パン粉の衣をつけて揚げたカレーパンと、中のカレーが見えるように割った一切れ
🌍ジャンル日本料理

カレーパンの作り方|小森俊幸さんの、炊いたご飯入りの生地で揚げる6個分

世界ごはん紀行編集部
Cooking flow

作り方

STEP 11 / 15

玉ねぎを透き通るまで炒め、水分を飛ばす

手順1: 玉ねぎを透き通るまで炒め、水分を飛ばす

フライパンにサラダ油を少量熱し、みじん切りの玉ねぎ30gを透き通るまで炒めます。水分がしっかり飛ぶまで加熱を続けます。

STEP 22 / 15

フィリング用のバターを溶かす

手順2: フィリング用のバターを溶かす

玉ねぎにフィリング用のバター25gを加え、溶かします。

STEP 33 / 15

薄力粉を2〜3回に分けて混ぜる

手順3: 薄力粉を2〜3回に分けて混ぜる

バターが溶けたら、薄力粉20gを2〜3回に分けて加えます。粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

STEP 44 / 15

カレーを混ぜる

手順4: カレーを混ぜる

自家製カレー200gを加えて混ぜます。

STEP 55 / 15

火からおろして、しっかり冷ます

手順5: 火からおろして、しっかり冷ます

フライパンを火からおろし、使う前にフィリングをしっかり冷まします。

STEP 66 / 15

生地Aの材料をこねる

手順6: 生地Aの材料をこねる

強力粉、上白糖、塩、スキムミルク、インスタントドライイースト、水をボウルに入れてこねます。

STEP 77 / 15

まとまったら生地用のバターを加える

手順7: まとまったら生地用のバターを加える

生地がまとまってきたら、生地用のバター7.5gを加えて、さらにこねます。

STEP 88 / 15

生地がしっかりしたら炊いたご飯を加える

手順8: 生地がしっかりしたら炊いたご飯を加える

生地がしっかりしてきたら、炊いたご飯45gを加えます。もう一度生地がまとまるまで混ぜ込みます。

STEP 99 / 15

一次発酵:約40分

手順9: 一次発酵:約40分

生地を約40分発酵させます。

STEP 1010 / 15

6等分して丸める

手順10: 6等分して丸める

生地を6個に分けて、それぞれ丸めます。

STEP 1111 / 15

約10分休ませる

手順11: 約10分休ませる

丸めた生地を約10分休ませます。

STEP 1212 / 15

生地ひとつにフィリング30gを包む

手順12: 生地ひとつにフィリング30gを包む

冷ましたフィリングを、生地1個につき30gずつ包みます。

STEP 1313 / 15

パン粉をつける

手順13: パン粉をつける

フィリングを包んだ生地に、パン粉をまぶします。

STEP 1414 / 15

二次発酵:約30分

手順14: 二次発酵:約30分

パン粉をつけた生地を、約30分発酵させます。

STEP 1515 / 15

180°Cで約4分揚げる

手順15: 180°Cで約4分揚げる

180°Cの油で、約4分揚げます。4分は揚げ時間の合計です。

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カレーパン:冷ましたカレーを、パン粉の衣のパン生地で包む

このレシピで守ること

先にカレーのフィリングを作って、しっかり冷まします。生地用のバターと炊いたご飯は、別々のタイミングで加えます。発酵は2回。卵液はつけずにパン粉をまぶし、180°Cで約4分揚げます。

カレーパンは、やわらかいパン生地でカレーを包み、パン粉をつけて、衣がきつね色になるまで揚げたパンです。この記事でたどるのは、カフェ・ド・クルーのシェフ・ブーランジェ、小森俊幸さんの6個分のレシピです。東京ガスのレシピサイト「ウチコト」で公開されています。

この版には特徴が2つあります。ひとつは、フィリングが鍋から出したままのカレーではないことです。みじん切りの玉ねぎを炒め、バターと薄力粉を混ぜ込み、そこへ作っておいた自家製カレーを加えて、全体を冷まします。もうひとつは、生地がまとまってしっかりしてから、炊いたご飯45gを混ぜ込むことです。米粉ではなく、炊いたご飯です。

世界ごはん紀行では、このレシピを実際に台所で試してはいません。分量・順番・時間は公開されている内容のとおりに書き、発酵の温度や揚げ油の種類のように決められていないところは、ほかのレシピで埋めずに「決まっていない」と書いています。同じ国のほかの料理は日本のページからどうぞ。

このカレーパンについて、そしてこの版を選んだ理由

ここで紹介するのは、ひとりのシェフのレシピであって、カレーパンの標準配合ではありません。 東京ガスのページには小森俊幸さんの名前があり、6個分の材料が生地・フィリング・衣に分けて載っていて、それぞれを加える順番も書かれています。この細かさが選んだ理由です。家庭で作る人が、全体の組み立てを想像で補わなくても最初から最後まで追えます。

カレーパンの作り方は、作る人によってかなり違います。たとえばJust One Cookbookのナミコ・ヒラサワ・チェンさんは、カレーパンを日本のベーカリーやコンビニで見かけるものとして紹介していて、自身のレシピは8個分の別の版です。違いは後半で触れますが、その分量や手順は、下のレシピには混ぜていません。

同じ東京ガスのページのシェフ紹介には、地元産の米粉についての話が出てきます。ただしこれは別の文脈の話で、このレシピの材料とは関係がありません。材料のご飯は、ふつうの炊いたご飯です。


カレーパン6個分の材料

強力粉、砂糖、塩、スキムミルク、ドライイースト、水、炊いたご飯、2種類のバター、フィリングの材料、パン粉を別々に並べた材料
粉2種類、バター2種類、炊いたご飯、できあがったカレーは、それぞれ別のボウルに分けておく

6個分です。生地用のバターとフィリング用のバターは別々に量り、生地の強力粉とフィリングの薄力粉も分けておきます。

材料 分量 代替・備考
強力粉 150g 生地のもとになる粉
上白糖 7.5g 生地用
塩 3g 生地用
スキムミルク 3g 生地用
インスタントドライイースト 1.8g 生地をふくらませる
水 84g 生地をまとめる
バター(生地用) 7.5g 生地がまとまってから加える
炊いたご飯 45g 生地がしっかりしてから加える
玉ねぎ(みじん切り) 30g 先に炒める
サラダ油 適量 玉ねぎを炒める用
バター(フィリング用) 25g 炒めた玉ねぎに溶かし込む
薄力粉 20g 2〜3回に分けて加え、フィリングをまとめる
自家製カレー 200g 作り終えたカレー
カレーのフィリング 1個につき30g 生地ひとつずつに包む
パン粉 適量 衣
揚げ油 適量 180°Cで揚げる

材料の取り違えを防ぐ

米粉ではなく、炊いたご飯です。 生地に入れる45gは、ふつうの炊いた白いご飯です。米粉や生米には替えないでください。

粉は2種類で、役目が違います。 強力粉は生地をつくります。薄力粉はフィリングだけに使い、玉ねぎ・バター・カレーをつなぐために少しずつ混ぜ込みます。

バターは2回に分かれます。 7.5gは生地用、25gはフィリング用です。作り始める前に別々の器に量っておくと、取り違えにくくなります。

カレーは作り終えたものを使います。 200gの自家製カレーは、すでにできあがっているものとして加えます。ご自分で作ったカレーを使ってください。肉・野菜・ルウの種類の指定はありません。

衣はパン粉だけです。 包んだ生地は、そのままパン粉に入れます。卵液や水はつけません。

道具

  • ボウル
  • フライパン
  • へら
  • スケッパー
  • 揚げ物用の鍋

作り方

作業の順番

1〜5でフィリングを作り、包む前にしっかり冷まします。6〜9で生地を作って一次発酵。10〜15で成形し、衣をつけ、二次発酵させて揚げます。

  1. 玉ねぎを透き通るまで炒め、水分を飛ばす

フライパンにサラダ油を少量熱し、みじん切りの玉ねぎ30gを透き通るまで炒めます。水分がしっかり飛ぶまで加熱を続けます。

みじん切りの玉ねぎをサラダ油で透き通るまで炒める
玉ねぎが透き通って、水分が飛ぶまで炒める
  1. フィリング用のバターを溶かす

玉ねぎにフィリング用のバター25gを加え、溶かします。

炒めた玉ねぎにフィリング用のバターが溶けていく
加えるのはフィリング用の25gのバター。生地用ではない
  1. 薄力粉を2〜3回に分けて混ぜる

バターが溶けたら、薄力粉20gを2〜3回に分けて加えます。粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

玉ねぎと溶けたバターに薄力粉を混ぜ込む
薄力粉は少しずつ加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜる
  1. カレーを混ぜる

自家製カレー200gを加えて混ぜます。

フライパンの中のフィリングに、作っておいた自家製カレーを混ぜ込む
玉ねぎ・バター・薄力粉の生地にカレーを混ぜ込む
  1. 火からおろして、しっかり冷ます

フライパンを火からおろし、使う前にフィリングをしっかり冷まします。

火からおろして冷ましているカレーのフィリング
生地に包む前に、フィリングをしっかり冷ます
  1. 生地Aの材料をこねる

強力粉、上白糖、塩、スキムミルク、インスタントドライイースト、水をボウルに入れてこねます。

ボウルの中で、生地Aの材料がまとまっていくところを手でこねる
バターやご飯を入れる前に、まず生地Aだけでこねる
  1. まとまったら生地用のバターを加える

生地がまとまってきたら、生地用のバター7.5gを加えて、さらにこねます。

まとまった生地に生地用のバターを加える
生地用の7.5gのバターは、生地がまとまってから加える
  1. 生地がしっかりしたら炊いたご飯を加える

生地がしっかりしてきたら、炊いたご飯45gを加えます。もう一度生地がまとまるまで混ぜ込みます。

しっかりしたパン生地に炊いたご飯を混ぜ込む
炊いたご飯は、生地がしっかりしてから加える
  1. 一次発酵:約40分

生地を約40分発酵させます。

ボウルの中で一次発酵させているご飯入りの生地
一次発酵は約40分
  1. 6等分して丸める

生地を6個に分けて、それぞれ丸めます。

6個に分けた生地の、最後の一個を丸める手元
6個に分けて、ひとつずつ丸める
  1. 約10分休ませる

丸めた生地を約10分休ませます。

台の上で休ませている、丸めた6個の生地
6個の生地を約10分休ませる
  1. 生地ひとつにフィリング30gを包む

冷ましたフィリングを、生地1個につき30gずつ包みます。

冷ましたカレーのフィリングを生地で包む手元
1個につき、冷ましたフィリング30g
  1. パン粉をつける

フィリングを包んだ生地に、パン粉をまぶします。

包んだ生地をそのままパン粉に押し当ててまぶす
卵液はつけず、パン粉にそのまま入れる
  1. 二次発酵:約30分

パン粉をつけた生地を、約30分発酵させます。

トレーの上で二次発酵させている、パン粉をつけたカレーパン
二次発酵は約30分
  1. 180°Cで約4分揚げる

180°Cの油で、約4分揚げます。4分は揚げ時間の合計です。

熱い油の中で、衣がきつね色になっていくカレーパン
180°Cで、合計約4分揚げる

取り違えやすい点と確かめ方

揚げる前に

次の3点を見直してください。フィリングは包む前にしっかり冷めていたか。ご飯は炊いたご飯だったか。外側にパン粉以外のものをつけていないか。

このレシピには時間と油の温度が書かれていますが、決めていない条件もいくつかあります。下の表で、指定されていることと、決まっていないことを分けておきます。ほかのレシピの数字で空白を埋めてしまうのを防ぐためです。

確かめること このレシピで決まっていること 決まっていないこと
生地に入れるご飯 炊いたご飯45g。生地がしっかりしてから加える —
バター 生地に7.5g、フィリングに25g。加えるタイミングが違う 有塩か無塩か
フィリング 玉ねぎ、バター、薄力粉(2〜3回)、カレーの順。火からおろしてしっかり冷ます 自家製カレーの中身。冷ます時間や場所
1個あたりのフィリング 6個に30gずつ 作った分を全部使うのか。余った分の扱い
発酵 約40分、続いて約30分 温度、どこまでふくらませるか、終わりの見分け方
成形 6等分して丸め、約10分休ませて包む 生地の厚さ、大きさ、閉じ方
衣 パン粉のみ —
揚げ 180°C、約4分 油の種類と量、一度に揚げる個数、返すかどうか・返す回数

4分は揚げ時間の合計で、片面4分ずつではありません。

ほかの版のカレーパン

カレーパンは作る人によって大きく変わります。この記事を用意するときに見たほかの2つのレシピからも、版のあいだの幅が見えます。ここでは幅を示すためだけに挙げていて、その分量・温度・手順は、上のレシピには入っていません。

  • Just One Cookbook(ナミコ・ヒラサワ・チェン): 前日に作って一晩冷やした日本のカレーを使い、すくえるくらいの濃いフィリングにする8個分の版です。生地は強力粉・薄力粉・牛乳・バターで作り、パン粉の前に卵をくぐらせます。発酵・成形・揚げの手順は、この版独自のものです。
  • Karen's Kitchen Stories: 残り物のカレーシチューを使う版で、10〜12個分。粉の組み合わせが違う生地を使い、パン粉の前に卵と水の衣をつけます。揚げ方も温度も独自のものです。

これらと並べると、ここで紹介した版は、ご飯入りの生地、玉ねぎ・バター・薄力粉でまとめたフィリング、パン粉だけの衣、という点で際立っています。

カレーパンはどこで食べられているか

Just One Cookbookのナミコ・ヒラサワ・チェンさんによると、カレーパンは日本のベーカリーやコンビニで見かける食べ物で、朝食、昼食、軽食として食べられています。これは書き手ひとりによる今の食べ方の説明であり、日本の食習慣を調べた結果ではありません。この記事のために見た資料からは、カレーパンがいつ、どこで始まったのかも、名前がどこから来たのかも確かめられませんでした。そのため、歴史については何も書きません。

よくある質問

生地に入れるご飯は米粉ですか?

いいえ。材料表にあるのは、炊いたご飯45gです。東京ガスのページのシェフ紹介には地元産の米粉の話が出てきますが、それは別の話題で、このレシピには含まれません。

カレーは一から作る必要がありますか?

レシピには「自家製カレー」200gが、作り終えた材料として載っています。ただし、そのカレー自体のレシピや中身は書かれていません。ご自分で作ったカレーを使ってください。合わせるべき肉・野菜・ルウの指定はありません。

1個にどのくらいフィリングを入れますか?

1個につき30gで、6個分です。作ったフィリングを全部使う前提なのか、余った分をどうするのかは書かれていません。

パン粉の前に卵をくぐらせますか?

この版ではくぐらせません。材料に卵はなく、フィリングを包んだ生地は、そのままパン粉をまぶします。ほかの人の版にある卵の衣は別の方法で、このレシピには含まれません。

揚げる温度と時間は?

180°Cで約4分です。これは片面ではなく、揚げ時間の合計です。油の種類と量、一度に揚げる個数、返すかどうか・返す回数は決まっていません。

発酵は何度で行いますか?

書かれているのは時間だけで、一次発酵が約40分、二次発酵が約30分です。温度、ふくらませる大きさ、見た目の終わりの目安は決まっていません。

バターは有塩ですか、無塩ですか?

書かれていません。生地用の7.5gとフィリング用の25gがバターとして載っているだけです。

主な参考リンク

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