ココナッツと香菜を内側に巻き、種とカレーリーフのテンパリングをかけたカンドヴィ
🌍ジャンルインド料理・グジャラート料理

カンドヴィの作り方|ひよこ豆粉の薄い生地を巻くグジャラートの軽食

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 24

ココナッツを準備する

手順1: ココナッツを準備する

ココナッツの殻の汚れを、石けんや洗剤を使わずに流水で洗い流します。割って、白い果肉を削ります。削ったココナッツは洗った道具で扱い、巻くときまで取り分けておきます。

STEP 22 / 24

香菜を洗って刻む

手順2: 香菜を洗って刻む

香菜は石けんや洗剤を使わず、流水でよく洗って水気をしっかり切ります。洗っても細菌が減るだけで、なくなるわけではありません。葉を刻み、巻くときまで取り分けておきます。

STEP 33 / 24

粉と香辛料とペーストを混ぜる

手順3: 粉と香辛料とペーストを混ぜる

ボウルに、ひよこ豆粉1カップ、マイダ大さじ1、ターメリック小さじ1/2、赤唐辛子粉小さじ1/4、塩適量、青唐辛子ペースト小さじ1、しょうがペースト小さじ1、ヒング小さじ1/4を入れ、むらなく混ぜます。残りのヒング小さじ1/4はテンパリング用に取っておきます。

STEP 44 / 24

バターミルクを少しずつ加える

手順4: バターミルクを少しずつ加える

バターミルク3カップのうち、まず一部を注ぎます。一度に入れず、少しずつ加えます。

STEP 55 / 24

滑らかになるまで泡立てる

手順5: 滑らかになるまで泡立てる

加えるたびに泡立て器で混ぜ、またバターミルクを足します。全量を入れ終えて、だまのない滑らかな生地になるまで続けます。

STEP 66 / 24

生地を鍋に移す

手順6: 生地を鍋に移す

滑らかな生地を、ノンスティックのカダイに流し入れます。鍋に油は入れません。

STEP 77 / 24

弱火で練る

手順7: 弱火で練る

カダイを弱火にかけ、生地を15–20分加熱します。とろみがついてくるので、平たいヘラで鍋底をこそげるように混ぜ続けます。

STEP 88 / 24

ターリーに油を塗る

手順8: ターリーに油を塗る

生地を煮ている間に、平たい金属のターリーの裏に刷毛で薄く油を塗ります。生地を火にかける前に済ませてもかまいません。ターリーを複数使う場合は、すべてに油を塗って、手の届くところに並べておきます。

STEP 99 / 24

生地が鍋肌から離れるのを確かめる

手順9: 生地が鍋肌から離れるのを確かめる

生地が鍋の側面から離れ始めたら、広げどきです。

STEP 1010 / 24

熱い生地をターリーに移す

手順10: 熱い生地をターリーに移す

間をおかず、幅広のヘラで熱い生地を油を塗ったターリーに移します。生地は熱いので、指で触れないでください。

STEP 1111 / 24

薄く均一に広げる

手順11: 薄く均一に広げる

幅広の平たいスクレーパーで、熱いうちに生地をターリーの面いっぱいに、薄く均一に広げます。

STEP 1212 / 24

生地を冷ます

手順12: 生地を冷ます

冷めて固まるまで、そのまま動かさずに置きます。

STEP 1313 / 24

帯状に切る

手順13: 帯状に切る

冷めた生地を、包丁で厚めの帯状に切ります。

STEP 1414 / 24

ココナッツと香菜を散らす

手順14: ココナッツと香菜を散らす

切った帯の上に、削ったココナッツと刻んだ香菜を散らします。

STEP 1515 / 24

一本ずつ巻く

手順15: 一本ずつ巻く

帯の一端から、ココナッツと香菜を内側に巻き込みながら、きれいな筒状に巻きます。

STEP 1616 / 24

皿に並べる

手順16: 皿に並べる

ヘラで巻いたものを盛り付け用の皿に移し、横に並べます。

STEP 1717 / 24

油を熱する

手順17: 油を熱する

浅いノンスティックのパンに、油大さじ2を入れて熱します。

STEP 1818 / 24

マスタードシードをはじけさせる

手順18: マスタードシードをはじけさせる

熱い油にマスタードシード小さじ1を入れ、はじけ始めるまで加熱します。はじけるので、顔や手はパンから離してください。

STEP 1919 / 24

残りのヒングを加える

手順19: 残りのヒングを加える

取っておいたヒング小さじ1/4をパンに加えます。

STEP 2020 / 24

カレーリーフを加える

手順20: カレーリーフを加える

カレーリーフ10–15枚を加えます。

STEP 2121 / 24

白ごまを加える

手順21: 白ごまを加える

白ごま小さじ1を加えます。

STEP 2222 / 24

テンパリングを混ぜる

手順22: テンパリングを混ぜる

パンの中身をよく混ぜ合わせます。

STEP 2323 / 24

巻いたカンドヴィにかける

手順23: 巻いたカンドヴィにかける

巻いたカンドヴィの上に、テンパリングをかけます。

STEP 2424 / 24

盛り付ける

手順24: 盛り付ける

カンドヴィを軽食として供します。ココナッツと香菜は巻き込んであるので、上から追加で散らさないでください。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

17品目

材料

ベサン、精製小麦粉、バターミルク、香辛料と仕上げ用の種や葉を並べたカンドヴィの材料
生地の材料、生のまま巻く具、テンパリングは、それぞれ別の段階で使います
材料 分量 代替・備考
ひよこ豆粉(ベサン) 1カップ 生地の主体
精製小麦粉(マイダ) 大さじ1 ベサンと一緒に生地に混ぜる
ターメリックパウダー 小さじ1/2 生地の香辛料
赤唐辛子粉 小さじ1/4 生地の香辛料
塩 適量 生地の味つけ
青唐辛子ペースト 小さじ1 生地の味つけ
しょうがペースト 小さじ1 生地の味つけ
ヒング(生地用) 小さじ1/4 生地の味つけ
バターミルク 3カップ 粉と香辛料をのばして滑らかな生地にする
油(ターリーに塗る用) 少々 ターリーの裏に塗る
生ココナッツ(削ったもの) 適量 巻く前に帯の上に散らす
香菜(コリアンダーの葉・刻む) 適量 巻く前に帯の上に散らす
油(テンパリング用) 大さじ2 テンパリングのベース
マスタードシード 小さじ1 熱い油ではじけさせる
ヒング(テンパリング用) 小さじ1/4 マスタードシードがはじけた後に加える
カレーリーフ 10–15枚 テンパリングに加える
白ごま 小さじ1 テンパリングに加える
アレルゲンと生のままの材料

このレシピには小麦(マイダ)、乳(バターミルク)、ごま、マスタードが含まれるため、グルテンフリーではありません。複合ヒングには小麦粉などが入っていることがあるので、ラベルを確かめてください。バターミルクも、原材料とアレルゲンの表示を確認しましょう。

ココナッツと香菜は加熱しません。生地を煮て冷ましたあとで巻き込む材料で、外側にかける熱いテンパリングが、これらを加熱したり殺菌したりしてくれるとは考えないでください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

カンドヴィ ― 鍋を離れたら待ってくれない生地

この料理が頼りにしているもの

生地が煮上がる前に、必要なものをすべて手元にそろえておきます。生地は熱いうちに薄く広げなければならず、巻くのは冷めてからです。

カンドヴィは、ひよこ豆粉とバターミルクの淡い黄色の生地を、鍋の中で弱火にかけて混ぜるところから始まります。鍋肌から生地が離れ始めると、そこから時間の流れが変わります。熱い生地を油を塗ったターリー(平たい金属の皿)の裏に移し、均一な一枚の膜に広げます。冷めたら帯状に切り、生ココナッツと香菜を散らして巻きます。仕上げに、マスタードシード、ヒング、カレーリーフ、白ごまの熱いテンパリングを上からかけます。

この記事が通して追うのは、Sanjeev Kapoor の名で公開されているグジャラートの軽食レシピ1本です。このレシピには、カップの容量、できあがりの量、塩・ココナッツ・香菜・塗り油の数量、冷ます時間、帯の幅が書かれていません。他のレシピから数字を借りて埋めることはせず、そのまま空けてあります。そのため、下の分量表は見慣れたレシピよりやや書き込みが少なく見えるかもしれません。

試作は未実施

世界ごはん紀行では、このレシピの試作をしていません。分量と作業の順序は公開されているレシピに沿ったもので、実用上のメモは試作結果ではなく編集部の案内です。


選び方と代用

  • ベサン:原材料がひよこ豆の粉であるものを選びます。大豆を焙煎した粉、片栗粉、小麦粉は同じものではありません。
  • マイダ:量は少なくても生地の一部なので、省かずに入れます。
  • バターミルク:売られているものは店や国によって違うので、ラベルを読んでください。ヨーグルトに置き換える確かな換算がないため、ここでは示しません。
  • 赤唐辛子粉:唐辛子の種類や辛さはさまざまなので、使う粉の辛さを先に確かめます。
  • 青唐辛子ペースト:市販のペーストは塩分や水分が一定ではありません。塩を加えていない青唐辛子のみじん切りは、編集部が考えた代替です。
  • しょうがペースト:生のしょうがのすりおろしも手軽な編集部案ですが、水分と繊維の具合が変わります。
  • 油:においの穏やかな油が無難です。
  • マスタードシード:粒のままのものを使います。練りマスタードやマスタードペーストでは代用できません。
  • カレーリーフ:生または冷凍の葉を探します。乾燥した葉は香りが違うので、同じ仕上がりになるとは考えないでください。
  • 探す場所:ベサン、ヒング、カレーリーフは、インド食材店、輸入食品店、通販で、この一般名で検索すると見つかります。

道具

  • ボウル
  • 泡立て器とスプーン
  • ノンスティックのカダイ(または深めのフライパン)
  • 平たいヘラ
  • 平たい耐熱の金属ターリー(または皿。裏面を広げるのに使う)
  • ターリーに油を塗る刷毛
  • 幅広の平たいスクレーパー
  • 包丁とまな板
  • ココナッツを削る道具
  • テンパリング用の浅いノンスティックのパン
  • 盛り付け用の皿

うまくいかないとき ― 診断できること、できないこと

このレシピは試作していないため、ここに書くのは作業の順序から説明できる範囲だけです。試して確かめた対処法ではありません。

気づくこと 確認したい点 対処
生地にだまがある バターミルクを一度に入れすぎた、または混ぜ足りない 火にかける前によく泡立てる。次回はバターミルクをもっと少しずつ加える
20分たっても生地が鍋肌から離れない コンロや鍋によって違う 生地が鍋肌から離れ始めるのを見続ける。どれだけ時間を足せばよいかは、ここでは言えない
生地が広げにくい 広げる前に冷めた可能性がある 次回はターリーに先に油を塗り、鍋からそのままターリーへ移す
切りにくい、持ち上げにくい 冷めて固まっていない可能性がある 切る前にもっと長く冷ます
巻いても形が保てない、食感が違う 原因がいくつか考えられる 鍋肌から離れる目安と冷ます工程を見直す。確かな診断はできず、配合を変えると別のレシピになる

アレンジ

以下は編集部による変更案なので、基本のレシピとは仕上がりが変わります。

  • 辛さを控える:青唐辛子ペーストを減らします。辛さと一緒に風味も変わります。
  • 乾燥ココナッツ:生ココナッツが手に入らない場合の代わりになりえます。食感が違うので、同量の置き換えとは考えないでください。
  • 香菜なし:手に入りにくい、または苦手な場合は省けます。これは省略なので、できあがりは変わります。
  • マイダの代わりに薄力粉:マイダが手に入らない場合に使えます。同じ等級とは限らず、小麦を含む点も変わりません。

グジャラートのやわらかなひよこ豆粉ロール

Sanjeev Kapoor のレシピは、カンドヴィをグジャラートの軽食として紹介しています。Gujarat Tourism は、ひよこ豆粉のやわらかなロールとし、テンパリングにココナッツ、マスタードシード、カレーリーフが使われると書いています。この記事のレシピでは、ココナッツはロールの内側に巻き込み、外側にかけるのは加熱したテンパリングだけです。

Gujarat Tourism は、マハーラーシュトラ州に、Dahivadi または Suralichi Vadi と呼ばれる近縁の料理があることにも触れています。同じ系統の料理が複数の名前で知られていることはわかりますが、どの版も同じ配合と作り方だとは限りません。確認した資料からは、起源の年代や地域間の伝わり方はわからないため、ここでは触れません。

レシピは版によっても違います。別のサイトである Khaana のカンドヴィのレシピは、ベサンと酸味のある乳製品を火にかけ、薄く広げて冷まし、巻くという似た流れですが、配合と材料はそのレシピ独自のものです。この記事には混ぜていません。インドのほかの料理は、インドのページでも紹介しています。

よくある質問

カンドヴィはどこの料理ですか?

Sanjeev Kapoor のレシピも Gujarat Tourism も、グジャラートの料理として扱っています。Gujarat Tourism は、マハーラーシュトラ州の近縁の名前として Dahivadi と Suralichi Vadi も記録しているので、この種の料理が特定の一地域だけのものとは言いません。

カンドヴィはドークラと同じですか?

違います。ドークラは発酵させた生地を蒸して作ります。このカンドヴィの生地は鍋で練り、薄く広げて帯状に切って巻くもので、レシピに発酵の工程はありません。

バターミルクをヨーグルトに替えられますか?

バターミルク3カップを同量のヨーグルトに替える根拠はなく、このレシピ向けに確かめた換算もありません。Khaana の別のレシピには独自の配合がありますが、このレシピには当てはまりません。Khaana は酸っぱいバターミルクと新鮮で甘いバターミルクも区別していますが、Sanjeev Kapoor のレシピは、バターミルクの酸っぱさの程度を書いていません。

1カップは何mlですか?

レシピに書かれていないので、換算は示しません。粉とバターミルクを同じカップで量れば、少なくともこの2つの材料は書かれた割合のままになります。

何人分ですか?

レシピに人数分や仕上がり量の記載はなく、こちらで作ることもしていません。

ココナッツと香菜の具は加熱しますか?

しません。加熱するのは生地だけで、ココナッツと香菜は生地が冷めてから加えます。FDA(米国食品医薬品局)は、農産物を石けんや洗剤を使わずに流水でよく洗うよう案内しており、洗うことで細菌は減るがなくなるわけではないと述べています。FDAの案内は農産物全般についてで、この2つの材料に限ったものではありません。熱いテンパリングや巻き上がった見た目が、食品の安全性の証明になるわけではありません。

カンドヴィはグルテンフリーですか?

このレシピはそうではありません。小麦粉であるマイダを使っているためです。複合ヒングにも小麦粉が入っていることがあるので、そのラベルも確かめてください。

作り置きや残りの保存はできますか?

レシピには保存や再加熱の記載がなく、盛り付けで終わっています。作り置きできる時間、保存期間、再加熱の方法について確かな根拠がないため、案内しません。

主な参考リンク

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