茶色く炒めた玉ねぎとスパイスのグレイビーに入ったグシュタバ。刻んだコリアンダーと赤唐辛子粉を振って仕上げた一皿
🌍ジャンルインド・カシミール料理

グシュタバ(Goshtaba)の作り方|ワズワンの主菜を締めくくるカシミールのヨーグルト肉団子

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 6

肉を混ぜる

手順1: 肉を混ぜる

ボウルにマトンのひき肉250gを入れます。卵白、塩適量、赤唐辛子粉小さじ1、黒カルダモンの種小さじ1/2、マスタードオイル小さじ1を加え、全体が均一になるまでよく混ぜます。

STEP 22 / 6

グレイビーを始める

手順2: グレイビーを始める

ノンスティックのフライパンにギー大さじ1 1/2を熱します。茶色く炒めた玉ねぎのペースト大さじ2とクミンシード小さじ1/2を加え、香りが立つまで炒めます。少々の水を加えて混ぜます。

STEP 33 / 6

スパイス袋を作ってグレイビーに浸す

手順3: スパイス袋を作ってグレイビーに浸す

黒こしょう粉、フェンネル粉、シナモン粉、砕いたクローブ、黒カルダモン粉、グリーンカルダモン粉、コリアンダー粉、カスリメティの粉をムスリン布にのせます。口を結んで包みにし、グレイビーに浸します。クミンシードは袋に入れず、フライパンに残します。

STEP 44 / 6

肉団子を丸めて弱火で煮る

手順4: 肉団子を丸めて弱火で煮る

肉だねを小さく同じ大きさに分け、それぞれ丸めます。スパイス袋を入れたままのグレイビーに肉団子を加え、弱火で10〜15分煮ます。

食品用温度計で肉団子の中心を測ります。ひき肉は71°C(160°F)に達している必要があります。達していなければ、弱火のまま加熱を続けて、もう一度測ってください。

STEP 55 / 6

スパイス袋を絞ってヨーグルトを加える

手順5: スパイス袋を絞ってヨーグルトを加える

スパイス袋を引き上げ、フライパンの上で絞って、出た汁をグレイビーに戻します。塩適量で味を整え、泡立てたヨーグルト大さじ2を混ぜ入れます。

STEP 66 / 6

盛り付けて飾る

手順6: 盛り付けて飾る

器に移します。刻んだコリアンダーの葉小さじ2と赤唐辛子粉少々を振り、熱いうちに出します。

10〜15分という煮る時間は調理の目安であり、それだけで肉団子が安全に食べられる状態だとは確認できません。ひき肉は、食品用温度計で中心を測って71°C(160°F)に達している必要があります。必要なら加熱を続け、もう一度測ってください。肉団子やグレイビーの色から、中心温度を判断することはできません。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

20品目

材料

マトンのひき肉、卵白、茶色く炒めた玉ねぎのペースト、ヨーグルト、ギー、スパイス袋用の粉類を分けて並べた材料
黒カルダモンの種と粉は入れる場所が違うので、別々の器に分けておく
材料 分量 代替・備考
マトンのひき肉(キーマ) 250g 肉団子にする
卵白 1個分 肉に混ぜる
塩 適量 肉だねに使い、最後にグレイビーの味も整える
赤唐辛子粉 小さじ1、仕上げ用に少々 小さじ1は肉に入れる。残りは仕上がった料理に振る
黒カルダモンの種 小さじ1/2 肉に混ぜる。下の黒カルダモン粉とは別のもの
マスタードオイル 小さじ1 肉に混ぜる
ギー 大さじ1 1/2 グレイビー用の油脂
茶色く炒めた玉ねぎのペースト 大さじ2 グレイビーのもと。調製済みのものを使う
クミンシード 小さじ1/2 玉ねぎのペーストと一緒にギーで炒める。スパイス袋には入れない
水 少々 グレイビーのもとをのばす
黒こしょう粉 小さじ1 スパイス袋
フェンネル粉 小さじ1 スパイス袋
シナモン粉 小さじ1 スパイス袋
クローブ(砕いたもの) 小さじ1/2 スパイス袋
黒カルダモン粉 小さじ1/2 スパイス袋。肉に入れる種とは別
グリーンカルダモン粉 小さじ1/2 スパイス袋
コリアンダー粉 小さじ1 スパイス袋
乾燥フェヌグリークの葉の粉(カスリメティ) 小さじ1 スパイス袋。使うのは葉の粉で、フェヌグリークの種ではない
ヨーグルト(泡立てたもの) 大さじ2 最後にグレイビーへ混ぜる
コリアンダーの葉(生、刻む) 小さじ2 飾り
アレルゲンと食品の安全

卵(卵白)と乳(ギーとヨーグルト)を含みます。肉をひいてあるので、食べる前に食品用温度計で肉団子の中心を確かめてください(作り方の4を参照)。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

グシュタバ:ワズワンの主菜を締めくくる肉団子

この鍋で守ること

肉団子は小さく、大きさをそろえて丸めます。結んだスパイス袋と一緒に煮て、ヨーグルトを加える前に袋を取り出します。肉団子の中心まで火が通っているかを必ず確かめてください。時間だけでは確かめたことになりません。

カシミールのワズワンは、何皿も続くごちそうの食事であり、土地の人々の誇りでもあります。ブドガム県行政(District Administration of Budgam)によると、主菜の最後にはたいていグシュタバが出ます。スパイスのきいたヨーグルトのグレイビーで煮た肉団子です。その後はデザートに移ります。宴の塩味の部分を締めくくる一皿といえます。

世界ごはん紀行では、このレシピを台所で試作していません。

綴りには揺れがあります。FoodFoodはGoshtaba、ブドガム県のページはGushtabaと書き、Gushtabという表記も見かけます。どれも同じ料理の名前です。

この記事がたどるのは、FoodFoodに掲載された『India Unlimited』のChef Shantanu Gupteによる書面レシピ「Goshtaba」ひとつです。家庭向けの手軽な作り方で、マトンのひき肉(キーマ)250gに卵白を混ぜて小さな団子に丸め、ギーと茶色く炒めた玉ねぎのペースト、クミンのグレイビーで煮ます。煮ている間は、粉にしたスパイスを入れたムスリンの袋をグレイビーに入れておき、最後に泡立てたヨーグルトを少し加えます。これはあるシェフのひとつの版であり、ワズワンのどの台所にも通じる標準の配合でも、この料理の唯一の伝統的な形でもありません。

FoodFoodのレシピカードには、準備15分、調理20分とあります。作り方のなかでは、肉団子を弱火で煮る時間として別に10〜15分が示されています。この2つはレシピ内の別々の数字で、どちらも肉団子の中心温度を確かめる代わりにはなりません。レシピには人数、肉団子の個数、1個の大きさの記載がないため、この記事にも書きません。

この国のほかの料理は、インドのレシピのページでご覧いただけます。

グシュタバとリスタ

どちらもワズワンに出るカシミールの肉団子料理ですが、グレイビーが違います。ブドガム県のページでは、リスタはパプリカ、サフラン、フェンネルを使った赤いグレイビーの肉団子、グシュタバはヨーグルトのグレイビーの肉団子と説明されています。このレシピのグレイビーは、茶色く炒めた玉ねぎのペーストに少量のヨーグルトを合わせたものなので、赤ではなく、自然な薄茶から茶色に仕上がります。

このシェフの版の特徴

グシュタバの説明では、ワズワンならではの技法に触れたものが多く見られます。この書面レシピはもっと簡単で、すでにひいてあるひき肉から始めます。

  • 肉だね: マトンのひき肉をボウルで卵白、塩、赤唐辛子粉、黒カルダモンの種、マスタードオイルと混ぜます。叩く工程はなく、別の脂も加えません。
  • グレイビーのもと: ギー、調製済みの茶色く炒めた玉ねぎのペースト、クミンシード、少しの水。
  • スパイス袋(ポトリ): 8種類の粉または砕いたスパイスをムスリンに包んで結び、グレイビーに浸します。
  • 仕上げ: 肉団子を煮たあとスパイス袋を絞り、塩と泡立てたヨーグルトを加えます。

材料はそれぞれ入れる場所が決まっています。卵白は肉に、ヨーグルトは最後にグレイビーに入れます。黒カルダモンは2つの形で出てきます。種は肉だねに、粉はスパイス袋に入れます。


道具

  • ボウル
  • ノンスティックのフライパン
  • ムスリン布または食品用のスパイス袋、それを結ぶひも
  • 食品用温度計

選び方と代用

肉。 マトンのひき肉(マトンキーマ)を選び、ラベルで何の肉かを確かめてください。マトンの代わりにラムのひき肉も使えます。牛肉は代用になりません。

茶色く炒めた玉ねぎのペースト。 調製済みの茶色く炒めた玉ねぎのペーストを大さじ2使います。生の玉ねぎやゆでた玉ねぎは別のものなので、代わりにしないでください。

マスタードオイル。 調理用・食用と表示されたマスタードオイルを使います。菜種油は香りが違います。やむを得ないときは使えますが、同じ味にはなりません。

スパイス袋。 ムスリン布か、食品用のメッシュのスパイス袋を使います。同じ8種類のスパイスを袋に入れ、作り方と同じタイミングで加えます。

専門食材。 黒カルダモン(種と粉)、カスリメティの粉、ギー、マスタードオイルは、この名前で南アジア食材店を探してください。


うまくいかないとき

気づくこと 考えられる理由 対処
10〜15分たっても肉団子の中心が71°C(160°F)に届かない 加熱時間だけでは中心温度を確かめられない 弱火のまま加熱を続け、温度計でもう一度測る
グレイビーが赤ではなく、薄茶、ベージュ、茶色になる 茶色く炒めた玉ねぎのペーストと少量のヨーグルトで、薄茶から茶色になることがある トマト、パプリカ、サフランは足さない。赤いグレイビーの肉団子はリスタという別の料理
仕上がりが辛すぎる 肉に入れた唐辛子に、飾りの唐辛子が重なっている 肉だねの小さじ1は変えず、飾りの唐辛子を減らすか省く
味がぼんやりしている ヨーグルトを入れたあとに塩の加減が必要なことがある ヨーグルトを入れたあとに味を見て、塩を少しずつ足す
茶色く炒めた玉ねぎのペーストがなく、生の玉ねぎしかない 生やゆでた玉ねぎは別の材料 調製済みのペーストを用意する。生やゆでた玉ねぎでは代用しない
種と粉を取り違えた 黒カルダモンが2つの形で出てくる 種は肉に(作り方1)、粉はスパイス袋に(作り方3)入れる

基本を崩さない変え方

辛さ、味つけ、盛り付けは変えられますが、基本のレシピは変えません。

  1. 辛さ。 肉だねの赤唐辛子粉小さじ1は変えません。飾りに振る分は、省いても、減らしても、好みで足してもかまいません。
  2. 塩。 指示どおり肉に味をつけ、ヨーグルトを混ぜたあとにもう一度味を見て整えます。
  3. スパイス袋。 ムスリンの代わりに食品用のメッシュのスパイス袋も使えます。8種類のスパイスと入れるタイミングは同じにします。
  4. 盛り付け。 器ひとつに盛るか、白いご飯を添えてワズワンの食卓を思わせる形にします(下を参照)。変わるのは盛り付けだけです。

肉だねには卵白を入れ、別の肉の脂は加えず、ひき肉は叩かずに混ぜるだけにします。肉とヨーグルトの量は指定のままにして、茶色く炒めた玉ねぎのペーストは調製済みのものを使います。


ワズワンの食卓で、グシュタバが座る場所

グシュタバの器と、白いご飯の器を並べたカシミールの食卓をイメージした盛り付け
白いご飯を添えるのは任意の食べ方で、レシピの一部ではない

ブドガム県行政は、ワズワンを何皿も続く食事であり、カシミール料理の誇りだと説明しています。そのページでは、グシュタバはスパイスのきいたヨーグルトのグレイビーの肉団子で、デザートの前に主菜を締めくくる料理とされています。もうひとつの肉団子料理がリスタで、パプリカ、サフラン、フェンネルを使った赤いグレイビーで煮ます。二つの料理を分けるのはグレイビーです。

同じページには、大皿に盛ったご飯をみんなで囲むのがワズワンの食事の一部だという説明もあります。Chef Shantanu Gupteの書面レシピには、材料にも作り方にもご飯が出てきません。ここでご飯を添えるのは、あくまで食べ方の提案です。肉団子の横に小さな器で白い蒸しご飯を置けば、その食卓に少し近づけます。

よくある質問

グシュタバとリスタは同じ料理ですか?

いいえ。どちらもワズワンに出る肉団子料理です。ブドガム県のページは、リスタをパプリカ、サフラン、フェンネルの赤いグレイビーの肉団子、グシュタバをスパイスのきいたヨーグルトのグレイビーの肉団子と説明しています。

どんな肉を使えばいいですか?

FoodFoodのレシピはマトンのひき肉(マトンキーマ)を指定していて、動物の種類や年齢は書いていません。マトンかラムのひき肉を使い、ラベルを確かめてください。このレシピに牛肉は出てきません。

肉を石やマレットで叩く必要はありますか?

この版では不要です。Chef Shantanu Gupteの作り方は、すでにひいてあるキーマをボウルで混ぜ、小さな団子に丸めます。叩く工程はありません。

卵白とヨーグルトはいつ入れますか?

卵白は作り方1の肉だねに入れます。ヨーグルトは泡立てたものを大さじ2、作り方5で加えます。肉団子を煮て、スパイス袋を取り出して絞ったあとです。

何人分できますか?

レシピに人数、肉団子の個数、1個の大きさの記載がないため、この記事にも書きません。

10〜15分煮れば安全ですか?

煮る時間だけでは保証できません。食品用温度計で肉団子の中心を測ってください。FoodSafety.govは、ひき肉について71°C(160°F)を示しています。届いていなければ、加熱を続けてもう一度測ります。

残った分はどう保存すればいいですか?

レシピには保存や再加熱の案内がないため、この記事でも案内しません。

主な参考リンク

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