辛味バターだれと青ねぎをまとったスリランカ風ホットバターカトルフィッシュ
🌍ジャンルスリランカ料理

ホットバターカトルフィッシュの作り方|スリランカの衣揚げ甲いか、辛味にんにくバター仕立て

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 21

甲いかを開いて洗う

手順1: 甲いかを開いて洗う

下処理済みの甲いかの胴を縦に切って、平らに開きます。

開いたものを流水で洗います。

STEP 22 / 21

内側の薄膜を取る

手順2: 内側の薄膜を取る

内側に薄い膜があれば、包丁の背でやさしくこそげ取ります。

STEP 33 / 21

浅い菱形の切れ目を入れる

手順3: 浅い菱形の切れ目を入れる

表面に浅い斜めの切れ目を平行に入れ、向きを変えて交差させ、菱形にします。切れ目は貫通させません。切れ目は味を入りやすくし、衣を絡みやすくし、火の通りも助けます。

STEP 44 / 21

帯状に切る

手順4: 帯状に切る

切れ目を入れた甲いかを、約2インチ幅の帯状に切ります。

生の甲いかを扱ったあとは、ほかの食材に触る前に、手、包丁、まな板、作業台を洗ってください。

STEP 55 / 21

下味をつけて冷蔵庫で休ませる

手順5: 下味をつけて冷蔵庫で休ませる

帯状の甲いかに、塩小さじ1/2と黒こしょう小さじ1/2を混ぜます。

ボウルに覆いをして、冷蔵庫で15分以上、最長1時間休ませます。

STEP 66 / 21

香味野菜を準備し、たれの材料を量る

手順6: 香味野菜を準備し、たれの材料を量る

甲いかを休ませているあいだに、にんにく6〜8かけを細かいみじん切りにします。

玉ねぎ大1/2個を大きめの角切りにします。

乾燥赤唐辛子4本を切ります。辛さを抑えるなら、種を振り出します。

バナナペッパーを米国カップ2になるまで薄切りにします。

青ねぎ3〜4本を、白い部分も緑の部分も薄切りにします。

チリペースト、オイスターソース、ケチャップ、バター、油、砂糖を量り、すべて別々の器に並べます。

STEP 77 / 21

乾いた衣を混ぜる

手順7: 乾いた衣を混ぜる

別のボウルで、コーンスターチ米国カップ1/2と小麦粉米国カップ1/2をむらなく混ぜます。

STEP 88 / 21

卵を混ぜる

手順8: 卵を混ぜる

休ませた甲いかに卵1個を割り入れ、全部の帯に行き渡るまで混ぜます。

STEP 99 / 21

揚げ油を180°Cに熱する

手順9: 揚げ油を180°Cに熱する

深鍋に、揚げ物ができる量の油を入れて熱します。油温計の先端を油に入れて、180°Cに達したことを確認します。これは油の温度で、甲いかの温度ではありません。

STEP 1010 / 21

少量ずつ衣をつける

手順10: 少量ずつ衣をつける

卵を絡めた甲いかを数切れずつ乾いた衣に入れ、全部の面に衣をつけます。

STEP 1111 / 21

詰め込まずに揚げる

手順11: 詰め込まずに揚げる

衣をつけた甲いかを少量ずつ油に入れ、くっつかないようそっと動かします。衣が金色でカリッとし、甲いかの中まで火が通るまで揚げます。目安として、小さいものは約1分、ほとんどは1〜2分、厚いものは最大2〜3分かかります。揚げすぎると甲いかは硬くなります。次の1回分に移る前に、油を180°Cに戻します。

STEP 1212 / 21

油を切る

手順12: 油を切る

穴あきお玉で引き上げ、ペーパータオルの上で油を切ります。たれを作り始める前に、甲いかをすべて揚げ終えてください。

STEP 1313 / 21

バターと油を熱する

手順13: バターと油を熱する

乾いたステンレスか炭素鋼の中華鍋かフライパンを中強火から強火で熱し、バター45gと植物油大さじ1を入れます。鍋が熱くなりすぎたら、しばらく火から外します。

STEP 1414 / 21

玉ねぎを炒める

手順14: 玉ねぎを炒める

玉ねぎを加え、約1分炒めます。

STEP 1515 / 21

にんにくを加える

手順15: にんにくを加える

みじん切りのにんにくを加え、30〜60秒炒めます。玉ねぎもにんにくも焦がさないようにしてください。

STEP 1616 / 21

たれの材料を炒める

手順16: たれの材料を炒める

スリランカのチリペースト大さじ2と1/2、乾燥赤唐辛子、オイスターソース大さじ1と1/2、ケチャップ大さじ2と1/2、砂糖小さじ1/2を加えて、約1分混ぜます。乾いてきたら水大さじ1〜2を足します。味見をして、必要なときだけ砂糖をさらに小さじ1/2まで足します。

STEP 1717 / 21

バナナペッパーを加える

手順17: バナナペッパーを加える

バナナペッパーを加え、少しやわらかくなるまで1〜2分炒めます。歯ごたえを残したいなら約1分です。鍋が乾いていたら水を大さじ約2足しますが、甲いかを入れる前に水分を多く残さないでください。

STEP 1818 / 21

揚げた甲いかを入れて和える

手順18: 揚げた甲いかを入れて和える

揚げた甲いかを加え、すぐに和えて、一切れ一切れが熱く、たれが軽く絡んだ状態にします。たれに浸かった状態にはしません。

STEP 1919 / 21

火から外し、味見をして整える

手順19: 火から外し、味見をして整える

鍋を火から外します。

清潔なスプーンで少し味見をします。

足りなければ、塩を少しだけ加えます。

STEP 2020 / 21

青ねぎを混ぜる

手順20: 青ねぎを混ぜる

火を止めて鍋がまだ熱いうちに、青ねぎを混ぜ込みます。

STEP 2121 / 21

すぐに盛る

手順21: すぐに盛る

皿に移し、すぐに出します。蒸しご飯か、炒めご飯と野菜を添えても構いません。

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Ingredients

材料

材料表の分量4人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

20品目

材料

甲いか、卵、コーンスターチ、小麦粉、香味野菜と辛味バターだれの材料
調理前に並べた、衣の側とたれの側の材料

最初のグループは甲いかに衣を付けて揚げるためのもの、次のグループは鍋でたれを作るためのものです。

材料 分量 代替・備考
下処理済みの甲いかの胴 500g 主材料。開いて切れ目を入れ、帯状に切る
卵 1個 乾いた衣を甲いかに貼り付ける
コーンスターチ 米国カップ1/2 乾いた衣。カリッとさせる
小麦粉(オールパーパスフラワー) 米国カップ1/2 乾いた衣
塩 小さじ1/2 甲いかの下味
黒こしょう 小さじ1/2 甲いかの下味
植物油 適量 揚げ油用
にんにく 6〜8かけ 細かいみじん切り。たれの香り
玉ねぎ 大1/2個 大きめの角切り。甘みと歯ごたえ
スリランカのチリペースト 大さじ2と1/2 辛さとうま味の厚み
乾燥赤唐辛子 4本 辛さ。控えめにするなら種を除く
オイスターソース 大さじ1と1/2 うま味の厚み
トマトケチャップ 大さじ2と1/2 甘酸っぱさと少しの水分
バナナペッパー 米国カップ2 薄切り。野菜として、穏やかな辛さ
バター 45g(大さじ約3) たれのバターの風味
植物油 大さじ1 バターと一緒に熱し、バターを焦げにくくする
砂糖 小さじ1/2〜1 たれの味のバランスを整える
青ねぎ 3〜4本 薄切り。仕上げのフレッシュな香り
塩 適量 仕上げの調整。必要なときだけ
水 適量 たれが乾いたときにゆるめる
アレルゲン

この料理には、甲いか(軟体動物)、卵、小麦、乳(バター)が含まれます。スリランカのチリペーストにはエビが入っていることがあり、オイスターソースには牡蠣、醤油や一部の瓶入りソースには大豆が入っています。商品によって違うので、チリペースト、チリクリスプ、オイスターソース、醤油はそれぞれ、同じ工場での製造や交差接触の表示も含めてラベルを確認してください。

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手に入りにくい材料の買い方

買い出しガイド

ホットバターカトルフィッシュ:さくっとした衣と、熱く辛いバターだれ

この一皿で守りたいこと

甲いかに薄くてさくっとした衣をまとわせ、バター、にんにく、唐辛子のたれは染み込ませずに軽く絡めます。すべては最後に一つになるので、鍋から出してすぐ食べる料理です。

浅い菱形の切れ目を入れた甲いかの帯が、金色にごつごつした衣をまとって油から上がってきます。その直後、泡立つバター、にんにく、玉ねぎ、チリペースト、やわらかくなったバナナペッパーの入った鍋に飛び込み、さっと和えられて、青ねぎを散らして食卓へ。ホットバターカトルフィッシュは、衣のカリッとした歯ざわり、唐辛子の辛さ、そして全体にかかるバターとにんにくのこっくりした香りの対比を楽しむ料理です。

ここで紹介する作り方は、スリランカ生まれの料理家・料理本の著者であるDini Kodippiliさんが The Flavor Bender で公開している一つのレシピを、1倍の分量そのままに採ったものです。ほかのレシピと材料や順序を混ぜていません。著者は、この料理をスリランカ風の料理に中華系(客家〔ハッカ〕)の影響が加わったものと説明し、冷たい飲み物と一緒につまむスナックや軽食として、あるいは蒸しご飯や炒めご飯と野菜に添えて食べるとしています。

このレシピについて

このレシピは、世界ごはん紀行で台所での試作をしていません。編集部が加えた点は2つです。ひとつは、甲いかを常温ではなく冷蔵庫で休ませること(FDAの指針に基づく魚介の一般的な取り扱い上の用心であり、このレシピで検証された食品安全の条件ではありません)。もうひとつは、揚げ油の温度と食材の中の温度は別のものだという注記です。

スリランカの食卓で、この料理はどこにいるのか

Dini Kodippiliさんは、ホットバターカトルフィッシュを、スリランカの中華料理や客家料理の影響を受けた融合料理として紹介しています。これは著者の説明であり、正確な歴史や起源はここでは確定していません。はっきり言えるのは料理の組み立てで、薄い衣で揚げた魚介を、別の鍋で香味野菜、唐辛子、バターと合わせて仕上げるというものです。

Explore Sri Lanka の紀行記事は、ネゴンボに水揚げされた魚介がホテルやレストランへ運ばれていく流れを追い、コロンボのヒルトンにある Curry Leaf の厨房で、ホットバターカトルフィッシュが調理される様子を記録しています。熱い油で揚げ、別の鍋で香味素材と合わせるというものです。これは一つのレストラン厨房のやり方であり、家庭のレシピでも分量の根拠でもありません。また Hi Online の食の特集は、何皿も並ぶ中の一皿として出される、親しまれた酒場の料理としてこの一品を紹介しています。人気順位ではなく、どんなふうに食べられているかを伝える描写です。

家庭には、配合の違う別のバージョンもあります。たとえば DailyLife.lk には、甲いか250gに小麦粉とコーンフラワーを使い、ターメリックなどのスパイスを加える版が載っています。この料理の幅を知るには役立ちますが、ここではその味つけも衣も使いません。

島の料理をほかにも知りたい方は、スリランカのほかの料理もご覧ください。


道具

  • まな板と切れ味のよい包丁
  • キッチンばさみ(乾燥唐辛子用)
  • 下味、衣、切った香味野菜を分けて置くための複数のボウル
  • 揚げ物用の深鍋
  • 油温計
  • 穴あきお玉
  • 油を切るためのペーパータオル
  • 大きなステンレスか炭素鋼の中華鍋またはフライパン(ノンスティックの鍋はこの高温に向きません)

選び方と代用

甲いかは、下処理済みの胴を生か冷凍で探してください。掃除の手間が省け、均一な大きさに切りやすくなります。いかやカラマリで代用することもできますが、別の生き物で食感も違うので、同じ料理ではなく「いか版」として考えてください。

バナナペッパーの代わりには、ハンガリー産のペッパー、種を除いたハラペーニョ約1カップ、または甘いパプリカ(ベルペッパー)が使えます。パプリカにすると甘くマイルドになり、ハラペーニョは辛みが強まりますが、種を除くと辛さは下がります。

スリランカのチリペーストにはエビが入っていることがあり、うま味の深さを足してくれます。見つからなければ、中華風のチリクリスプかチリオイルを使い、油は注ぎ足さずに唐辛子の固形部分を使います。味もアレルゲンも変わるので、ラベルを読んでください。オイスターソースは任意で、スリランカのチリペーストを使わないときにとくに役立ちます。この版では入れています。

バターの代わりには、マーガリン45gが使えます。乳製品を避ける場合は、マーガリン自体が乳不使用かを確認してください。

コーンスターチの代わりにポテトスターチ(じゃがいもでんぷん)を使うと、同じ材料ではないため、衣のカリッとし方が変わることがあります。薄力粉などオールパーパスフラワー以外の粉を使っても、食感が変わることがあります。

仕上げの味つけは塩でも醤油でも構いません。この版では塩を使います。両方は要りません。

辛さを抑えたいときは、乾燥唐辛子の種を除くか入れないか、甘いパプリカを使います。チリペーストを少し減らすと、辛さとともに風味もやわらぎます。

うまくいかないときの直し方

問題 考えられる原因 対処
甲いかに火が通る前に衣が色づく、または甲いかが硬い 油が熱すぎる、または冷たすぎる。厚みがふぞろい。揚げすぎ 油を180°Cに保ち、少量ずつ揚げ、金色になって中まで火が通ったら油に入れたままにせず引き上げる
衣がやわらかくなる 鍋に詰め込みすぎ、たれの水分が多い、出すまでに待った 詰め込まずに揚げ、甲いかを入れる前にたれを濃く保ち、和えたらすぐに出す
にんにくが苦い バターと油が熱すぎる、にんにくの加熱が長い 玉ねぎのあとににんにくを入れ、30〜60秒で次へ進む。鍋が熱すぎたら火から外す
辛すぎる 唐辛子の種、辛いペッパー 乾燥唐辛子の種を除くか入れない、甘いパプリカにする、チリペーストを少し減らす(風味もやわらぐ)
味がきつい、または平たい 砂糖のバランスが合っていない 砂糖は小さじ1/2から始め、必要なときだけ小さじ1まで増やす
安全な扱いと食べ残し
  • 生の魚介をほかの食品から離してください。扱ったあとは手、まな板、包丁、作業台を洗います。
  • 魚介は購入後すぐに冷蔵または冷凍します。2日以内に使うなら、4.4°C以下の冷蔵庫で保管します。
  • 魚介は十分に加熱してください。魚介の内部温度は華氏145度(約63°C)が一般的な目安です。これは甲いか専用の時間や温度ではありません。このレシピの180°Cは油の温度であり、甲いかの中の温度ではありません。色、揚げ時間、写真は安全の保証にはなりません。
  • 食感は作りたてが最良です。その日のうち、できれば1時間以内に食べてください。これは食感の話です。安全面では、調理済みの魚介を室温に2時間を超えて置かないでください(気温が32°Cを超えるときは1時間)。食べ残しは粗熱を取り、覆いをして、すぐ冷蔵します。この料理は作り置きに向きません。

アレンジ

  • いか版:甲いかの代わりにいかやカラマリを使います。食感は変わります。
  • マイルド版:バナナペッパーの代わりに甘いパプリカを使い、乾燥唐辛子は種を除くか入れません。
  • チリクリスプ版:スリランカのチリペーストの代わりに、中華風チリクリスプかチリオイルの固形部分を使い、油は足しません。とくにこの場合は、オイスターソースを入れたままにします。
  • 醤油仕上げ:最後に塩の代わりに醤油を少し使って調整します。大豆がアレルゲンとして加わることに気をつけてください。
  • 食べ方:冷たい飲み物のお供のおつまみとして、あるいは蒸しご飯や、炒めご飯と野菜に合わせた食事として。

よくある質問

甲いかの代わりにいかを使えますか?

使えます。Dini Kodippiliさんは、いかやカラマリでも作れると書いています。甲いかとは別の種なので食感は同じになりません。切れ目、衣、揚げの手順は同じにして、金色になって中まで火が通るのを見てください。

バナナペッパーの代わりに何を使えますか?

著者は、ハンガリー産のペッパー、種を除いたハラペーニョ約1カップ、または甘いパプリカを挙げています。パプリカなら甘くマイルドに、ハラペーニョなら辛くなります。

スリランカのチリペーストが見つかりません。どうしたらいいですか?

著者の提案は、中華風チリクリスプかチリオイルの唐辛子の固形部分を、油を足さずに使うことです。スリランカのチリペーストにはエビが入っていることがあるので、代用品では味が変わり、アレルゲンも違うかもしれません。ラベルを確認してください。

なぜ揚げ時間に幅があるのですか?

厚みによるためです。レシピの本文では約1〜2分、厚いものは最大3分とあり、レシピカードでは小さいものは約1分、厚いものは最大2分とあります。どちらも目安です。頼りになる目印は、油を180°Cに保つこと、衣が金色でカリッとしていること、甲いかの中まで火が通っていることです。長く揚げすぎると硬くなります。

なぜ衣がやわらかくなってしまったのでしょう?

多くは、揚げ鍋に詰め込みすぎた、たれの水分が残りすぎた、食べるまで待った、のどれかです。少量ずつ揚げ、甲いかを入れる前にたれを濃く保ち、手早く和えて、すぐに出してください。

なぜ甲いかを冷蔵庫で休ませるのですか?

下味をつけた甲いかは15分以上、最長1時間休ませます。そのあいだ覆いをして冷蔵庫に入れておくのは、FDAの一般的な魚介の取り扱い指針に基づく編集部の用心で、レシピとして検証された要件ではありません。

主な参考リンク

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