シナモンとローリエの香りをまとったミャンマーのバター豆ご飯
🍽️分量2〜3人分
🌍料理ミャンマー料理

ペートーバットタミンの作り方|バターとチャナダルのミャンマー風炊き込みご飯

約11分で読めます世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方を先に見る

STEP 11 / 7

チャナダルを8時間浸水する

手順1: チャナダルを8時間浸水する

割った乾燥チャナダル35gをボウルに入れ、水をかぶるまで注いで8時間浸水します。浸水後は豆を洗い、ごみがあれば取り除いて、しっかり水を切ります。

STEP 22 / 7

米を洗って水を切る

手順2: 米を洗って水を切る

バスマティ米200gを水で洗い、ざるで水を切ります。

STEP 33 / 7

鍋に米と豆を重ねる

手順3: 鍋に米と豆を重ねる

洗った米を片手鍋に入れ、その上に浸水して水を切った豆を広げて重ねます。残りの材料は、鍋のそばに量って用意しておきます。

STEP 44 / 7

バター、調味料、香辛料、水を入れて蓋をする

手順4: バター、調味料、香辛料、水を入れて蓋をする

バター、砂糖、塩、ローリエ、シナモンスティック、水400mlを鍋に入れます。どれもこの時点で一度だけ入れ、あとから足すものはありません。蓋をします。

STEP 55 / 7

沸騰させ、吹きこぼれに気をつける

手順5: 沸騰させ、吹きこぼれに気をつける

蓋をしたまま沸騰するまで加熱します。吹きこぼれないよう、鍋のそばで見守ってください。

STEP 66 / 7

蓋をして弱火で15〜20分炊く

手順6: 蓋をして弱火で15〜20分炊く

弱火にして、蓋をしたまま15〜20分炊きます。水が吸われ、豆に火が通ったら炊き上がりです。途中でちょっと中を確かめる場合は、すぐに蓋を戻してください。ご飯は蓋をして炊くものです。

STEP 77 / 7

5分休ませてから器に盛る

手順7: 5分休ませてから器に盛る

火を止め、そのまま5分休ませてから盛りつけます。ほぐし方や飾りに決まりはありません。炊き上がりは、白からうすいクリーム色の長い粒に、小さな黄色い豆が混ざった状態が目安です。

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Ingredients

材料を分けて見る

材料表の分量2人分

表内の数値を目安として再計算します。塩、辛味、油は味を見ながら調整してください。

8品目

材料

バスマティ米、乾燥チャナダル、バター、砂糖、塩、水、ローリエ、シナモンスティックを別々に並べたところ
8つの材料は、どれも鍋に入れるのは一度だけ

チャナダルは8時間浸水するので、前日の夜か、朝のうちに始めてください。

材料 分量 代替・備考
バスマティ米 200g 主役の長粒米。洗って水を切ってから使う
割った乾燥チャナダル(ベンガルグラムとも) 35g 小さく平たい黄色の割りひよこ豆。炊く前に8時間浸水する
バター 大さじ1 香りとこくを出す
砂糖 小さじ1/2 ほんのり甘みを足す
塩 小さじ1 味つけ
水 400ml 米と豆を炊く水
ローリエ 2枚 香りづけ
シナモンスティック 1本 香りづけ
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材料からそろえる、味の決め手

買い出しガイド

バターの香りがふわりと立つ、長粒米のご飯。ミャンマーのペートーバットタミン(ထောပတ်ထမင်း)は、バスマティ米と割った乾燥チャナダルに、バター、少しの砂糖と塩、ローリエ、シナモンスティックを加えて炊く料理です。レシピサイト hsa*ba を主宰する料理家のティン・チョー・チョーさん(Tin Cho Chaw)は「バター&レンズ豆ライス」と呼び、誕生日や記念日に濃厚な肉カレーと食べる香りのよいご飯だと説明しています。乾燥えびの和えものや揚げ玉ねぎを添えて、これだけで食べることもあるそうです。

バターの香りと、やわらかい割り豆のご飯

この鍋で守りたいもの

ばらりとほぐれるバスマティの長い粒、バターの香り、やわらかく炊けた小さな割りチャナダル、そしてシナモンとローリエのほのかな香り。材料はすべて一度だけ鍋に入れ、蓋をして炊きます。

このレシピは、ティン・チョー・チョーさんの版に沿っています。材料8点をg・ml・さじで示した2〜3人分で、作り方は短めです。手間といえば、豆を前もって浸水しておくことと、沸騰するまで鍋を見守ることくらいでしょう。

このレシピは編集部で試作していません

下の分量・時間・手順は、元のレシピに書かれているとおりです。試作はしていないため、元のレシピにない補正や、実測の仕上がり量、調整した時間は示しません。

シータミンとは別の、豆入りバターライス

ミャンマーには、黄金色でこくのあるご飯料理がほかにもあり、名前が混ざりやすいところがあります。シータミンは、もち米を油とターメリックで蒸した料理です。ペートーバットタミンは別の料理で、長粒米をバター、ホールスパイス、割り豆と一緒に炊きます。この記事で扱うのは後者だけです。もち米のターメリックライスを探している方は、シータミンの記事を見てください。

綴りが「Htawbat Htamin」となっていることもあります。2017年にタイのメーファールアン大学(Mae Fah Luang University)で開かれたミャンマー文化の日では、この綴りで、会で供されたミャンマー料理のひとつに挙げられていました。同じ食卓の料理はミャンマーの国ページでも探せます。


道具

  • 豆を浸水するボウル
  • 洗って水を切るためのざる
  • 蓋つきの片手鍋。厚手の鍋が使いやすいです

選び方と代用

チャナダルは、皮をむいて割った乾燥ひよこ豆です。粒は小さく平たく、黄色い色をしています。ひよこ豆の水煮は丸ごとでもう火が通っているので別物ですし、赤レンズ豆も違う豆です。このレシピで使う、浸水した乾燥チャナダルと同じではありません。南アジア系の食材店や乾物売り場で、「チャナダル」や「ベンガルグラム」の名前で探してください。代用品は決めていないので、見つからないときの置き換えは、あくまで自己流の試みになります。

バスマティ米は、長くてばらけやすい粒に炊き上がり、このレシピはこの米を前提にしています。米の種類を変えると水の量が変わる可能性がありますが、確認していないため、別の米への置き換えはおすすめしません。

バターは無塩バターを使い、塩はレシピの小さじ1のままにします。有塩バターを使うと、そのぶん塩気が増えます。

シナモンとローリエは、ふつうのスーパーで手に入ります。

なお、同じレシピはブログ Travel by Stove にも、カップ表記(米1カップ、豆1/4カップ、水1と2/3カップ)で載っています。これは同じティン・チョー・チョーさんのレシピの転載で、別のレシピではありません。2つの計量方法は混ぜないでください。この記事の分量は、hsa*ba の g・ml 表記です。

アレルギーについて

この料理には乳(バター)と豆類(チャナダル)が含まれます。豆やスパイス、バターを市販品で買うときは、原材料とアレルギーの表示を確認してください。


うまくいかないとき

状況 元のレシピでは 言えること・言えないこと
沸騰して吹きこぼれる 沸騰するまでは鍋を見守る 弱火にするまでは、コンロのそばを離れないでください
豆がまだ硬い 弱火で15〜20分、水が吸われて豆に火が通るまで コンロや鍋で火力は違います。足す水や時間の決まった量は試していないので示しません
鍋に水が残っている 同じ目安。水が吸われ、豆に火が通ること 15〜20分の範囲内でもう一度様子を見てください。それを超える調整は試していません
豆が崩れてどろどろになる 元のレシピに記載なし 割った乾燥チャナダルを使ったか、ひよこ豆の水煮や赤レンズ豆ではないかを確認してください

残ったときと保存

元のレシピに保存の説明はなく、保存期間や温め直し方は、この料理では確認できていません。炊いたご飯を、とくに高温多湿の時期に室温に置いたままにするのは避けてください。残りの保存期間や温め直しは、お住まいの地域の食品安全機関による、炊いたご飯の扱い方の案内に従ってください。

食べ方 — カレーと、あるいは簡単な添えもので

バター豆ご飯と、別の器に盛ったカレーや揚げ玉ねぎを並べた食卓
添えものはご飯に混ぜず、横に並べる

ティン・チョー・チョーさんによると、ペートーバットタミンは誕生日や記念日に、濃厚な肉カレーと一緒に食べるご飯です。乾燥えびの和えものや揚げ玉ねぎを添えて、これだけで食べることもできます。いずれも選択肢で、必須ではありません。ご飯そのものはシンプルなまま保てるよう、添えものは別の器に盛ってください。アレルギーや手に入りにくさで乾燥えびの和えものを省いても、ご飯はおいしく食べられます。

濃いカレーと合わせるなら、ご飯の味つけは書かれたとおりにして、塩加減はカレーの側で調整するのもひとつの考え方です。これは編集部の提案で、元のレシピに書かれていることではありません。

試してみたいアレンジ(標準のレシピとは別に)

ここに挙げるのは、上のレシピの範囲外の案です。どれも試していないので、標準の作り方とは考えないでください。

  • 炊飯器で炊く:炊飯器での水の量や加熱時間は確認していません。
  • 無塩バターと有塩バター:無塩バターを使って、塩は書かれたままにするのは提案です。味を見て塩を調整するかどうかは、試していません。
  • チャナダルの代わりに別の豆を使う:代用品は決めていません。

よくある質問

チャナダルの代わりに、ひよこ豆の水煮は使えますか?

同じ材料ではありません。チャナダルは皮をむいて割った乾燥ひよこ豆で、このレシピでは8時間浸水して米と一緒に炊きます。ひよこ豆の水煮は丸ごとで、すでに火が通っています。元のレシピに代用品はなく、こちらでも試していません。

シータミンと同じ料理ですか?

違います。シータミンは、もち米を油とターメリックで蒸した料理です。ペートーバットタミンは、長粒のバスマティ米をバター、ローリエ、シナモン、割りチャナダルと一緒に炊きます。

何と一緒に食べますか?

元のレシピでは、誕生日や記念日の濃厚な肉カレーのほか、単独で食べるときは乾燥えびの和えものや揚げ玉ねぎが挙がっています。どれも、ご飯に混ぜず、横に添えてください。

ほかの種類の米でもいいですか?

このレシピは、バスマティ米200gに水400mlで作るものです。ほかの米だと水の量や時間が変わるかもしれませんが、確認していません。

主な参考リンク

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