャナダルを浸して水を切り、挽いたら、塩と薄めるための水を混ぜてそのまま焼きます。発酵しないことは、ドーサとのいちばん分かりやすい違いです。

浸水は一晩より短くてもいいですか?

Sushmita Panditさんのレシピでは、5時間以上または一晩とされています。この記事は一晩の浸水で書いています。

米粉や炊いたご飯を生米のかわりに使えますか?

このレシピでは使えません。浸した生米(Arwa chawal)とチャナダルを、その場で挽いて作ります。この記事の根拠にした資料は、米粉、炊いたご飯、他の豆への置き換えを裏づけていません。

水、塩、油の分量が書かれていないのはなぜですか?

Sushmita Panditさんがそれらの分量を示していないからです。水は浸水用、挽く用、薄いロティ用に必要なだけ、塩は味を見て、油はタワに塗る少量を使ってください。

チルカ・ロティはチーラと同じですか?

いいえ。チーラは、ベサンに野菜を混ぜる手早い生地です。チルカ・ロティは、浸した生米とチャナダルを挽いた生地で、野菜もスパイスも入りません。

主な参考リンク

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