薄い米のウエハースに、スパイスをきかせた鶏肉のカレーをかけたコリ・ロッティ
🌍ジャンルインド(マンガロール)料理

コリ・ロッティの作り方|鶏のスパイスカレーを薄い米のウエハースにかけて

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 23

玉ねぎ、にんにく、トマトを用意する

手順1: 玉ねぎ、にんにく、トマトを用意する

マサラ用の中玉ねぎを刻みます。にんにく10かけは皮をむいてつぶします。テンパリング用の小玉ねぎを刻み、トマトを切ります。マサラ用とテンパリング用の玉ねぎが混ざらないよう、それぞれ別の器に入れておきます。

STEP 22 / 23

乾いた鍋を温める

手順2: 乾いた鍋を温める

厚手のフライパンを、油を入れずに火にかけます。

STEP 33 / 23

赤唐辛子を乾煎りする

手順3: 赤唐辛子を乾煎りする

乾いたフライパンに赤唐辛子25本だけを入れ、混ぜながら焙煎します。

STEP 44 / 23

コリアンダーを加えて焙煎を続ける

手順4: コリアンダーを加えて焙煎を続ける

唐辛子の入ったフライパンにコリアンダーシードを入れ、混ぜ合わせながら焙煎します。

STEP 55 / 23

残りのスパイスとマサラ用カレーリーフを加える

手順5: 残りのスパイスとマサラ用カレーリーフを加える

クミン、フェヌグリーク、クローブ、シナモン、マサラ用のカレーリーフを加えます。ココナッツ、玉ねぎ、にんにく、タマリンドは、まだ入れません。全体を混ぜながら乾煎りします。

STEP 66 / 23

焙煎したスパイスを取り分ける

手順6: 焙煎したスパイスを取り分ける

焙煎したスパイスとカレーリーフを全部、耐熱の器に移します。

STEP 77 / 23

ココナッツ、玉ねぎ、にんにくを油なしで炒る

手順7: ココナッツ、玉ねぎ、にんにくを油なしで炒る

すりおろしたココナッツ、刻んだマサラ用の中玉ねぎ、つぶしたにんにくを、乾いたフライパンに入れます。油を使わずに、混ぜながら炒めます。

STEP 88 / 23

焙煎したスパイスを混ぜ込む

手順8: 焙煎したスパイスを混ぜ込む

取り分けておいた焙煎したスパイスとカレーリーフを、ココナッツ、玉ねぎ、にんにくのフライパンへ戻し入れ、二つのグループを混ぜ合わせます。

STEP 99 / 23

タマリンドを加えて、挽き器に入れる

手順9: タマリンドを加えて、挽き器に入れる

焙煎した混ぜ物にタマリンドを加えます。全体を火から下ろして耐熱の器に移し、使う挽き器の説明書が装填を認める状態になるまで置きます。熱いままの混ぜ物を、機器の説明書が認めていないのにふたをして回さないでください。挽き器のスイッチを切った状態で、焙煎した混ぜ物の全量とタマリンドをジャーに入れます。

STEP 1010 / 23

なめらかなペーストに挽く

手順10: なめらかなペーストに挽く

ふたをしっかり固定し、挽き器の説明書に従って、マサラを細かいペーストになるまで挽きます。

STEP 1111 / 23

ペーストを別の器に移す

手順11: ペーストを別の器に移す

挽き器を止め、ペーストを清潔な器にかき出します。ペーストは取り置き、カレーには最後に入れます。

STEP 1212 / 23

挽き器をすすいで、マサラ水を取り置く

手順12: 挽き器をすすいで、マサラ水を取り置く

空になったジャーに少量の水を入れ、ゆすって中に残ったマサラを集めます。このマサラ水を、別の小さな器に注ぎます。ペーストとマサラ水は混ぜず、別々の器にしておきます。

STEP 1313 / 23

油とギーを熱する

手順13: 油とギーを熱する

調理鍋に油大さじ3を入れ、ギー大さじ1を加えて、一緒に熱します。

STEP 1414 / 23

小玉ねぎ、カレーリーフ、トマトを加える

手順14: 小玉ねぎ、カレーリーフ、トマトを加える

熱した油脂に刻んだ小玉ねぎを入れ、次にテンパリング用のカレーリーフ、続いてトマトを加えます。

STEP 1515 / 23

鶏肉を加える

手順15: 鶏肉を加える

生の鶏肉専用のトングを使い、バットから鶏肉を鍋にそっと入れます。先に鶏肉を洗わないでください。生の鶏肉を入れたバットとトングは、ウエハースや加熱済みの食べ物から離しておきます。

STEP 1616 / 23

ふたをして10分加熱する

手順16: ふたをして10分加熱する

ふたをして、10分加熱します。これは最初の段階にすぎません。火が通ったかどうかは、このあとの温度計での確認で判断します。

STEP 1717 / 23

マサラ水を加えて、鶏肉の加熱を続ける

手順17: マサラ水を加えて、鶏肉の加熱を続ける

ふたを自分から遠ざけるように開け、蒸気を逃がします。取り置いたマサラ水(ペーストではありません)を注ぎ、ときどき鶏肉を動かしながら、火が通るまで調理を続けます。

STEP 1818 / 23

温度計で鶏肉を確かめる

手順18: 温度計で鶏肉を確かめる

清潔な食品用温度計を、鶏肉の最も厚い部分に、骨を避けて差し込みます。74°C(165°F)以上を示す必要があります。届いていなければ加熱を続け、もう一度測ります。色、泡立ち、時間は、この数値の代わりにはなりません。

STEP 1919 / 23

挽いたマサラを加えて煮立てる

手順19: 挽いたマサラを加えて煮立てる

鶏肉が74°C(165°F)に達したら、取り置いたマサラのペーストを混ぜ入れ、カレーを煮立てます。ペーストを入れるのは、鶏肉に火が通ってからです。

STEP 2020 / 23

火を止めて、ふたをする

手順20: 火を止めて、ふたをする

火を止めて、鍋にふたをします。

STEP 2121 / 23

米のウエハースを割る

手順21: 米のウエハースを割る

清潔な盛り付け用の皿の上で、乾燥した米のウエハースを割ります。

STEP 2222 / 23

熱いカレーを、ウエハースにかける

手順22: 熱いカレーを、ウエハースにかける

割ったウエハースの上に、熱いチキンカレーをお玉でひとすくいかけます。

STEP 2323 / 23

混ぜて、すぐ食べる

手順23: 混ぜて、すぐ食べる

スプーンでウエハースとカレーを返すように混ぜ、欠片の一部がまだぱりっとしているうちに、すぐに召し上がってください。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

19品目

材料

生の鶏肉、乾燥赤唐辛子、コリアンダー、クミン、フェヌグリーク、クローブ、シナモン、玉ねぎ2個、ココナッツ、にんにく、タマリンド、カレーリーフ、トマト、油、ギー、別の器に入れた米のウエハース
マサラ用、テンパリング用、鶏肉、ウエハースは、それぞれの工程までわけておく
材料 分量 代替・備考
鶏肉(ぶつ切り) 1kg カレーの主役
乾燥赤唐辛子 25本 マサラ用。最初に乾煎りする
コリアンダーシード 大さじ5 マサラ用。唐辛子のあとに乾煎りする
クミンシード(ジーラ) 小さじ1/2 マサラ用。乾煎りするスパイス
フェヌグリークシード(メティ) 小さじ1/4 マサラ用。乾煎りするスパイス
クローブ 4個 マサラ用。乾煎りするスパイス
シナモン 2片 マサラ用。乾煎りするスパイス
カレーリーフ(マサラ用) 2枝 マサラ用。スパイスと一緒に乾煎りする
玉ねぎ(中・マサラ用) 1個 マサラ用。ココナッツと一緒に油なしで炒める
ココナッツ(大)の果肉をすりおろしたもの 1個分 マサラ用。油なしで炒めてから挽く
にんにく(つぶす) 10かけ マサラ用。ココナッツと一緒に油なしで炒める
タマリンド 小さいレモンくらいの大きさのもの1個 マサラ用。ペーストに挽き込む
玉ねぎ(小・テンパリング用) 1個 テンパリング用。熱した油脂に最初に入れる
カレーリーフ(テンパリング用) 2枝 テンパリング用
トマト 1個 テンパリング用。鶏肉の前に入れる
油 大さじ3 調理用の油脂。ギーと一緒に熱する
ギー 大さじ1 調理用の油脂。油と一緒に熱する
水 少量 挽き器のすすぎ用。マサラ水になる
市販の乾燥ライスロッティ(米のウエハース) 適量 提供の直前に皿の上で割る

玉ねぎとカレーリーフは、マサラ用とテンパリング用の二組があります。混ざらないよう分けておいてください。このカレーには、塩もココナッツミルクも入れません。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

コリ・ロッティ ― 熱いカレーと、乾いてもろいウエハース

この一皿で守ること

ウエハースは、皿に盛る直前まで乾いたまま、カレーとは別にしておきます。カレーは熱々で、焙煎した唐辛子、ココナッツ、タマリンドのマサラを最後に加えて仕上げます。かけて、混ぜて、すぐに食べます。ウエハースの端にまだ歯ごたえが残っているうちに召し上がってください。

皿には、薄くて淡い色の、紙のように乾いた米のウエハースがのっています。手で割って、赤茶色のチキンカレーをひとすくいかけ、スプーンで全体を返します。ソースを吸ってやわらかくなる欠片もあれば、ぱりっとした歯ごたえが残る欠片もあります。この対比がコリ・ロッティです。カルナータカ州の海岸部、マンガロール周辺の料理で、トゥル語を話す地域(トゥルナドゥとも呼ばれます)で親しまれています。

トゥル語で kori は鶏肉、rotti は米のウエハースを指します。カレーだけを指すときは、コリ・ガッシ(Kori gassi、Kori Ghassi とも書きます)と呼ぶことが多いようです。ウエハースはカレーと一緒に煮ません。別に用意して乾かしたままにしておき、皿の上で初めてカレーと出会わせます。

ここで紹介する作り方は、Spices And Aromas で Rovena Fernandes さんが公開している家庭版に沿っています。年長のバント(Bunt)の隣人から習ったそうで、コリ・ロッティをいくつか食べ比べたうえでこの作り方が好みだと書き、ご自身で作っているとのことです。あくまでそのご家庭の作り方であり、唯一の本格的な作り方として紹介されているわけではありません。この地域では、家庭や店ごとにさまざまな作り方があります。

世界ごはん紀行では、このレシピ全体を台所で試作して確かめてはいません。

表記と呼び名

Kori Rotti、Kori Roti、Kori Gassi、Kori Ghassi といった綴りを見かけます。名前に「Mangalore」や「Mangalorean」を添えて検索すると、この地域のレシピや説明が見つかります。


道具

  • 乾煎り用の厚手のフライパン
  • ふたつきの広めの調理鍋
  • 湿ったペーストを挽けるミキサーグラインダー(スパイスグラインダーやブレンダー)
  • 焙煎したスパイス、ペースト、マサラ水を入れる耐熱の器
  • 生の鶏肉専用のまな板、バット、トング
  • 清潔な食品用温度計
  • お玉、スプーン、盛り付け用の皿
  • 熱いふたを持つためのオーブンミトンか鍋つかみ

買うものの選び方と下ごしらえ

  • 赤唐辛子は乾燥のものを25本使います。辛さは品種によって大きく違うので、カレーの辛さも変わります。唐辛子は慎重に選んでください。辛さを抑えるための、確かめられた減らし方の比率はありません。
  • ココナッツは、よく熟した食用の大きなココナッツ1個分の、すりおろした果肉を使います。殻の割り方は、このレシピでは扱いません。
  • コリアンダーとシナモンは、乾煎り用にコリアンダーシードを、シナモンは2片使います。
  • 黒こしょうは、任意の4粒を入れません。
  • 塩とココナッツミルクは、この作り方では加えません。
  • 鶏肉は、精肉店などで食べやすい大きさに切ってあるものを買います。写真の鶏肉は骨つきです。
  • ロッティは、市販の、そのまま食べられる乾燥した米のウエハースを使います。ウエハースの手作りは、このレシピでは扱いません。
生の鶏肉

生の鶏肉は洗わないでください。鶏肉と、それに触れたまな板、バット、トングは、米のウエハースや加熱済みの食べ物から離しておきます。生の鶏肉を扱ったあとは、手、調理台、調理器具を洗ってください。

うまくいかないとき

起こること 考えられる原因 対処
ウエハースが完全にやわらかくなった カレーを先にかけすぎた、または鍋の中でウエハースを混ぜた 1皿ずつ、食べる直前に割ってカレーをかける。ウエハースを鍋に入れない
温度計が74°C(165°F)未満を示す 鶏肉にもっと時間が必要 加熱を続け、ペーストを入れる前にもう一度測る。ふたをした10分間は、火が通ったかの判断にはならない
鶏肉に火が通る前にペーストを入れた 工程の順番を入れ替えた 提供前に、鶏肉が74°C(165°F)に達していることを必ず確かめる。次回は、確認が済むまでペーストを取り置く
ペーストとマサラ水が同じ器に入った すすぎ水を、ペーストの器にそのまま注いだ 器は二つ使う。薄いすすぎ水は鶏肉の加熱に、濃いペーストは最後に入れる
熱い材料を入れると挽き器に負荷がかかる、または警告が出る 機器に入れるには混ぜ物が熱すぎる 止めて、機器の説明書の装填と温度に関する指示に従う
カレーが思ったより辛い 唐辛子の品種が決まっていない 辛さは品種によって違う。ここには、辛さを下げる確かめられた方法がないので、唐辛子は慎重に選ぶ

背景:トゥル地方の海岸の鶏肉と米のウエハース

赤茶色のチキンカレーが半分染みた米のウエハース。端にはまだぱりっとした部分が残る
混ぜたばかりは、ウエハースの端にまだ歯ごたえが残る

コリ・ロッティは、マンガロール周辺、カルナータカ州のトゥル語圏の海岸部の料理です。Mangalore Heritage は、マンガロール料理でもっとも人気のある料理と呼び、カレーをぱりっとした米のウエハースと一緒に食べる料理として説明しています。Rovena Fernandes さんの記事は、自身の作り方を「マンガロールのシェッティ(Shetty)風」と位置づけ、kori と rotti の意味をトゥル語で解説しています。

特定のコミュニティとの結びつきは、それぞれ別の資料の記述です。Rovena Fernandes さんは、習った相手として年長のバントの隣人を挙げています。カラヴァリのレストランのメニューは、コリ・ロッティ(Kori Roti)をバントの料理と結びつけています。どちらも個々の語りであり、ひとつの起源を裏づけるものではなく、このページも起源を断定しません。

インドのほかの料理は、インドのページをご覧ください。

よくある質問

なぜ塩を入れないのですか?

Rovena Fernandes さんの材料表にも手順にも塩はありません。そのため、ここでも加えません。ほかのレシピから塩を借りてくることもしていません。

ココナッツミルクを入れてもよいですか?

この作り方では入れません。ココナッツミルクは著者のレシピにありませんし、2026年6月に読者が入れるかどうかを尋ねたコメントには、著者からの返信がありません。カルナータカ州観光局のレシピはココナッツミルクを使いますが、それは別のレシピで、ここには混ぜていません。

どのくらい時間がかかりますか?

著者のレシピカードには、下準備30分、調理30分とあります。手順では、鶏肉にふたをして10分加熱し、そのあと火が通るまで調理するとあるだけで、後半の時間は書かれていません。どちらの数字も、鶏肉が安全に加熱されたことを示すものではありません。目安にするのは、肉の最も厚い部分で測った74°C(165°F)という温度計の数値です。

どのくらい辛くなりますか?

唐辛子の品種が指定されておらず、品種によって辛さが大きく違うため、このページでは辛さを保証できません。著者自身のスパイスの感じ方についての説明は、大きなココナッツを使うことと結びついています。

ロッティを自分で作れますか?

このページでは、市販の、そのまま食べられる乾燥した米のウエハースを使います。家庭での手作りは扱っていません。

残ったらどうしますか?

この料理は、1皿ずつ混ぜて作りたてを食べるものです。著者は保存についての案内を書いておらず、ここでも保存の日数は示しません。ウエハースは、食べる直前まで乾いたまま、カレーとは別にしておいてください。

主な参考リンク

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