粗い人参の質感が残り、刻んだピスタチオをのせたカジャール・カ・ハルワ
🍽️分量4〜5人分
🌍ジャンルインド料理

カジャール・カ・ハルワの作り方|牛乳を先に煮詰めるNidhi Jalan版

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 6

牛乳を煮詰める

手順1: 牛乳を煮詰める

大きな厚手の鍋に全乳3カップを入れ、中強火で、こまめに混ぜながら沸かします。火を弱めて低めの沸騰を保ち、頻繁に混ぜながら、1 1/2〜2カップ程度になるまで約20分煮詰めます。

STEP 22 / 6

ピスタチオを炒める

手順2: ピスタチオを炒める

大きな厚手のフライパンにギー大さじ1を入れて中強火で熱し、刻んだピスタチオを加えます。金色でカリッとするまで約2分混ぜながら炒め、キッチンペーパーに取り出して、飾り用にとっておきます。

STEP 33 / 6

人参を炒める

手順3: 人参を炒める

同じフライパンに粗くおろした人参を入れ、中火で混ぜながら、柔らかくなって少し水分が飛ぶまで約15分炒めます。人参がくっつき始めたら、ギー大さじ1を足します。

STEP 44 / 6

煮詰めた牛乳とカルダモンを加えて煮る

手順4: 煮詰めた牛乳とカルダモンを加えて煮る

煮詰めた牛乳と、砕いたカルダモンシードを加えます。中強火にして沸かし、そのあと火を少しだけ弱めて、しっかりした煮立ちを保ちます。人参が牛乳を完全に吸い込むまで、約30分、ときどき混ぜます。

STEP 55 / 6

砂糖を加えて煮詰める

手順5: 砂糖を加えて煮詰める

ライトブラウンシュガー3/4カップを加え、とろみがつくまで10〜12分、ときどき混ぜます。味を見て、足りないときだけ砂糖を足します。カルダモンの種は取り出さずに残します。

STEP 66 / 6

仕上げのギーを加えて供する

手順6: 仕上げのギーを加えて供する

ギー大さじ3を加えます。混ぜながら、ハルワが鍋肌から離れ始め、少しキャラメル状になるまで約10分火を通します。とっておいたピスタチオを飾って、すぐに供します。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

6品目

材料

人参、全乳、ギー、刻んだピスタチオ、カルダモン、ライトブラウンシュガーを別々のボウルに入れたところ
このハルワに使う6つの材料
材料 分量 代替・備考
全乳 3カップ 別に煮詰めてから、人参に吸わせる
ギー 大さじ4〜6 ピスタチオ用に大さじ1、人参がくっつき始めたときだけさらに大さじ1、仕上げに大さじ3
ピスタチオ(粗く刻む) 1/3カップ きつね色でカリッとするまで炒め、飾りに使う
人参(皮をむき、ボックスおろし器の大きな穴で粗くおろす) 1 1/2ポンド(約8本、おろして約5カップ) ハルワの主役
カルダモンシード(砕く) 小さじ1/2 好みで入れる香辛料。ここでは入れ、種は取り出さない
ライトブラウンシュガー 3/4カップ、足りなければ追加 牛乳が吸われてから加える。追加は味を見てから

調理を始める前に、人参の皮をむいておろしておきます。細くなりすぎないよう、おろし器の大きな穴の面を使ってください。

ボックスおろし器の大きな穴で、皮をむいた人参を粗くおろしているところ
ボックスおろし器の大きな穴で作る粗いおろし人参
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

カジャール・カ・ハルワ:牛乳を先に煮詰め、人参は粗いまま

この鍋で守りたいこと

牛乳は別に煮詰め、人参は粗くおろし、砂糖は牛乳が完全に吸われてから入れます。仕上がりはつぶしたペーストではなく、食感が残るハルワです。

全乳3カップを大きな厚手の鍋に入れ、弱めの沸騰を保ちながらこまめに混ぜて、1 1/2〜2カップほどになるまで煮詰めます。その間、人参を待つフライパンがもう一つ控えています。牛乳を別に煮詰めるというこの手順が、Food Network KitchenでのNidhi Jalanのレシピの特徴で、この記事が従う作り方です。

Jalanは、カジャール・カ・ハルワをパンジャーブのデザートと呼んでいます。インドにいる義母が、ディワリのような特別な日に作ることが多く、涼しくなって赤い人参(lal gajar)が出回る季節だと書いています。これは一つの家庭の話と一人の書き手の配合であって、パンジャーブ全体やインド全体の標準ではありません。

Jalanのレシピは4〜5人分です。掲載ページには、全体で1時間55分、手を動かす時間は1時間10分とあります。手順ごとの時間はおおよその目安なので、各手順の見た目の手がかりも合わせて見てください。

このレシピについて

編集部ではこのレシピの試作をしていません。ここで紹介するのは、Jalanが公開した「新しい全乳を使い、すぐに食べる」版です。Jalanはこのレシピを10回以上作ったと述べていますが、これは本人の言葉であり、第三者による検証ではありません。

ほかの呼び名

Wikipediaによると、この料理はgajorer halwa、gajarno halwo、gajar pak、carrot pudding(人参のプディング)とも呼ばれ、さらにgajar ka meetha pakやgajrelaという名も挙げられています。gajar halwoという綴りを見かけることもあります。


選び方と代用

人参。 特定の品種は必要ありません。下で触れる家庭の話に出てくる赤い人参(lal gajar)も必須ではありません。ここに載せた写真には赤みのある橙色の人参が写っています。

ナッツ。 ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツのどれでも使えます。この記事ではピスタチオで通します。

ギー。 全体で大さじ4〜6を見込みます。内訳はナッツ用に大さじ1、人参がくっつき始めたときだけさらに大さじ1、仕上げに大さじ3です。

道具

  • 大きな厚手の鍋
  • 大きな厚手のフライパン
  • 大きな穴のあるボックスおろし器
  • キッチンペーパー

食感と甘さの見極め

スプーンにのせたカジャール・カ・ハルワの一口。粗い人参とピスタチオが見える
仕上がりでも人参の繊維が見えるのが目安

JalanのCook's Note(料理メモ)によると、人参を粗くおろすと食感が残り、ハルワが完全なペーストにならずにすみます。最終的な色や甘さの程度までは、レシピは決めていません。この記事の写真は各段階の様子を見るための参考で、色・時間・火の通り具合を測る基準ではありません。

気づくこと 対処
手順3で人参がくっつき始めた ギー大さじ1を足す(レシピで認められている)
煮詰めの終わりにまだ牛乳が見える しっかりした煮立ちのまま、完全に吸われるまで混ぜ続ける。30分はおおよその目安
とろみがついたあと、甘さが足りない ライトブラウンシュガーを、味を見ながら足す。分量はレシピでは決まっていない
鍋肌から離れ始めない 混ぜ続ける。10分はおおよその目安で、鍋肌から離れることと少しのキャラメル化が手がかり
思ったよりペーストに近い 次回は、ボックスおろし器の大きな穴でおろす

Jalanのレシピ内の選択肢

選択 Jalanの案 この記事での扱い
ナッツ ピスタチオ、アーモンド、カシューナッツ ピスタチオを使う
カルダモン 入れなくてもよい。好みで、砂糖を加えたあとに種を取り除いてもよい 小さじ1/2を入れ、種は残す
牛乳 Cook's Noteでは、全乳を煮詰める代わりに缶入りの無糖エバミルク1 1/2カップを使う方法も挙げているが、味はそれほどよくなく、同じカリッとしたキャラメル化も得られないという 新しい全乳だけを使う

次の節で触れる黒い人参や白い人参のハルワは、それぞれ別の地域の料理で、このレシピの代用にはなりません。

家庭の台所、冬、地域差

窓辺の涼しい光の中、家庭の食卓に置かれた小さなカジャール・カ・ハルワの皿と2本の赤い人参
Jalanが語る涼しい季節と赤い人参の情景を描いたイラストで、特定の家庭の場面ではありません

この料理は、特定の家庭や季節に結びつけて語られることが多く、以下の話もそのように読んでください。

  • Jalanの家庭。 Jalanは、このハルワをインドにいる義母の料理、ディワリのような特別な日、そして涼しくなって赤い人参が手に入る季節と結びつけています。
  • デリーの家庭。 Rajyasree Senは、著書『The Sweet Kitchen』の一節(Scroll.inに掲載)で、デリーの家庭でのカジャール・カ・ハルワについて語り、この街の寒い冬と結びつけています。
  • 冬の思い出。 Kaushik Das GuptaはThe Indian Expressで、冬に家族と作った思い出を書いています。人参をおろし、煮立てた牛乳に加え、牛乳が煮詰まるあいだ混ぜ続けたそうです。Jalanのレシピでは、この二つの段階を別々に行います。

地域差についての報道もあります。Senは、旧デリーの白い人参のハルワと、ラクナウの黒い人参のハルワを、それぞれ独自の食感と甘さをもつ地元のバリエーションとして紹介しています。Shoaib DaniyalはScroll.inで、ラクナウの黒い人参のハルワについて、店主、歴史家、レストラン経営者に聞き、地元の記憶や、冬と結婚式の季節との関わりを伝えています。旧デリーの一軒の店が売る白い人参のハルワも報じています。

インドの外では、Associated Pressが料理本の著者Hetal Vasavadaを取り上げています。インド系アメリカ人の一家は、ディワリに互いを訪ね、お菓子を持ち寄るそうです。Vasavadaが作るgajar ka halwaにヒントを得たブロンディは、伝統的なレシピではなく、ゆるやかなフュージョンだと説明されています。これは移民家庭の一例であり、どこにでもある習慣を示すものではありません。

この料理の起源は、はっきりしていません。SenとDas Guptaは、それぞれ異なる起源の説を伝えており、Senはハルワがインドの台所に入ってきた正確な時期も不確かだと述べています。そのため、ここでは確定的な歴史は書きません。この国についてほかの記事も読みたい方は、インドのページもご覧ください。

よくある質問

全乳を煮詰める代わりに、エバミルクを使えますか?

JalanはCook's Noteで、缶入りの無糖エバミルク1 1/2カップを使う近道を挙げていますが、味はそれほどよくなく、同じカリッとしたキャラメル化は得られないと書いています。この記事の分量と手順は、新しい全乳の場合だけを扱っています。

なぜ人参を粗くおろすのですか?

Jalanは、ハルワには食感があるべきで、完全なペーストにならないほうがよく、粗くおろした人参なら食感が残ると述べています。手順では、ボックスおろし器の大きな穴を使うことになっています。

ピスタチオでなければいけませんか?

いいえ。Jalanはピスタチオ、アーモンド、カシューナッツを挙げています。この記事の材料表と写真でピスタチオを選んだだけです。

カルダモンは必須ですか? 種は残しますか?

Jalanの材料表ではカルダモンは好みで、種は取り除いてもよいとされています。この記事では小さじ1/2を入れ、種は残します。

赤い人参が必要ですか?

いいえ。Jalanは家庭の話の中でlal gajarに触れていますが、材料表には人参としか書かれていません。

作り置きや残りの保存はできますか?

このレシピは、作ってすぐに供する版です。Jalanのページには作り置き用の別の手順がありますが、この記事では扱いません。保存や温め直しの方法は確認できていないため、保存期間・温度・安全面の案内はしていません。

主な参考リンク

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