濃い緑のほうれん草グレービーに白いパニールの角切りが浮かぶパラクパニール。横にrotiを添えた食卓
🌍ジャンルインド料理

パラクパニールの作り方|ほうれん草のグレービーとやわらかいパニール(पालक पनीर)

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 8

ほうれん草を洗って短く湯通しする

手順1: ほうれん草を洗って短く湯通しする

ほうれん草は流水で洗います。やわらかい茎は残し、筋っぽい茎は取り除きます。鍋に水3 cupsを沸かし、塩¼ tspを溶かして火を止めます。ほうれん草を入れて約1分そのまま置いたら、ざるに上げます。煮続けないでください。

STEP 22 / 8

すぐに氷水で冷ます

手順2: すぐに氷水で冷ます

ボウルに冷水3 cupsと氷8〜10個を用意します。水気を切ったほうれん草をすぐに移し、約1分置きます。加熱を止めて緑を保つための工程です。

STEP 33 / 8

水気を切って、なめらかなピュレにする

手順3: 水気を切って、なめらかなピュレにする

ほうれん草の水気を切り、余分な水を軽く押し出します。しょうが1インチ、にんにく1〜2片、青唐辛子1〜2本と一緒にブレンダーにかけ、なめらかになるまで撹拌します。この段階で水は足しません。

STEP 44 / 8

クミンとtej pattaに香りを移す

手順4: クミンとtej pattaに香りを移す

厚手の鍋に、油、ギー、またはバター2 tbspを入れ、弱〜中火で温めます。バターを使う場合は焦がさないでください。クミンシード½ tspを入れ、はぜて香りが立ったら、tej pattaを加えます。

STEP 55 / 8

玉ねぎとトマトでマサラの土台を作る

手順5: 玉ねぎとトマトでマサラの土台を作る

玉ねぎ⅓カップを加え、きつね色になるまで炒めます。にんにくのみじん切り小さじ1を加え、生の香りが消えるまで炒めます。焦がさないよう注意してください。トマト⅓カップを加え、やわらかくなるまで炒めます。具の縁に油が見えてきたら、ターメリック小さじ¼、赤唐辛子粉小さじ½、使うならヒングひとつまみを加えて混ぜます。

STEP 66 / 8

ピュレを煮てグレービーにする

手順6: ピュレを煮てグレービーにする

ほうれん草のピュレと水½ cupを加え、よく混ぜます。強く沸かさず、静かな煮立ちで6〜7分、ピュレに火が通ってソースが少し濃くなるまで煮ます。塩で味を整え、ガラムマサラ¼〜½ tspを加えます。

STEP 77 / 8

パニールを加え、火を止めてクリームを入れる

手順7: パニールを加え、火を止めてクリームを入れる

角切りにしたパニール200〜250 gを加え、角が崩れないようそっと混ぜて火を止めます。kasuri methiを使う場合は、手のひらで揉み砕いて加えます。続けてクリームを混ぜます。低脂肪または料理用なら大さじ2、heavy whipping creamなら大さじ1です。市販品や冷凍品のパニールを使う場合は、その商品の指示にも従ってください。

STEP 88 / 8

温かいうちに盛る

手順8: 温かいうちに盛る

熱いうちに器に盛ります。好みで、上に飾り用のクリームまたはバター小さじ1〜2を落とし、しょうがの千切りを散らし、レモンまたはライムを添えます。roti、naan、paratha、jeera riceとよく合います。

緑が気になるときは、湯通しの1分と氷水を守るのが先決です。そのうえで、ピュレをグレービーで煮る時間を必要以上に延ばさないでください。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

準備

買い出しの前に

ほうれん草、パニール、玉ねぎ、トマト、しょうが、にんにく、青唐辛子とスパイスを並べた材料
材料は役割ごとに、ピュレ用、グレービーの土台、仕上げ用に分けて並べる
8品目

ほうれん草のピュレ用

材料 分量 役割・備考
ほうれん草(palak) 250 g(刻んで5〜6カップ) 緑のソースの主役。やわらかい茎は使い、大きくて硬い茎は除く
青唐辛子 1〜2本 辛み。代わりにserrano 1本、またはAnaheim 1〜2本
にんにく 1〜2片 ピュレの香り。なくてもよい
しょうが 1インチ ピュレの香り
湯通し用の水 3カップ 沸かしてから火を止める
湯通し用の塩 小さじ¼ 湯に溶かす。仕上げの塩とは別に使う
冷水 3カップ 氷水用
氷 8〜10個 冷水に加える
12品目

グレービー用

材料 分量 役割・備考
油、ギー、またはバター 大さじ2 どれか一つを選ぶ。写真ではギー
クミンシード 小さじ½ 先に油脂へ香りを移す
tej patta(インドのベイリーフ) 小〜中1枚 手に入らなければ省いてよい
玉ねぎ ⅓カップ みじん切り(小〜中1個) きつね色になるまで炒める
にんにく 小さじ1 みじん切り ピュレ用とは別。小さじで量る
トマト ⅓カップ 刻む(小〜中1個) やわらかくなるまで炒める
ターメリック 小さじ¼ 色と土っぽい香り
赤唐辛子粉 小さじ½ cayenneまたはpaprikaでもよい
ヒング(asafoetida) ひとつまみ 任意
水 ½カップ、または適量 グレービーの濃度調整。湯通し用や氷水とは別
塩 適量 湯通し用の塩とは別に、味を見て加える
ガラムマサラ 小さじ¼〜½ 少なめから始めて味を見る
7品目

仕上げと盛り付け用

材料 分量 役割・備考
パニール 200〜250 g 角切りにして最後に加える
クリーム 低脂肪または料理用 大さじ2、またはheavy whipping cream 大さじ1 どちらか一種類を選び、その分量だけ使う。両方は足さない
kasuri methi(乾燥フェヌグリークの葉) 小さじ1 任意。手のひらで揉み砕く
飾り用のクリームまたはバター 小さじ1〜2 任意。上の仕上げ用クリームとは別
しょうが ½〜1インチ 千切りにして飾る
レモンまたはライム くし形または薄切り 任意。食べる直前に
市販のroti 適量 任意。別添え
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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

洗ったほうれん草を、沸かしたての塩入りの湯に入れて約1分。引き上げたら、すぐに氷水のボウルへ移します。この短い往復が、パラクパニールの出来を決めるといっても言い過ぎではありません。palak(パラク)はほうれん草のこと。ほうれん草をなめらかなピュレにして、軽くスパイスをきかせた玉ねぎとトマトのマサラで煮込み、フレッシュチーズのパニールを角切りのまま合わせます。緑のソースに白いパニールが浮かぶ、見た目にもはっきりした一皿です。

パラクパニール — ほうれん草のソースに、やわらかいパニールを浮かべる

コツ

この鍋で守りたいのは3つ。ほうれん草の緑と青々とした香り、穏やかな玉ねぎとトマトの土台、そして崩さないパニールの角切りです。このあとの工程は、どれもこの3つのうちのどれかを守るためにあります。

このレシピは、Dassana's Veg RecipesのDassana Amitさんが北インドのレシピとして紹介し、母から受け継いだ家庭版だと説明しているものにそろえました。玉ねぎとトマトが入り、ほうれん草は湯通しして冷ましてから撹拌します。同じ出典にはレストラン風の別レシピも載っていますが、ここでは使っていません。採用したのは家庭版の1本だけです。

同じ国のほかの料理は、インドのページから探せます。


道具

  • 湯通し用の鍋
  • 氷水用のボウル
  • ざる
  • ブレンダーまたはハンドブレンダー(なめらかなピュレにするのに必要)
  • 厚手の鍋
  • 計量スプーンと計量カップ

代用と選び方

しょうが、にんにく、塩は工程ごとに出てきますが、役割が違うのでそれぞれ別に計量してください。

パニールはインド食材店、輸入食品店、通販で探せます。商品によって塩気や硬さが違うので、表示と原材料を確認しましょう。市販品や冷凍品を使う場合は、まずその商品の解凍・加熱の指示に従ってください。このレシピの「加えて火を止める」という手順は、どの製品でも安全に加熱できることを保証するものではありません。

豆腐でパニールの代用もできます。ただし別の食べ物なので、乳のコクがなくなり、食感も変わります。

青唐辛子は、辛さを控えたいなら1本、しっかり辛くしたいなら2本です。代わりにserrano 1本、またはAnaheim 1〜2本でもかまいません。

赤唐辛子粉は、cayenneでもpaprikaでもかまいません。paprikaは辛みが弱く、おもに色づけになるので、辛さは控えめになります。

tej pattaはインドのベイリーフで、ヨーロッパの月桂樹とは香りが違います。同じものとして扱わず、見つからなければ省いてください。

ヒングとkasuri methiはどちらも任意です。なくても香りの奥行きが少し減るだけで、基本のレシピは成り立ちます。買わなければ作れない材料ではありません。

ほうれん草は、ほうれん草のままにしてください。ほかの青菜を混ぜると、パラクパニールよりもサーグ寄りの料理になります。

注意

パニール、ギー、クリーム、バターはどれも乳製品です。rotiは小麦を含み、ヒングの製品には小麦が混ぜてあるものもあるので、グルテンを避ける方は表示を確認してください。パニールを豆腐に替えると大豆が加わります。ギーやクリームを使い続けるなら、乳不使用の料理にはなりません。


色、青臭さ、水っぽさ、パニールの崩れを直す

症状 考えられる原因 直し方
緑がくすむ 湯通し後すぐに冷やさなかった、またはピュレを長く煮た 湯通ししたらすぐ氷水に移し、ピュレを長時間煮ない。ほうれん草や鍋によって色に差が出ることもある
青臭さが残る 湯通しや煮込みが足りない 湯通し1分、グレービーで6〜7分を確保する。煮込みを延ばすなら、味を見ながら少しずつ
ソースが水っぽい ほうれん草の水切りが甘い、または仕上げ用の水を一度に入れすぎた 撹拌前に余分な水を押し出し、水は少しずつ加える
パニールが崩れる 強く混ぜた、または加熱し続けた そっと混ぜ、加えたら火を止める
にんにくやバターが焦げる 火が強い 火を弱める。バターは色づく前に次の材料へ進む
クリームが浮く・なじまない 火にかけたまま入れた クリームは火を止めてから加える

残ったとき

出典には保存期間の記載がなく、この記事でも日数は示しません。家庭での食品の取り扱いは、厚生労働省の一般的な考え方に従ってください。残りは浅い容器に小分けして早く冷まし、すぐに冷蔵庫へ入れます。室温に長く置かないでください。温め直すときは、中心が75°Cで1分以上になるまでしっかり加熱します。

アレンジ

ここで挙げるのは、上のレシピからの任意の変更です。ほかの伝統的な作り方というわけではありません。

  • 辛さ控えめ: 青唐辛子を1本にして、食べるときに辛みを足します。
  • 青菜の風味を前に出す: クリームを表の量より少なくして、ほうれん草の香りと色を際立たせます。出典の量からの編集案です。
  • パニールを焼く: 出典が選択肢として挙げています。少量の油でパニールの表面に軽く焼き色をつけてから使います。グレービーに入れたあとは煮ません。香ばしさが加わる代わりに、やわらかさは少し減ります。
  • パニールを豆腐に: 出典が挙げる選択肢です。食感も乳のコクも変わり、大豆が加わります。
  • kasuri methiとヒングを省く: どちらも任意です。香りはやや平らになりますが、料理としては成り立ちます。

パラクとサーグ、似た名前の料理

料理名のとおり、palak(ほうれん草)とpaneer(パニール)の組み合わせです。ただ、ほうれん草とパニールのレシピがすべて同じというわけではありません。ほかの料理家は、湯通しの時間やパニールの量が違う作り方を公開しているので、ここで紹介したのは数ある家庭風の一つです。

Saag(サーグ)は複数の葉物を指すことがあります。そのため、「サーグパニール」と「パラクパニール」が、いつも同じ料理を指すとは限りません。インド政府観光省は、パンジャーブのsarson da saagを、からし菜、ほうれん草などの葉物を使い、makki di rotiと合わせて食べることが多い料理として紹介しています。同じアムリトサルの案内には、別の北インド、パンジャーブのパニール料理として、shahi paneerも挙がっています。

さらに北のカシミールでは、婚礼などの宴会料理ワズワンに、Waza Palak(ほうれん草と小さな肉団子)やRuangan Chaman(パニールのトマトとミルクのグレービー)が含まれます。どちらも別の料理で、ほうれん草やパニールを使うからといってパラクパニールの変種とは言えません。

よくある質問

パラクパニールとサーグパニールは同じですか?

必ずしも同じではありません。サーグはいくつかの葉物を指せますが、palakはほうれん草のことです。このレシピは、ほうれん草だけで作る版です。

冷凍ほうれん草は使えますか?

出典によると、冷凍ほうれん草は湯通し済みのことが多く、その場合は解凍して水を絞れば湯通しを省けます。パッケージの表示に従ってください。冷凍品は水分を多く含むことがあるので、仕上げの水は加減します。

パニールが手に入らないときはどうしますか?

出典は豆腐を代わりの選択肢としています。乳のコクが減り、食感も変わるうえ、大豆が加わります。

何と一緒に食べますか?

出典の例は、roti、naan、paratha、jeera riceです。食卓では、しょうがの千切りとレモンまたはライムを少し添えると、味が引き締まります。

主な参考リンク

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