チリゴビを盛りつけた完成の一皿
🌍ジャンルインド料理

チリゴビの作り方|カリッと揚げたカリフラワーを、乾いた辛味ソースで和える

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 8

火を止めた湯で小房を5分下ゆでする

手順1: 火を止めた湯で小房を5分下ゆでする

カリフラワーを洗い、小さな小房に分けます。鍋に水2.5カップと塩小さじ1/4を入れ、ぐらぐらと沸かします。火を止めて鍋をコンロから下ろし、調理台か鍋敷きに置きます。そこに小房を入れ、熱い湯の中に5分置きます。衣に入れる前に水が残らないよう、しっかり水を切ります。

STEP 22 / 8

ソース用の野菜と香味を切る

手順2: ソース用の野菜と香味を切る

ねぎの白い部分は薄切りにし、緑の部分は刻んで、緑は別のボウルに取っておきます。緑のピーマンは薄切りにします。しょうがとにんにくはみじん切りにし、青唐辛子は縦に切り目を入れます。それぞれ別々の山にしておきます。

STEP 33 / 8

なめらかな衣を混ぜる

手順3: なめらかな衣を混ぜる

ボウルに、薄力粉・中力粉、コーンスターチ、カシミリ唐辛子粉、黒こしょう小さじ1/4、岩塩小さじ1、しょうゆ小さじ1、甘口の赤いチリソース小さじ1/2を入れて混ぜます。水を少しずつ加えながら泡立て器で混ぜ、なめらかで中程度のとろみの衣にします。水は粉によって3/4カップから1カップまでと幅があります。流れるけれど、小房にはしっかりつく状態で止めてください。

STEP 44 / 8

小房に衣をつけ、余分を落とす

手順4: 小房に衣をつけ、余分を落とす

水を切った小房を衣に入れ、全体に均一につくまで返します。取り出して、ボウルの縁に当てて余分な衣を落とします。厚いかたまりではなく、薄く均一な衣にします。

STEP 55 / 8

少量ずつ、黄金色になるまで揚げる

手順5: 少量ずつ、黄金色になるまで揚げる

揚げ油を中火で、中温程度まで熱します。衣をつけた小房を数個ずつ、鍋を混み合わせずに入れます。片面が黄金色でカリッとしたら返します。その後も数回返して、全体が黄金色でカリッとするまで揚げます。同じ回の小房でも、色づく速さに少し差が出ることがあります。穴あきお玉かスパイダーで引き上げ、ペーパータオルの上で油を切ります。残りも同じように揚げ、鍋の大きさに応じて3〜5回に分けます。

STEP 66 / 8

ごま油で香味を炒める

手順6: ごま油で香味を炒める

中華鍋に焙煎ごま油大さじ1を熱します。しょうが、にんにく、縦に切り目を入れた青唐辛子を入れ、生っぽい香りが消えるまでの数秒だけ混ぜます。焦がさないでください。

STEP 77 / 8

ねぎの白い部分、ピーマン、ソースを加える

手順7: ねぎの白い部分、ピーマン、ソースを加える

ねぎの白い部分と緑のピーマンを加えます。火を中火か中強火に上げ、ねぎが透き通るまで絶えず混ぜます。焦げそうなら火を弱めます。そのあと火を弱め、しょうゆ小さじ1と甘口の赤いチリソース小さじ1を加えて、よく混ぜます。

STEP 88 / 8

揚げた小房を和え、火を止めて仕上げる

手順8: 揚げた小房を和え、火を止めて仕上げる

揚げた小房に、砂糖小さじ1/2、黒こしょう小さじ1/4、塩を数つまみ加えます。中火から中強火で、小房全体に軽く均一にソースがからむまで和えます。火を止め、みりん小さじ1を加えて混ぜます。青ねぎの緑の部分大さじ2を散らし、熱いうちにすぐに出します。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

25品目

材料

カリフラワー、小麦粉、コーンスターチ、香味野菜、チリソースなど、チリゴビの材料を分けて並べたところ
カリフラワー1個、2種類の粉、香味野菜、調味料を、調理前にグループごとに並べる
材料 分量 代替・備考
カリフラワー 小〜中1個(350g) 主役の材料。細かいくずではなく、小さな小房に切る
水(下ゆで用) 2.5カップ 沸騰させて下ゆでに使う
塩(下ゆで用) 小さじ1/4 下ゆでの湯に下味をつける
薄力粉・中力粉 1カップ 衣のベース
コーンスターチ 大さじ4 衣用。カリッとした殻にする
カシミリ唐辛子粉 小さじ1 衣に色とほどよい辛みをつける
黒こしょう(衣用) 小さじ1/4 衣の味付け
岩塩(衣用) 小さじ1 衣の味付け
自然発酵のしょうゆ(衣用) 小さじ1 衣の味付け
甘口の赤いチリソース(衣用) 小さじ1/2 衣の味付け
水(衣用) 1カップ(3/4〜1カップ、生地の状態による) 衣をなめらかで中程度のとろみにする
揚げ油 適量 衣をつけた小房を揚げる
焙煎ごま油 大さじ1 ソースのベースを炒める
しょうが(みじん切り) 大さじ1 香味野菜
にんにく(みじん切り) 大さじ1 香味野菜
青唐辛子 2〜3本(縦に切り目を入れる) 香味と辛み
ねぎの白い部分(薄切り) 1/2カップ(ねぎ中2本分) ソース用の野菜。透き通るまで炒める
緑のピーマン(薄切り) 1/3カップ(小1個) ソース用の野菜
自然発酵のしょうゆ(ソース用) 小さじ1 ソースの味付け
甘口の赤いチリソース(ソース用) 小さじ1 ソースの味付け
砂糖 小さじ1/2 和えるときの味付け
黒こしょう(和え用) 小さじ1/4 和えるときの味付け
塩(和え用) 数つまみ(味を見て) 仕上げの味付け
みりん 小さじ1 火を止めてから加える
青ねぎの緑の部分(刻む) 大さじ2 仕上げの飾り

塩の使い道は3つあります。下ゆでの湯に小さじ1/4、衣に岩塩小さじ1、仕上げの和えに数つまみです。それぞれ別に扱ってください。ねぎの白い部分はソースに使い、緑の部分は最後まで取っておきます。

アレルゲンと表示

衣には小麦粉が、しょうゆには大豆が含まれています。しょうゆや甘口の赤いチリソースの原材料は商品によって違います。調理の前に、それぞれのラベルでアレルゲンを確認してください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

チリゴビ:黄金色のカリフラワーに、軽くて乾いたチリの衣

この一皿で守ること

小房は小さく、カリッとしたまま。ソースはグレービーではなく、軽くつやのある衣として使います。揚げたあとの作業は一気に進むので、野菜を切り、調味料を用意してから始めてください。

熱した焙煎ごま油に、刻んだしょうが、にんにく、縦に切った青唐辛子を入れると、数秒で生っぽい香りがやわらぎます。続いて薄切りにしたねぎの白い部分と細切りの緑のピーマンを加え、ねぎが透き通るまで混ぜます。しょうゆと甘口の赤いチリソースを小さじ1ずつ入れ、ペーパータオルの上で油を切っておいた、衣つきで黄金色に揚がったカリフラワーを合わせます。小房をさっと和えたら火を止め、みりんを少し回しかけ、青ねぎの緑の部分を散らして中華鍋の仕上げです。これがチリゴビです。

このページで作るのは、ひとつの書かれたレシピに沿った版です。Dassana Amit さんが自身のサイト「Dassana's Veg Recipes」で公開している「Chilli Gobi (Cauliflower Chilli)」です。このページは、この料理を人気のインド中華(Indo Chinese)の前菜・軽食と紹介し、衣がカリッとしたドライタイプと、グレービータイプを分けています。この記事で扱うのはドライタイプだけです。レシピカードは4人分、準備15分、調理45分、合計1時間としています。作り方の中で時間が決まっている工程は、5分の下ゆでだけです。油の温度や揚げる分数は書かれていないので、色とカリッとした感じで判断します。

著者は、唐辛子粉、チリソース、油、仕上げの酸味について、いくつか選択肢を挙げています。この記事では、カシミリ唐辛子粉(Kashmiri red chilli powder)、甘口の赤いチリソース、焙煎ごま油、みりんの組み合わせに決めました。ほかの選択肢はよくある質問で紹介します。Dassana Amit さんのプロフィールでは、著者は菜食の料理人、レシピ開発者、料理写真家で、レシピは自宅の台所で調理・試作したものだと紹介されています。世界ごはん紀行では、このレシピをまだ台所で試作していません。

名前について

元のページの題名は「Chilli Gobi (Cauliflower Chilli)」で、「gobi」はカリフラワーのことです。Chilly Gobi という綴りも見かけます。このページでは、ゴビ・マンチュリアン(Gobi Manchurian)を同じ料理とは扱いません。アロ・ゴビ(Aloo Gobi)もカリフラワーを使いますが、じゃがいもとスパイスで調理する別の料理です。


インド中華の中のチリゴビ

チリゴビについて、レシピの著者は「Indo Chinese(インド中華)」に分類しています。ここではその分類を出発点にします。インド中華という料理全体については、背景が記録されています。Quartz に掲載され Scroll.in に再掲された Maria Thomas さんの記事は、インド中華を ハイブリッドな料理と説明しています。それによると、インドの中国系移民のコミュニティが、インドの味の好みやレストラン文化と出会うなかで形づくられた料理です。記事はコルカタやタングラ(Tangra)にも触れ、この広い歴史の一部として語っています。一方で、地域ごとの適応がどのように始まり広がったのかは、はっきりしないとも書いています。

この背景が説明しているのは、料理のひとつの分野全体です。チリゴビそのものの物語ではありません。レシピのページにも記事にも、この料理の具体的な発祥地、年代、考案者は書かれていません。「インド中華」というラベルは、料理が属する調理スタイルを示すものです。チリゴビがいつ、どこで生まれたのかの証拠にはなりません。同じ国のほかの料理は、インドのページをご覧ください。


道具

  • 下ゆで用の鍋
  • 鍋敷きなど、熱い鍋を置ける場所
  • ざるまたは水切りボウル
  • 衣用のボウルと泡立て器
  • 揚げ用のカダイか中華鍋
  • 穴あきお玉(スパイダー)
  • ペーパータオルを敷いた皿
  • ソースと仕上げの和え用の中華鍋
  • まな板と包丁

選び方と代用

コーンスターチであって、コーンミールではありません。この衣でいう「corn flour」はコーンスターチのことです。コーンミールや粗びきのとうもろこし粉に替えず、コーンスターチのままにしてください。

衣の塩。岩塩の代わりにヨウ素添加塩を使う場合は、岩塩小さじ1に追加するのではなく、置き換えて小さじ1/3〜1/2にします。

しょうゆ。衣にもソースにも、自然発酵のしょうゆを使います。

調味料はひと組に絞る。このページの分量は、カシミリ唐辛子粉、甘口の赤いチリソース、焙煎ごま油、みりんを前提にしています。どれかを替えるときは、その1つだけを替え、別の選択肢を並べて足さないでください。ほかの選択肢はよくある質問に載せています。

ソースを足さない。トマトケチャップ、酢、スープ、とろみのための水溶き粉は、このドライタイプには使いません。


食卓へ:中華鍋から、そのまま皿へ

青ねぎの緑の部分を散らし、熱いうちに出すチリゴビの一皿
和え終えたらすぐ、ドライなチリゴビを一皿に盛って出す

チリゴビは前菜や軽食として出します。青ねぎの緑の部分を散らしたら、揚げた縁がカリッとしているうちに食卓へ運びます。皿の上には、つやのある衣をまとった小房が一つひとつ見え、底にソースがたまっていないのが目安です。この版は、ごはんや麺、つけだれは添えず、単独の一皿として出します。

よくある失敗と直し方

問題 見るところ 対処
衣が濃すぎて薄くつけられない 粉に対して水が足りない 水を少し足して混ぜる。合計は3/4〜1カップの範囲で
衣が小房からそのまま流れ落ちる 水を一度に入れすぎた 次回は水を少しずつ加え、なめらかで中程度のとろみになったところで止める
衣が重い、またはかたまりになる 小房に余分な衣が残っている 揚げる前に、一つずつボウルの側面に当てて余分を落とす
小房がくっつく、油の中で色づきにムラが出る 鍋に一度に入れすぎている 一回に揚げる数を減らし、何度か返す
衣がしめっぽい 下ゆで後の水切りが足りない、または揚げたあとに油を切っていない 下ゆで後はしっかり水を切り、揚げた小房はペーパータオルの上で休ませる
にんにくやしょうがが色づき始める 火が強すぎる 火を弱める。必要なのは数秒だけ
ソースがグレービーのようにたまる 余分な水分を足した 材料表のソースを少量ずつだけ使う。水やスープは足さない

よくある質問

レシピの著者は、ほかにどんな材料の選択肢を挙げていますか?

Dassana Amit さんは、いくつかの材料に代替を挙げています。唐辛子粉は、カシミリ唐辛子粉の代わりにデギ・ミルチ(deghi mirch)でも作れます。チリソースは、スイートチリガーリックソースやシラチャー(Sriracha)にできます。ソース用の油は、ピーナッツ油、ひまわり油、生のごま油が選べます。みりん小さじ1の代わりに、日本酒のような米のお酒(rice wine)、米酢、白酢を小さじ1/2ずつ使ってもよいとしています。この記事は1組に決めているので、選択肢は組み合わせず、1つずつ選んでください。

塩の分量が3つに分かれているのはなぜですか?

下ゆでの湯に入れる塩小さじ1/4は、元のレシピの作り方には書かれていますが、レシピカードの材料欄には独立した行がありません。カードには、衣の塩が「as required(適量)」としか載っていません。詳しい作り方の中で、著者は岩塩小さじ1を使ったと書き、代わりにヨウ素添加塩を小さじ1/3〜1/2使う方法も挙げています。最後の和えには、味を見ながら数つまみです。用途が別なので、このページでは分けて書き、合計していません。

揚げ油の温度と時間はどのくらいですか?

元のレシピが示しているのは、中火、中温程度の油、少量ずつ揚げること、そして鍋の大きさに応じて3〜5回に分けることです。油の温度、油の量、揚げる分数は書かれておらず、このページでも足していません。一回ごとに目で見て、全体が黄金色でカリッとなったら上げてください。

チリゴビはゴビ・マンチュリアンと同じですか?

ここで参照した資料からは、2つの名前が同じ料理を指すとは確かめられません。違いもはっきりとは示されていません。このページは、沿っている1つのレシピの名前と配合である、チリゴビだけに絞っています。

ソースがたっぷりのタイプもありますか?

あります。著者は、カリッとしたこのドライタイプと、グレービータイプを区別しています。ただしこの記事で扱うのはドライタイプだけです。中華鍋に水やスープを足して、ドライタイプをグレービーに変えないでください。

作り置きや、残りの保存はできますか?

レシピには熱いうちに出すとあるだけで、保存についての記載はありません。そのため、このページでは保存の日数も温め直しの方法も案内しません。食べる少し前に揚げて和える段取りにしてください。

主な参考リンク

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