炒め仕上げのダール・ファラを切り分け、粗い豆の具を見せた一皿
🌍ジャンルインド料理

ダール・ファラの作り方|全粒粉の皮で粗挽きチャナダルを包み、ゆでて仕上げる

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 33

チャナダルを浸水させる

手順1: チャナダルを浸水させる

ボウルにチャナダル1/2カップを入れ、水をかぶるまで注いで2時間浸水させます。

STEP 22 / 33

粉、塩、油を混ぜる

手順2: 粉、塩、油を混ぜる

ボウルに全粒粉(アッタ)1カップ、塩小さじ1/2、油小さじ1を入れて混ぜます。水はまだ加えません。

STEP 33 / 33

水を少しずつ加える

手順3: 水を少しずつ加える

水を少しずつ注ぎます。目安は1/2カップで、様子を見ながら加減します。全部は使わないこともあります。

STEP 44 / 33

生地をこねる

手順4: 生地をこねる

やわらかくなめらかで、張りがあって伸びがよく、べたつかなくなるまでこねます。

STEP 55 / 33

生地を休ませる

手順5: 生地を休ませる

濡らした布をかぶせ、20分休ませます。

STEP 66 / 33

浸水したチャナダルの水を切る

手順6: 浸水したチャナダルの水を切る

2時間浸水したら、水を切ります。

STEP 77 / 33

水を加えずに粗く挽く

手順7: 水を加えずに粗く挽く

水切りした豆に水は加えず、粗く挽きます。粒の感じが残るところで止め、なめらかなペーストにはしません。

STEP 88 / 33

青唐辛子を刻む

手順8: 青唐辛子を刻む

青唐辛子2本を細かく刻みます。

STEP 99 / 33

しょうがをすりおろす

手順9: しょうがをすりおろす

しょうがをすりおろして、小さじ1にします。

STEP 1010 / 33

香菜を刻む

手順10: 香菜を刻む

香菜を細かく刻みます。具に使うのは大さじ2です。仕上げ用の大さじ2は、別に取り分けておきます。

STEP 1111 / 33

具を混ぜる

手順11: 具を混ぜる

粗く挽いた豆に、刻んだ青唐辛子、すりおろしたしょうが、刻んだ香菜大さじ2、塩小さじ1/2、ヒングひとつまみ、カシミリ赤唐辛子パウダー小さじ1/4、ターメリックパウダー小さじ1/4、コリアンダーパウダー小さじ1、アムチュールパウダー小さじ1/2を加え、よく混ぜます。ペースト状にせず、粗さを残したまま混ぜます。

STEP 1212 / 33

生地を分ける

手順12: 生地を分ける

休ませた生地を、小さなレモンほどの大きさに分けます。

STEP 1313 / 33

小さな円に伸ばす

手順13: 小さな円に伸ばす

丸めた生地を、それぞれ小さな円に伸ばします。生地がくっつくときは、打ち粉を少々使います。

STEP 1414 / 33

具をのせる

手順14: 具をのせる

円の中央に、具を小さじ1〜2ずつのせます。

STEP 1515 / 33

半分に折って閉じる

手順15: 半分に折って閉じる

円を半分に折り、縁をしっかり押さえて閉じます。縁がくっつかないときは、少量の水を指先でつけます。残りの生地と具も同じように包みます。

STEP 1616 / 33

湯を沸かす

手順16: 湯を沸かす

鍋に、ファラが浸るだけの水を入れて沸かします。

STEP 1717 / 33

ファラを一つずつ入れる

手順17: ファラを一つずつ入れる

沸騰した湯に、ファラを一つずつ入れます。鍋を混み合わせないでください。入りきらない分は、数回に分けてゆでます。

STEP 1818 / 33

蓋をして強火でゆでる

手順18: 蓋をして強火でゆでる

鍋に蓋をして、強火で4分ゆでます。

STEP 1919 / 33

ファラを返す

手順19: ファラを返す

4分たったら、ファラを返します。

STEP 2020 / 33

蓋をずらしてゆで続ける

手順20: 蓋をずらしてゆで続ける

蓋を鍋の半分ほどずらしてのせ、さらに12〜15分ゆでます。

STEP 2121 / 33

1〜2回やさしく混ぜる

手順21: 1〜2回やさしく混ぜる

ゆでている間に、1〜2回やさしく混ぜます。

STEP 2222 / 33

浮いたら引き上げる

手順22: 浮いたら引き上げる

ファラが浮いてきたら、穴あきスプーンで引き上げます。浮くのは目安として見る合図で、中の温度を測るものではありません。

STEP 2323 / 33

湯を切る

手順23: 湯を切る

穴あきスプーンにのせたまま、湯を切ります。

STEP 2424 / 33

少し冷ます

手順24: 少し冷ます

ゆで上がったファラを、少し冷まします。

STEP 2525 / 33

切り分ける

手順25: 切り分ける

ファラ1個を2〜3切れに切ります。

STEP 2626 / 33

ゆでたまま食べるか、炒めに進むか

手順26: ゆでたまま食べるか、炒めに進むか

切ったファラは、そのまま食べられます。香辛料で仕上げるなら、次の手順に進みます。

STEP 2727 / 33

油を熱する

手順27: 油を熱する

任意の炒めは、フライパンに油大さじ2を熱するところから始めます。

STEP 2828 / 33

ヒングとマスタードシードを加える

手順28: ヒングとマスタードシードを加える

ヒングひとつまみとマスタードシード小さじ1/2を加え、はぜさせます。

STEP 2929 / 33

赤唐辛子パウダーを加える

手順29: 赤唐辛子パウダーを加える

カシミリ赤唐辛子パウダー小さじ1/2を加え、数秒混ぜます。

STEP 3030 / 33

切ったファラを加える

手順30: 切ったファラを加える

切ったゆでファラを加え、香辛料の油をまとわせるように全体を和えます。

STEP 3131 / 33

黄金色でカリッとなるまで炒める

手順31: 黄金色でカリッとなるまで炒める

弱火で2分、ときどき返しながら、黄金色でカリッとするまで炒めます。

STEP 3232 / 33

仕上げの香菜を加える

手順32: 仕上げの香菜を加える

刻んだ香菜大さじ2を加えます。

STEP 3333 / 33

熱いうちに食べる

手順33: 熱いうちに食べる

すぐに、熱いうちに盛り付けます。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

23品目

材料

全粒粉、塩、油、水を分けて並べた生地用の材料

チャナダルと刻み青唐辛子、しょうが、香辛料を分けた具の材料

任意の炒め仕上げ用の油、ヒング、マスタードシード、赤唐辛子粉、香菜

必要な場合だけ使う封用の水と打ち粉を、主配合と分けて置いた様子

生地、具、任意の炒めには、それぞれ別に塩、油、ヒング、唐辛子パウダー、香菜を使います。グループごとに別々に量って、混ざらないように分けておいてください。生の香菜とコリアンダーパウダーは別の材料です。

材料 分量 代替・備考
全粒粉(アッタ) 1カップ 生地用
塩(生地用) 小さじ1/2 生地用
油(生地用) 小さじ1 生地用
水(生地用) 1/2カップ。加減する 生地用。少しずつ加える
チャナダル 1/2カップ 具用。2時間浸水し、水を切って粗く挽く
青唐辛子 2本 具用。細かく刻む
しょうが 小さじ1 具用。すりおろす
香菜(具用) 大さじ2 具用。細かく刻む
塩(具用) 小さじ1/2 具用
ヒング(具用) ひとつまみ 具用
カシミリ赤唐辛子パウダー(具用) 小さじ1/4 具用
ターメリックパウダー 小さじ1/4 具用
コリアンダーパウダー 小さじ1 具用
アムチュールパウダー(乾燥マンゴーパウダー) 小さじ1/2 具用
油(炒め用) 大さじ2 任意の炒め用
ヒング(炒め用) ひとつまみ 任意の炒め用
ライ(小粒のマスタードシード) 小さじ1/2 任意の炒め用
カシミリ赤唐辛子パウダー(炒め用) 小さじ1/2 任意の炒め用
香菜(仕上げ用) 大さじ2 任意の炒め用。刻んで最後に加える
水(豆の浸水用) 適量 浸水用
水(ゆで用) ファラが浸る量 ゆで用
水(封をする用) 少々 縁が閉じにくいときだけ
打ち粉 少々 生地がくっつくときだけ。伸ばすときに使う
アレルゲン

このレシピには小麦(アッタ)とチャナダルが含まれます。ヒングは配合品として売られていることが多いので、購入したもののラベルでほかの原材料を確認してください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ダール・ファラ:ひとつの包みを、二通りに仕上げる

このレシピで守るもの

やわらかい全粒粉の皮、粒の感じが残る程度に粗く挽いたチャナダルの具、そしてゆでても破れないようにしっかり閉じた半月形の縁。この三つを守れば、あとは「ゆでたまま」で終えても、「黄金色でカリッと」まで仕上げても構いません。

全粒粉の生地で作った小さな半月形の包みに、粗く挽いたチャナダル、青唐辛子、しょうが、香菜を詰めて、沸騰した湯に入れます。蓋をしてゆで、途中で返し、今度は蓋を鍋の半分ほどずらしたまま、浮き上がってくるまでゆで続けます。ここから先は二通りです。切り分けてそのまま食べるか、マスタードシード、ヒング、カシミリ赤唐辛子がはぜる熱い油に切った片を入れ、表面が黄金色でカリッとするまで返しながら炒めるか。

この記事が従うのは、Garima Dublish さんが The Garus Kitchen で公開している、全粒粉(アッタ)とチャナダルのダール・ファラ(Farra)のレシピです。分量、ゆで方、任意の香辛料炒めの仕上げは、すべてこの1つのレシピから取り、ひとつの版としてまとめています。世界ごはん紀行ではこのレシピを試作していません。そのため、調理時間や浮き上がりの目安は、確認した結果ではなく記載どおりに示します。

同じ国のほかの料理は、インドのページもご覧ください。

「ダール・ファラ」が指す範囲、指さない範囲

この記事が従うレシピは、Dal Fara とも Farra とも名乗り、広く「インド料理」と表示するだけで、特定の州には結びつけていません。そこが大事なところで、この名前は1種類の料理だけを指すわけではなく、ほかの書き手は、生地も豆も加熱の方法も違う版を紹介しています。

Mint 誌の署名記事で、Shirin Mehrotra さんは、ウッタル・プラデーシュ州タライ地方にある自分の家族の版を紹介しています。外側は米の生地で、具はたいていウラド豆かチャナダル、それをゆでるか蒸すというものです。この家族の料理はディーワーリー(Diwali)の文脈で語られ、記事では、もっと手早く作れる小麦の変種にも別に触れています。ビハール州やジャールカンド州には、ダール・ピタ(dal pitha)やゴージャ(gojha)などの名前で呼ばれ、香辛料の使い方が違う形があることも書かれています。ただし、これはひとつの家族の話と、ひとりの書き手の報告であって、すべての家庭の説明ではありません。

Savory Tales は、ウッタル・プラデーシュ州とビハール州のチャナダルのファラを紹介し、小麦版と米版の両方を取り上げ、ゴージャやピータ(peetha)という呼び名を挙げています。Down To Earth の Richa Mittal さんの記事は、米とチャナダルのファラ(phara)を、ウッタル・プラデーシュ州東部とビハール州に位置づけています。Chhattisgarh Rajya と Desi.net は、どちらもチャッティースガル風の表示で、米粉とチャナダルのファラを載せていて、どちらも蒸す版です。Desi.net のページは、熱湯でこねる生地、粗い具、半月形に閉じる成形を説明しています。Archana's Kitchen は、複数の豆を使う米粉の版を UP スタイルとして載せ、やはり蒸して香味油をかけます。

並べて読むと、「豆の具を生地の包みに入れる」という共通の発想がある一方で、周りには本物の違いがあります。皮が米か小麦か、具がチャナダルかウラドか混合か、蒸すかゆでるか。各ページは、その書き手が書いている版の証拠です。ただし、どのページも、この記事が従うレシピも、ひとつの配合がインド全土のものだとも、ひとつの州がこの名前を独占しているとも、料理がどこで始まったかも証明してはいません。名前が同じだからといって同じレシピとは限らず、名前が違うからといって別の料理だと決まるわけでもありません。

違いが出る点 この記事の版 ほかの資料が紹介する版
皮 全粒粉(アッタ) 米の生地または米粉(Mint、Down To Earth、Chhattisgarh Rajya、Desi.net、Archana's Kitchen)。小麦と米の両方に言及(Savory Tales)
具 粗く挽いたチャナダル たいていウラドかチャナ(Mint)。複数の豆(Archana's Kitchen)
加熱 ゆでる。任意で香辛料炒めの仕上げ 蒸す(Chhattisgarh Rajya、Desi.net、Archana's Kitchen)。ゆでるか蒸す(Mint)
形 半月形に折り、縁を閉じる 半月形に閉じる説明は Desi.net にもあります

混同しやすい料理がほかに2つあります。ダルプリ(dalpuri)は豆の詰め物を入れたパンを揚げる料理、バングラデシュのバパ・ピタ(bhapa pitha)は甘い蒸し米菓子です。どちらもこのレシピではありません。

これ以降は、全粒粉とチャナダルの版の分量と手順だけを使います。米生地や蒸し版のものは、何も混ぜていません。


道具

  • 豆を浸水させるボウル
  • 生地用のボウル
  • 濡らした布
  • 豆の水を切るざるまたは水切り
  • 豆を粗く挽くための道具
  • 包丁とまな板
  • おろし器
  • めん棒
  • ファラが浸るだけの大きさの、蓋つきの鍋
  • 穴あきお玉(穴あきスプーン)
  • 任意の炒め用のフライパン

選び方と代用

生地の水は加減する前提の量なので、数字よりも生地の手触りを優先してください。

この版では、代用品は使っていません。名前で探す価値が高いのは、チャナダル、ヒング、アムチュールパウダー、カシミリ赤唐辛子パウダーです。全粒粉は種類によって水の吸い方が違います。水を少しずつ加えるのは、そのためでもあります。

ゆでたままか、香辛料炒めか:仕上げの選び方

ゆでたファラは、それだけでレシピとして完結しています。やわらかい全粒粉の皮の中に、香辛料を効かせた粗い豆の具が入った一品です。香辛料炒めの仕上げは任意で、同じレシピに含まれています。炒め用の油、ヒング、マスタードシード、カシミリ赤唐辛子パウダー、そして香菜も専用の分量があるので、具のために用意したものを取り置く必要はありません。

チャットニー、ヨーグルト、ギーは、分量も作り方もない、添え物の案にすぎません。そのため、ここではレシピに含めていません。添えるなら、ご自身の工夫として加えてください。

包みを崩さないために見ておくこと

見ておくこと 対処
生地がべたつく 最初から水を少しずつ加える。やわらかくなめらかで、張りがあって伸びがよく、べたつかない状態を目指す
具がペースト状になる 水切りした豆は水を加えずに挽き、粗さが残るところで止める
伸ばすときに生地がくっつく 打ち粉を少々。必要な分だけ使う
縁が閉じない しっかり押さえる。必要なら、閉じる前に縁へ少量の水をつける
鍋が混み合って見える ファラを一つずつ入れ、必要なら数回に分けてゆでる
1つに入れる具の量 円1枚につき小さじ1〜2。皮は厚すぎず薄すぎず伸ばして、具を包んで折り閉じられるようにする

よくある質問

チャナダルはどのくらい浸水させますか?

2時間浸水させ、水を切ってから挽きます。浸水の水の量は示されていないので、豆がかぶる程度にしてください。

カップをグラムに換算できますか?

このレシピはカップの規格を示していないため、この記事でも換算していません。粉にも水にも同じカップを使い続け、水は生地の手触りで加減してください。

何個できますか?

レシピは4人分としていますが、個数、皮の大きさ、厚さは示していません。生地を小さなレモンほどに分け、1つにつき具を小さじ1〜2入れるので、最終的な個数は分け方しだいです。

全体でどのくらい時間がかかりますか?

レシピの時間表示は、準備5分、休ませ20分、調理25分、合計50分で、2時間の浸水が含まれるかどうかは書かれていません。同じページの概要にはゆで時間10〜15分とありますが、詳しい手順では、蓋をして強火で4分、続けて蓋をずらして12〜15分となっています。この記事は詳しい手順に従い、これらの数字を足し合わせて新しい合計時間を作ることはしていません。湯が沸くまでの時間も書かれていません。生地を休ませる時間は、時間表示が20分、ある指示が15分、詳しい手順が15〜20分とずれているため、足し合わせず、20分を1回だけとしました。また、ゆでている間に1〜2回やさしく混ぜるというコツは、蓋をずらした段階(手順21)に置いています。これは編集上の判断です。

浮いたら中まで火が通っているということですか?

浮くのは、レシピがファラを引き上げる合図として示している目安です。中の温度を測る方法ではなく、中心温度も示されていません。

蒸してもよいですか?

このレシピには蒸し方も蒸し時間も書かれていません。ページの見出しのひとつに蒸すという表現がありますが、詳しい手順ではゆでています。背景の節で紹介したほかの版には蒸すものもありますが、生地も具も違うので、その時間はこの版には当てはまりません。

必ず炒めなければいけませんか?

いいえ。香辛料炒めは任意です。ゆでて切ったファラは、そのまま食べられます。

残ったらどう保存しますか?

レシピに保存や温め直しの説明がないため、ここでも案内しません。

主な参考リンク

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