冷たい無糖ヨーグルトと二種のチャトニ、ざくろとコリアンダーを重ねたダヒ・ワダ
🌍ジャンルインド料理

ダヒ・ワダ(北インド風)の作り方|ウラド豆のワダを冷たいヨーグルトで包み、チャトニを二種添える

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 10

別々のボウルで、二つの浸水を始める

手順1: 別々のボウルで、二つの浸水を始める

1つ目のボウルでは、種なしタマリンド1/2カップ(ぎゅっと詰めて)を水1.75カップに浸します。

2つ目のボウルでは、皮なし割りウラド豆200gを選り分けてから、3〜4回すすぎます。

すすいだ豆に水をたっぷりかぶせて、一晩置きます。

どちらの材料もそれぞれ自分の器で一晩浸します。同じ夜に二つを始めるのは、作業を段取りよく進めるためです。水は共有せず、二晩続けて浸すという意味でもありません。

STEP 22 / 10

タマリンドチャトニを作って冷ます

手順2: タマリンドチャトニを作って冷ます

浸したタマリンドを、浸していた同じボウルの中で手でもみます。

こして、抽出した液を取っておきます。水は足しません。

小鍋に油小さじ1を入れ、弱火で温めます。

クミンシード小さじ1/2を入れて、はじけさせます。

ジンジャーパウダー小さじ1/2、赤唐辛子パウダー小さじ1/4、ヒングひとつまみを加えます。

油の中で混ぜます。

タマリンドの抽出液を注ぎます。

2〜3分加熱します。

ジャグリー大さじ7と塩を適量加えます。

弱火〜弱めの中火で、とろみがつくまで4〜5分煮ます。

火から下ろして冷まします。揚げ始める前に、このチャトニをでき上がりの状態にしておきます。

STEP 33 / 10

コリアンダーチャトニをブレンドする

手順3: コリアンダーチャトニをブレンドする

ブレンダーにコリアンダーの葉2カップ、アムチュール小さじ1/2、刻んだにんにく小さじ1/2、刻んだ青唐辛子小さじ1、クミンシード小さじ1/2、塩を入れ、水大さじ2を加えます。

なめらかになるまで回します。回りにくければ、水を少し足します。

加熱せずに取り分けておきます。これで二種のチャトニが、揚げる前にそろいました。

STEP 44 / 10

ウラド豆の生地を挽いて泡立てる

手順4: ウラド豆の生地を挽いて泡立てる

一晩浸した豆の水を切ります。

グラインダーに入れ、刻んだ青唐辛子小さじ1/2、刻んだしょうが小さじ1、クミンシード小さじ1、ヒングひとつまみ、塩適量を加えます。水は1/4〜1/2カップ、または1/2〜3/4カップを、数回に分けて少しずつ加えます。

なめらかで、厚め〜中厚の、まだ流れる状態になるまで挽きます。

ボウルに移し、2〜3分泡立て器で泡立てて空気を含ませます。

使うなら、刻んだレーズン大さじ1と刻んだカシューナッツ12個を折り込みます。どちらもお好みです。

STEP 55 / 10

ワダを深揚げする

手順5: ワダを深揚げする

カダイか鍋で油を中温の180〜190°Cに熱します。

生地をスプーンで油に落とします。鍋に詰め込まないでください。熱い油に手を近づけないよう気をつけます。

底と側面が淡い金色になったら返します。

全体がきつね色でカリッとするまで揚げます。

キッチンペーパーの上に上げます。

STEP 66 / 10

熱いうちに水へ浸し、やさしく絞る

手順6: 熱いうちに水へ浸し、やさしく絞る

揚げたワダを2〜3分置きます。

まだ熱いうちに室温の水へ入れ、12〜15分浸します。水はふつうの室温の水で、熱湯でも氷水でもありません。

ワダを一つずつ取り、崩さないよう両手のひらでやさしく押さえて、余分な水を抜きます。そのまま次の工程へ進み、絞ったワダを一晩置くことはしません。

STEP 77 / 10

冷やしたカードを泡立てる

手順7: 冷やしたカードを泡立てる

冷やした無糖カード(またはプレーンヨーグルト)2.5カップを、なめらかになるまで泡立て器で混ぜます。ほかには何も加えません。砂糖も牛乳も塩も入れません。

STEP 88 / 10

ワダをトレーに並べる

手順8: ワダをトレーに並べる

絞ったワダを盛り付け用のトレーに並べます。

STEP 99 / 10

泡立てたカードで覆う

手順9: 泡立てたカードで覆う

泡立てたカードをワダの上から注いで、覆います。

STEP 1010 / 10

チャトニを添えて仕上げ、すぐに出す

手順10: チャトニを添えて仕上げ、すぐに出す

コリアンダーチャトニを好みの量かけます。

続けて、タマリンドチャトニを別に添えます。こちらも好みの量です。どちらのチャトニも、全部使い切る必要はありません。

赤唐辛子パウダー小さじ1/4を振ります。

ローストクミンパウダー小さじ1を加えます。

チャートマサラ小さじ1/2を加えます。

使うなら、ブラックソルトを適量振ります。

使うなら、ざくろの実1/4カップを散らします。

最後に、刻んだコリアンダーの葉大さじ2を散らします。

盛り付けたらすぐに食卓へ出します。

この版は、組み立てたらすぐに出す料理として紹介しています。保存や作り置きの目安は示しません。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

レシピは四つの部分でできています。二種のチャトニは、揚げ始める前にでき上がっています。

ウラド豆のワダの材料。浸水用と挽く用の水は別の器に分けてある
ワダの生地まわり:ウラド豆、調味料、お好みのレーズンとカシューナッツ、揚げ油、そして工程ごとに別の水
タマリンドチャトニ用のタマリンド、ジャグリー、香辛料
タマリンドチャトニの甘みは砂糖ではなくジャグリー
コリアンダーチャトニ用のコリアンダーの葉、アムチュール、にんにく、青唐辛子
コリアンダーチャトニは加熱せず、生のままブレンドする
無糖ヨーグルトと仕上げ用のスパイス、ざくろ、コリアンダー
味をつけない冷たいカードと、仕上げの層
12品目

ワダの生地と揚げ油

材料 分量 代替・備考
皮なし割りウラド豆(urad dal) 200g(山盛り1カップ) ワダのもと。一晩浸し、水を切って挽く
青唐辛子(刻む) 小さじ1/2 生地の辛み
しょうが(刻む) 小さじ1 生地の香り
クミンシード 小さじ1 粒のまま生地に入れる
ヒング(asafoetida) ひとつまみ 生地の風味づけ
塩 適量 ふつうの塩
挽くための水 1/4〜1/2カップ、または1/2〜3/4カップ。数回に分けて加える 生地が厚め〜中厚で流れる状態になるまで。最終的な分量は一つに決まらない
レーズン(刻む) 大さじ1(お好みで) 泡立てたあとに折り込む
カシューナッツ(刻む) 12個(お好みで) 泡立てたあとに折り込む
揚げ油 適量 ワダを揚げる
豆を浸す水 豆がかぶる程度、適量 一晩浸す
揚げたワダを浸す室温の水 適量 熱いワダを浸す。生地を挽く水とは別
9品目

タマリンドチャトニ

材料 分量 代替・備考
種なしタマリンド 1/2カップ(ぎゅっと詰めて) 酸味のもと
水 1.75カップ タマリンドを浸すためだけに使う
ジンジャーパウダー 小さじ1/2 あたたかみのある香辛料
ヒング ひとつまみ 風味づけ
クミンシード 小さじ1/2 粒のまま油ではじけさせる
赤唐辛子パウダー 小さじ1/4 辛み
ジャグリー 大さじ7 甘み
塩 適量 ふつうの塩
油 小さじ1 香辛料を油で温める
7品目

コリアンダーチャトニ

材料 分量 代替・備考
コリアンダーの葉 2カップ 緑のチャトニの主役
アムチュール(マンゴーパウダー) 小さじ1/2 酸味
にんにく(刻む) 小さじ1/2 刺激
青唐辛子(刻む) 小さじ1 辛み
クミンシード 小さじ1/2 粒のままの香り
塩 適量 味つけ
水 最初は大さじ2。足りなければ必要なだけ追加 ブレンダーが回りやすくなる
7品目

カードと仕上げ

材料 分量 代替・備考
冷やした無糖カード(またはプレーンヨーグルト) 2.5カップ 絞ったワダを覆う
赤唐辛子パウダー 小さじ1/4 仕上げの辛みと色
ローストクミンパウダー 小さじ1 仕上げの香り。粒のクミンシードとは別の材料
チャートマサラ 小さじ1/2 仕上げの味つけ
ブラックソルト 適量(お好みで) 仕上げの味つけ
ざくろの実 1/4カップ(お好みで) 仕上げの彩りと食感
コリアンダーの葉(刻む) 大さじ2 最後のハーブ
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ダヒ・ワダ|熱い油から水へ、そして冷たいカードの下へ

この一皿で外せないこと

ウラド豆のワダをきつね色にカリッと揚げ、2〜3分置いたら、まだ熱いうちに室温の水へ移します。12〜15分たったら一つずつ両手のひらでやさしく押さえて水気を抜き、冷やした無糖のカードの下に沈めて、緑と茶色のチャトニを好みで添えます。

油から上がったワダは、きつね色でカリッとしています。紙の上で2〜3分置いたあと、まだ熱いまま、常温の水を張ったボウルへそっと滑らせます。12〜15分すると、両手のひらで挟んでも崩れずに余分な水が抜けるくらい柔らかくなります。ここで初めて冷たいものと出会います。トレーに並べ、泡立てた冷たい無糖カードをかけ、緑のコリアンダーチャトニと茶色のタマリンドチャトニをそれぞれ一筋ずつ。仕上げに赤唐辛子、ローストクミン、チャートマサラ、ざくろ、刻んだコリアンダーを散らします。

この記事が追うのは、Veg Recipes of India に載っている Dassana Amit の「Dahi Vada Recipe (North Indian Style)」というレシピです。「North Indian Style」はそのページ自身がつけているラベルで、ここでは一人の著者の版として紹介します。北インド全体の唯一の標準でも、家族に伝わる伝統でもありません。ワダ、二種の自家製チャトニ、冷たい無糖カード、仕上げのスパイスまで、既製品に置き換えずにレシピ全体を残しました。

このレシピの数字について

このレシピは世界ごはん紀行で試作していません。分量、温度、時間はすべて元のレシピのとおりです。元のページには約60個という収量が載っていますが、これは個数であって、何人分かを示すものではありません。揚げ油の量や浸水の水量など、元のレシピに分量がないものは、推測で補わず「指定なし」のままにしています。


選び方と代用

  • 生地の加水は二つの幅を並べて書きます。 挽くための水は1/4〜1/2カップ、または1/2〜3/4カップです。少しずつ足して、生地が厚め〜中厚でなめらかに流れる状態になったら止めます。「これが正解」という最終量はありません。
  • 砂糖ではなくジャグリー。 この版のタマリンドチャトニはジャグリーで甘みをつけます(大さじ7。幅は大さじ7〜8)。砂糖を使う方法はこのレシピに含まれません。
  • 「シード」と書いてあるところは粒のクミン。 生地にも二種のチャトニにも粒のクミンシードを使います。ローストクミンパウダーが出てくるのは仕上げだけです。
  • 生地の塩はふつうの塩を適量。赤唐辛子は赤唐辛子パウダーのままにして、ほかの唐辛子製品に替えません。
  • カード(プレーンヨーグルト)は無糖で冷やしたものを使い、砂糖も牛乳も塩も足しません。
  • レーズン、カシューナッツ、ブラックソルト、ざくろはお好みです。省いてもレシピは成り立ちます。

道具

  • 一晩浸す用のボウル(ウラド豆用とタマリンド用で別々に二つ)
  • 目の細かいざる
  • タマリンドチャトニ用の小鍋
  • コリアンダーチャトニ用のブレンダー
  • ウラド豆の生地を挽くグラインダーまたはブレンダー
  • 泡立て器とミキシングボウル
  • 深揚げ用のカダイ(または厚手の鍋)
  • 網じゃくし(穴あきおたま)と、生地を落とすふつうのスプーン
  • キッチンペーパー
  • 揚げたワダを浸すボウル
  • 盛り付け用のトレー

うまくいかないときの見直し方

気づくこと 見るところ レシピの対処
生地が固くて流れない これまでに入れた水の量 水を少し足してもう一度挽く。前に示した加水の幅の範囲内で、厚め〜中厚で流れる状態にする
水を入れすぎないか心配 一度に全部入れていないか 水は数回に分けて入れ、そのつど生地の状態を見る
揚げる前の生地がずっしりして見える 泡立てたかどうか 具を折り込む前に2〜3分泡立てる
油の中でワダがくっつく 一度に落とした量 一度に揚げる数を減らし、間をあける
返すタイミングがわからない 底と側面の色 底と側面が淡い金色になったら返し、全体がきつね色でカリッとしたら上げる
揚げたあともワダが固い 熱いうちに水へ入れたか 2〜3分だけ置いて、室温の水に12〜15分浸す
絞るとワダが裂ける 押さえる強さ 両手のひらでやさしく、余分な水が抜ける程度に押さえる
コリアンダーチャトニがなめらかに回らない ブレンダーの中の水分 最初の大さじ2に加えて、必要な分だけ少し水を足す

分量の幅の中でのバリエーション

いくつかの材料には、分量に幅があります。この版ではそれぞれ一点を選んでいますが、幅のもう一方の端も同じレシピの範囲内です。

材料 この版 記載の幅
生地のカシューナッツ(お好みで) 12個 12〜15個
タマリンドチャトニのジャグリー 大さじ7 大さじ7〜8
コリアンダーチャトニのアムチュール 小さじ1/2 小さじ1/2〜1
コリアンダーチャトニの水 最初は大さじ2 大さじ2〜3、または必要に応じて
仕上げの赤唐辛子パウダー 小さじ1/4 小さじ1/4〜1/2
仕上げのチャートマサラ 小さじ1/2 小さじ1/2〜1

レーズン、カシューナッツ、ブラックソルト、ざくろはいずれもお好みなので、省いてもかまいません。チャトニはそれぞれ好みの量を添えます。緑を多めにしたい人も、茶色を多めにしたい人もいます。

一人の著者のレシピと、いくつもの使われ方をする名前

ここで紹介しているレシピは、2013年11月に最初に公開され、2026年3月に更新されたページのものです。題名は「Dahi Vada Recipe (North Indian Style)」。この「北インド風」というラベルが示すのは、このページ一つの版であって、北インドの唯一の標準を決めるものではありません。

この系統の料理の名前は、ゆるやかに使われています。たとえば Dahi Vada と Dahi Bhalla は別々の資料に出てきますが、それぞれが指す料理の範囲がいつも同じとは限りません。元のページのFAQには各地域のいくつもの名前が並んでいますが、それぞれの材料や全工程までは書かれていません。そのため、この記事では「すべて同じレシピだ」とも「すべて別の料理だ」とも言いません。別の著者 Anushree Shetty が Simple Indian Meals に書いた「Dahi Vada」のページも同じ名前を使っていて、この呼び名がページをまたいで使われていることがわかります。ただし、そのページの材料や手順は、この版には混ぜていません。

2021年には、Dawn が Sheharyar Rizwan による記事を掲載しました。ラホールの屋台食としてのダヒ・バッレー(dahi bhallay)を取り上げ、ある一軒の店とその家族の移住や商いの年月を追ったものです。この話はその店とその家族のものであり、料理全体の起源を語るものではありません。

このサイトには近い料理が二つありますが、どちらもかなり別物です。パーニープーリーは、中空に揚げた殻に詰め物を入れ、味つけした水と一緒に食べる料理です。ライタは、きゅうりを中心にした冷たいヨーグルトの副菜です。どちらも、ウラド豆の生地を揚げ、浸して絞り、二種のチャトニと重ねる料理とは違います。同じ国のほかの料理は インド からどうぞ。

よくある質問

「約60」というのは、60人分ということですか?

いいえ。元のページに載っている収量は約60個のワダで、これは個数です。何人分かは示されていないので、この記事でも人数は示しません。

ウラド豆は、ちょうど8時間浸さなければいけませんか?

レシピでは一晩浸すことになっています。元のページには準備時間8時間、調理時間45分、合計8時間45分と表示されていますが、これは著者が示した目安であり、実測ではありません。準備時間の数字は、浸水時間のことではありません。

市販のチャトニや、ジャグリーの代わりに砂糖を使ってもよいですか?

この版は、二種のチャトニを自家製にして、タマリンドチャトニの甘みをジャグリーでつけています。市販品や砂糖を使う方法はこのレシピに含まれないので、ここでは紹介しません。

カードとヨーグルトのどちらを使いますか?

元のレシピには、冷やした無糖のカード、またはプレーンヨーグルトとあります。どちらでも、無糖で冷たいまま使い、泡立てる前に何も加えません。

ワダの生地の水が、なぜ二通り書いてあるのですか?

元のレシピカードには1/4〜1/2カップ、手順の本文には1/2〜3/4カップとあります。どちらもそのまま残しました。水は少しずつ足して、生地の状態で判断してください。なめらかで、厚め〜中厚で、流れることが目安です。

揚げたワダを浸す水は、熱湯と氷水のどちらがよいですか?

どちらでもありません。レシピでは室温の水を使い、油から上げて2〜3分置いたあとの、まだ熱いワダを入れます。

主な参考リンク

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